ガリバー通信

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錦織圭、世界ランク20位。

2012年01月30日 | プロスポーツ
 全豪オープンのベスト8に進出して、準々決勝で世界ランク4位のマレーと闘い、惜しくも負けた錦織圭選手だが、当日の公式ブログには、「負けてしまいました。完敗のような・・チャンスもあったような。以前の対戦より確実に良かったですが、まだまだ勝つには至らなかったですね。このトップ4相手に勝てる日がくるのか、今はまだ想像がつきません・・。今日負けた悔しさと、まだまだトップ4に勝てないという現実がまだまだ先は長いと感じさせられます。でも、今は正直にこの結果を喜びたいと思います。」と記していた。

 負けて悔しいと思うのは当然だが、素直に今を見つめて収穫を喜び、今後の飛躍を目指すという意識が高く、グランドスラムベスト8という壁を破るための第一歩が始まったという意味では、今回の全豪オープンの成果は素晴らしく、頼もしく感じる若者の登場です。

 22歳の若き成長著しいアスリートですが、「日本からも現地でも本当にたくさんの応援をありがとうございます」と記し、「会場でもたくさんの声援があり、力になりました」「おーじー(QG)の方たちもたくさん応かったです。」、「これからも精進します!」と感謝と今後の努力を誓っていました。

 全豪大会の男子決勝は昨日行われ、世界ランク一位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が何と史上最長の5時間53分というフルセットマッチの末、ラファエロ・ナダル(スペイン)に勝ち優勝したのだが、錦織圭は昨年に、この覇者ジョコビッチを破るという大金星も上げていて、男子の日本選手としては史上最高の世界ランク20位に今日ランクされたのである。

 謙虚で清清しく力強い若者の活躍に、大いに日本人も世界のテニスファンの人々も励まされ、直接現地で観戦した人はもとより、全世界でテレビや報道で知った人たちも含めて、東日本大震災や福島原発の被災者だけでなく、とても多くの人たちに勇気と励ましを与えてくれたことは間違いなかったと思います。

 ともかく、あの得意の「エアーK」を出きるだけ封印して、根気強くラリーを繰り返して、相手のミスを誘うというゲーム展開も含めて、今回の豪州オープンでの「NISHI」の技術とプレイの精度さは一流であることを証明したと思うが、惜しくも負れたマレー戦の終盤で魅せた、股の間から相手コートに返したショットで結局ポイントを取った場面は、何ともユーモラスでもあり最高だったむと思う。

 昔からテニスの試合で不思議に思っていることがあって、多くの皆さんはご存知なのかも知れませんが、1ポイントを上げるのに、0(love)から数えて、15、30、40とカウントして行き、60に達したら1ポイントというカウントの仕方で、何故LOVEから始まり60進法らしく進み、15、30とくれば、次は45のはずなのに40となり、たぶん60とは言わないが、時計の60進法に由来している様なカウントの仕方となっていることです。

 私は球技、すなわちボールを使ったスポーツが大好きなのですが、子どもの頃はテニスは高貴な方々がするスポーツの様に思っていたのですが、今や猫も杓子もラケットとボールがあって、ちよっとしたコートの広さはがあれば、個人的対戦を主にしたゲームとして、誰もがやりたいと思えば出きるスポーツとして親しまれる競技となっていて、特に女子の伊達公子や杉山愛選手は、ずっと注目されていましたが、男子は松岡修造選手以来はファンを魅了する選手が育ってなかったと思いますが、いよいよ今後も全米、全仏、全英と続く世界的大会での活躍が期待される「KEI NISHIKORI」に大いに期待が出来そうです。
コメント (1)
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