ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

もうすぐ春ですよ~!

2010年03月28日 | 季節の話題
 昨日、八百屋でいつも走っている小さな川沿いのお宅で談笑していたら、見事にウグイスが「ほーほけきょ」とひと鳴きした。

 確か、我が家の小さな庭でも2月中旬にウグイスの初鳴きは耳にしたけれど、その鳴き方は、まだ未熟で「ほーほっ」で止まっていた様に記憶している。

 一ヶ月余の時の経過の中で、何処で練習したのか、とっても上手に鳴くウグイスに出くわすと、間違いなく「もうすぐ春ですよ~!」を実感する感じであった。

 木津川の土手のツクシンボも目だっているし、梅からサクラへ、そして桃の花へと花の世界は着実にバトンタッチでもする様に、春を告げる如く私たちの目と心を楽しませてくれる準備をしているようだ。

 春のセンバツ高校野球も開幕し、二日間の雨での順延があったが順調に実力高校が勝ち進んでいる様ですし、待望のプロ野球はセリーグも開幕し、我が阪神タイガースは、新戦力の城島捕手の連日の活躍で開幕に連勝し、Jリーグサッカーでも京都サンガがアウエーの磐田で勝って2勝1敗1分でJ1で5位という滑り出しとなった。

 昨日の移動八百屋では、今春から京都の大学に入学したという初々しい感じの18歳の女の子が目を輝かせて、4月から始まる一人暮らしの準備のために愛媛の田舎?から早目に京都入りし、親戚の叔母さんの家で歓迎の意を込めた食事会に招かれていた。

 一方、ピカピカの一年生になる男の子を孫に持つ、まだ若い祖父母である方は、お孫さんの入学祝いを買いに、半日京都市内のデパートに行って、ご希望の入学祝い品探しで疲れたと嬉しそうにお話されていた。

 我が家でも、十数日前から妻が日頃しない縫い物や刺繍をしだしていて、今春三歳になったばっかりの孫のR君が幼稚園に入園するので、通園に必要なカバンなのか、お弁当袋なのりか、毎夜の如く手仕事に精を出している。

 中学を卒業したばかりの友人のお嬢さんは、希望の高校入学も決まっていて、嬉しい春休みなのだが、卒業した中学の体育会系クラブの後輩たちと一緒に、連日練習に精を出しているそうで、高校に入学しても陸上競技を続けるので、体を鍛え高校のクラブの練習に備えているらしい。

 しかし、大学を卒業するはずの近くの青年の中には、一昨年の例のリーマンショック以来の不景気風のせいか、就職戦線での就活があまりうまく行かなかったらしく、「もう一年勉強します」とのことで、大学に残って留年し、来年再度「新卒扱い」で就職活動にチャレンジするという。

 幼、小、中、高、大とそれぞれの卒園、卒業、入園、入学がある「日本の春」なのだが、ここ数週間の日々は「春遠からじ」ではあるが、「三寒四温」や「寒の戻り」ってな感じで、春待ち遠しい限りの日々が続いていた。

 明日から、二日ほどはまだ京都では10℃を最高気温が下回る日があるみたいだが、間違いなく桜の開花や自然の移ろいは「春に向かって」着実に歩んでいる感じで、「もうすぐ春ですよ~!」と歌い出したい気分である。

 それぞれの「春」を楽しく、満喫してくださいね。
 
コメント
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