ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

桜、サクラ、さくら、3連チャン!

2005年04月11日 | ガリバー旅行記
 数日前からの春の陽気で全国各地のサクラが一斉に開花して、至るところで花見の昼食や宴会が行われている。ほんとうに日本国中が「花見」に浮かれている感じである。

 私自身も3日連続で、サクラ、桜、さくらのデジカメ写真と共に、桜にちなんだブログの原稿をお届けしているのである。

 昨日は桜にちなんで多くの人がブログにアクセスしたせいか、ブログの編集、投稿機能まで大混乱していて、昨夜の11時過ぎから今日の未明まで、自分のブログへの原稿の投稿すら、うまく起動せず諦めて就寝し、今朝改めてアクセスしてみると同様のブログページが10ページも掲載されていて驚いたものである。

 今朝は入学式の最後を飾る地元の市立幼稚園の入園式がありました。

 三歳児保育の新入3歳児が55名もおり、おかぁさんと一緒の入園式場への入退場で、入園式の主役が誰だか、わかんない位の盛況ぶりで、小さく、まだママに甘えたままの3歳児が、おかぁさんのお膝や抱っこ状態で座っていて、新入園の子どもの存在感は母親の1/3以下の感じであった。

 私の参加した近くの幼稚園には、以前の職場の同僚F君の長男Yくんが、若いおかぁさんと一緒に入園し、また3歳児の保育のサポートをする補助教員として、私の友人であるT先生が、たまたま今年から着任されていたので、私は我が孫と我が娘を見守るごとき心境で、両者の動向を式中見つめていたのである。

 幼稚園の入園式は賑やかな子ども達の声や、ちっともじっとしていない3歳児が中心なので、式場となったプレイルームは、ごった返したと言っても過言ではない雰囲気だったが、園庭や周辺の桜の満開ぶりが、保育室や園舎から見渡せて、桜の花も「おめでとう」と子ども達の入園式に文字通りの花を添えているようであった。

 この桜の花の咲き乱れる春爛漫の季節の今年の思い出づくりにと、京阪神の桜の名所としても年々有名になっている、木津川、宇治川、桂川の三川合流の地点、御幸橋の北詰めから木津川の下流にかけての「背割堤の桜」見物に、弁当を持って出かけた。

 この国土交通省、淀川河川管理事務所が保全している、八幡の背割堤さくらは、旧国道一号線(府道13号線)から、木津川、宇治川の合流点に向かって、約1.4キロにわたって堤の両脇にソメイヨシノの大木が約250本、見事な桜のトンネルの桜並木をつくり出しており、春を満喫できる景色として多くの花見客が集まっていた。

 月曜日の昼下がりなので、中高年のグループや家族連れが多くおられ、中にはお酒や麦酒と共にバーベキューの野外セットまで持ち込んでの花見宴会グループもあって、昼過ぎだが早や酒の勢いと気持ちのおおらかさで、懐かしい演歌や得意な曲を歌っているグループもあった。

 いづれにせよ日本人の桜好きが相当なもので、あちこちのブルーシートの上に春風のいたづらとでも喩えようか、桜の花びらがひらひらと舞い降りていて、風情ある昼餉の花見の優雅な雰囲気に包まれて、みんなの顔が幼い子ども達を見るが如く、微笑んでいたように感じて、とってもハッピーな気分になった。

 桜よ、桜、サクラさん、あなたはとっても人間を幸せにする花ですね。そう一週間前には、まだまだと思っていたのに、3分咲きや5分咲きなど一気に通り越して、一斉に日本中で満開となった3.4日前、あなたたちは以心伝心で計画して、一気満開の見事な花咲き術には、私たち現代人は、恐れ入りながらあたふたと参りましたですよ。

 ありがとう、サクラ、桜、さくらさん。雨風にめげず、もう少し愉しませてくださいな。
コメント
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