「春明菊」
初めて聞く名前です。
横文字の名前も付いていましたということなので調べてみました。
「シュンメイギク・グリーンベリー」だそうです。
やはり秋明菊(シュウメイギク)の仲間て、初夏咲の品種でした。
春に咲くので春明菊なのですね。
まだ咲きかけですが、開いた花も楽しみです。
持ってきてくださった方が、
「先生に教えていただいたので、長く楽しめそうなつぼみをおもちしました。」と。
そう、利休道歌で、お話ししたことがありましたっけ。
「余所などへ花をおおくらば其花は開きすぎしはやらぬものなり」
ですね。
この場合は花は茶花ですから、
つぼみでないと、床に飾ることができません。
茶花はつぼみか開き始めが一番美しいとされています。
時の移ろいに合わせて、つぼみが少し開き始める。
そんな姿を茶事の流れの中で目にできるのも感動です。
でも時にはお稽古の時などはもったいなくて、
開いた花をいつまでも眺めたりしていますけれどね。
茶室の床に飾る花でなければ、
どんな花でもいただけたら嬉しいですよね。
今我が家のベランダに咲いている花です。
テッセン
キンシバイ
秋明菊は、今元気に葉が出ていますから、秋が楽しみです。