「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

85才の方から借りた103才の本

2015年08月06日 | 日記



この本の著者は鮮明に覚えています。
12~3年前、和服の雑誌のページで見た着物姿。
90才の時の姿でした。

年を経たらこんな風に和服を着こなしてみたいと、
一目であこがれてしまったのです。
それは着こなすという言葉では当てはまらない、
まるで皮膚の一部のように、さらりとまとった夏衣でした。

最近この本とともにテレビの番組で拝見した時、
少しも変わらない美しい103才でした。

ちょっと読んでみたいと思っていたら、
85才の方が「買いましたよ」とおっしゃるので、
お借りしました。
なんだかおもしろいリレーです。
私にとってはもう十分の85才。
まだまだあこがれる先の先があるのですね。

誰もがこんな生き方はできない・・
そんな生き方ですが、うらやましい生き方です。
それができたことが、それができることが、それが許されたことが

羨ましいけれど、うらやむ対象にもできない、
ちょっとあこがれる生き方ですね。

103才なってわかったこと・・・
まだ何もわからなくてもいいのだなあと思いました。



にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へにほんブログ村