この本の著者は鮮明に覚えています。
12~3年前、和服の雑誌のページで見た着物姿。
90才の時の姿でした。
年を経たらこんな風に和服を着こなしてみたいと、
一目であこがれてしまったのです。
それは着こなすという言葉では当てはまらない、
まるで皮膚の一部のように、さらりとまとった夏衣でした。
最近この本とともにテレビの番組で拝見した時、
少しも変わらない美しい103才でした。
ちょっと読んでみたいと思っていたら、
85才の方が「買いましたよ」とおっしゃるので、
お借りしました。
なんだかおもしろいリレーです。
私にとってはもう十分の85才。
まだまだあこがれる先の先があるのですね。
誰もがこんな生き方はできない・・
そんな生き方ですが、うらやましい生き方です。
それができたことが、それができることが、それが許されたことが
羨ましいけれど、うらやむ対象にもできない、
ちょっとあこがれる生き方ですね。
103才なってわかったこと・・・
まだ何もわからなくてもいいのだなあと思いました。
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