「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

過程が大事というけれど

2014年02月12日 | 日記


もうずいぶん時が経ったような気がして、
初釜の写真が、懐かしく感じますね。
今更ながらに、先日のような大雪に見舞われなくて、
本当に幸運だったと思います。

楽しみにしていた出来事が一つ一つ、どんどん過去の出来事になっていくのですね。
それに向かって、準備をするという努力の過程は、
その成功を必ずしも約束するものではないと、
オリンピックの結果を見ると感じますね。
何が偶然で、何が必然かも、考え方次第だなとも。

誰もが頑張っているのですよね。
オリンピックに最高の力が出せた人が勝つということですね。
敗れた人のリベンジがもうそこから始まるのでしょうか。
若くてそれができる人もいれば、
潔く幕を引く人も。


夜中にふと目が覚めて、
それならと起きだして、
オリクピツクの中継を見てしまいました。





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お菓子は10円饅頭で

2014年02月10日 | お茶三昧

雪解けの谷中霊園


今日は小学校に「茶道体験」の授業をしに。
土曜日の大雪がまだ残る道を歩く事になるかもと、
いつもより少し時間の余裕をもって出かけました。

日暮里駅で降りて、早朝の谷中霊園を通って学校に向かいましたが、
やはりところどころが凍っていて、そろりそろりとそれを避けながらの道程でした。

学校の前あたりでは先生方が、朝早くから雪かきかしらと思っていましたが、
昨日は都知事選ということで、小学校が投票所になっていたので
幸いにも雪かきは昨日のうちに終わっていたようです。

毎年四年生と六年生とお茶を楽しみます。
二時間単位で二クラスずつの授業なのですが、
今年は都合で一クラスずつでしてほしいということになり、
4回に分けて四時間でしたので、終わっては準備の繰り返しが、
いつもより少し忙しかったかしら。
顔なじみの担当の先生がよくわかっていらっしゃるので、
いろいろとお手伝いをしてくださいました。




少しやんちゃな六年生ということでしたが、お茶とお菓子には興味津々で、
一時間何とか頑張ってくれました。
担任の先生の毎日の苦労がしのばれました。
申し訳ないですが、私は久しぶりの子供たちがかわいいだけでしたよ。

お茶のお菓子にと、用意してくださったのが、
テレビでも紹介された、谷中の10円饅頭でした。
かわいらしいお饅頭ですが、子供たちには十分に魅力的だったようです。

私もその魅力に負けて、お稽古の方にお土産にと、
帰りにお店に寄ってみましたが、残念。すでに売り切れでした。
せっかくなので、違う80円饅頭をいくつか買ってきました。

10円饅頭はまたの機会にごちそうしますね。

あっそうそう、十年ぶりに「給食」を頂きました。
美味しかったですよ。
毎日給食を作ってくれる人がいたらいいなと思いました。




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初めての雪かき

2014年02月09日 | 日記


昨晩、知り合いが何人も、その日のうちに家に帰り着かなかったようです。
都心に出た人は大変だったでしょうね。
私は断念して、結果的にはよかったなと思いました。


昨夜寝る前にエントランスの雪かきをしました。

友達が電話で、
「朝、凍ってドアーが開かないといけないから雪かきしたわ」と。
同じようにマンションの六階に住んでいます。
急いでが家も玄関を覗いてみたら、雪で埋まっていました。
これは大変と、寒い中とび出して通り道だけ作っておきました。

お陰て今朝はこの通りです。

外廊下にも出で、通り道の雪かきもして、
おまけにかわいい雪だるままで作ってしまいました。
今日のうちに少しでも雪が融けてくれると助かりますね。

今日のお稽古にいらっしゃる方は、大丈夫でしょうか。
今のところお休みの連絡は入りませんので、
いつも通り支度をして、スタンバイしています。

と・・たった今一人お休みの連絡が入りました。
今日はきっとこのような一日ですね。

皆さんお出かけの時は、足元にお気をつけて。









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外出断念

2014年02月08日 | 日記


未明からの雪がますます激しくなり、
(といっても未明は寝ていて知らないのですが)
予定していた外出を断念しました。

一番の理由は交通機関の乱れですが。
帰宅の足も心配されたので。
私の使う路線は、なんとなく災害に弱いような気がします。

友人の関係するオペラ鑑賞でしたので、是非とも行きたいと思っていたのですが、
これからさき長く応援するためにも、無理はしないことにしました。

ニュースで流れる、転倒での怪我の情報に、
駅までの足元も今の私にはちょっと自信がありませんでしたし。
若い頃、滑ってしりもちをついて尾骨骨折を経験している私は、
滑ることにトラウマありなんです。

午後からは、吹き付ける雪で、ベランダの花も雪化粧です。
夕方にはクリスマスツリーになっている木も。






思わぬ低気圧がもたらした大雪ですが、
先日ホットするようなメールも届いて、心だけは温かいです。

「先生、こんにちは。
ブログでお教室の様子、拝見してます(*^o^*)
来年の初釜こそ参加したいと思ってます。

・・・・・・・・・・

育児にもすこーし慣れ、最近は近くの子育て支援センターに通ってます(^^)
色々なお母さん達がいて、刺激を受けてます。昔からの友人とは違い、
なんだか駆け引きのようなものを感じてしまいます(´Д` )
人は人、私らしい育児をすればよいと思い、受け流している部分も多々あります(笑)

息子の髪の毛がだいぶ伸びたので、
筆にしようと思い、カットしました( ^ω^ )
美容室ではギャン泣きで…大変でした(笑)・・・・・・・・」


お茶はまたいつでもできますよ。
今は、お母さん頑張れ!!



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サクラサク

2014年02月07日 | お茶三昧


こんな風にしていたい寒さですね。
明日は大雪になるという予報。

出かける予定のある私は、天気予報とにらめっこですが、
電車が止まるようなことにならなければよいのですが。

昨日「サクラサク」のメールを受け取りました。
受験シーズンなので、合格通知とお思いでしょうが、
合格は合格でも、茶席が取れたという通知です。

来年( 今年ではありませんよ)の十月に予定している、
お茶の仲間と二~三年おきに開催している合同茶会の場所を、
今年の一月に申し込んでいました。
十月は会場の申込者も多く、なかなかの激戦ということで、
第三希望まで候補を挙げて、返事待ちをしていました。

そして幸運にも、第一希望を取ることができました。
晴れて「サクラサク」となったわけです。
まだ一年半以上も先のことですが、
これで、その日に向かって少しずつ心の準備を始めることができます。

だいぶ先の話ですか、その日に向けて健康の維持と、
日々のお稽古に精進しなくてはいけませんね。
大寄せ茶会は、お茶の一番の目的ではありませんが、
大勢のお客様をおもてなしするための取り組みは、
とても勉強になる事ですので、心を込めて準備したいと思います。
社中の皆さん、頑張って下さいね。


その前に今年の予定も一つ飛び入りですが。
また詳しいご報告をしますね。




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忙中閑話その2

2014年02月06日 | お茶三昧


雑誌「和楽」の別冊付録です。

最近は、このような和のものでも英語で書かれていることが多いです。
芸術においては、和洋にこだわることはないのですが。

茶道について書いたものを読むとき、
日本語だと対象を日本人としているので、
ある程度の日本人としての素養(それも高い)を前提に書いているせいか、
日本人でもわからないことが多いような気がします。特に読み方など。
それを外国人向けの説明で読むと、妙にすっきりと納得できたりします。
読み方もローマ字で書いてありますし、
言い方が、端的で、わかりやすかったりします。
英語で書いてあるのにと、感動したことがあります。

この付録は実寸での写真ということで、面白いと思い、
お稽古の合間に、手に取って眺めていただこうかと思います。
本文は日本語ですのでご安心を。

ところで消費税の上がることに関連して、
四月から、「許状」の申請料が上がるという知らせを受けました。
ほんの少しですが、半端な数字が何とも複雑です。

四月からはまた頭を切り替えて過ごさなくてはなりませんね。
慣れたころにまた上がるのですね。
これは私たちの○○防止のためかしら。





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雪景色でした

2014年02月05日 | 日記



 
雪   
                 三好達治
 
 太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
 
 次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。
 


昨日の夕方の雪景色です。

屋根の雪を見ると決まって頭に浮かぶ詩です。
そのまま深々と積もるかと思いましたが、
今朝は明るい日差しにキラキラ輝いていました。



このほうがお勤めの方たちには助かりますね。

ベランダに出たついでに、
春の兆しを収めました。



クリスマスローズは、「セツブンソウ」とも。
盆栽の紅梅、去年よりつぼみが少ないかしら。

気温の変化があまりに激しくて、
人が感じる以上に、敏感に、
芽を出したり、肩をすぼめたりしているのかも。
それでもきっと人間より強い所に完敗です。




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置炉を嫁に出しました

2014年02月04日 | お茶三昧

(写真はイメージです)


置炉をもらっていただきました。
実物の写真がないので、イメージですが。


ある方が、
「お茶を楽しむ環境が作りたくて、置き炉を買おうと思っているのですが。」
とおっしゃったので、
「使っていない置炉がありますから、よかったらさしあげます」と。


若いころ(う~ん40年ほど前でしょうか)、家を新築してお茶室を作った方から、
「使っていただけるなら」といただいた置炉。
マンション生活の私にはとてもありがたく、
電熱器を入れて使ったり、時には灰と五徳を入れたりして、
しばらく使っていました。

やがて、新しいマンションに移ったことを期に、
そこを終の棲家と決めて、最後のお茶生活の環境作りをと、
床をあげて、マンションでも炉を切ってしまいました。
その後は逆勝手の点前に活用したりしていましたが、
最近ではそれもなく、テーブルの下に置かれるままになっていました。

ですから、ほしいという方の声に、使っていただけるならと、
嫁に出すことになりました。

使い古しの道具は、こちらからもらってくださいというのも気が引けますし、
いらないものを無理に押し付けるようなことはかえって相手の迷惑にもなりますし、
人によっては「いりません」なんて断れないこともありますので、
私はこちらからどうですかとは言い出せないのですが、
「ほしい」とか、「探しています」などというのを聞くと、
使えそうな道具を探し出しては差し上げてしまいます。

お茶の道具は、自分の好みがはっきり決まるまでは、
間に合わせで買ってしまうのは禁物です。
すぐに「もう使わない」ということになるからです。
だから新しいものでなくても、使えるものをいただいたり、
中古の道具を手に入れたりして、やがて良いものがほしくなった、
らその時よく吟味して買うほうがいいですね。

そして自分が使わなくなったら、また後輩に使っていただく。
使われないままにしまっておくよりずっとものが生かされますものね。

今回はなんと使っていないお釜まで持参金?としてつけて差し上げましたよ。
「ほかの方には内緒ね」なんて笑いながら。
「これですぐ家でお点前も楽しめます。私の宝物です!」
そうおっしゃってくださいましたが、いえいえ、いつか炉が切れたら、
どうぞ遠慮なくほかの方に使っていただいてくださいね。




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池坊次期家元、池坊由紀さんの講演

2014年02月03日 | 日記


今日の、同志社大学主催の「家元講座」は華道の池坊です。

ロビーには家元の作品が飾られていました。
150人定員の、こじんまりとした会場には、金屏風の立てられた舞台がしつらえてあり、
講師の、池坊次期家元池坊由紀さんをまじかに拝見しながらの、一時間半の講演でした。

華道は若いころ池坊と、小原流を少しかじりました。
母が華道を教えていたこともあり、たしなみ程度にですが。
なぜか習い事は親子ではダメなようで。

私は母の生ける花がとても好きで、あまり自己主張をしない母が、
鋏を持つと人が変わったかのように、凛としている姿が憧れでした。
母の直しの手が入ると、私の生けた駄作が、
生き生きと生まれ変わってしまうことに驚いてばかりでした。
ですから自分が生けるより、母の花を眺めているだけで、
華道は足れりという感じだったのでしょう。
今にして思えばもっとまじめに母からもらえるものを、
受け継いでおけばよかったと悔やんでいますが。

講演を聞きながら、記憶に残った言葉は、
「枯れた花にも花がある」でしょうか。
なんでも茶道と比べてしまうのですが、侘び寂びにも通じるものを感じたりも。

茶花の「野にあるごとく」とは違った形で、
華道もその表現したいものは自然の姿なのですね。
「花は足でいけよ」という言葉も同じだと。

伝統を受け継ぎ次の時代へと引き継いでいく苦労は、何の家元に限らす同じこと。
茶道と同じように、伝統を守りつつも、時代のニーズにもこたえながら、
変化・進化させていく責任も語られていました。

講演の最後に、その場でいけた基本の形の花です。


カメラに収めても伝わらないものが、臨場感でしょう。
出来上がった作品よりも、生ける過程の物腰に、
やはり生ける姿が一番美しいと思いました。





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同志社大学主催「家元講座」

2014年02月02日 | 日記


筒茶碗が似合わないようなここの所の暖かさですね。
でもこの時期を逃したら、来年まで使わないということになりそうで、
ちゃんと「絞り茶巾」のお点前をしました。

明日は同志社大学主催の「家元講座」に出かけてきます。

「京都と同志社にゆかりの深い伝統文化の家元を講師に迎えて、
歴史の中で蓄積された日本の豊かな文化の神髄を、
京都の魅力も交えながらお話いただく講座です。」

とありましたので、申し込んでみました。

講座についての情報をいただいた時点で、
すでに4回のうちの2回は終わっていました。
今年の開催分二回を、受付開始と同時に申し込んで、
席を確保することができました。

第三回「華道 池坊次期家元 池坊由紀氏」
第四回「茶道 裏千家 十六代家元 千宗室氏」

の二講演を聞くことができます。
各回定員150名ということですが、
私と、その後友人がすぐに申し込んで、
すんなりととれたのですが、
当の情報提供者が、二日後に申し込みを試みたのところ、
定員に達していたということでした。

こんな魅力ある講師で、無料ということですから、
時間と興味のある方はきっと申し込むでしょうね。

実はそんなことも予想されたので、
私は申込み開始と同時に、PCにへばりついて、
いち早く確保したのですが。
まだまだこういうことには、ファイトを燃やす私です。



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LEDデビュー

2014年02月01日 | 日記
少し前に、リビングの電球が一つ切れました。
二三日前に、廊下の豆電球も切れました。

今年は切れた電球から順番にLEDに変えようかなと思っていました。
ついにその時が来たのです。
でもいざお店で見てみると、まだまだお値段が…
今まで使っていたものの何倍もします。

でも40000時間くらい持つそうですから、
今取り換えれば、私の寿命のほうが早く尽きるかもしれないし。
消費電力は八分の一くらいだというし、
切れたからと取り替える手間もなくなるし。
いろいろ考えて、長い目で見ればお得かもと、自分を納得させて、
ついに第一段階のLEDデビューをしてしまいました。



一番奥が取り替えたものです。



手前の電球を取り替えました。

リビングには10個の電球がついています。
豆電球は五か所。
何年で全部変わるでしょうか。


寿命といえば、
最近の稽古の合間の「忙中閑話」ですが。

「ぽっくり死にたいですね」

「そうね。どうすればぽっくり死ぬことができるのかしら」

「私の母親は、巣鴨のお地蔵さんに毎月行って、お願いしていたわよ。
それで、前日まで元気で、ちゃんとぽっくりと・・」

「わあ、そろそろ巣鴨デビューしようかしら」

さあさあ、LED電球が勝つか、私たちが勝つか。




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