「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

初風炉をむかえて

2018年05月02日 | お茶三昧

昨日は半年お世話になった炉に蓋をして、風炉の準備をしました。

半年期とのこの入れ替えは、常にお茶に新鮮な気持ちで向かわせてくれる、
何とも丁度良いサイクルのようです。
最近ははゴールデンウィークの陰に隠れて、静かに過ぎてしまう端午の節句ですが、
忘れずに兜のお茶碗と、鯉の香合で、つかの間の風情を楽しんでいます。

大型連休と言っても、そのような境遇の人はそれほど多くないのでは。
私の周りにはカレンダー通りに働いている人が多いです。
この時とばかり、せっせと働かなくてはならない人もいますから、
テレビで報道されるほど、皆さんが大型連休ではないですよね。
それでも少しはその恩恵にあずかろうと、
計画を立てて出かけて、後は疲れ休めの休日かしら。

私はと言えば、毎年この時期は、
四月まで一気に走ってきた体を休め、風炉の準備、そして衣替え。
もう季節は夏模様です。
何時でも暑さに対応できるように、準備をしておかなくてはなりません。
六月から衣替えと言っていたころが懐かしいです。
そして、連休だからこそゆっくりとという方達と、お稽古をして過ごします。
私のゴールデンウィークはちょっと遅れて、世間が落ち着いたころに取ることに。

月末には有志の方達のお茶事が予定されています。
その前に私的小旅行と、社中の方の茶室開きに伺います。
どれも楽しい事なので、待ち遠しいのですが、日曜はこれですべてなくなります。

今月もよろしくお願いいたしますね。