「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

銀座の浅草オペラ

2018年05月31日 | 日記

銀座で浅草オペラを聴いてきました。

場所はライオンの五階にある、「音楽ビアプラザ」です。

懐かしい浅草オペラの世界を、楽しく再現でした。

プログラムの隅に、こんなことが。

というわけで、おひねりと、ご祝儀袋を用意です。

ちゃんとおひねり用の紙と輪ゴムが用意されていましたよ。
それとは別に、ひいきの歌手さんの胸元にと、
些少ではありますが、ご祝儀も用意しました。

そしてもちろんライオンですからね。

この通り、スタンバイ!

この日のお目当ては、出し物の面白さと、
昔の教え子が出演ということの応援です。
ちゃんと彼女が近づいてきたときに、胸元にさっと差し入れましたよ。

舞台はのぼりだけ。

客と同じフロアーで、一体になってのアットホームな演出でした。
観客の年齢層はもちろん高かったですよ。
古き良き時代を懐かしみ、気取らない下町オペラの世界ではしゃぐ、
きっとそんな時間だったと思います。

私にとってもリアルタイムだったわけではありませんが、
その時代から今につながる歴史の歩みも、
司会進行を兼ねた、テノール歌手の斎藤忠生さんの軽妙な話から、
うかがい知ることができました。

面白かったのは、ライオンの名物と言えばコロッケ。
中身のじゃがいもを「男爵イモ」というのはここから付いたという謂れ。
その話の中に、お茶でもよく知られる益田孝(鈍翁)の次男、
益田太郎冠者の名前が出てきたときはちょっと嬉しくもありました。

毎月、このように二~三回は縁ある方たちのコンサートに出かけます。
全てのコンサートにとはゆきませんが、楽しませていただいています。

六月は社中の方のコンサートもあります。
近い方はぜひお出かけください。
稽古場の寄付きに招待のチケットもおいてありますよ。