「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

七夕に寄せて

2013年07月02日 | お茶三昧



紀友則 天の川浅瀬白波たどりつつ渡り果てぬに明けぞしにける

明日から七月の稽古が始まります。
七夕が近いので、「寸松庵色紙」掛けてみました。
もちろん、以前三井記念美術館で記念に手に入れた複製です。
「寸松庵色紙」は「三色紙」の中でも一番評価が高いといわれていますね。
「散らし書き」の絶品とか。

ちなみに「三色紙」とは「継色紙」「寸松庵色紙」「升色紙」のことを言います。
平安時代屈指の「かな書」の名筆です。


香合は「北斗七星」です。
このころ使うのが一番似合いますね。
夏の空の北斗七星はどのようになっているかを調べてみました。
季節によって向きが違いますね。
天体が苦手な私ですので、飾り方にこだわるためにはそれを確認しなくてはと。



これが夏の北斗七星だそうです。
大体あっていたでしょうか。少し直そうかしら。

まだ梅雨のうち、酷暑は襲ってきていないようですから、
今週は星に願いをかけつつ、七夕趣向で過ごしましょう。
せめて七月七日ははれますように



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