嵌って・・・ハマって
読者からの資料を含む
友人の税理士から届いた知らせを転載します
Q&A(質問と応え) これは課題ではなく、今の時点では仮題である。
消費税そのものを論ずることは課題だが、想定問答を徴収するする側が仮題であってもクイズもどきの質問と答えを出されると従順と随う民癖には、さぞ丁寧に感ずる国民もいるはずだ。
最近、国家を具体的に表す権力為政者の姿は、それに問題意識もなく面従腹背を従順に装う役人、ここでは税官吏の無謬性(間違いがないとの前提)が疑われている昨今、たとえ仮のケースであっても、クイズもどきにして混乱を整える作為には、とこか腑に落ちない。代議士が争論談合して、なんとなく決まったようだが、国民の多くは、どうにかなるだろう、これも慣れるしかないと、種々繰り出される政策同様な諦観(あきらめ感)をもっている。
売文の輩やマスコミで騒がしい言論貴族の騒ぎも、食い扶持を気にして戯れている状況で、集め方、使い方より、タックスペイヤ―(納税者)、タックスイーター(税金食い、徴収者)の分別論議が見受けられない。
バナナの叩き売り(台に上にバナナだけを並べ、調子よく棒で台を叩きながら売る香具師)ではないが、種類は一種類のバナナだけ、国別種や生産地部もなく、大方フイリッビンバナナを山のように並べ、「裏も表もバナナ、美味いよ、今でだけだ、買ってけ!」」と房の表をみせたり、裏かえしたり、人目をひく。
口上につられて興奮している客もつられて買ってしまう。しかもスカートではないが、包装の新聞紙をバナナの上で隠したり見せたりヒラヒラさせると、余計に引き寄せられバナナしか目に入らなくなる。何のことはない、それでバナナは飛ぶように売れる。
軽減税率というのもあると囁かれれば新聞社は押し黙る。老後が大変だよ、国庫も借金で大変なことになる、しまいにはミサイルが飛んでくるのでと、口上巧く語らせれば三兆円近くはすぐ手に入る。あの期待されていた進次郎くんでさえ家庭をもち子供もできれば、官吏同様に巧言宜しく上手に立ち回るようになる。これは狡猾の患いだ。
なかには一万円で200円上がるだけと不埒な議員はいうが、一万円で1000円とは云わない。だから軽減2%は大したことないと慣らされるのだろう。面倒だから一律10%になるに違いない。
「諸外国は・・・」と、いまだカブレているが、前記の「イーター」と「ペイヤー」の峻別は欧米の方が厳然としている。納税者は税という参加料と担保を払っているという考えで、つねに「イーター」を監視している。
漢字の印象だが「納税」「徴税」は義務だというが、善や義を背景にした権利の理解は乏しいようだ。
昨今、公平と正義をその職掌において表現する、税官吏と警察官の姿が変質した。「税と警察の面前権力の姿が劣化すると、国家は深層から衰える」とは元税務大学校長の安岡正明氏の言だ。つまり正義と公平の観念の亡失だ。
もとは、それらを指揮監督する行政のトップ、総理大臣の国家観ではあるが、それを選ぶのも納税者。
厄介な似非民主主義の責任循環のようだ。
以下は<情報提供:エヌピー通信社>の税率についての章の転載です
◆食べ歩きの消費税率は?
- ◆東京ディズニーランドでミッキー型のワッフルを買い、歩きながら食べたら消 費税はいくらになるか――。
こんな場面を想定したQ&A集を国税庁が作ってい ます。
8月1日にも拡充し、並んだ事例は224問になりました。10月の消費増税 で初めて導入される軽減税率の周知のためで、ホームページ上で公開中です。
◆軽減税率は、酒類を除く飲食料品や、定期購読の新聞の税率を現行と同じ8% に据え置く制度。飲食料品はスーパーなどから持ち帰る場合にのみ8%が適用さ れ、店内で飲食すると外食扱いになり税率は10%となります。ただ、持ち帰りと 店内飲食の線引きがあいまいで、税率に迷うケースもあるため、国税庁では事業 者から寄せられた具体例をもとに、Q&A集で規定を解説しています。
◆8月には、遊園地内の売店で飲食料品を購入した人が、園内で食べ歩いたり、 点在するベンチで飲食したりするケースを紹介しました。各売店が管理するテー ブルや椅子を使わなければ「持ち帰り」となり、軽減税率の対象となることを明 記しました。「遊園地の施設自体は『店内』に該当するのか」という事業者の問 い合わせに答えた形です。
◆同様の考え方で、野球場などでも、売店前の椅子などを利用すれば10%ですが 、観客席で飲食する場合は軽減税率が適用されます。一方、遊園地内のレストラ ンで飲食したり、野球場や映画館にある個室で飲食メニューを注文したりすれば 10%となるので注意が必要です。
◆また、ファストフード店などに多い食事とドリンクのセット商品は「一つの商 品」とみなし、一部でも店内で飲食する場合は外食扱いとなって10%を適用しま す。ただ単品で購入すれば、持ち帰りのハンバーガーは8%、店内で飲むドリン クは10%といった支払いになります。
◆低所得者の負担軽減をうたって導入される軽減税率ですが、事業者や消費者の 混乱は必至と言えそうです。
<情報提供:エヌピー通信社>
参考URL: 国税庁 http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/02.htm
イメージは北京の知人の作品です