【ライヴレポート】『Deep Science』～礼拝 × TANAO(INIBURA) ／シオミユタカ／Rippin' Dots／gloptin@吉祥寺NEPO 2021.10.29 (fri)

「Deep Science」

10/29(Fri)@吉祥寺NEPO
17:45op
¥2200+1d
配信￥1000(準備中)

【出演】
礼拝 × TANAO(INIBURA)
シオミユタカ
Rippin' Dots
gloptin



吉祥寺NEPOは2019年3月に吉祥寺駅から徒歩15分の井の頭公園の端のジブリ美術館の近くにできたライブハウス。自転車で行ける距離だが、2年前にネクロ魔が出演した時は都合が合わず、その後コロナ禍があり、行く機会と逸していたが、この日MOGRE MOGRUのギタリストTanao氏が出演するとのことで初めて足を運んだ。お洒落な洋風レストランの地下2階にあるライブスペースは、背景にサイケな照明とリアルタイムのライヴ映像が投影されるアーティスティックな空間とPAから出る音の良さに驚く。電子音楽から爆音ノイズまで音量リミットのないサウンドは落合SOUPを思わせるが、施設が新しく未来的だし、キャッシュレスシステムも便利。

「Lament Configu」 NECRONOMIDOL 吉祥寺NEPO　191120



●Rippin' Dots


ラップトップとシンセ／サンプラーによるミニマル電子音楽。クールな音響が近未来空間によく似合う。抽象的なエレクトロニクスに彼女自身のヴォイスを同調させたやわらかさと、天井が振動でビビるほどの重低音が気持ちよかった。

Rippin'Dots - Floating in the bedroom (Music Video)



●シオミユタカ


モジュラーシンセにラジオ(?)のトークをコラージュしドラマ性のある電子音響を奏でる。あまりの心地よさに意識が遠のく瞬間が多々あった。フィンランド音楽にも詳しいらしい。


●礼拝 × TANAO(INIBURA)


緊縛病棟というユニットのギタリスト礼拝とINIBURAのTanaoによるギターデュオ。アンビエントからギターノイズへ変幻するパフォーマンスは根っこにロックがある事を証明していた。

ころしてあげるね☆　/　緊縛病棟



●gloptin


ドラム缶やハンドメイド照明機材をフロアに並べて爆音ドラムと絶叫ヴォーカルのハードコアなパフォーマンス。プリミティブな歌詞とトライバルなサウンドがほぶらきんを思わせる。最後は観客・出演者・スタッフ全員で鍋ドラム大会で大団円。

gloptin GIG!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 2020.08.03


東京ネオアンダーグラウンドの奥の深さを思い知った夜だった。

NEPOとNEO
電気と人力
地下の部屋