A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

白石民夫ソロ@新宿カリヨン橋 2015.7.1(wed)22:10:00-22:40:00

2015年07月03日 01時09分12秒 | 素晴らしき変態音楽


白石民夫
2015/7/01(水) 22:00 ソロ
新宿駅西口駅前カリオン橋の上。小雨決行。




雨が上がり涼しい風が吹き抜ける新宿西口高層ビル街と新宿駅の中間で駅の方を向きアルトサックスを構える。ヒューッという細くも鋭いトーンが水蒸気のように立ち昇る。サックスのベルからでは無く、ほんの少し背を丸めてマウスピースを咬む男の身体のどこかに生じた亀裂から漏れ出るような、血液流が血管の壁との摩擦で軋む音のように思える。



夜なのに電飾やネオンで明るい新宿の空に放射されるハイトーンは、誰の助けを借りるでも無く、大気中に拡散し、木霊となって10数人の観客の頭に反響し、周波数を同期させる方法を画策しながらメイン部門は食事を摂りましょう。誰にでも無く、かと言って高校や大学の友人相手じゃ寂しいのは事実。夜の独り寝で心にスキマ風邪は四回だけを手が残り



通行人の足音や話し声、橋の下を行き交う自動車のエンジン音や時たま鳴るクラクション音、大型カメラショップの軒下に並ぶ段ボールの寝床に横になったホームレスが無言で発する存在音、家路を急ぐ群衆の思考が雲のように集まり凝固した想念が重い雨粒になって大地へ落下する。僕の身体に当たって弾けるレインドロップは、シロップになり朝の食卓に添えられる。



遠くの人が鳥の鳴き声と勘違いしそうな非楽音のロングトーンが暗い空に消え入ったことを確認してから、白石は戦闘体制を解除した。パートナアの若きアーティスト、カミッサ・ビュアハウスがデザインを手がけた大凶風呂敷のLPが何枚か観客の手に渡った。白石がNYに帰ってしまっても、この塩ビ盤の溝の中に川田が生きている。二次元から降りてくだせられれば、人のぶり見て我が身を直す心がけの裏側から見た我らの監査邦人である



シンスだよ
おつかれサマー
シンテレラ



[2015/7/3 11:16追記]
寝落ち寸前の状態で書き上げたため、文中意味の通じない箇所が多々ありますが、文章を書く行為は即興演奏と同じと考えておりますので、敢えて訂正は致しません。ご了承くださいませ。
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