A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ネクロ魔/MMM(Malcolm Mask McLaren)@新宿club SCIENCE 2016.7.28 (thu)

2016年07月30日 02時39分47秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


NGIiS vol.1
7月28日(木)新宿club SCIENCE 前売2500+1D
【出演】東京CLEAR'S/NECRONOMIDOL/MMM/もかろん(RYUKYU IDOL)/ハッピーくるくる/姫君のスパークリング/キラキラゲリラ



7月10日に目黒鹿鳴館で観て以来18日ぶりのネクロ魔現場。その間BO NINGENを3回も観たからといって、暗黒系白塗り娘からサイケ系ロン毛男子に推し変した訳ではない。何故かネクロ魔のある日に別件バウアーで、巡り会わなかったに過ぎない。しかし翠(みどり)の髪の少女も薄々筆者の出席率の悪さに気付いたのだろうか、前日夜にTL上で赤紙が届いた。モチの論よ!とばかりに喜び勇んで新宿歌舞伎町の「科学倶楽部」という妖しげな地下現場へ赴き出頭した次第。



先日多摩川競艇場で観たキラキラゲリラ、レッツポコポコと勘違いしてたハッピーくるくる、アイドルお宝くじコンサートで会場案内係をしていた東京CLEAR'S、沖縄出身でネクロ魔との対バン経験もあるRYUKYU IDOLのメンバーのソロもかろんが出演。昼間日差しが暑く夜もヲタが熱い集合イベントで少し疲れて後ろでしゃがみ込んでイ居たところへ、いきなりセックス・ピストルズ「アナーキー・イン・ザ・UK」が大音量で流れ、不意を突かれた元パンク少年の血が萌えたぎり、最前列へダッシュした。

●Malcolm Mask McLaren


ロンドンパンクの仕掛人にしてピストルズの悪徳マネージャーの誉れの高いマルコム・マクラーレンに因んだユニット名からパンク系だとバレバレだが”マスク”というのは何。深く考えず仮面女子のジェイソンマスクを想像してたら、正真正銘の風邪防止用白マスクだった。サウンドは80年代風タテノリビートパンク。泣きのメロディがBiS(松隈ケンタ)を思わせる。否応無しにアガる楽曲に、切れのいい三人のダンスが小気味いい。何より”マスク萌え”ヲタ心に正面から突き刺さるスタイルにこのオレ様が勝てる訳が無い。初見でもフリコピ可能な親切さに感動する。2015年9月22日デビューの新人ながら、特典会で話したメンバーは、しっかり者のポジティブ女子。購入した音源も期待以上。推し増しは正義です!

Malcolm Mask McLaren/myself(MV)

本当に歌ってる?謎の「マスクアイドル」の過激パフォが規格外

Set List
①乙女クライマー
②じるみー
③ROX
④Do it myself
⑤Just Believe
⑥Drugs can't kill teens
⑦myself

●NECRONOMIDOL


二週間以上のご無沙汰に逸る気持ちを抑えようとしても無駄だった。暗黒音響SEに腰から下が砕けそう。両足を踏ん張って持ち堪えたが、瑳里が歌い始めた途端に我慢仕切れず鉄砲玉のように最前に飛び出した。それでもリキッドルームの教訓は身体で覚えていて、サークルモッシュからは距離を置くだけの分別があったのも序盤だけ。他の魔ヲタと身体をぶつけ合う誘惑に抵抗できやしない。この倶楽部、小さいながら音響も照明も素晴らしく、特にレーザー光線の点滅に浮き上がる5人のシルエットは、神か悪魔の光臨以外の何ものでもなかった。唯一無二の世界観は、既に日本という島国だけでは抑え切れない表現欲求が芽生えてしまったネクロ魔の新たな魔道を照らし出す。接触の時に見せた瑳里の蟲惑的な視線は、一蓮托生、魔道に引き摺り込む最後の憐れみに他ならない。

m7kenji x NECRONOMIDOL SKULLS IN THE STARS




世界観
伝えに行くよ
タイ王国

ネクロ魔タイツアーまであと3回接触の機会があるが、魔道に飲み込まれること無く現世に住み続けることが出来るかどうか、自信が揺らぐ自分の軽さを感じる日々である。

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