月刊ヘア・スタイリスティックスも遂にVol.10まで来た。
「正義のために歌う」というタイトルで、1曲目がいきなりアコギのアシッド・フォーク風に始まるので、「すわっ、ヘアスタが転身か?」と思ってしまったが、直ぐにエレクトロニクスが舞ういつものヘアスタ節になり安心(?)する。
タイトル・チューンは20数分間ひとつの電子音が持続して鳴り続けるリュック・フェラーリのようなコンセプチュアルな作品で、これはこれで問題作。これを始めとして、今作に収録の楽曲は音の作りが比較的シンプルである。ヘアスタの原点を見るようなアルバムといえるだろうか。その中にもタイトル通り人なつこい"歌心"を感じさせる。
本人による脱力感溢れるイラストのアートワークもいい。3~4月には月刊ヘアスタのアートワークを中心とした個展が予定されているという。
脱力と
倦怠を撃て
ヘアスタよ
中原正也氏は1月末にパリのジュンク堂でトーク・ショーを行うそうだ。
「正義のために歌う」というタイトルで、1曲目がいきなりアコギのアシッド・フォーク風に始まるので、「すわっ、ヘアスタが転身か?」と思ってしまったが、直ぐにエレクトロニクスが舞ういつものヘアスタ節になり安心(?)する。
タイトル・チューンは20数分間ひとつの電子音が持続して鳴り続けるリュック・フェラーリのようなコンセプチュアルな作品で、これはこれで問題作。これを始めとして、今作に収録の楽曲は音の作りが比較的シンプルである。ヘアスタの原点を見るようなアルバムといえるだろうか。その中にもタイトル通り人なつこい"歌心"を感じさせる。
本人による脱力感溢れるイラストのアートワークもいい。3~4月には月刊ヘアスタのアートワークを中心とした個展が予定されているという。
脱力と
倦怠を撃て
ヘアスタよ
中原正也氏は1月末にパリのジュンク堂でトーク・ショーを行うそうだ。