クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-04 No.38

2011年04月29日 14時27分22秒 | Weblog
★☆ダイレクト・トランスファーCD-R DSDディスク販売開始のお知らせ☆★
当シリーズは2009年より行なってまいりましたDSD録音マスターへの移行が
ほぼ完了しましたので、これを機会にこれまで発売しました3000番台のタイ
トルすべてをDSDディスクで販売開始いたしました。

●DSDディスクとは
当シリーズのマスターのDSD録音データをDVD-Rメディアに書き込んだもので、
マスターの音質とほぼ同等・同傾向の音を再生する事ができます。
このディスクはこれはでは、SONYのVAIOパソコンの環境、SONYのゲーム機PS3、
2008年に発売されたSONYのSACDプレーヤーXA5400ES(希望小売価格\176400)で
再生する事が出来ましたが、昨年夏にSONYよりDSDディスクが再生可能なSACD
プレーヤーSCD-XE800(希望小売価格\37800)が発売され、より身近なものとな
りました。SCD-XE800は低価格ながらSACD/CDプレーヤーとしても十分な性能
を持っており、DSDディスクをSACD、CDと同様に扱う事が出来ます(音が出る
までのディスクの読み込みに多少時間がかかります)。
DSDディスクは通常のCDやSACDと互換性はありません。今のところ上記の機種
以外の環境での再生は保障されていませんので、ご注意下さい。
(SONYのブルーレイディスク・プレーヤーBDP-S470も再生出来るようですが、
DA変換の方式がSCD-XE800とは異なるようです。

SCD-XE800の商品説明
http://www.super-audiocd.com/player/
当店HPに商品リンクもございます

商品仕様:
商品内容は78CDR-3000番台すべてで、番号は78DSD-3000番台となり番号は
共通に使用いたします。これまでの78CDR-3000番台のケース、ディスク・デザ
インはほぼそのままでケース・インナーとディスク印刷面に、「DSDディスク」
表記を追加いたします。

価格:1枚 \1500(税込)

DSDディスクは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいてから発送
までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2011年5月新譜 5点発売★
発売予定:2011年5月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

3月よりLP復刻の33CDRシリーズが加わりました。従来の78CDR-部分が33CDR-
に変わり、番号の部分は3000番台を通し番号で使用いたします。

78CDR-3314
フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
米 VICTROLA 8179/82(英 His Master's Voice DB1347/50 と同一録音)
(1929 年5月28日パリ、ショパン音楽堂録音)
ジャック・ティボー(1880-1953)は20世紀フランス最高のヴァイオリニスト。
パリ音楽院でマルシックに師事、1896年に一等賞を得た。アルフレッド・コ
ルトー(1877-1962)も20世紀フランス最高のピアニスト。パリ音楽院でディエ
メールとピュニョに師事した。二人は1923年にこのヴァイオリン・ソナタを
機械式録音で吹き込みんだ(78CDR-3264)ことがある。1929年5月28日のこの
録音はベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」(78CDR-3015)に続いて
録音された。レコード史上永遠に輝く名演奏である。復刻にはノイズの比較
的少ない初期アメリカVICTOR盤を使用した。

78CDR-3315
リスト:ピアノ・ソナタロ短調
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
米 VICTROLA 7325/7(英His Master's Voice DB1307/9 と同一録音)
(1929年3月13日ロンドン、小クイーンズ・ホール録音)
リスト生誕200年記念発売。アルフレッド・コルトー(1877-1962)も20世紀フ
ランス最高のピアニスト。パリ音楽院でディエメールとピュニョに師事した。
コルトーは偉大な教育者でもあった。1907年から1917年までパリ音楽院の教
授をつとめ、1918年にエコール・ノルマル音楽学校を設立した。門下生には
マグダ・タリアフェロ、クララ・ハスキル、ディヌ・リパッティ、ヴラド・
ペルルミュテール、イヴォンヌ・ルフェビュール、サンソン・フランソワ等
がいる。このリストのソナタは世界初録音。これまでSP録音本来の強靱な
音が復刻されてなかったため、コルトーの偉大な演奏が見過ごされてきた。
ここではノイズの比較的少ない初期アメリカVICTOR盤を使用しコルトーの真
の姿が浮かび上がっている。

78CDR-3316        
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調作品27-2「月光」
アリーヌ・ファン・バレンツェン(ピアノ)(ピアノ: ガヴォー)
仏 LVSM DB11165/6
(1947年6月4日パリ、アルベール・スタジオ録音)
アリーヌ・ファン・バレンツェン(1897-1981)アメリカ生まれのフランスの
ピアニスト。9歳でパリ音楽院に入学が許されエリー=ミリアム・ドラボル
ド(1839-1923)とマルグリット・ロン(1874-1966)に師事した。1909年11歳で
アメリカ人として初めて一等賞を得た。この最年少記録は今も破られていな
い。その後ベルリンでエルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960)、ウィー
ンでテオドール・レシェティツキ(1830-1915)について研鑽を重ねた。祖国
アメリカに戻りフィラデルフィアの音楽学校、さらにブエノスアイレスの音
楽学校の教授を歴任後、1954年にパリ音楽院の教授に任命された。ベートー
ヴェン:「熱情」ソナタ(78CDR-3156)、ブラームス:パガニーニ変奏曲
(78CDR-3185)、ファリャ:スペインの庭の夜(78CDR-3193)がこのシリーズで
出ている。

33CDR-3317
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調作品115
ユリス・ドレクリューズ(クラリネット)
パスカル弦楽四重奏団
ジャック・デュモン(第1ヴァイオリン)
モーリス・クリュ(第2ヴァイオリン)
レオン・パスカル(ヴィオラ)
ロベール・サル(チェロ)
英 CLASSICS CLUB X47(Concert Hall Society CH-19と同一録音)
(1956年頃録音)
クラリネットのユリス・ドレクリューズ(1907-1995)は1925年のパリ音楽院で
一等賞を得た後、コロンヌ管弦楽団、さらにパリ音楽院管弦楽団に入り、シャ
ルル・ミュンシュの要請でパリ・フィルハーモニー(1935-38)でも活躍した。
1940年から1950年にギャルド・レピュブリケーヌのソリスト、1948年にパリ
音楽院教授に就任1978年まで務めた。パスカル弦楽四重奏団は1941年にマル
セイユ出身のレオン・パスカルによって組織され、後にO.R.T.F.(フランス
国立放送局)弦楽四重奏団となり1973年に解散した名四重奏団。ドレクリュー
ズは同曲をステレオ時代にレーヴェングート四重奏団と再録音している。
このシリーズでドレクリューズはラヴェル:序奏とアレグロ(78CDR-3264)、
ベートーヴェン:七重奏曲(78CDR-3263)が出ている。

33CDR-3318
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009
エンリコ・マイナルディ(チェロ)
英 DECCA LX3069 (ffrr録音)
(1950年1月20日ロンドン、デッカ・スタジオ録音)
チェロのエンリコ・マイナルディ(1897-1976)はイタリア生まれ、ミラノ音楽
院でチェロを、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲を学んだ。チェロはベ
ルリン高等音楽院のフーゴー・ベッカーに師事し、1933年からベッカーの後
を継いでチェロ科の教授になった。この頃ヴァイオリンのクーレンカンプ、
ピアノのエトヴィン・フィッシャーとトリオを結成し名声をあげた。この組
曲第3番は1950年1月20日に英デッカの10インチLPに録音された。デッカの
SPには組曲第1番(AX-434/6)(1948年9月28日録音)と組曲第2番(AK-2155/7)
(1949年9月30日録音)が残されているが、いずれも復刻盤は出ていない。これ
は稀少な初期LPからの復刻。

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