クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-04 No.35-1

2011年04月27日 18時51分43秒 | Weblog
<RCA RED SEAL>
8869772722-2 \1600
Shakespeare - Come Again Sweet Love
『パーセル:By beauteous softness mixed with majesty』
『エドワード・ジョンソン:Come again, sweet nature's treasure』
『ロバート・ジョーンズ:Now, what is love?』
『トーマス・ロビンソン:Fantasie & Toye』
『ダウランド:Come again, sweet love doth now invite』
『パーセル:If music be the food of love』
『ロバート・ジョーンズ:Sweet Kate』『ヒューム:Virgin's muse』
『トーマス・モーリー:Sweet nymph, come to thy lover』
『ダウランド:Galliard』
『トーマス・モーリー:It was a lover and his lass』
『ロバート・ジョンソン:Full fathom five』『ギボンズ:The silver swan』
『ロバート・ジョンソン:Where the bee sucks』
『ロバート・ジョーンズ:Farewell, dear love』
『ダウランド:If my complaints could passions move』
『ジョン・ベネット:Weep, O mine eyes』
『ジョン・ウィルソン:Take, O take those lips away』
『作者不詳:The Willow song』
『ダウランド:Semper Dowland, semper dolens』
『エドワード・ジョンソン:Come again, sweet nature's treasure』
ダニエル・テイラー(C-T:リーダー)
エマ・カークビー(Sp), キャロリン・サンプソン(Sp),
マイケル・チャンス(C-T), チャールズ・ダニエルズ(T),
ニール・デイヴィス(Bs), エリザベス・ケニー(リュート&テオルボ),
ジェイコブ・ヘリングマン(リュート), リチャード・ブースビー(gamb),
リチャード・キャンベル(gamb),
ザ・シアター・オブ・アーリー・ミュージック
[録音] 2010年6月5-7日(デジタル:セッション)
最も人気の高いカウンターテナーの一人、ダニエル・テイラー。グラインド
ボーンでヘンデルのオペラ「テオドーラ」に出演し評論界を挙げて絶賛され、
これを期にヘンデルの「ロデリンダ」に出演しプロ・デビュー。古楽から現
代音楽まで広いレパートリーを持ち、世界の主要な歌劇場に出演しています。
カレーラスとも共演した坂本龍一の「Life」は話題となり、現在はガーディ
ナーやヘレヴェッヘ、鈴木雅明らと共演、「知的で自然な声」と高い評価を
得ています。最近では、イギリスのアーティストらと自らのアンサンブル
「シアター・オブ・アーリー・ミュージック」を結成し話題を呼んでいます。
ここでは、エリザベス王朝期のイギリスの作曲家によるマドリガーレを中心
としたプログラムでの収録となっています。この時代、文学や詩歌と音楽と
の融合が開花し、作曲家らは偉大なる劇作家シェークスピアの文学からイン
スピレーションを得、様々な歌曲を書いたのでした。その題材の多くは「愛」
で、単純な中にも純粋で絶妙な甘いメロディーによって訴えかけてくるので
す。カークビーやサンプソン、チャンスなどの名歌手たちが参加し、絶品な
るアンサンブルを聴くことができます。

8869781695-2 \1600
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全曲
ブラームス:
『ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」』
『ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100』
『ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108』
イリヤ・グルーベルト(Vn)
アレナ・チェルニー(P)
【録音】2010年5月13-15日スイス国営チューリヒ・ドイツ語放送局スタジオ
(デジタル:セッション)
ラトビアのリガに生まれ、モスクワでレオニード・コーガンにも学んだヴァ
イオリニスト、グルーベルトのブラームスです。既出のアルバムはミヤスコ
フスキーや、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチなどロシア物で鋭い解釈
を聞かせることが多かったのですが、今回のアルバムは王道レパートリーと
も言えるブラームスの3つのソナタです。彼の音色は、とても暖かく深みのあ
るもので、第1番の1楽章などでの語りかけるような歌い口は、川の流れに身
を任せるような不思議な安心感を抱かせます。ウクライナの若手、チェルニ
ーもそのヴァイオリンに合わせるように、極めて情緒豊かな音楽を奏でてい
ます。
[イリヤ・グルーベルト]
ラトビア生まれ。15歳でモスクワ中央音楽学校に入学し、その後モスクワ音
楽院にて、レオニード・コーガンに師事。1975年にヘルシンキ・シベリウス
国際コンクールで優勝。1978年パガニーニ国際コンクール、チャイコフスキ
ー国際コンクールで優勝しています。その後ヨーロッパやアメリカで絶賛を
あび、「確固としたトーンと特別な技術の保有する、偉大なる巨匠たちの伝
統的な才能を持つヴァイオリニスト」と高い評価を得ています。Naxos、
Chandos、Channel Classicsなどにも録音を行っています。現在は、アムステ
ルダム音楽院の教授を務めています。ガルネリ1740年製のヴァイオリンを使
用しており、この楽器はヴィエニャフスキが使用していたものです。




<Chandos>
CHSA 5090(SACD-Hybrid) \2280
フローラン・シュミット:
サロメの悲劇Op.50/幽霊屋敷Op.49/詩篇47番Op.38*
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指揮)、
サンパウロ交響楽団、サンパウロ交響合唱団*、
スーザン・ブロック(ソプラノ)*
日本では「ディオニソスの祭り」や「サクソフォン四重奏曲」の作曲者として
知られ、"アルデンヌの狼"という異名を持ったフローラン・シュミット(1870-
1958)。咆哮するブラス、ド迫力の合唱とオーケストラ炸裂する大音響、絢爛
豪華の「詩編47番」。そして異国情緒にあふれ、幻想的、官能的な「サロメの
悲劇」はフローラン・シュミットの代表作である。
ここで繰り広げられるのは、カーニヴァルの熱狂やサンバのリズムを感じさせ
る白熱の演奏?それとも洗練されたスタイルの近代フランス音楽?マイナー
作曲家&オーケストラ・ファン、秘曲マニア必聴必携です!

CHSA 5091(SACD-Hybrid) \2580
ライヒ:管弦楽のための《3つの楽章》/砂漠の音楽
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)
トーンキュスラー管弦楽団、コーラス・シネ・ノミネ
アメリカ育ちのクリスチャン・ヤルヴィは、自らが創設したアブソリュート・
アンサンブルを率いてクロスオーヴァーからコンテンポラリー、ジョー・ザ
ヴィヌルとの共演など、時代やジャンルに縛られない活動を繰り広げており、
"ニューヨーク"という共通点を持つミニマルのパイオニア、ライヒの音楽への
理解度も非常に高い。
スティーヴ・ライヒは、ヤルヴィ&トーンキュスラー管の「3つの楽章」を
「私がこれまでに聴いた中で最高の演奏だ!」大絶賛しており、同じく最大級
の賛辞を寄せる「砂漠の音楽」とのライヒ・アルバムが、新世代の理解者クリ
スチャン・ヤルヴィによる決定盤となることは間違いないだろう!

CHAN 10674 \2180
ローザ:管弦楽作品集Vol.2 ――
ハンガリー農民の歌による変奏曲Op.4*/ぶどう酒商人の娘Op.23a
ハンガリー風夜想曲Op.28/チェロ協奏曲Op.32**
ジェニファー・パイク(ヴァイオリン)*
ポール・ワトキンス(チェロ)**、
ラモン・ガンバ(指揮)、BBCフィルハーモニック
ハンガリー、ブダペスト出身のハリウッドの巨匠、ミクロス・ローザ(1907-
1995)の管弦楽作品集第2弾は、ジェニファー・パイクとポール・ワトキンスが
ソリスト!「二重生活」や「ベン・ハー」、「白い恐怖」などの音楽を手懸け、
アカデミー作曲賞では3回の受賞と17回のノミネートに輝いたローザ。
クラシック音楽の作曲家としても、祖国ハンガリーの民謡をベースに新古典主
義を組み合わせるなど卓越した手腕を発揮しており、その音楽の魅力は自身の
映画音楽に勝るとも劣らない。
ソリストのジェニファー・パイク、ポール・ワトキンス、映画音楽を振らせて
も天下一品のラモン・ガンバなど、シャンドス・アーティストたちのハイ・パ
フォーマンスにも要注目!

CHAN 0780 \2180
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988
スティーヴン・ディヴァイン(チェンバロ)
イギリスのピリオド・オーケストラ、エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦
楽団の準首席チェンバロ奏者としてピリオド奏法の最前線で活躍するディヴァ
インの使用楽器は、英国の名工、コリン・ブースが2000年に製作したフライ
シャー1710年製のレプリカ・モデル。
ゴンザーガ・バンドやロンドン・バロックでも活躍するイギリスの実力派鍵盤
奏者によるゴルトベルク変奏曲の登場です!

CHAN 10675 \2180
フィエスタ・クリオージャ - ラテン・アメリカの管弦楽作品集 ――
ピアソラ:ミロンゴン・フェスティーヴォ
カリージョ:フィエスタ・クリオージャ/カストロ:アラバル
カリージョ:ラプソディア・サンティアゲーニャ
カバジェロ:コンシェルト・インディオ*/ミニョーネ:コンガーダ
オルギン:3つの踊り
ウィリアムス:プリメラ・オベルトゥーラ・デ・コンシェルト
ガブリエル・カスターニャ(指揮)、
ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
ノーラ・チャステイン(ヴァイオリン)*
ピアソラの管弦楽作品集(CHAN 10049&10419)で大活躍のガブリエル・カスタ
ーニャ&ヴュルテンベルク・フィルが、20世紀ラテン・アメリカの管弦楽作品
集で再登場!
アルゼンチン、ペルー、ブラジル、コロンビアのオーケストラ作品は、ピアソ
ラの「ミロンゴン・フェスティーヴォ」や、アフロ・ブラジリアンダンスにイ
ンスパイアされたミニョーネの「コンガーダ」など、これまでのラテン・アメ
リカ・シリーズにも増してバラエティに富んだプログラムが魅力。
ラテン・アメリカの音楽とめっぽう相性が良いドイツのオーケストラ、ヴュル
テンベルク・フィルのピアソラを上回る熱演も楽しみ。

CHAN 10672 \2180
エネスコ:ピアノ四重奏曲集 ――
ピアノ四重奏曲第1番ニ長調Op.16/ピアノ四重奏曲第2番ニ短調Op.30
シューベルト・アンサンブル〔サイモン・ブレンディス(ヴァイオリン)、
ダグラス・パターソン(ヴィオラ)、ジェーン・サーモン(チェロ)、
ウィリアム・ハワード(ピアノ)〕
シューベルト・アンサンブルは、ロイヤル・フィル、イギリス室内管、ロンド
ン・シンフォニエッタ、そして日本のオーケストラ・アンサンブル金沢のコン
サート・マスターとして活躍する英国の名ヴァイオリニスト、サイモン・ブレ
ンディスが所属する結成27年目のイギリスの室内楽団。
マーク・パドモアとの共演によるヴォ―ン=ウィリアムズ(CHAN 10465)、マル
ティヌー(CHAN 10551)、フォーレ(CHAN 10576)の演奏はいずれも高評価を得て
おり、シャンドス室内楽の新しい主力として期待を集めている。特にマルティ
ヌーは英グラモフォン誌で「最高級のパフォーマンス」と絶賛されただけに、
同じく東欧のエネスコでの好演にも期待したい。




<アクースティカ(日本)>
PPCA 613 \2800
「怒りをこめて」-リスト生誕200記念
リスト(1811-86):
パガニーニ大練習曲S.141
(第1番ト短調/第2番変ホ長調/第3番「ラ・カンパネッラ」/第4番ホ長調
/第5番「狩り」/第6番「主題と変奏」)
3つの演奏会用練習曲S.144
(第1番「悲しみ」/第2番「軽やかさ」/第3番「ため息」)
仕上げのための練習曲「怒りをこめて」S.143
2つの演奏会用練習曲S.145(第1番「森のささやき」/第2番「小人のおどり」)
スペイン狂詩曲S.145/愛の夢第3番S541
福間洸太朗(ピアノ)
録音:2010年4月8-9日三重県総合文化会館大ホール
「リサイタル・ライヴ(PPCA612)」に続く福間洸太朗第2弾。
福間洸太朗は1982年生まれ。都立武蔵野高校卒業後ヨーロッパへ留学し、仏
パリ国立高等音楽院、独ベルリン芸術大学、同大学院、伊コモ湖国際ピアノ
アカデミーにて学ぶ。20歳でアメリカ・クリーヴランド国際ピアノ・コンク
ール優勝及びショパン賞を受賞。その後様々なコンクールに入賞。2003年NY
リンカーン・センターでデビューして以来、全米で50回以上公演、ヨーロッ
パ、南アフリカ、アジアでも定期的に演奏する。CDは武満徹作品集(NAXOS,
日本作曲家選輯)、シューマン:作品集(NAXOS)が発売になっています。ベル
リン在住。

PPCA 615 \2800
シリーズ・ピアニスツinトッパン・ホール
「ショパン・リサイタル・ライヴ」-大崎結真(ゆま)デビュー・アルバム
アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ Op.22/
三つのマズルカ Op.59/バラード1番Op.23/
24の前奏曲Op.28/ワルツ ヘ短調Op,34-3/練習曲嬰ハ短調 Op.10-4
大崎結真(ピアノ)
録音:2010年11月6日トッパン・ホール(ライヴ)
本格派新人大崎結真のデビュー・アルバム。彼女が10年に亘る留学生活の間、
常に試行錯誤を重ね、その最後にパリ・エコールノルマの卒業試験でも演奏
した、ショパン「24のプレリュード」をメインプログラムに据えたリサイタ
ル(トッパンホール10年11月6日)のライブ録音です。
略歴:2000年東京芸術大学附属高校卒業後、イタリア、イモラ音楽院に入学、
2001年パリ国立高等音楽院大学院に入学、2007年パリ・エコールノルマ音楽
院コンサーティスト課程入学、2009年同大学院卒業。「リーズ国際ピアノコ
ンクール」3位、「ショパン国際ピアノコンクール」ファイナリスト賞、「パ
リ・オートモービル・クラブ国際ピアノコンクール」優勝。その他多くのコ
ンクールに入賞を果たしている。アクースティカでは今後ラヴェル、ドビュ
ッシーアルバムを制作予定
※日経新聞に評が掲載されました(4月8日)。

PPCA 616 \2800
「1840」-プレイエル・ピアノ(パリ、1840年)によるショパン&グリンカ
(1)ショパン:
“リュウドヴィック”の主題「私は聖衣を売る」による華麗な変奏曲 作品12
(1833年)
(2)-(4)グリンカ:
「祖国へのあいさつ」(1847年)より「あるマズルカの思い出」「舟歌」
「祈祷」
(5)グリンカ:
ノクターン「別れ」ヘ短調(1839年)
(6)(7)ショパン:
ノクターン Op.62-1 ロ長調/Op.62-2 ホ長調(1845-6年)
(8)ショパン:舟歌Op.60嬰ヘ長調(1846年)
(9)ショパン:子守歌Op.57変ニ長調(1843-4年)
(10)ショパン:幻想ポロネーズOp.61(1845-6年)
(11)ショパン:マズルカOp.56-2 ハ短調
平井千絵(1840年製プレイエル・ピアノ)
録音:2010年8月9-12日Doopsgezinde教会,デーヴェンター(オランダ)
フォルテピアノの新鋭、平井千絵待望のソロ・アルバム登場!既にバロック
・チェロの名手鈴木秀美の名コンビで「メンデルスゾーン:チェロ全曲集」、
「ショパン:チェロ全曲集」(ともBGM・SME)で非常に高い評価を得ていた平井
千絵が、ショパンが愛奏した1840年製のプレイエルピアノで晩年の作品を中
心に、同時代に活躍したロシアの作曲家グリンカ(1804-1857)の珍しい作品
「祖国へのあいさつ」他を収録。150年前のパリで開かれていたショパンが
演奏するサロン・コンサートへタイム・スリップをしていただけるようなプ
ログラムになっている。




<HEART‘Sレーベル>
HC-0002 \3000
「火の鳥」-The Ballet
ストラヴィンスキー(アゴスティ編):
『火の鳥』(1.魔王の踊り/2.子守唄/3.終曲)
ハチャトゥリアン(M.キャメロン編):『スパルタクス』よりアダージョ
プロコフィエフ:
『ロメオとジュリエット』より10の小品 作品75より
(第4曲『少女ジュリエット』/第6曲『モンタギュー家とキャピュレット家』
/第7曲『僧ロレンツォ』/第8曲『マーキュシオ』/第10曲『別れの前のロ
ミオとジュリエット』)
ファリャ:
『三角帽子』より3つのダンス(1.粉ひき女の踊り/2.隣人たちの踊り/
3.粉屋の踊り)
ドリーブ(ドホナーニ編):『コッペリア』より ワルツ
川島 基(かわしま・もとい,ピアノ)
使用楽器:BECHSTEIN D-280
録音:2010年7月30日-8月1日,鈴鹿市市民会館
激しく撓り、えぐる音に感情がかきたてられ、魅惑的で完備な音に心が揺れ
動く―。オーケストラを感じさせる多彩に音色と表現力。しかし単なるオー
ケストラの模倣では決してなく、ピアノのもつ最大の表現力にチャレンジし
たピアノ版バレエトランスクリプション。あふれる才能の結晶、まさに芸術
である。

HC-0001 \3000
「Wanderer Fantasie」
J.S.バッハ(ブゾーニ編):「シャコンヌ」BWV.1004より
シューベルト:幻想曲 ハ短調 作品15『さすらい人』
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調Op.27-1
シューベルト:即興曲 Op.142-2 変イ長調
川島 基(かわしま・もとい,ピアノ)
使用楽器:BECHSTEIN D-280
録音:2008年12月,鈴鹿市市民会館
川島基のセカンドCD。弊社、初取り扱い商品。デビューCDはドイツTHOROFON
から発売になっている(シューベルト:ソナタ第19番、チャイコフスキー:くる
み割り人形、他)

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11-04 No.35-2

2011年04月27日 18時51分21秒 | Weblog
<ISODAレーベル(日本)>
IE-2015 \2500
「ゴールドマルク バラード」
ゴールドマルク:バラード/メンデルスゾーン:甘い思い出
パガニーニ:魔女たちの踊り/プリンチーペ:エル・カンピエロ
ブラームス:瞑想/ブラームス:ハンガリー舞曲第3番
ドビュッシー:レントよりおそく/クライスラー:シンコペイション
ラフマニノフ:ヴォーカリーズ/トゥリーナ:闘牛士の祈り
ヒナステラ:パンペアーナ第1番/サラサーテ:スペイン舞曲 作品26-2
辻井 淳(ヴァイオリン),藤井由美(ピアノ)
録音:2010年8月,ガリバーホール(プロデューサー:太田憲志)
京都市交響楽団の元コンサート・マスターで、新日フィルの客演コンサート
・マスターなどもつとめた辻井淳。最近では宮川彬良率いるアンサンブル・
ベガのメンバーとして活躍、NHK教育テレビの「ゆうがたクインテット」で、
アリアさんの美しいヴァイオリンを奏でています。小品集13作目となるこの
CDは、タイトルのゴールドマルクのバラードのような珍しい作品から、ブラ
ームスやラフマニノフの名曲までヴァラエティに富んだ選曲がなされており
ます。今回もオタケン・レコード太田憲志のプロデュースで、アンサンブル
・ベガのステージ・プランナー松田淳一氏の協力を得て、臨場感あふれる録
音に仕上がっております。




<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 236 \2080
モーツァルト(1756-1791):
レクイエム K.626(ジュスマイヤー版)(*)
アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
マリネッラ・ペンニッキ(ソプラノ(*))
グロリア・バンディテッリ(メゾソプラノ(*))
ミルコ・グァダニーニ(テノール(*))
セルジョ・フォレスティ(バス(*))
コーロ・カンティクム・ノーヴム・ディ・ソロメオ(合唱)
アッカデーミア・ヘルマンス(管弦楽)
ファビオ・チョフィーニ(指揮)
録音:2010年7月6-8日、ソロメオ(イタリア、ペルージャ県)、
聖バルトロメオ教会
エンリコ・ガッティがコンサートマスターを務めるイタリアのピリオド楽器
オーケストラが強力ソリスト陣を迎えて臨んだ注目の録音。

DISCANTICA 223 \2080
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)/エドワード・ミラー)1735-1807)編曲:
12のトリオ・ソナタ Op.1 から Nos.1-6
12のトリオ・ソナタ Op.3 から Nos.1-6
マヌエル・トマディン(オルガン)
録音:2009年5月4、9日、ゴリツィア(イタリア)、
聖イラリオ&タツィアーノ大聖堂
使用楽器:1856年、ピエトロ・デ・コルテ製

DISCANTICA 227 \2080
ドヴォルジャーク(1841-1904):
スラヴ舞曲集第1巻 Op.46(ピアノ四手連弾のための;全8曲)
ボヘミアの森より Op.68(ピアノ四手連弾のための;全6曲)
スメタナ(1824-1884)/ガブロエーレ・ロータ編曲:
チェコ舞曲集 から ポルカ/フリアント/スコチナー (ピアノ四手連弾版)
ティチィアーナ・モネータ、ガブリエーレ・ロータ(ピアノ)
録音:2010年3月、イヴレア(イタリア)、SMC、バロック・ホール

DISCANTICA 235 \2080
ミラノ、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の
バルビアーニ=ヴェジェッツィ=ボッシ製オルガン
マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):
交響的練習曲 Op.78(1897)/処女マリアへのカンツォンチーナ/夕べの歌
デイヴィッド・ナサニエル・ジョンソン(1922-1987):
トランペット・チューン ニ長調(1962)
デレク・ブールジョワ(1941-):セレナード Op.22(1965)
アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):
オルガン・ソナタ第1番ニ短調 Op.42(1874)
ジャン・ラングレ(1907-1991):9つの小品 Op.40(1942-1944) から 平和の歌
マルセル・デュプレ(1886-1971):テ・デウムによるパラフレーズ Op.43(1946)
エルマンノ・コデゴーニ(オルガン)
レオナルド・ダ・ヴィンチの壁画「最後の晩餐」で名高いミラノのサンタ・
マリア・デッレ・グラツィエ教会での録音。

DISCANTICA 237 \2080
フルート&ピアノ・イン・コンサート
サン=サーンス(1835-1921):オドレット[小頌歌]Op.167
アンドレ・カプレ(1878-1925):アルバムの綴り から 夢/小ワルツ
クロード=ポール・タファネル(1844-1908):
アンダンテ・パストラルとスケルツェッティーノ
フィリップ・ゴーベール(1879-1941):幻想曲
ジャック・イベール(1890-1962):物語 から
小さな白いろば/悲しみの家で/水晶の籠
アルフレード・カゼッラ(1883-1947):シチリアーナとブルレスカ
ハワード・バス(1951-):ドラゴン・フライト(*)
エレーナ・チェッコーニ(フルート)
フェデリコ・ブルネッロ(ピアノ)
録音:2010年8月9-11日、ティチーノ(イタリア、ミラノ県)、
聖ステファノ教会
(*)世界初録音。



<ALQHAI & ALQHAI>
ALQHAI 003 \2080
軍神マルスの愛
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
オペラ「オルフェオ」から トッカータ
タンクレディとクロリンダの戦い(マドリガーレ集第8巻 から)(*/+/#)
つれない娘たちのバッロ から 序奏(マドリガーレ集第8巻 から)
ニンファの嘆き(マドリガーレ集第8巻 から)(*/+/#/**)
オペラ「ウリッセの祖国への帰還」から プロローグの前のシンフォニア
ビアージョ・マリーニ(1594-1663):ソナタ「パッサカリア」Op.22
クラウディオ・モンテヴェルディ:
竪琴の調子を合わせて(マドリガーレ集第7巻 から)(+)
ファーミ・アルクアイ:モンテヴェルディの「星をみることはないだろう」
(マドリガーレ集第7巻 から)によるディミニューション
クラウディオ・モンテヴェルディ:
やはりそれは真実なのだ(「音楽の戯れ」から)(+)
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):6つのヴィオルのためのソナタ
アッカデーミア・ピアチェーレ
マリビ・ブラスコ(ソプラノ(*)) フアン・サンチョ(テノール(+))
ランベルト・クリメント(テノール(#)) 
ハビエル・ヒメネス・クエバス(バス(**))
ファーミ・アルクアイ
(ヴィオリーノ・ダ・ガンバ、ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス、ディレクター)
ラミ・アルクアイ、ロドニー・プラダ
(ヴィオリーノ・ダ・ガンバ、ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス)
ヨハンナ・ローゼ(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス) 
マリナ・バレド(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)
ペドロ・オルテガ(ヴィオローネ) 
リュイス・コイ、アルナウ・ルドン(コルネット[ツィンク])
ビセンテ・パリリャ(リコーダー) 
エリエス・エルナンディス(サックバット)
シモ・オスカ(ドゥルツィアン) 
アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ)
アレハンドロ・カサル(オルガン) 
エンリケ・ソリニス(アーチリュート、バロックギター)
ミゲル・リンコン(テオルボ、バロックギター) 
ペドロ・エステバン(打楽器)
録音:2010年6月24-27日、セビリャ(スペイン)、クリスト小学校
スペイン系でありながらイタリア初期バロック音楽を主要レパートリーとし
ている熱血古楽集団アッカデーミア・ピアチェーレ(アッカデーミア・デル・
ピアチェーレから改称か?)が放つ第2弾。モンテヴェルディのマドリガーレ
集第8巻「戦いと愛のマドリガーレ」から選ばれた名作マドリガーレを中心と
したアルバムです。ラテン的なノリとコテコテ感はもちろん期待通りですが、
彼らならではの「ぶつかり、きしむような音作り」がまさに絶頂期のモンテ
ヴェルディの真髄をえぐり出しています。

ALQHAI 002 \2080
【旧譜 再案内】
天国と地獄のヴィオル
マラン・マレ(1665-1728):
ヴィオル曲集第4巻「異国趣味の組曲」(1717)から
タタール人の行進/アルマンド「尊大」/アラベスク/夢想/旋風
ヴィオル曲集第3巻(1711)から 荘重なサラバンド
ヴィオル曲集第5巻(1725)から ペルシア人の行進「サヴィニー」
アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):
ヴィオル曲集(1747) 組曲第5番 から
ラモー/ギニョン/レオン、サラバンド/モンティニ/ジュピター
マラン・マレ:ヴィオール曲集第1巻(1686)から シャコンヌ
アッカデーミア・デル・ピアチェーレ
ファーミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ディレクター)
ラミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミゲル・リンコン(テオルボ、バロックギター)
録音:2009年1月、セビリャ(スペイン)、スタジオ・スプートニク
「天使のマレ、悪魔のフォルクレ」と称されたフランス・バロックの二大ヴィ
オル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者の作品集。演奏はまさにアルクアイ兄弟の
超絶技巧が炸裂、まるでマレとフォルクレの音楽を薄暗いフランスの宮廷か
らアンダルシアの灼熱の太陽の下に引きずり出したかのよう。スマートさを
志向せずザックザックと切り刻むように弾き進むその気迫に唖然とさせられ
ます。「凄いガンバを聴いてしまった」・・・そんな感想間違いなしの驚く
べきアルバムです。

ALQHAI 001 \2080
【旧譜再案内】
エロスの涙 イタリア初期バロック音楽
ベネデット・フェラーリ(1597-1681):Amanti io vi so dire
サロモーネ・ロッシ(1570頃-1630):トルディリョーネのアリアによるソナタ
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
喜べ、おお、森よ、おお、風よ[Gioite o selve, o venti]
ステファノ・ランディ(1590-1639):Damigella tutta bella
ルカ・マレンツィオ(1553?-1599?):
アモールは真珠の涙をこぼし[Liquide perle Amor]
ビセンテ・パリリャ:
アモールは真珠の涙をこぼし(ルカ・マンレンツィオのマドリガーレによる)
フランチェスコ・マリア・バッサーニ:Tocata per B quadro
リッカルド・ロニョーノ(1555頃-1620):
Ancor che c'ol partire(チプリアーノ・デ・ローレのマドリガーレによる)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(1594年頃活躍):
Io son ferito ahi lasso
サロモーネ・ロッシ:シンフォニア・グラーヴェ
ジローラモ・フレスコバルディ:
大いなる十字架の下に[A pie della gran Croce]
サロモーネ・ロッシ:ソナタ第5番
ビアージョ・マリーニ(1597頃-1665):Novello Cupido
チャッコーナ(シャコンヌ)による即興
アッカデーミア・デル・ピアチェーレ
マリビ・ブラスコ(ソプラノ) フアン・サンチョ(テノール)
ビセンテ・パリリャ(リコーダー)
ラミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス、ヴィオリーノ・ダ・ガンバ)
イレネ・ゴメス(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス) 
フアン・ラモン・ララ(ヴィオローネ)
ラムセス・プエンテ(ヴァイオリン) バルバラ・セラ(ファゴット)
ミゲル・リンコン(テオルボ、バロックギター)
エンリケ・ソリニス(アーチリュート、バロックギター)
アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ) アルバロ・ガリド(打楽器)
ファーミ・アルクアイ
(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス、ヴィオリーノ・ダ・ガンバ、ディレクター)
録音:2006年9月1-5日、セビリャ(スペイン)、平和の聖母マリア教会




<URANIA>
WS 121.118 2枚組 \1450
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
ジャン・ピアース、セーナ・ユリナッチ、グスタフ・ナイトリンガー、
マリア・シュターダー、デジュー・エルンスター
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイエルン国立歌劇場管弦楽団、合唱団  1961年

WS 121.119 2枚組 \1450
チャイコフスキー:
交響曲第4番-第6番「悲愴」
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
サー・ジョン・バルビローリ指揮
ハレ管弦楽団  1957年-1959年

WS 121.120 2枚組 \1450
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第17番「狩」、第19番「不協和音」、第20番
「ホフマイスター」、プロイセン王四重奏曲(第21番-第23番)
アマデウス四重奏団 1951年、1955年

WS 121.121 2枚組 \1450
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」
ティト・ゴッビ、レナータ・テバルディ、レナート・カペッキ、
フェドーラ・バルビエリ、ミレッラ・フレーニ
マリオ・ロッシ指揮
ナポリ・サンカルロ劇場管弦楽団、合唱団 1961年

WS 121.122 2枚組 \1450
ベートーヴェン:
付随音楽「エグモント」  
ローゼマリー・レーニッシュ(S) カール・パリラ(語り)
バレエ「プロメテウスの創造物」   インゲ・ケラー(語り)
グリーグ:劇音楽「ペール・ギュント」  カール・パリラ(語り)
メンデルスゾーン:付随音楽「真夏の夜の夢」
ジークフリート・ハウスマン  ライプツィヒ放送女性合唱団
ヘルマン・シェルヘン指揮
ライプツィヒ放送管弦楽団 1960年

WS 121.123 2枚組 \1450
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」
ビルギット・ニルソン、ジュゼッペ・ディ・ステファノ、
レオンタイン・プライス、ニコラ・ザッカリア
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団 1961年

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11-04 No.34-1

2011年04月27日 18時50分32秒 | Weblog
<SONY CLASSICAL>
8869776604-2 \1600
フランツ・リスト:
「愛の夢」第3番変イ長調 S.541-3
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」 S.514
「悲しみのゴンドラ」第2稿 S.200/2
前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543(J.S.バッハ曲/リスト編曲 S.462-1)
録音 2010年10月10-14日ベルリン、マイスターザール デジタル(セッション)
カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)
数多くのすぐれた音楽家を輩出してきた国グルジアからまた新たなライジン
グ・スターが登場する。カティア・ブニアティシヴィリ。まだ23歳という若
さながら、マルタ・アルゲリッチやギドン・クレーメル、パーヴォ・ヤルヴィ
といった偉大なアーティストから惜しみない賞賛を送られ、ウィーン楽友協
会からは2011/2012のシーズンにおける「ライジング・スター」にノミネー
トされたカティアが、ソニー・クラシカルと専属契約を結んだ。デビュー作
に選ばれたのは、今年生誕200年を祝うフランツ・リストの作品集。超絶技巧
とロマンティックな抒情が同居したリストの作品集は、まさにこのライジン
グ・スターにふさわしいアルバムと言えるだろう。
1987年グルジアのトビリシ生まれ。トビリシ中央音楽学校を卒業後、トビリ
シ国立音楽院に入学、6歳よりリサイタルやオーケストラとの共演を行ってい
る。12歳から本格的に演奏活動を行っており、ルガーノ、ジュネーヴ、ヴェ
ルビエ、サンクトペテルブルグ等の音楽祭にも招かれているのをはじめとし
て、多くのヨーロッパの主要なホールで演奏会を行っている。'03年ホロヴィ
ッツ国際コンクールでは、特別賞受賞。 同年エリザベート・レオンスカヤ奨
学金を付与され、同じ年、パリのフランソワ=ルネ・デュシャーブルのマス
ター・クラスに招待された。‘08年にはショパン、ピアノ協奏曲第2番でカー
ネギーホールにデビュー。同年アルチュール・ルービンシュタイン国際ピア
ノコンクール3位並びに最優秀ショパン演奏賞、オーディエンス・フェイバリ
ット賞受賞。4月にはともに来日するヴァイオリンのギドン・クレーメルのほ
か、指揮者パーヴォ・ヤルヴィとの信頼関係も深く、今後パリ管弦楽団など
の公演に登場する予定。本年よりソニー・クラシカルの専属アーティストと
なる。

8869790945-2 \1600
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
ケント・ナガノ:指揮
バイエルン国立管弦楽団
ケント・ナガノ/バイエルン国立管弦楽団による、2010年の「第4番(第1稿)」
に続くブルックナー・チクルス最新作。ブルックナーの交響曲のなかでも、
その歌謡的な作風で高い人気を誇る「第7番」。どこまでも流れる大河のよう
な作品の真髄を、ナガノがその鋭い視点でえぐり出します。

8869790947-2 2枚組 \2000
「ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 (1887年第1稿)
ケント・ナガノ:指揮
バイエルン国立管弦楽団
ケント・ナガノ/バイエルン国立管弦楽団2010年の「第4番」につづくチクル
ス第2弾は、完成された最後の交響曲である「第8番」。「第4番」に続き、
「初稿」を使用しています。

8869789455-2 \1600
ショスタコーヴィチ:
ヴィオラ・ソナタ Op.147
(ウラディーミル・メンデルスゾーンによる管弦楽伴奏編曲版)
ギデオン・リューエンソーン:ViolAlive
ギラド・カルニ(Va)
チューリヒ室内管弦楽団
[録音] 2010年1月5-7日, チューリヒ放送局スタジオ(デジタル:セッション)
イスラエル出身のヴィオラ奏者ギラド・カルニは、最年少でニューヨーク・
フィルのメンバーとなり、その後バンベルク交響楽団、ベルリン・ドイツ歌
劇場、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の首席ヴィオラ奏者を務めてきまし
た。彼の演奏は、「非常に叙情的で、ほとばしるカンタビーレが印象的」と
高い評価を得ています。現在はソロ活動と、ローザンヌ音楽院の教授を務めて
います。 このアルバムでは、「ショスタコーヴィチ/ヴィオラ・ソナタ」を、
ルーマニアの作曲家でありヴィオラ奏者でもあるウラディーミル・メンデル
スゾーンがオーケストレーションした版によって演奏されています。また
ECMから発売され話題となったイスラエル出身の作曲家、リューエンソーン
(1954-)による「ViolAlive」の世界初録音が収録されました。この作品はヴィ
オラ・ソロ、打楽器と19のソロ楽器のために書かれたもので、「2幕の劇場
音楽」という副題を持ち、20の短い場、シーンとエピローグから成り立って
り、カルニによって初演されたものです。

8869789182-2 \1600
1.フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調
2.サン=サーンス:ヴァイオリンソナタ第1番 ニ長調 作品75
3.ラヴェル:ヴァイオリンソナタ
ヴァイオリン:ジョシュア・ベル
ピアノ:ジェレミー・デンク
正統的なクラシック作品はもちろん、グラミー賞も受賞、アカデミー賞も受賞
した「レッド・ヴバイオリン」では映画音楽も担当するなど、多岐にわたる方
面で活躍する世界的ヴァイオリニスト、ジョシュア・ベルのニュー・アルバム
は、待望のフランス音楽作品集。フランク、サン=サーンス、ラヴェルという
フランス音楽 黄金の3大ヴァイオリンソナタを収録。1713年製のストラディ
ヴァリウス「ギブソン」を使用。

8869784704-2 \1600
ドニゼッティ:歌劇「シャムニーのリンダ」より「この私の心の光..」
ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」より「ああ!彼が他の女性を祭壇に導く前に」
ベッリーニ:歌劇「アデルソンとサルヴィーニ」より「暗い黒雲の後に」
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より「私は夢に生きたい」
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」より「静かなる夜」
ドニゼッティ:
歌劇「連隊の娘」より「高い身分と豪勢な暮しに・・・フランス万歳!」
マスネ:歌劇「マノン」より「さようなら、私たちの小さなテーブル」
ロッシーニ:歌劇「イタリアのトルコ人」より「このわびしく質素な服が」
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より「神よ、何という戦慄が」
ドリーブ:歌曲「カディスの娘」(ボーナストラック)
ニーノ・マチャイゼ(Sp)
ミケーレ・マリオッティ(指揮)
ボローニャ市立劇場管弦楽団&合唱団
[録音]2010年9月9-18日, ボローニャ(デジタル:セッション)
2008年ザルツブルク音楽祭での「ロメオとジュリエット」で、ネトレプコの代
役で出演して話題を呼んだグルジア出身のソプラノ歌手ニーノ・マチャイゼが、
ソニー・クラシカルと専属契約。今作は、その第1弾のアルバムとなります。
彼女は、スカラ座の歌手養成プログラムの出身。2006年にレイラ・ゲンチャー
・コンクールで優勝し、「連隊の娘」でスカラ座にデビューしました。弱冠28
歳の彼女ですが、YOUTUBEの動画再生数の多さからも、注目度の高い事が伺い
知ることができます。ネトレプコに比べ、表現力はまだまだ初々しいものの、
コロラトゥーラの技術は比べる者なき素晴らしさ。声質も強靭。このアルバム
で知ることができるのは、彼女の実力のほんの氷山の一角に過ぎません。この
先、どこまで伸びて行くのかを想像すると、ちょっと恐ろしくなるほどの逸材
です。

8869789753-2 2枚組 \1450
リスト名作品集
【Disc 1】
『パガニーニによる大練習曲第3番嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」』
-アンドレ・ワッツ(P)
『忘れられたロマンス S.132』
-スティーヴン・イッサーリス(Vc)スティーヴン・ハフ(P)
『小人の踊り S.145-2』-エマニュエル・アックス(P)
『ため息 S.144-3』 -ホルヘ・ボレット(P)
『パガニーニによる大練習曲第6番イ短調 S.141-6』
-エマニュエル・アックス(P)
『スペイン狂詩曲 S.254』-エフゲニー・キーシン(P)
『愛の夢第3番変イ長調S.541-3』-ホルヘ・ボレット(P)
『メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り S.514」
-ヴァン・クライバーン(P)
『コンソレーション第3番変ニ長調S.172-3』-ヴァン・クライバーン(P)
『ラコッツィ行進曲(ホロヴィッツ編)』-ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
『灰色の雲 S.199』-バリー・ダグラス(P)
『忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調S.215-1』
-ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
『軽やかさ(レジェレッツァ)S.144-2」-エフゲニー・キーシン(P)
『ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244-2(ホロヴィッツ編)』
-アルカーディ・ヴォロドス(P)
【Disc 2】
『交響詩「前奏曲」S.97』
-レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
『死の舞踏 S.126』
-バイロン・ジャニス(P)フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
『交響詩「オルフェウス」S.98』
-ズービン・メータ(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
『交響詩「マゼッパ」S.100』
-アーサー・フィードラー(指揮)ボストン・ポップス
『ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124』(全曲)
-エマニュエル・アックス(P)
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
1811年生まれの天才的ピアニスト&作曲家、フランツ・リスト。彼の生誕200
年を記念して、有名曲ばかりを聴くことのできる、お手軽な2枚組商品です。
「ピアノ協奏曲第1番」は、アックス&サロネン盤で収録されています。

8869790418-2 3枚組 \1250
『ヴェニスの愛』-ヴェネツィアン・バロック・アダージョ
ヴィヴァルディ、マルチェッロ、アルビノーニ、コレルリ、ヴェラチーニ、
ファッコ、ザヴァテリ、ペルゴレージ、レオナルド・レオ、の協奏曲などより
緩章楽章
ミカラ・ペトリ(Bfl)、ジェームズ・ゴールウェイ(Fl)、
ウラディーミル・スピヴァコフ(Vn)、アンヘル・ロメロ(G)、
ピンカス・ズカーマン(Vn)、ギー・トゥーヴロン(Tp)、
オーフラ・ハーノイ(Vc)、鈴木秀美(Vc)、
クラウディオ・シモーネ(指揮)
イ・ソリスティ・ヴェネティ、
ヘルムート・ヴィンシャーマン(指揮)
ドイツ・バッハ・ゾリステン、アカデミー室内管弦楽団、
モスクワ・ヴィルトゥーゾ、カメラータ・ケルン、ラルテ・デラルコ、
フライブルク・バロックオーケストラ、など
バロック音楽は、ストレスの多い現代の「癒しの音楽」として注目されていま
す。バッハやヘンデルの音楽もそうですが、このヴィヴァルディをはじめとす
るヴェネツィアの作曲家の緩章楽章には、数学的幾何学的ではなく、なんとも
人間的なメロディーが溢れています。それらのメロディーと通奏低音のリズム
の独特な掛け合いは、癒しの方程式に見事に当てはまるのでしょう。この盤は、
フランス国内でベストセラーになったものの、インターナショナル盤としての
発売となり、3枚組で非常にお買い得な価格になっています。

8869788082-2 3枚組 \2000
ジョン・ウィリアムズ 70歳記念ベスト・アルバム 限定盤
[Disc 1]- The Soloist
『J・S・バッハ:「リュート組曲第4番」より「プレリュード」』
『アルベニス:「スペイン組曲」より「アストゥーリアス(伝説)」』
『アグスティン・ピオ・バリオス:「大聖堂」』
『J・S・バッハ:
「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」より「シャコンヌ」』
『ヴァイス:「パッサカリア」』
『ガスパル・サンス:「カナリオス」』
『ホアキン・トゥリーナ:「タルレガ讃礼 Op.69」より第2曲「ソレアレス」』
『タルレガ:「アルハンブラ宮殿の思い出」』
『アルベニス:「スペイン組曲」より「セビーリャ」』
『アグスティン・ピオ・バリオス:「プレリュード ハ短調」』
『アグスティン・ピオ・バリオス:
「神様のお慈悲に免じてお恵みを(最後のトレモロ)」
『グラナドス:「トナディーリャス」より第1曲「ゴヤの美女」』
『アントニオ・ラウロ:ワルツ第3番「ナターリャ」』
『フリオ・サグレラス:「ハチドリ」』
『ロドリーゴ:「ファンダンゴ」』
『レオ・ブローウェル:
「黒いデカメロン」より「こだまの谷を逃げてゆく恋人達」』
[Disc 2]- The Romantic
『スタンリー・マイヤーズ:「カヴァティーナ」(ディア・ハンター)』
『作者不詳:「ロマンス」』
『フォーレ:「パヴァーヌ」』
『サティ:「ジムノペディ第3番」』
『ヴィンセント・エミリオ・ソーホー:「カンティコ」
『民謡:「コンドルは飛んでいく」』
『ニーノ・ロータ:「ゴッドファーザー、愛のテーマ」』
『J・ウィリアムズ:「シンドラーのリスト」』
『モリコーネ:「ミッション」より「ガブリエルのオーボエ」』
『スコット・ジョプリン:「エンターテイナー」』
『Paul-Bert Rahasimanana:「Mitopa」』
『エラクリオ:フェルナンデス:「解き放たれた悪魔」』
『アントニオ・ラウロ:「エル・マラビーノ」』
『アントニオ・ラウロ:「ネリー」』
『ペドロ・エリアス・グティエレス:「アルマ・ジャネーラ」』
『イノック・ソントンガ:「神よ、アフリカに祝福を(南アフリカ国家)」』
[Disc 3]- John Williams and Friends
『ヴィヴァルディ:「ギター協奏曲」より第1楽章』**
『ジョン・ジョンソン:「ガイヤルド」』*
『シューベルト:「アルペジョーネ・ソナタ」より第2楽章***
『ジュリアーニ:「ギター協奏曲」より第2楽章』***
『ドビュッシー:「月の光」』*
『フォーレ:「ドリーの庭」』*
『アルベニス:「コルドバ」』*
『エルガー:「愛のあいさつ」』*
『ロドリーゴ:「アランフェス協奏曲」」より第2楽章』****
『ドビュッシー:「夢」』*
『ロドリーゴ:「ある貴紳のための幻想曲」より「たいまつの踊り」』*****
『ファリャ:「はかなき人生」より「スペイン舞曲第1番(プジョール編)」』*
『グラナドス:「スペイン民謡による6つの小品」より第5曲「サンブラ」』*
ジョン・ウィリアムズ(g)ジュリアン・ブリーム(g)*
ヤーノシュ・ローラ(指揮)フランツ・リスト室内管弦楽団**
リチャード・トニェッティ(指揮)オーストラリア室内管弦楽団***
ルイ・フレモー(指揮)フィルハーモニア管弦楽団****
チャールズ・グローヴズ(指揮)イギリス室内管弦楽団*****
【録音】1964-2002年
クラシック・ギターの世界的第一人者、「キング・オブ・ギター」とも評さ
れるジョン・ウィリアムズ。今年2011年70歳を記念して、彼の名演ばかりを
収録したベスト盤のリリースです。


●ソニー・オペラ・ハウスシリーズ
ブックレットには英語、仏語、独語での簡単なあらすじ説明を掲載。歌詞・
対訳は付いておりません。

8869785568-2 2枚組 \1600
ロッシーニ:歌劇「ランスへの旅」(全曲)
シルヴィア・マクネアー(コリンナ),
ルチーア・ヴァレンティーニ・テッラーニ(メリベーア侯爵夫人),
ルチアーナ・セッラ(フォルヴィル伯爵夫人),
チェリル・スチューダー(コルテーゼ夫人),
ラウル・ヒメネス(騎士ベルフィオール),
ウィリアム・マッテウッツィ(リーベンスコフ伯爵),
サミュエル・レイミー(シドニー卿),
ルッジェーロ・ライモンディ(ドン・プロフォンド),
エンツォ・ダーラ(トロムボノク男爵),
ルーチョ・ガッロ(ドン・アルヴァーロ),
ジョルジョ・スルヤン(ドン・プルデンツィオ),
グリエルモ・マッテイ(ドン・ルイジーノ),
ニコレッタ・クリエル(デリア),
バルバラ・フリットリ(マッダレーナ&モデスティーナ),
クラウディオ・オテッリ(ゼフィリーノ),
ボジダール・ニコロフ(アントーニオ&ジェルソミーノ),
クラウディオ・アバド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1992年10月13-19日 
ベルリン・フィルハーモニーでの定期演奏会、半舞台形式上演でのライヴ録音
(デジタル:ライヴ)
14声のアンサンブル、18人のソリストを必要とするこのオペラは、およそ考え
うる最も贅沢なベル・カントの饗宴であり、それぞれの歌手の技巧と特質を
引き出した、この上なく魅力的な作品でしょう。1984年8月18日にペーザロの
ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで159年ぶりにアバド&ヨーロッパ室内
管によって復活蘇演が行われ、ロッシーニの失われた傑作の復活として大き
な反響を呼び、この時の演奏はDGよりによって録音されました。その後ミラノ
・スカラ座、ウィーン国立歌劇場来日公演で演奏。そして1992年にベルリン・
フィル定期演奏会で演奏会形式(歌手たちは衣装と演技付き)で、最高のロッ
シーニ歌手ばかりを終結して演奏し、それを録音したアルバムとなります。
最上級の名歌手を揃え、ロッシーニの音楽のエッセンスの見本市とも呼ぶべ
きナンバーをみごとに表現し、生気に満ちた音楽の流れの中から立ち昇る貴
族的とも呼べる独特な香気を味わうことができます。

8869785652-2 3枚組 \2000
ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」(全曲)
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(Ms), エヴァ・メイ(Sp),
ラモン・ヴァルガス(T), ウンベルト・チウンモ(Bs), 
シモーネ・アルベルギーニ(Bs),
ロベルト・アバド(指揮) 
ミュンヘン放送管弦楽団, バイエルン放送合唱団
【録音】1997年6月23-30日 バイエルン放送スタジオ(デジタル:セッション)
13世紀のヴェローナを舞台にした、カプレーティ家の娘ジュリエッタと仇敵
のモンテッキ家の息子ロメオとの悲恋物語で、実際は同じ題材のシェイクス
ピアの名作とは直接関係はないものです。しかしながらこの作品は、ベッリ
ーニの円熟したベル・カント手法で書かれた傑作のひとつで、美しい旋律も
多数ちりばめられています。しかし上演、録音される機会は他の「夢遊病の
女」や「ノルマ」などと比べると少ない作品となっています。このRCAの録音
は、新鋭歌手としてエヴァ・メイ、カサロヴァ、そしてヴァルガスが高い評
価を受け始めた頃のものですが、みずみずしい声を駆使したテクニックの冴
えが痛快なもので、デュエットと重唱。そして、むらなくよく響くしなやか
な美声と自在で見事なコロラトゥーラ・テクニックに音楽性とセンス豊かな
歌唱をフルに発揮された極め付きのアルバムです。特にカサロヴァの力強く
男性的な声は、魅惑的としか言いようがありません。

8869785654-2 2枚組 \1600
ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクァーレ」(全曲)
エヴァ・メイ(Sp), トーマス・アレン(Br), レナート・ブルゾン(Br),
フランク・ロパード(T), アルフレード・ジャコモッティ(Br),
ロベルト・アバド(指揮) 
ミュンヘン放送管弦楽団, バイエルン放送合唱団
【録音】1993年5-6月  バイエルン放送スタジオ(デジタル:セッション)
「19世紀初めのイタリア。裕福な独身老人であるドン・パスクァーレは、自
分の勧める女性と甥のエルネストを結婚させ、財産を継がせようと考えてい
ます。しかし、エルネストには美しい未亡人ノリーナという恋人が。エルネ
ストが、叔父ドン・パスクァーレの提案を断ると、ドン・パスクァーレは、
自分が結婚し自分の子どもに財産を残すという。ドン・パスクワーレの結婚、
エルネストの恋の行方は・・」。ドニゼッティの喜劇的作品のこの傑作は、
実はドニゼッティ自身は精神的に病んでいた時期の作品とも言われています。
チャーミングなエヴァ・メイ、エレガントで洗練された滑稽さを楽しませて
くれるブルゾン、リリックなロパード。そして見事にこの作品の魅力と音楽
的知性を表現したロベルト・アバドによる、隠れた名盤のひとつともいわれ
ている演奏です。

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11-04No.34-2

2011年04月27日 18時49分55秒 | Weblog
8869785571-2 2枚組 \1600
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」(全曲)
ジュディス・ラスキン(Sp), アンナ・モッフォ(Sp),
シャーリー・ヴァーレット(Ms),
レナート・ファザーノ(指揮)
イ・ヴィルトゥーゾ・ディ・ローマ(ローマ合奏団),
【録音】1965年7月 RCAイタリア (ステレオ:セッション)
当時まだ上演・録音の少なかった作品ですが、ヴァーレットの深い印象的な
歌唱が、古典的で伝統的な解釈と純粋な結束となり、最大限の作品解釈が行
われています。長いフレーズと優雅な舞曲の綿密な計算による説得力あるパ
フォーマンスが、緊張ある展開と感動的なエンディングに達しています。

8869785656-2 4枚組 \2100
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」(全曲)
ルネ・コロ(ジークフリート),
ジャニーヌ・アルトマイヤー(ブリュンヒルデ),
ジークムント・ニムスゲルン(アルベリッヒ),
マッティ・サルミネン(ハーゲン), ノーマ・シャープ(グートルーネ),
ハンス・ギュンター・ネッカー(グンター),
オルトルン・ヴェンケル(ヴァルトラウテ),
ルチア・ポップ(ヴォークリンデ), ウタ・プリーヴ(ウェルグンテ),
ハンナ・シュヴァルツ(フロースヒルデ),
アンネ・ギェーファング(第1のノルン),
ダフネ・エヴァンゲラトス(第2のノルン),
ルート・ファルコン(第3のノルン),
マレク・ヤノフスキ(指揮)
ドレスデン・シュターツカペレ, ライプツィッヒ放送合唱団
ドレスデン国立歌劇場合唱団
【録音】1983年3-4月 ドレスデン・聖ルカ教会 (デジタル:セッション)
ワーグナーを得意とするヤノフスキが、優れた歌手を集めて3年以上の歳月を
かけて完成させた史上初の全曲デジタル録音となった記念碑的「指輪」から
の「神々の黄昏」。名門ドレスデンの「いぶし銀の」ワーグナー・サウンド
を堪能させてくれます。ラインの旅へと一気になだれ込むあたりの盛り上が
りは感動的で、隙のない緊密な演奏と、集中力あるシャープで深い推進力は
圧倒する感動をもたらしています。ルカ教会での録音もすばらしく、臨場感
を生々しく伝えています。

8869785576-2 2枚組 \1600
ヴェルディ:歌劇「マクベス」(全曲)
レナード・ウォーレン(マクベス), レオニー・リザネク(マクベス夫人),
ジェローム・ハインズ(バンクォー), カルロ・ベルゴンツィ(マクダフ),
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音】1959年2月 ニューヨーク、マンハッタン・センター
(ステレオ:セッション)
メトで大好評だったこの公演を、公演合間をぬって急遽RCAがセッション録音
を行ったものです。特にレナード・ウォーレンの悪寒が走るほどの劇的で恐
ろしい表現に凌駕するでしょう。それを効果的にささえる対照的なリザネク
の美しい声は、この物語の独特で神秘的な様相を描いていきます。仕事人ラ
インスドルフの指揮は、管弦楽と歌手たちのクリアなバランスを計算し、最
大限の劇的表現を引き出しています。

8869785657-2 2枚組 \1600
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」(全曲)
(シュテフェン・コペツキによる新テクスト版)
クリストフ・プレガルディエン(T)フリーデマン・レーリヒ(Bs),
ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs),アンドレアス・ヘール(Bs),
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br), ペトラ=マリア・シュニッツァー(Sp),
ヨハンナ・ストイコヴィチ(Sp),クリスティアーネ・ロスト(Sp),
アンケ・ランベルツ(Sp),ガブリエーレ・ヘンケル(Sp),
アンドレア・ヴェイト(Sp), マルクス・ジョン(語り)
ブルーノ・ヴァイル(指揮
)WDRカペラ・コロニエンシス(ピリオド楽器使用), ケルンWDR放送合唱団
【録音】2001年6-7月、ケルン放送クラウス・フォン・ビスマルク・ザール
(デジタル:セッション)
ピリオド楽器を用い、今までに無いウェーバーの世界を表現している「魔弾
の射手」全曲盤。無駄の一切を排除し、一音一音を丁寧に表現しているヴァ
イルの演奏は斬新であり清新に感じることでしょう。ロマン派の音楽を歌わ
せたら当代随一のゲルハーヘルとプレガルディエンの知的な歌唱。決して軽
くなく粋でありながら緊張感あふれるオーケストラ。そしてヴァイルの真意
に迫る説得力に満ちた解釈は、後期ロマン派的おどろおどろしさを排除し、
語りと音符の力だけで雰囲気を十分に表現しています。

8869785574-2 2枚組 \1600
マスネ:歌劇「シンデレラ(サンドリヨン)」(全曲)
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms), ニコライ・ゲッダ(T),
ジャーヌ・ベルビエ(Sp), ジュール・バスタン(Bs), 他
ジュリアス・ルーデル(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団, アンブロジアン・オペラ・コーラス
【録音】1978年6月  オール・セインツ教会, ロンドン
(ステレオ:セッション)
心優しい娘、リュセットは、継母たちに「シンデレラ(灰まみれ娘)」と呼ば
れ、毎日辛い生活。カボチャの馬車、12時の鐘、小さなガラスの靴。誰もが
知ってるシンデレラのお話はフランスのペローが作ったと言われますが、グ
リムもグリム童話の中で取り上げているように、ヨーロッパの古い御伽話し
の一つで、実はとても古く歴史のあるものなのです。このマスネのオペラ
「シンデレラ」では、ペローの「シンデレラ」に台本作家が手を加え、継母
が父親に変更されていたり、ガラスの靴がブレスレットに。リュセットの父
親も登場し、「妖精物語」という副題をもつ子供の夢の世界を描いており、
フォン・シュターデの優しく美しい歌声にのって、コミカルなオペラが展開
されていきます。

8869785655-2 3枚組 \2000
ヘンデル:歌劇「アレッサンドロ」HWV.21(全曲)
ルネ・ヤーコプス(C-T), ゾフィー・ボウリン(Sp),
イサベラ・プールナール(Sp), ジャン・ニルエ(C-T),
スティーヴン・ヴァーコー(Bs), ギィ・ドゥ・メイ(T),
リア・ボレン(A)
シギスヴァルト・クイケン(指揮)
ラ・プティット・バンド(ピリオド楽器使用),
【録音】1984年2月 ハールレム Doopsgezinde教会(ステレオ:セッション)
ヘンデルの最絶頂だった第一次ロイヤル・アカデミー時代の終盤の1726年に
書き上げた「アレッサンドロ」は、当時ヘンデル作品で最も数の多い上演回
数が記録されている作品です。「アレッサンドロ」は、古代マケドニアの偉
大なる大帝王アレクサンドロス3世が、二人の恋人のどちらを選ぶか悩む優柔
不断の人物設定という話。ヘンデルがイタリアから呼んだ三人の名歌手の不
満が出ないように、それぞれに公平に個性的なアリア、見せ場を与えるよう
に超絶技巧アリアや旋律美のアリオーゾが散りばめらています。クイケンの
的確なピリオド楽器での解釈と指示。ルネ・ヤーコプスの劇的で濃厚な甘い
歌唱。(オーボエは4本による厚めな音、ユングヘーネルのリュートと2台の
チェンバロによる役ごとに与えられる通奏低音、などヘンデルの作品にふさ
わしい歌手陣をそろえ、この作品の理想的な演奏を聴かせてくれます。

8869785621-2 2枚組 \1600
クルト・ワイル:歌劇「マハゴニー市の興亡」(全曲)
ロッテ・レーニャ(Vo), ハインツ・ザウアーバウム(T),
ギゼラ・リッツ(Ms), ホルスト・グンター(Br), ゲオルク・ムント(Br),
フリッツ・ゲツニッツ(T), ジークムント・ロート(Br),
ペーター・マルクヴォルト(T), リヒャルト・ミュンヒ(語り)
ヴィルヘルム・ブリュックナー=リュッケベルク(指揮)
北西ドイツ放送交響楽団&合唱団
【録音】1956年11月 ハンブルク (モノラル:セッション)
ブレヒトとの合作によるオペラ「マハゴニー」は女男3人の悪党が建設した歓
楽の町マハゴニーで起こる出来事とそれを取り巻く人間模様を描いた、当時
の政治批判も含んだ痛烈な内容です。金さえあれば大きな顔が出来る町、逆
に言えば、金がなければ生きていけない町。それは当時のドイツ(ナチ)への
皮肉であり、また人間社会の本質を突くものでもありました。彼はこの曲の
3年後にパリへ亡命、その後アメリカへ移住するのです。ロッテ・レーニャは
この曲を作曲当時のワイルの妻であり、作品の良き理解者でもありました。


■メトロポリタン・オペラ・ライヴCD
1931年に、メトロポリタン歌劇場が土曜日の午後のマチネ公演をラジオで生
放送し始めて以来、METライブビューイングやインターネット・ラジオでの
中継が行なわれている現在でも、シーズン中に行なわれる毎週土曜日のラジ
オ中継はアメリカの風物詩として定着しています。今回のソニー・クラシカ
ルとメトロポリタン歌劇場とのプロジェクトでは、1940年代から1970年代に
かけての歴史的な上演のライヴ録音がリリースされます。
メトロポリタン歌劇場が誇るオールスター・キャストを擁したこれらの録音
の多くは、昔からオペラ・ファンの間では有名な存在で、LP-CD時代を通じ
て非正規盤として流通してきたものも含まれています。しかし今回の発売に
当たっては、メトロポリタン歌劇場やその他のアーカイヴに保管されている
正規オリジナル・マスターを初めて使用し、丁寧な修復や調整を経てリマス
ターされ、最上の状態で歴史的な名演の感動がよみがえります。
復刻およびリマスターは元ソニー・クラシカルのプロデューサーでもあった、
グレース・ロウが担当しています。

8869785304-2 3枚組 \2300
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(全曲)
テオ・アダム(ハンス・ザックス), ジェームズ・キング(ヴァルター),
ピラール・ローレンガー(エヴァ), ベンノ・クッシェ(ベックメッサー),
シャーリー・ラヴ(マグダレーネ), ローレン・ドリスコル(ダーヴィット),
エツィオ・フラジェッロ(ポーグナー), ドナルド・グラム(コートナー),
ジェームズ・モリス(シュヴァルツ), 他
トーマス・シッパーズ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音】1972年1月15日  メトロポリタン歌劇場でのライヴ
名バス・バリトン歌手、テオ・アダムのハンス・ザックスといえば彼の最も
素晴らしい当たり役といわれています。1968年にベーム指揮バイロイトのハ
ンス・ザックス役で出演し大喝采を受けました。1969年ローゼン・シュミッ
ト指揮でMETデビュー。その後1970年カラヤンの「マイスタージンガー」の
録音に参加し絶賛を浴び、METに帰ってきました。その深い「親方」はググッ
と不思議に引き込まれ、吸引力のあるアダムの歌唱は絶品。かっこよく迫力
がある、ジェームズ・キングのヴァルター。METで人気の高かったシッパーズ
による指揮で、深い印象を持つ演奏です。前年1971年にMETのオーディション
に合格したばかりのジェームズ・モリスが、シュヴァルツ役でここに出演し
ています。

8869785308-2 3枚組 \2300
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」(全曲)
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)、
レオニー・リザネク(ジークリンデ), クリスタ・ルートヴィヒ(フリッカ)、
ジョン・ヴィッカーズ(ジークムント),
トーマス・スチュワート(ヴォータン)、
カール・リッダーブッシュ(フンディング), 他 
ベリスラフ・クロブチャール(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音】1968年2月24日  メトロポリタン歌劇場でのライヴ
ベリスラフ・クロブチャールと言えば、1980年のウィーン国立歌劇場公演の
際、ニルソンが歌った、あの衝撃的な「エレクトラ」を指揮した人です。こ
の時も、ニルソンとリザネクは姉妹役。これほどまでに息の合う歌唱は他に
ないのではないでしょうか。ヴィッカーズ、ルートヴィヒ、リーダーブッュ
・・・他の配役もこの上なく豪華なもの。メトの英知を結集したかのような
声の饗宴がここにあります。

8869785309-2 2枚組 \1600
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」Op.72(全曲)
ビルギット・ニルソン(レオノーレ), ジョン・ヴィッカーズ(フロレスタン)
ヘルマン・ウーデ(ドン・ピツァロ),
ジョルジョ・トッツィ(ドン・フェルナンド),
オスカー・チェルヴェンカ(ロッコ),
ローレル・フューチュリティー(マルツェリーネ),
チャールズ・アンソニー(ヤキーノ), 他
カール・ベーム(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音】1960年2月13日  メトロポリタン歌劇場でのライヴ
壮年時代のベーム&METの「フィデリオ」ライヴが、正規盤として登場です。
ベーム・ライヴならではの気迫充満の演奏で、その熱気に圧倒される強烈な
演奏です。レオノーレを演じるニルソンの女傑っぷりが見事で、その強靭な
意志と愛情表現にふさわしい歌唱。管弦楽もレオノーレ第3番からして、ばら
ばらになる寸前の力強いアンサンブルと金管群。熱唱する合唱団等、「フィ
デリオ」を底からえぐりだした演奏といえましょう。

8869785310-2 3枚組 \2300
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K.492(全曲)
チェーザレ・シエピ(フィガロ), ロバータ・ピータース(スザンナ),
キム・ボルイ(アルマヴィーヴァ伯爵), ルチーナ・アマラ(伯爵夫人),
ミルドレッド・ミラー(ケルビーノ), エツィオ・フラジェッロ(バルトロ),
レジーナ・レズニック(マルチェリーナ), 他
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音】1961年1月28日  メトロポリタン歌劇場でのライヴ
フィガロを得意としたラインスドルフには、1958年のDECCA盤など、素晴しい
録音が存在します。そうなると選ぶ基準は歌手たちでしょうか。ここでは、
フィガロを当たり役としたシエピの甘く陶酔的な歌唱はもちろんのこと、ア
マラの淑やかな伯爵夫人、ピータースのチャーミングなスザンナ、レズニッ
クのマルチェリーナなど、女声陣の素晴らしさが特筆ものです。


●YO-YO MA DSDテクノロジーによる最新リマスター
YO-YO MAのベスト・セラーとなる旧譜4タイトルをDSDテクノロジーによるリ
マスタリングにてリイシュー。
(昨年秋にリリースされた90枚組BOXセット『Yo-YO Ma: 30 Years Outside
The Box』と同様のDSDテクノロジーによるリマスタリング音源となります)

8869756116-2 \1280
Appalachia Waltz
1 The Green Groves of Erin / The Flowers of Red Hill
2 Appalachia Waltz
3 Chief Sitting in the Rain
4 Mama Instrumental
5 Butterfly's Day Out
6 Druid Fluid
7 First Impressions
8 Etienne et Petunia
9 F.C.'s Jig
10 College Hornpipe
11 Pickles
12 Old Country Fairytale
13 Schizoozy
14 Star of the County Down
15 Speed the Plow Medley
16 Fair Dancer Reel

8869756112-2 \1280
Concertos For The New World

8869754467-2 \1280
Haydn: Cello Concertos

8869755651-2 \1280
Hush
1 Grace
2 Andante from Concerto in D minor for 2 Mandolins
3 Flight Of The Bumblebee From The Legend of Tsar Saltan(excerpt)P.76
4 Stars Vocal
5 Hush Little Baby
6 Vocalise
7 Musette from the Notebook for Anna Magdalena Bach
8 Coyote Vocal
9 Allegro prestissimo from Sonata for Two Cellos
10 Ave Maria
11 Hoedown!
12 Air from Orchestral Suite No. 3
13 Good-bye

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