クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-10 No.25-1

2008年10月22日 19時28分44秒 | Weblog
<Decca>
●Decca Originals
4781366 2枚組 \2550
「ドニゼッティ:歌劇《連隊の娘》」全2幕
ジョーン・サザーランド(ソプラノ:マリー)
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール:トニオ)
モニカ・シンクレア(メゾ・ソプラノ:ベルケンフィールト侯爵夫人 )
ジュール・ブリュイエール(バス:ホルテンシウス)
スピロ・マラス(バス:スュルピス)エリック・ガーレット(バリトン:伍長 )
エディス・コーツ(コントラルト:クラーケントルプ公爵夫人 )
アラン・ジョーンズ(テノール:農夫 )オマール・ゴッドノー(バリトン:公証人)
コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラハウス管弦楽団&合唱団
指揮:リチャード・ボニング
録音:1967年 ステレオ録音
パヴァロッティの名前を一躍有名にした当り役トニオ。サザーランドの見事な
ベルカントも大きな聴きどころで、2人の超高音を同時に楽しめる優れたアルバ
ムです。歌詞は原語のフランス語、この曲の決定盤として長らく愛されてきた
名録音で、全ての人々にお薦めできる高水準の内容になっています。

4781369 4枚組 \5100
「ハイドン:ピアノ・ソナタ集」
ピアノ・ソナタ第20番ハ短調Hob. XVI-20/同 第49番変ホ長調Hob. XVI-49/
同 第34番ホ短調Hob. XVI-34/同 第32番ロ短調Hob. XVI-32/
同 第42番ニ長調Hob. XVI-42/幻想曲ハ長調Hob. XVII-4/
アダージョ ヘ長調Hob. XVII-9/ピアノ・ソナタ 第48番ハ長調Hob. XVI-48
/同 第51番ニ長調Hob. XVI-51/同 第50番ハ長調Hob. XVI-50/
同 第52番変ホ長調Hob. XVI-52/同 第40番ト長調Hob. XVI-40/
同 第37番二長調Hob. XVI-37/アンダンテと変奏曲へ短調Hob. XVII-6
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
録音:1979年9月-1985年7月
2008年12月をもって、演奏活動からの引退を表明したアルフレッド・ブレンデ
ル。4枚組からなるこのハイドン・アルバムでは、知性派ピアニストとして知ら
れる彼らしい、しっかりとした構成力と細やかな表情づけによって、知情意を
満たした説得力のある演奏を聴かせてくれます。ブレンデルの絶頂期に記録さ
れた快適なテンポと、明晰な分析能力、そして驚くべき大胆なアイディアの見
事な調和がそこにはあります。

4781380 \1350
「イタリア歌曲集」
ロッシーニ:アラゴネーゼ/ベッリーニ:ゆかしい月よ/ドニゼッティ:舟人
/同:ああ、思い出しておくれ、美しいイレーネ/ベッリーニ:捨てられたわが身
/ロッシーニ:散歩/ベッリーニ:アリンコニア、やさしいニンフ/
ドニゼッティ:愛と死/ロッシーニ:ボレロ/ドニゼッティ:糸巻き/
ベッリーニ:あつき願い/同: 帰れ、いとしのフィッリデよ/
同:お行き、幸せなばらよ/同:私のフィッリデの悲しげな姿よ/同:蝶々/
ロッシーニ:我が義母へ/ベッリーニ:私の美しい偶像に誓って/
ドニゼッティ:家を建てたい/ロッシーニ:亡命者/
同:踊り(ナポリのタランテラ)
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)
ジェイムズ・レヴァイン(ピアノ)
録音:1996年 デジタル録音
イタリア古典歌曲集『カロ・ミオ・ベン』に続く、バルトリのイタリア歌曲集
第2弾は、ベルカント派のサロン歌曲集です。低音から高音まで十分にコントロ
ールされた美声を駆使した完璧な歌唱技術は、ここでもあいかわらず驚異的。
歌詞の端々や音符の隅々にまで血を通わせた歌の説得力は比類がなく、まさに
絶品の1枚。巨匠ジェイムズ・レヴァインが伴奏を務めているのも大きな魅力
です。

4781377 2枚組 \2550
「ハイドン:オラトリオ《天地創造》Hob.XVI-2」
ルチア・ポップ、ヘレナ・デーゼ(ソプラノ)、
ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール)
ベンジャミン・ラクソン、クルト・モル(バス)、
ブライトン・フェスティヴァル合唱団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:アンタル・ドラティ
録音:1976年12月 ステレオ録音
ドラティの得意分野といえば、ストラヴィンスキーなどの近代作品だと思われが
ちですが、直線的な旋律の歌わせ方や、各声部の立体的な処理の上手さなどは、
このハイドンの《天地創造》でも見事に発揮されています。大編成のオーケス
トラを指揮しているにもかかわらず、引き締まったアンサンブルと、力強い表
現とが聴き手を圧倒する名演です。

478349 \1350
「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番&第5番」
ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 サイモン・ラトル(指揮)
録音:1997年12月&1998年2月 ムジークフェラインザール,ウィーン
ベートーヴェンの録音を定期的な間隔で行い、ソナタ全集(3回)と協奏曲全集
(4回)を完成させている巨匠ブレンデル。4回目の全集に収められている本作で
は、ラトル指揮ウィーン・フィルの強烈で刺激的な伴奏と、ブレンデルの毅然
としたピアノが渾然一体となって、解釈、技術、音質が完璧なバランスを保っ
た希有なベートーヴェンを聴かせてくれます。


743314(DVD-Video) \3350
「パヴァロッティ/A Life in7Arias(ドキュメンタリー)」
デビュー:《ボエーム》-冷たい手を/1977年のMet 放送(共演:レナータ・スコッ
ト)/カルーショー/衣裳をつけろ/連隊の娘》-ああ、友よ…僕にとっては何
という幸運(共演:ジョーン・サザーランド)/ああ、友よ…僕にとっては何とい
う幸運(歌唱:ファン・ディエゴ・フローレス)/ジョーン・サザーランド&リ
チャード・ボニング/《ランメルモールのルチア》-二重唱/《愛の妙薬》-人
知れぬ涙/デッカへのレコーディング/ホーム:天使の糧(パン)/父との共演
(モデナの自宅)/コラール・ロッシーニ/《トロヴァトーレ》(ヴェローナ)/
名声:《リゴレット》-あれかこれか/マスタークラス/3大テノール-オー・
ソレ・ミオ/スーパースター:《トゥーランドット》-誰も寝てはならぬ/ハン
カチ/マレキアーレ/パヴァロッティ・アンド・フレンズ/マンマ(共演:リッ
キー・マーティン)/晩年:《トスカ》-星は光りぬ/《トスカ》(1979年 Met)
/Metでのラスト・パフォーマンス/フィナーレ:ヴェルディのレクイエム-我
あやまちたれば
出演:ルチアーノ・パヴァロッティ、レナータ・スコット、
ジョーン・サザーランド、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス、
ファン・ディエゴ・フローレス、リッキー・マーティン
制作:2007年 BBC
英BBCが制作したパヴァロッティの素晴らしいドキュメンタリー。パヴァロッ
ティの仲間たちの証言と、彼に世界的な名声をもたらした7つの名アリアの調べ
に乗せて、その栄光に満ちあふれた生涯を振り返ります。モデナの自宅で父と
一緒に歌う貴重映像や、ドミンゴ、スコット、カレーラス、サザーランド、フ
ローレスなどの豪華出演者たちの興味深い証言の数々も、大きな観どころになっ
ています。

743316(DVD-Video) \3350
「奇跡のデュエット-スーパー・スター夢の共演」
アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー (共演:セリーヌ・ディオン)
ホリー・マザー(共演:エリック・クラプトン)/
ヒーロー (共演:マライア・キャリー)ミス・サラエボ
(共演:ザ・パッセンジャース;ブライアン・イーノ、ボーノ、ザ・エッジ)
天使の糧(共演:スティング)/ミゼレーレ(共演:ズッケロ)
ノッテ・エ・ペスカトーレ(共演:アンドレア・ボチェッリ)
イッツ・ア・マンズワールド(共演:ジェイムズ・ブラウン)
オー・ソレ・ミオ(共演:ブライアン・アダムス)
互いに手をとりあって(共演:シェリル・クロウ)
レット・イット・レイン(共演:ジョン・ボン・ジョヴィ)
ゼア・マスト・ビー・アン・エンジェル(共演:ユーリズミックス)
ザ・マジック・オブ・ラヴ(共演:ライオネル・リッチー)
リヴ・ライク・ホーセズ (共演:エルトン・ジョン)

4781099 \1850
「奇跡のデュエット-スーパー・スター夢の共演」
アイ・ヘイト・ユー・ゼン・アイ・ラヴ・ユー (共演:セリーヌ・ディオン)
リヴ・ライク・ホーセズ (共演:エルトン・ジョン)
ヒーロー (共演:マライア・キャリー)
ミス・サラエボ (共演:ザ・パッセンジャース;ブライアン・イーノ、ボーノ、
ザ・エッジ)
ホリー・マザー(共演:エリック・クラプトン)/天使の糧(共演:スティング)
ミゼレーレ(共演:ズッケロ)/
ノッテ・エ・ペスカトーレ(共演:アンドレア・ボチェッリ)
ザ・マジック・オブ・ラヴ(共演:ライオネル・リッチー)
オー・ソレ・ミオ(共演:ブライアン・アダムス)
互いに手をとりあって(共演:シェリル・クロウ)
レット・イット・レイン(共演:ジョン・ボン・ジョヴィ)
ゼア・マスト・ビー・アン・エンジェル(共演:ユーリズミックス)
マイ・ウェイ(共演:フランク・シナトラ)
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
セリーヌ・ディオン、エリック・クラプトン、マライア・キャリー、
スティング、ズッケロアンドレア・ボチェッリ、ジェイムズ・ブラウン、
ブライアン・アダムス、シェリル・クロウ、ジョン・ボン・ジョヴィ、
ユーリズミックス、ライオネル・リッチー、エルトン・ジョン、他
3大テノールの一人として、世界中の音楽ファンから愛され続けたパヴァロッ
ティが、この世を去って1年。ヨルダンで没後一周年のトリビュート・コンサー
トが行われました。その放映に合わせて多くのスターとの交友から生まれたチャ
リティ・コンサート「パヴァロッティ・アンド・フレンズ」の中から、名演を
厳選し収録したDVDとCDをリリースします。セリーヌ・ディオン、エルトン・
ジョン、スティング、ブライアン・アダムス、ジョン・ボン・ジョヴィを始め、
豪華スーパースターたちの夢の共演を堪能できる1枚です。CDとDVDでは収録曲
が1曲異なり、DVDではジェイムズ・ブラウンとのデュエットでイッツ・ア・マ
ンズ・ワールドを歌っている代わりに、CDではフランク・シナトラとのマイ・
ウエイが収録されています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.25-2

2008年10月22日 19時28分17秒 | Weblog
<Sony Classical>
8869732803-2 \1900
『Tango!』
収録予定曲
1 La Muerte del Angel for Violin,
Violoncello and Piano
2 Oblivion for Piano Trio
3 Le Grand Tango for Violoncello and Piano
4 Four for Tango for String Quartet
5 Primavera Portena
6 Verano Porteno
7 Otono Porteno
8 Invierno Porteno
9 Alla Tango
10 Libertango for String Quartet
JAN VOGLER(ヤン・フォーグラー)
ヤン・フォーグラーはわずか20歳でシュターツカペレ・ドレスデンの首席チェロ
奏者となりましたが、1997年、ソリストとして国際的な活動を追求するため退団。
ソニー・クラシカルとの関係は、ファビオ・ルイージ指揮シュターツカペレ・ド
レスデンと共演して高い評価を得たリヒャルト・シュトラウス作品集(「ドン・
キホーテ」ほか…本作)から始まりました。ソニー・クラシカルからはその後
「モーツァルト:ディヴェルティメント集」を2枚、「ドヴォルザーク:チェロ協
奏曲の秘密」などをリリース。フォーグラーはソロ活動のほか室内楽演奏にも熱
意を注ぎ、特にピアニストのルイ・ロルティとしばしば共演しています。また、
ドレスデン近郊で催されるモーリッツブルク音楽祭の監督でもあり、2005年から
はドナウエッシンゲンのフュルステンブルク・クラシックスの監督も務めていま
す。ヨーヨー・マのタンゴ集も日本で話題となっていますが、本作では、フォー
グラーがタンゴに挑戦しています。



<IMMORTAL>
IMM960018(DVD-Video) \2500
Asami Maki/ Ballet(牧阿佐美)
演奏:牧阿佐美 バレエ グループ
キーロフ劇場での牧阿佐美(振付)のバレエ作品集
内容:
小杉太一郎(音楽)牧阿佐美(振付)
バレエ「Love at Times of War」
ショパン(音楽)ウィリアム・ダラー(振付)
バレエ「コンスタチア」
芥川也寸志(音楽)牧阿佐美(振付)
バレエ「The Spider Web」
芥川也寸志(音楽)牧阿佐美(振付)
バレエ「Tryptyque」
ラファエロ・デ・バンフィールド(音楽)ウイリアム・ダラー(振付)
バレエ「The Duel」
黛敏郎(音楽)牧阿佐美(振付)
バレエ「曼荼羅交響曲」
DTS Digital Surround、
53分

IMM960020(DVD-Video) \2500
Magic Fairy Tales/ The Prince and Cinderella
内容:
チャイコフスキー:バレエ「眠れる森の美女」より
オーロラの結婚(29分42秒)
振付:マリウス・プティパ
ガブリエラ・コムレヴァ(オーロラ姫)
セルゲイ・ヴィクロフ(王子)
コンスタンティン・ザクリンスキー(青い鳥)
アッラ・シゾヴァ(王女)
キーロフ・バレエ
ヴィクトル・フェドトフ(指揮)
エウゲニア・ポポヴァ(監督)
プロコフィエフ:バレエ「シンデレラ」より主題による変奏曲
振付:コンスタンチン・セルギーフ(24分29秒)
セルゲイ・ヴィクロフ(王子)
スヴェトラナ・エフレモーヴァ(シンデレラ)
キーロフ・バレエ
ヴィクトール・フェドトフ(指揮)
オレッグ・リアボコン(監督)
ナイネル・クルガプキーナ(ワガノワの最後の弟子)
1980 Benefir Performance Ballet Concert Film(37分5秒)
ミンクス:バレエ「ドンキホーテ」よりFragment
リヒャルト・シュトラウス:ワルツ
リッカルド・ドリゴ:バレエ「Harlequinade」よりパ・ドドウ
アダン:バレエ「海賊」よりパ・ドドウ
ドミトリ・ショスタコヴィッチ:ワルツ
チャイコフスキー:バレエ「眠れる森の美女」プティパ振付
よりパ・ドドウ
ニコライ・コフニル、アレクサンダー・クリスティァコフ
セルゲイ・ヴィクロフ、ヴァディン・ブダリン
キーロフ・バレエ
ヴィクトール・フェドトフ(指揮)
DTS Digital Surround

IMM960019(DVD-Video) \2500
A Crazy Day/ Pages of the Russian Ballet(52分21秒)
8712177054503A Crazy Day(1983)Ballet Film
ロッシーニ:歌劇「セビーリヤの理髪師」よりの音楽
ティモール・コーガン(バレエ編曲)
ボリス・アイフマン(振付)
ヴァレリー・ミハイロフスキー(アルマビィーヴァ伯爵)
ヴァレンティーナ・モロゾヴァ(伯爵夫人)
セルゲイ・フォーキン(フィガロ)
ヴァレンティーナ・ガニバロヴァ(スザンナ)
キリル・マットヴィーフ(ケルビーノ)
イリア・リャンチェフ(マルチェリーナ)
M.コズロフ(バルトロ)
ティモール・コーガン(指揮)
レニングラードTV放送交響楽団
ヴィクトール・オクンソフ
Page of the Russian Ballet(1983)ballet concert film(19分57秒)
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」「The Fairy Garden of Naina」
ミハイル・フォーキン(振付)
アンネリーネ・カシリーナ
ユーリ・ガンバ
キーロフ・バレエ
ヴィクター・フェドトフ(指揮)
エフゲニア・ポポヴァ(監督)
DTS Surround 5.1+ Dolby Surround 5.1



<URANIA>
URN22.369 2枚組 \2700
プッチーニ:歌劇「トスカ」
レナータ・テバルディ
フランコ・コレッリ
アンセルモ・コルツァーニ
マリオ・パレンティ指揮 リヴォルノ大劇場 1959/10/21

URN22.370 \1350
カルダーラ:心地よい森、木の陰
ドゥランテ:祈り、全き愛の清いおとめ
チェスティ:私の偶像のそばに
A・スカルラッティ:私を苦しめないで
モンテヴェルディ:われを死なせたまえ
ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン
ボノンチーニ:あなたをたたえん栄光の君
ヘンデル:いとしの森よ
A・スカルラッティ:ガンジス川に陽が昇り
カリッシミ:勝ったのだ、わが心よ  他全23曲
ベニアミーノ・ジーリ(T)  1947/1949

URN22.371 \1350
バッハ:ロ短調ミサ、マタイ受難曲よりアリア集
キャスリーン・フェリア(A)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ウィーン交響楽団
1950年バッハ・フェスティヴァル(ライヴ)

URN22.372 \1350
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」-前奏曲と愛の死
ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」-
ブリュンヒルデの自己犠牲
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
-第1幕への前奏曲
ワーグナー:楽劇「パルジファル」-第1幕への前奏曲、
聖金曜日の音楽
アイリーン・ファーレル(S)
ヴィクトル・デ・サバタ指揮 ニューヨーク・フィル
1951/3/25 ニューヨーク・ライヴ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.24-1

2008年10月22日 17時22分49秒 | Weblog
<RCA RED SEAL(France)>
88697389952(SACD-Hybrid) \1780
1 舟歌&幻想ポロネーズ-ショパン名演集
ジャン=マルク・ルイサダ
1 ノクターン 第20番嬰ハ短調
「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」(遺作)
2 ノクターン 第1番変ロ長調Op.9-1
3 ノクターン 第16番変ホ長調Op.55-2
4 舟歌 嬰ヘ長調Op.60
5 ポロネーズ第7番 変イ長調Op.61「幻想ポロネーズ」
6 スケルツォ第4番ホ長調Op.54
7 エチュード 変イ長調Op.10-10
8 エチュード 変ト長調Op.10-5「黒鍵」
9 ワルツ 第3番 イ短調Op.34-2「華麗なる円舞曲」
ルイサダは、21世紀に忘れ去られようとしている濃密なロマンティシズムを音と
して具現化できる数少ないピアノの名手だ。
ショパンといえばルイサダ!1985年のショパン・コンクール入賞以来、ショパン
の名と分かちがたくなったルイサダ。演奏会でのレパートリーにもショパン作品
を数多く取り上げ続けているかたわら、録音面でも、ドイツ・グラモフォンへの
デビュー盤となった「ワルツ全曲」(1990年録音)、「マズルカ全曲」(1990年&
1991年録音)を皮切りに、1998年にはピアノ協奏曲第1番の室内楽版、翌1999年
には、ショパンとサンドを巡る女優マーシャ・メリルとのコラボレーション「聖
なる炎」から生み出された名曲集「革命のエチュード-プレイズ・ショパン」な
どの名盤を残してきている(「ワルツ全曲」と「マズルカ全曲」は吉田秀和氏に
絶賛された)。また2005年にNHKで放映された「スーパーピアノレッスン」では
ショパンの作品を取り上げ、その深い造詣ぶりを日本の音楽ファンに強く印象
付けている。
2010年のショパン生誕100年を見据え、50代をむかえたそのルイサダがひさびさ
にショパン作品に回帰し、集中的に演奏と録音に取り組む「ショパン・シリー
ズ」が始動する。その第1弾となる当アルバムは、ショパンのピアノ作品の中で
も最美の曲とされる「舟歌」をはじめとし、ロマン・ポランスキー監督の映画
「戦場のピアニスト」で大きくフィーチャーされた「レント・コン・グラン・
エスプレッシオーネ」、4曲あるスケルツォ中最も軽味を帯びた優美さが持ち味
のスケルツォ第4番、大曲「幻想ポロネーズ」など、ルイサダ独自の美学によっ
て選び抜かれた、配列された究極の名曲集である。いずれもため息の出るよう
な美しさ満載で、ショパン作品の究極の美を堪能できる。
このアルバムは、「日本でこそ、最高のホールとピアノとを使って集中的な録音
ができる」というルイサダ本人の強い希望で、2007年の来日中に軽井沢の大賀
ホールで録音されたもの。プロデュースは、元BMG CLASSICSのプロデューサー
で、パーヴォ・ヤルヴィ、仲道郁代、ピンカス・ズッカーマンなどの録音を手
がけているフィリップ・トラウゴットが担当、エンジニアリングは、佐渡裕や
鈴木秀美など、数多くの日本人アーティストの録音を手がける櫻井卓&杉本一家
氏によっており、ルイサダ独自のピアノ・トーンを余すところなく収録。また、
ルイサダにとってはじめてのSACD商品となる。
【録音】2007年11月6日-9日、軽井沢大賀ホール




<DHM(ドイツ・ハルモニア・ムンディ)>
88697405442 \1680
ゲオルク・ベーム: カンタータ集
『Warum toben die Heiden(なにゆえ異教徒は騒ぐのか)』
『Nun komm der Heiden Heiland(いざ来ませ、異邦人のい主よ)』
『Sanctus est Dominus Deus Sabaoth(聖なるかな万軍の主なる神)』
『Jauchzet Gott, alle Land(全地よ神に向かって歓呼せよ)』
イルメラ・ブリュンガー(S)、インガ・シュナイダー(Ms)、
ビート・デュデック(A)、
イェルン・リンデマン(T)、マルクス・フライヒ(B)、
ラルフ・ポプケン(指揮) 
カペラ・ザンクティ・ゲオルギ、 ムジカ・アルタ・リパ
ゲオルク・ベーム(1661-1733)は、北ドイツで最も重要なオルガニスト&作曲家
で、若き頃のバッハに最も影響を与えた作曲家でもありました。1698年から35年
間ハノーファー・リューネブルクの聖ヨハネ教会のオルガニストを務め、鍵盤楽
器作曲家として主に知られていますが、宮廷との契約により教会音楽の作曲家と
しても務めていたようで、現存されている楽譜には作曲者名が書かれていない
か、作曲者の改ざん、略称らしいサイン程度しか認識できないものがほとんどの
ようです。ここでは最近の研究により、ベームの作品として確証の得た作品を収
録しました。これらの作品は、北ドイツの伝統的カンタータ様式に則っており、
パッヘルベルのモテットとブクステフーデのコンチェルト形式を組み合わせた、
非常に美しい作品で、バッハの初期カンタータ作品に多大な影響を与えたと考
えられています。なお、CPOから発売されている 品番#777143-2 の続編のアル
バムとなります。
【録音】 2007年1月2-4日 ゼンクヴァルデン 聖ゲオルク教会

88697383132(SACD-Hybrid) \1780
ジャン=バプティスト・バリエール:チェロ・ソナタ集
「チェロ・ソナタ集第4巻 第6番 ハ長調」
「チェロ・ソナタ集第2巻 第4番 ホ長調」
「チェロ・ソナタ集第2巻 第2番 嬰ヘ短調」
「チェロ・ソナタ集第4巻 第2番 イ長調」
「チェロ・ソナタ集第3巻 第6番 ト長調」
「チェロ・ソナタ集第3巻 第3番 ハ長調」
ヨナス・イテン(Vc)
北谷直樹(Cemb)
ライナー・ツィパーリング(Vc&gamb)
ロザリオ・コンテ(テオルボ&バロック・ギター)
ジャン=バプティスト・バリエール(1707-1747)は、もともとヴィオール奏者・
作曲家であったが、この時期すでにフランスではヴィオールからチェロの方が
優位となったためチェロ奏者に転向し、この時代のチェロの巨匠のひとりとなり
ました。彼はヴェルサイユ宮より特権を与えられ、1733年から多くのチェロ・
ソナタを作曲し、それらの曲と演奏は多くの聴衆を魅了しました。彼の創造性
の頂点に達した40歳に最後のチェロ・ソナタ集を出版後亡くなりました。彼の
ソナタ集は、色調と感情的な共鳴、深いソノリティによっており、複雑な運指
によるテクニックも必要とします。またイタリア風とフランス風の2つの要素を
取り入れ、音楽との会話が保たれています。現代においてもこれらのソナタ集は
多数出版されており、チェロを学ぶものにとっては避けて通れない作品ではあり
ますが、残念なことにほとんどCDとなっていないのが現状のようです。
ヨナス・イテンは、1972年生まれ。チューリヒ・トーンハレの首席チェロ奏者
だった叔父に7歳より学び、その後アントニオ・メネセスに学んだ。バロック音
楽にも興味をもち、チェンバロのヨハン・ゾーンライトナーに古楽を学んだ。
その後ルツェルン音楽祭をはじめ様々な賞を受賞し、ヨーロッパを中心にソリ
ストとして活躍している。今回の録音では、ベテラン・オリジナル楽器奏者を
通奏低音に迎えているのも見逃せません。18世紀オーケストラやカメラータ・
ケルンなどの首席バロック・チェロ奏者として有名なライナー・ツィパーリン
グ。日本人ながらヨーロッパで飛躍的な活躍を続け、2007年凱旋日本公演で絶
賛を浴びたチェンバロ奏者、北谷直樹氏。ホプキンソン・スミスの愛弟子であ
るロザリオ・コンテによって、この作品の本質に迫ります。  
DSDマスタリング  SACD Stereo /CD Audio: STEREO
【録音】2008年8月9-11日  フランクフルト、フェステブルク教会




<Deutsche Grammophon / DECCA>
●Australian Eloquence
※前回ご案内済みですが、価格変更で再度ご案内いたします。既にご注文をいた
だいている商品は、再度ご注文いただく必要はございません。

480408 2枚組 \1350
リヒャルト・シュトラウス:
1)家庭交響曲 作品53
2)パレルゴン(家庭交響曲余録)(ピアノと管弦楽のための) 作品73*
3)アルプス交響曲 作品64
4)交響詩《マクベス》 作品23
ロサンゼルス・フィルハーモニー/指揮:ズビン・メータ(1、3)
ガリー・グラフマン(Pf)(2)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:アンドレ・プレヴィン(2)
デトロイト交響楽団/指揮:アンタル・ドラティ(4)
録音:1968年(1)、1995年(2)、1975年(3)、1982年(4)
決定盤とされながらも、長らくカタログから姿を消していたメータ指揮LAPOに
よる《家庭交響曲》が《パレルゴン》とのカップリングでお目見えです。

480478 2枚組 \1350
リヒャルト・シュトラウス:
1)交響詩《ドン・キホーテ》 作品35
2)交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》 作品28
3)歌劇《ばらの騎士》 作品59-第1組曲(ワルツ集)/第2組曲(ワルツ集)
4)メタモルフォーゼン(変容)(23の独奏弦楽器のための)
5)歌劇《カプリッチョ》-弦楽六重奏曲(序奏)
6)交響的幻想曲《影のない女》 作品65
7)歌劇《火災》-愛の情景
8)歌劇《サロメ》-7つのヴェールの踊り
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団/(1-3)
ドレスデン・シュターツカペレ(4,6-8)
シュトゥットガルト室内管弦楽団(5)
指揮:ベルナルト・ハイティンク(1)/指揮:オイゲン・ヨッフム(2,3)
ジュゼッペ・シノーポリ(4,6-8)
指揮:カール・ミュンヒンガー(5)
録音:1977年(1)、1960年(2、3)、1994年(4)、1971年(5)、1995年(6-8)
フィリップスおよびドイツ・グラモフォンのカタログからシュトラウスの作品を
チョイス。インターナショナル・リリース初となる録音も数曲含まれています。

480411 2枚組 \1350
リヒャルト・シュトラウス:
1)交響詩《ドン・ファン》 作品20
2)交響詩《英雄の生涯》 作品40
3)交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》 作品30
4)交響詩《死と変容》 作品24
ドレスデン・シュターツカペレ(1,2)/
ニューヨーク・フィルハーモニック(3,4)
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
録音:1991年(1,2)、1987年(3,4)

480404 2枚組 \1350
リヒャルト・シュトラウス:
1)ブルレスケ ニ短調(ピアノと管弦楽のための)
2)二重小協奏曲(クラリネット、ファゴットのための)
3)オーボエ協奏曲 ニ長調
4)交響的幻想曲 ト長調 作品16《イタリアより》
5)組曲《町人貴族》 作品60
ジャン=イヴ・ティボーデ(1)
ドミトリー・アシュケナージ(クラリネット)、
キム・ウォーカー(ファゴット)(2)
ゴードン・ハント(オーボエ)(3)/フリードリヒ・グルダ(ピアノ)(5)
ウィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)(5)/
エマヌエル・ブラベック(チェロ)(5)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(1)/
ベルリン放送交響楽団(2,3)/クリーヴランド管弦楽団(4)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(5)
指揮ヘルベルト・ブロムシュテット(1)/
指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ(2-4)
指揮:ロリン・マゼール(5)
録音:2004年9月(1)、1991年12月(2)、1991年1月(3)、1990年7月(4)、
1996年10月(5)

480414 \780
リヒャルト・シュトラウス:歌曲集
1)子守歌 作品41の1
2)ばらの花環 作品36の1
3)愛の讃歌 作品32の3
4)小川 作品88の1
5)あすの朝 作品27の4
6)アポロの巫女の歌 作品33の2
7)懐かしい幻影 作品48の1
8)ツェツィーリエ 作品27の2
9)誘惑 作品33の1
10)春の祭り 作品56の5
11)森の幸福 作品49の1
12)4つの最後の歌-春/9月/眠りにつくとき/夕映えの中で
クリスティーネ・シェーファー(S)(1-5)
カティア・マッティラ(S)(6-12)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:クラウディオ・アバド
録音:1997年12月(1-5)、1998年12月(6-15)

4801283 \780
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》(ハイライト)
清きアイーダ/勝ちてかえれ/エジプトの栄光/行進曲/おお、わが祖国/
ラダメス!ラダメス!/さらば、この世、他
レオンタイン・プライス(S)/リタ・ゴール(A)/
ジョンン・ヴィッカーズ(T)/ロバート・メリル(Br)/
ジョルジオ・トッツィ(B)/プリニオ・クラバッシ(B)
ローマ歌劇場管弦楽団
指揮:サー・ゲオルク・ショルティ
録音:1961年7月

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.24-2

2008年10月22日 17時22分20秒 | Weblog
<ECM>
4766280 \2180
「ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ集」
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 第3巻 作品5
ソナタ第8番ニ長調
ソナタ第7番イ短調
ソナタ第1番イ長調
ソナタ第3番ホ短調
ソナタ第4番変ロ長調
ジョン・ホロウェイ(ヴァイオリン)
ヤープ・テル・リンデン(チェロ)
ラース・ウルリク・モーテンセン(チェンバロ)
録音:2006年11月27-29日 ザンクト・ゲロルト修道院 ,オーストリア
音楽への深い造詣で知られる名ヴァイオリニストのホロウェイ。彼が愛してやま
ないバロック時代の偉大なヴァイオリニスト兼作曲家の中から、今回は18世紀
フランスを代表するヴァイオリニストで、フランス=ベルギー・ヴァイオリン
楽派の創始者でもあるルクレールのソナタ集をご紹介します。ホロウェイの美し
くしなやかな演奏(5曲)に耳を傾けながら、彼自身による充実した解説文が掲載
されたライナーノートも是非ご覧ください。

4766885 \2180
「B.A.ツィンマーマン:カント・ディ・スペランツァ(希望の歌)」
1)ヴァイオリ協奏曲
2)カント・ディ・スペランツァ(希望の歌)
3)私は振り返り太陽の下で行われたすべての不正を見た
トーマス・ツェトマイヤー(ヴァイオリン)(1)
トーマス・デメンガ(チェロ)(2)
ゲルト・ベックマン、ロベルト・ハンガー=ビューラー(語り)(3)
アンドレアス・シュミット(バス)(3) 
WDR ケルン放送交響楽団/指揮:ハインツ・ホリガー
録音:2005年5月21&23-25日 フィルハーモニー,ケルン
20世紀以降の現代音楽を語る上で、重要な作曲家の一人であるドイツのベルント
・アロイス・ツィンマーマン。生涯どの派閥にも属さず、孤高を貫き通した彼の
人生と作風を象徴する3曲(ヴァイオリン協奏曲、カント・ディ・スペランツァ、
私は振り返り太陽の下で行われたすべての不正を見た)を、ツェトマイヤー、
シュミット、ホリガー指揮・WDRケルン放送交響楽団ら、現代最高峰の演奏家た
ちの共演による名演奏でお届けします。



<TELARC>
CD80705 \2080
SACD60705(SACD-Hybrid) \3350
ムソルグスキー:
交響詩《はげ山の一夜》(リムスキー=コルサコフ編)
組曲《展覧会の絵》(ラヴェル編)
歌劇《ホヴァンシチチナ》-前奏曲(モスクワ河の夜明け)
録音:2008年1月 シンシナティ、ミュージック・ホール
パーヴォ・ヤルヴィ指揮シンシナティ交響楽団
シンシナティ交響楽団、ドイツ・カンマーフィル、フランクフルト放送響、エス
トニア国立管のポストに加え、2010年からエッシェンバッハの後任としてパリ管
弦楽団の音楽監督への就任が決まったパーヴォ・ヤルヴィ。昨今ではドイツ・カ
ンマーフィルとのベートーヴェン、フランクフルト放送響とのブルックナー・チ
クルスなど、録音面でも話題の尽きない若きマエストロが音楽監督を務めるシン
シナティ交響楽団との14枚目の録音に選んだのは、ムソルグスキーの代表作3曲。
性格の異なるオーケストラとそれぞれにじっくりと付き合い、シンシナティ交響
楽団とはその持ち味を生かせるカラフルな作品を取り上げて生きたい!と語るヤ
ルヴィとシンシナティ響の見事なアンサンブルが作り上げた名演。
来年の来日公演が待ち遠しくなる一枚です。

CD80704 2枚組(1枚価格) \2080
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 作品15
ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
ジョン・オコーナー(ピアノ)
ロンドン交響楽団/指揮:アンドレアス・デルフス
録音:2008年2月14-17日 ロンドン、アビーロード・スタジオ
その昔、フィールドのノクターン集をテラークで発表して話題を呼んだオコー
ナー。昨今ではベートーヴェンのピアノソナタ全集で高い評価を得、昨年はピ
アノ協奏曲録音第1弾をリリースして好評を得ました。今回のこの3曲で協奏曲
も録音が完結!指揮者アンドレアス・デルフスは、ミルウォーキー交響楽団の
音楽監督を10年務めたあと、ごく最近ホノルル交響楽団の首席指揮者に任命さ
れた中堅指揮者です。20歳の時にハンブルク大学オーケストラの音楽監督、そ
してハンブルク州立歌劇場の歴代最若手のアシスタントを務めた実績ある人と
して知られています。

CD80711(CD+DVD) \2080
SACD60711(SACD+DVD) \3350
「革命-レヴォリューショナリー」
エチュード 作品10の12 《革命》(ショパン/カーペンター編)
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(バッハ/カーペンター編)
ソリチュード(デューク・エリントン、アーヴィン・ミルズ/カーペンター編)
オクターヴ(6つの練習曲集 作品5より)(Demessieux)
メフィスト・ワルツ第1番《村の居酒屋での踊り》(リスト)
ラヴ・ソング No.1(カーペンター)
前奏曲とフーガ(マルセール・デュプレ)
エチュード 作品10の1(ショパン/カーペンター編)
コラール《来たれ、異教徒の救い主よ》 BWV659(バッハ)
ビゼー《カルメン》の主題による変奏曲(ホロヴィッツ/カーペンター編)
クラウス・キンスキーへのオマージュ(カーペンター)
DVD収録曲
エチュード 作品10の12 《革命》(ショパン/カーペンター編)
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(バッハ/カーペンター編)
ビゼー《カルメン》の主題による変奏曲(ホロヴィッツ/カーペンター編)
グラムロック・ファッションを身にまとい、フレッド・アステアのごときフット
ワークでやってくるキャメロン・カーペンターを見て、彼がよもやオルガニスト
だと思う人はいないでしょう。まさにオルガン界に革命をもたらす彼、キャメロ
ンはジュリアードでオルガンを学んだ超テクの持ち主。「もしも自分が音楽学校
や教会で教わったようにオルガンを弾かなければいけないのならば、僕は狂って
しまう!」と語るキャメロン。彼は悪名高いニューヨークのクラブ・キッズでし
た。ジュリアード音楽院在学中の6年間もグラムロック風の服装で通した彼にと
ってのヒーローは、オルガン界の巨匠ではなく、ヌレエフであり、デヴィッド
・ボウイ、あるいはカール・ラガーフェルド。クラシック音楽の中でも最も保
守的と思われていたオルガン界に突如現れた革命児のデビュー盤! 映像と共
にどうぞ、お楽しみください。




<Tactus>
TC 552902 \2180
トマゾ・ダ・ヴィットリア(トマス・ルイス・デ・ビクトリア):
おお、なんと栄えあることか(モテット)/ミサ曲《おお、なんと栄えあること
か》/この聖人は法のため*/天をおいて聖なるものたちの魂は喜ぶ/聖なる
マリアよ、憐れな者たちを急ぎ助けに来てください/老人は幼子を抱き/おお、
大いなる神秘/おお、聖なる宴よ/わたしたちの病を/おお、あなたがた道を
行く者はすべて/使徒たちは悲しんでいた(世界初録音)/テ・デウム(世界初
録音)/来れ、創造主なる聖霊よ
ステファノ・バスキーニ(ディレクター)、イル・コンヴィット・アルモニコ
イタリアのレーベル、タクトゥス(Tactus)が、ルネサンス期スペイン最大の作曲
家トマス・ルイス・デ・ビクトリアのイタリア滞在時代の音楽に注目。
ここでは名前もイタリア風に"トマゾ・ダ・ヴィットリア"と表記されており、
1572年からスペイン帰国の前年となる1585年にかけてイタリアで作曲された"イ
タリア時代のビクトリア"による宗教作品のみが取り上げられている。
ちなみに収録作品の中で「使徒たちは悲しんでいた」と「テ・デウム」の2作品
は今回の録音が世界初録音となる。
ステファノ・バスキーニが率いるイル・コンヴィット・アルモニコは、インジェ
ニェーリの聖木曜日のための音楽(TC 540901)などで見事なハーモニーを聴かせ
てくれたイタリアのヴォーカル・アンサンブル。
イタリア・ルネサンス音楽のスペシャリストとしても定評があり、神秘的な雰
囲気を漂わせる歌声がイタリア時代のビクトリアの芸術を再現させる。

TC 874301 \2180
オレステ・ラバネッロ(1871-1938):作品集 ――
幻想曲Op.31/ヴァイオリンとオルガンのためのソナタ ヘ短調/ロマンティッ
クな前奏曲Op.39-1/ヴァイオリンとオルガンのための瞑想Op.117-3/ゴシック
風前奏曲Op.40-1/北欧の歌Op.40-2/4つの小品Op.112/ヴァイオリンとオルガ
ンのためのアンダンテOp.117-1/オルガン・ソナタ 二短調
アンドレア・マシナンティ(オルガン)、
クリスティアーノ・ロッシ(ヴァイオリン)
マルコ・エンリコ・ボッシと並ぶ当時のイタリアを代表するオルガンのヴィル
トゥオーソ、即興演奏の名手として名を馳せたオレステ・ラバネッロの作曲家
としての姿を紹介するオルガン作品集。
ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂では第1オルガニスト、パドヴァのサン・タ
ントニオ大聖堂では聖歌隊指揮者などイタリア教会音楽の要職を務めたラバネ
ッロの作品を奏でるのは、北イタリアの銘器ザニン・オルガン(1929年製)。ボ
ローニャ生まれの名手マシナンティが作曲家としてのラバネッロの功績を教え
てくれる。

TC 821701 \2180
ジョヴァンニ・クィリチ(1824-1896):オルガンのための作品集 ――
オッフェルトリオのためのソナタ/エレヴァツィオーネのためのソナタ/コンス
マツィオーネのためのソナタ/ポルケッティーナ・マルツィアーレ/オッフェル
トリオのためのソナタ/エレヴァツィオーネのためのアンダンテ/コンスマツィ
オーネのためのソナタ/コンスマツィオーネのためのアレグレット・モデラー
ト/エレヴァツィオーネのためのラルゲット/ヴァルツェッティーノ/アレグ
レット・グラツィオーソ/前奏後のためのアレグレット/前奏後のためのフィ
ナーレ/リピエーノ/使徒書簡のためのアレグレット/オッフェルトリオのた
めのソナタ/エレヴァツィオーネのためのアンダンティーノ/コンスマツィオ
ーネのためのソナタ/前奏後のためのポルカ・マルツィアーレ
マッシモ・ガッバ(オルガン)
ジョヴァンニ・クィリチは、北イタリアのパヴィーア近郊で生を受けた19世紀イ
タリアの作曲家。
ミラノで研鑽を積みヴェルディの音楽から大きな影響を受けたクィリチは、オル
ガンのための小品を数多く作曲するなどイタリア・ロマン派のオルガン音楽の発
展に力を注いだ人物である。ユニークな仕掛けが隋所に施された親しみやすい
オルガン作品には、陽気なイタリア音楽という印象がピッタリと当てはまる。

TC 872201 \2180
ヴィットーレ・ヴェネツィアーニ(1878-1958):
語りと弦楽合奏のための《ポンポーサのベネディクト会修道院》
語りと弦楽合奏のための《パリジーナ》
アルノルド・フォア(語り)、ジョルジオ・ファブリ(ディレクター)、
フェラーラ・アドリア音楽院弦楽オーケストラ
「ポンポーサのベネディクト会修道院」と「パリジーナ」とは、ボローニャ音楽
院でジュゼッペ・マルトゥッチから作曲を学んだ20世紀イタリアの作曲家&指揮
者ヴィットーレ・ヴェネツィアーニが同時代に活躍したイタリアの詩人ドメニコ
・トゥミアーティの詩と自らの音楽の融合させた20世紀最初期イタリアのメロド
ラマ。
語りのアルノルオド・フォアは、これまでに130以上の映画に出演してきたイタ
リアの大ベテラン俳優。1916年生まれなのでなんと御歳92歳!いぶし銀の語りが
ヴェネツィアーニの音楽に魅力を加える。




<モスクワ音楽院(SMC: Moscow State Conservatoire)>
SMCCD 0061 \1780
オイストラフ・コレクション Vol.1
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲第5番 K.219
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.77(*)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ディミトリス・ミトロプーロス(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
録音:1956年1月1日、ニューヨーク・カーネギー・ホール、ライヴ、モノラル
ジャケット表記によれば初出音源。(*)はソヴィエト国外初演。オーケストラ名
の表記は「New York Symphony Orchestra」となっています。

SMCCD 0065 \1780
オイストラフ・コレクション Vol.2
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12 No.1
プロコフィエフ(1891-1953):ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.80
イザイ(1858-1931):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ短調「バラード」Op.27 No.3
チャイコフスキー(1840-1893):
懐かしい土地の思い出 Op.42 から 瞑想曲ニ短調(No.1)
ワルツ=スケルツォ ハ長調 Op.34
ワーグナー(1813-1881)/ヴィルヘルミ編曲:アルバムの綴り ハ長調
タルティーニ(1692-1770)/クライスラー編曲:
コレッリの主題による変奏曲(1758)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ウラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ)
録音:1955年2月23日、東京、ライヴ、モノラル
ジャケット表記によれば初出音源。(*)はソヴィエト国外初演。オーケストラの
表記は「New York Symphony Orchestra」となっています。

SMCCD 0101/102 2枚組 \3560
モスクワの作曲家たちによるオルガン音楽
モスクワ音楽院の教師たち;その源流から現在まで Vol.1
セルゲイ・タネーエフ(1856-1915):コラール変奏曲(1913)(fs)
ゲオルギー・カトゥアール(1861-1926):前奏曲とフーガ ト短調 Op.25(am)
アレクサンドル・ゲーディケ(1877-1957):
弦楽、オルガン、トランペットとハープのための前奏曲変ロ長調 Op.24(*/yi)
幻想曲ヘ短調(yi)
アリベルト・レーマン(1915-1998):コラール(as)
アレクサンドル・ピルーモフ(1930-1995):5つの前奏曲(1968)(ac)
ウラディスラフ・アガフォンニコフ(1936-):パッサカリア(fs)
ローマン・レデニョフ(1930-):ミニ組曲(1969)(am)
ユリー・ブツコ(1938-):前奏曲、バッカス賛歌と前奏曲(1968)(db)
ドミトリー・ディアノフ(1963-):ミュゼット(as)
タチアナ・チュドワ(1944-):聖書組曲(yi)
セルゲイ・ゴルプコフ(1969-):Circulus disjunctus, パッサカリア Op.15(sg)
アンジェリカ・コミッサレンコ(1978-):
アヴェ・マリア(声とオルガンのための)(+/ak)
ドミトリー・ディアノフ:
トランペットとオルガンのためのコラール(+/eg)
4つの小品;歌(dd),幻想曲(ok),フーガ(ym),トッカータ「心に残る」(ym)
ソナタ第1番(dd)
フョードル・ストロガノフ(オルガン(fs))
アレクサンドラ・マクシモワ(オルガン(am))
ユリア・イコンニコワ(オルガン(yi))
アンナ・ススロワ(オルガン(as))
アナスタシア・チェルトク(オルガン(ac))
ドミトリー・ベーロフ(オルガン(db))
セルゲイ・ゴルプコフ(オルガン(sg))
アンジェリカ・コミッサレンコ(オルガン(ak))
エカテリーナ・ゴトスディネル(オルガン(eg))
ドミトリー・ディアノフ(オルガン(dd))
オクサナ・コシュキナ(オルガン(ok))
ユリア・ミハイロワ(オルガン(ym))
デニス・シュリギン、ニキータ・ボリソグレプスキー(ヴァイオリン(*))
アンナ・ソロキナ(ヴィオラ(*)) ミハイル・プチェリャコフ(トランペット(*))
マリーナ・クルグロワ(ハープ(*)) オリガ・アレクセーエワ(ソプラノ(+))
アンドレイ・フォーミン(トランペット(+))
録音:2003-2004年、モスクワ音楽院

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.23-1

2008年10月22日 17時21分46秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \1000
8.570759
ドビュッシー:管弦楽作品集 第1集
1.牧神の午後への前奏曲/2-4.海(海の夜明けから真昼まで/波の戯れ /風と海
との対話)/5.バレエ音楽「遊戯」/6 -11.子どもの領分(A.カプレによるオー
ケストラ版)〈グラドゥス・アド・パルナッスム博士/象の子守歌/人形のセレ
ナード/雪は踊る/小さな羊飼い/ゴリウォッグのケークウォーク
準・メルクル:指揮
リヨン管弦楽団
2007年の来日公演でも大成功を収めた準・メルクルとリヨン管弦楽団によるド
ビュッシー(1862-1918)の管弦楽全集の第1集です。昨年の発売時とはカップリ
ングを変更しての再登場となります。自らも作曲家として知られるカプレによ
る編曲の「子どもの領分」でのめくるめく響きの豊かさを味わい、演奏機会の
あまり多くない隠れた名曲「遊戯」での興味深さに胸を震わせ、「海」での柔
らかい響きに心を奪われる・・・そんな満足行くひとときをたっぷり味わって
ください。

8.570993
ドビュッシー:管弦楽作品集 第2集
1.「ペレアスとメリザンド」交響曲(M.コンスタントによる編曲版)
2.ベルガマスク組曲より「月の光」(A.カプレによる管弦楽版 )
3-5.夜想曲〈雲/祭/シレーヌ〉
6.英雄の子守歌
7-9.12の練習曲より「3つの練習曲」(M.ジャレルによる管弦楽版)〈第9番「反
復する音符のための」/第10番「対比的な響きのための」/第12番「和音のため
の」〉
準・メルクル:指揮
リヨン管弦楽団
ライプツィヒ MDR放送合唱団・・・ 5のみ
準・メルクルによるドビュッシーの第2集です。こちらは「夜想曲」以外は全て
他の人による編曲版が収録されています。オペラやピアノ曲での特徴ある響き
をどのように管弦楽へと置き換えているのか、興味の尽きないところです。以
前リリースされていた「夜想曲」にはシレーヌが収録されていなかったので、
ここでようやく全貌が明らかになりました。合唱を伴う幽玄で茫洋とした響き
のなかから沸き起こる明確な旋律線に思わずはっとさせられます。

8.559382
アンダーソン:管弦楽作品集 第5集
1-11.ミュージカル「ゴルディロックス」抜粋
12-17.キャロル組曲(木管合奏版)/
18.ゴルディロックスより「待っているご婦人」ワルツ
19.ゴルディロックスより「どうぞ、私の心を奪ってちょうだい」
(インストゥルメンタル)
キル・クリスウェル(ソプラノ)//ウィリアム・ダズリー(バリトン)
BBCコンサート・オーケストラ/レナード・スラットキン(指揮)
「ゴルディロックス」とは元来、民話に出てくる少女の名前です。日本では
「3匹の熊」という題名で知られていますが、そのエピソードが転じて “ちょ
うどよい ”という塩梅をあらわす言葉として使われているようです。ここで
はミュージカル女優が大金持ちと映画監督のどちらを選ぶかという話。ありが
ちな話といえばそれまでですが、付けられた音楽はまさに夢のように美しく楽
しいもの。木管合奏による「キャロル組曲」は、クリスマスだけでなく、1年
中聴いていたいほど。やっぱりお金より愛でしょう?

8.572113
「ブタが飛べた」20世紀の児童合唱集
H.スケンプトン:ブタが飛べた
ブリテン:コーパス・クリスティ・キャロル
タヴナー :われらの父よ
ヴォーン=ウィリアムズ:フィデルのための挽歌
P.M.ディヴィス:はしけの番人
ブリテン:5月
コルプ:花の歌
ブリス:ハタオリドリは悲嘆を満足させる
ラター:大地の美のために
ベネット:昆虫の世界
モウ:キャリコのパイ他
ニュー・ロンドン児童合唱団/ロナルド・コルプ(指揮)
アレクサンダー・ウェリス(p)
児童合唱。その穢れのない澄んだ声は何世紀にも渡って教会音楽の中で好んで使
われてきました。しかしここに収録された作品は、子どもたちの可能性を更に伸
ばしつつ、新しいジャンルへ挑戦する喜びを感じさせてくれるものばかりです。
14人の作曲家たちによる楽しくて魅力的な作品を歌うのはニュー・ロンドン児童
合唱団。驚くほど見事なハーモニーと子どもらしいユニークな表現に驚くほかあ
りません。

8.570499
L.モーツァルト:
シンフォニアト長調(Eisen G8)/ベルヒテス・ガーデンの音楽「おもちゃの交
響曲」/シンフォニアニ長調(Eisen D15)/シンフォニアイ長調(Eisen A1)/シ
ンフォニアト長調「新ランバッハ交響曲」
トロント室内管弦楽団/ケヴィン・マロン(指揮)
50年ほど前は、ハイドンの作品として親しまれていた「おもちゃの交響曲」です
が本当はモーツァルトの父であるレオポルドが作曲した「カッサシオント長調」
の中の第 3・4・7楽章がこの曲の正体です(1951年にバイエルン州立図書館で全
曲が発見されました)。この演奏は小編成のオーケストラにオカリナやバード・
ホイッスル、ハーディ=ガーディを加えた手作り感たっぷりのもの。何だか聴い
ているだけで口元が緩んでくるような気がします。

8.559359
コープランド(1900-1990):舞踏交響曲
1-3.交響曲第1番/4-6.交響曲第2番「短い交響曲」/ 7-9.舞踏交響曲
演奏:ボーンマス交響楽団/マリン・オールソップ(指揮)
アメリカ近代作曲家の中でも、とりわけ有名なコープランド。彼は従来のアメ
リカ音楽にインディアン、黒人、移民たちの様々な音楽的要素を投げ込み、熟
成させました。ここに収録された音楽には、どれも熱き高ぶりがみなぎってい
ます。

8.572130
ハイドン(1732-1809):交響曲集第34集
1-4.交響曲第62番ニ長調 Hob.I:62
5-7.交響曲変ロ長調 Hob.I:107(シンフォニア A)
8-11.交響曲変ロ長調 Hob.I:108(シンフォニア B)
12-16.序曲「変わらぬまこと」 Hob.Ia:15
17-19.序曲「薬剤師」 Hob.Ia:10
演奏:トロント室内管弦楽団/ケヴィン・マロン(指揮)
ハイドン交響曲集ここに完結!

8.570720
カラーエフ(1918-1982):
1-4.交響曲第3番(1964)/5.交響詩「レイリとメジヌン」(1947)
6-13.交響的エッチング「ドン・キホーテ」
演奏:ロシア・フィルハーモニー管弦楽団/ドミトリ・ヤブロンスキ(指揮)

8.570356
スタンフォード(1852-1924):
1-4.交響曲第1番変ロ長調
5-7.クラリネット協奏曲 Op.80
演奏:ロバート・プレーン(クラリネット)
ボーンマス交響楽団/デヴィッド・ロイド=ジョーンズ

8.570568
チャイコフスキー(1840-1893):
1-4.マンフレッド交響曲
5.交響的バラード「ヴォエヴォーダ」(ミツキェーヴィチのバラードによる)
演奏:ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)

8.570509
ペンデレツキ(1933-):チェロと管弦楽のための作品集
1-6.3つのチェロと管弦楽のための合奏協奏曲第1番(2000)
7-9.チェロと管弦楽のためのラルゴ (2003)
10-11.チェロと管弦楽のためのソナタ(1964)
演奏:イワン・モニゲッティ(チェロ)・・・1-6,10-11
アルト・ノラス(チェロ)・・・1-9
ラファウ・クヴィアトコウスキ(チェロ)・・・1-6
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団/アントニ・ヴィト(指揮)
ペンデレツキは、その時代ごとに作風を変えてきた人で、ここで聴ける3つの
作品も、その時の気分が敏感に反映されています(現代に近い方がロマンティ
ックだったりします )。モニゲッティとノラス、 2人の名手と、ヴィトの競演
が聴きどころです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.23-2

2008年10月22日 17時21分22秒 | Weblog
8.570295
カルウォヴィチ:交響詩集第2集
1. 寄せては返す波 Op.9/2.悲しい物語(永遠への前奏曲)Op.13
3-5.永遠の歌 Op.10
演奏:ニュージーランド交響楽団/アントニ・ヴィト(指揮)
☆雪崩に巻き込まれ亡くなった悲劇の作曲家、カルウォヴィチの作品集第1集
(8.570452)に続く第2集です。
ヴァグナー、R・シュトラウスなどの濃厚な音が好きだったら必ずはまります。

8.570871-72 2枚組
グリーグ(1843-1907):ペール・ギュント全曲版
ペール・ギュント/南の修道院にて Op.20/ベルグリョート Op.42
演奏:ペール・ギュント・・・ハンス・ヤコブ・サンド
オーゼ・・・アン・マリト・ヤコブセン
ソルヴェイグ・・・イサ・カタリナ・ゲリッケ 他
マルメ交響楽団/ビヤルテ・エンゲセト(指揮)
あの有名な「朝」で始まるのは、ペール・ギュント組曲でして、この全曲盤は
「朝」に行き着くまでに様々な物語を経なくてはいけません。山あり谷あり、
とにかく楽しい物語を始めから楽しんでください。

8.570979
オネゲル(1892-1955):映画音楽集
1-5.リゲイン(二番芽)第1組曲/6-10.罪と罰組曲
11-12.ヒマラヤの悪魔(2つの交響的楽章 )/13.観念
MARCO POLO 8.223466,8.223467より移行盤
演奏:ジャック・チャムケーテン(オンドマルトノ)・・・6-12
スロヴァキア放送交響楽団&合唱団(11-12のみ)
アドリアーノ(指揮)

8.557528
シェーンベルク(1874-1951):
1.ワルシャワの生き残り Op.46/2.「創世紀」組曲への前奏曲 Op.44
3.千年を三たび Op.50a/4.詩編 130番「深き淵より」 Op.50b
5.ナポレオンへの頌歌 Op.41/6.ヴァイオリン協奏曲 Op.36
演奏:サイモン・ジョリー・コラーレ/フィルハーモニア管弦楽団
ロバート・クラフト(指揮)他

8.572097
ヒル(1869-1960):弦楽四重奏曲集第2集
1-4.弦楽四重奏曲第4番ハ短調/ 5-8.弦楽四重奏曲第6番ト長調「子どもたち」
9-12.弦楽四重奏曲第8番イ長調
演奏:ドミニオン弦楽四重奏団

8.570496
ティペット(1905-1998):弦楽四重奏曲集第1集
1-3.弦楽四重奏曲第1番イ長調/ 4-7.弦楽四重奏曲第2番嬰ヘ長調
8-11.弦楽四重奏曲第4番
演奏:ティペット弦楽四重奏団

8.570986
ドルネル(1680?-1757?):リコーダー、フルート、通奏低音のための室内楽曲集
1-4.四重奏のためのソナタ/5-9.ソナタ第4番ニ長調 Op.2「ラ・フォルクレ」
10-16.クラヴサン組曲より第5組曲ハ長調
17-22.ソナタ第2番ニ長調 Op.3「成功」
23-28.第3組曲ホ短調 Op.2/29-32.ソナタ第7番ニ短調「 3を越えて」Op.3
33-36.ソナタ第3番ロ短調 Op.3
演奏:パッサカリア

8.570178
M・ハイドン&シュターミッツ:ディヴェルティメント&オーボエ四重奏曲
1-3.M・ハイドン(1737-1806):ディヴェルティメントハ長調 P.115
4-6.シュターミッツ(1745-1801):オーボエ四重奏曲ニ長調 Op.8-1
7-9.シュターミッツ:オーボエ四重奏曲へ長調 Op.8-3
10-12.シュターミッツ:オーボエ四重奏曲変ホ長調 Op.8-4
演奏:アレッサンドロ・バッキーニ(コーラングレ ,オーボエ)
ヌォーボ弦楽四重奏団
ルカ・ステヴァナート(コントラバス)

8.570786
レーガー(1873-1916):弦楽三重奏&ピアノ四重奏曲全集第2集
1-4.ピアノ四重奏曲イ短調 Op.133/5-7.弦楽三重奏曲ニ短調 Op.141b
演奏:アペルト・ピアノ四重奏団

8.570472-73 2枚組
ダングルベール(1629-1691):ハープシコードのための組曲
1-13.組曲第1番ト長調/組曲第2番ト短調/組曲第3番ニ短調/
組曲第4番ニ長調
演奏:エリザベス・ファー(ハープシコード)・・・第2番&第3番,
(リュート=ハープシコード )・・・第1番&第4番
ダングルベールは 17世紀に活躍したオルガニスト。ルイ 14世にも仕えた人で、
フランスにおけるクラヴサン奏法の確立者としても知られています。このアル
バムは彼の代表作を収めたものです。前作のバッハが発売されるや否や、大評
判となったリュート=ハープシコードの音色再び。今回は曲によってはハープシ
コードでも演奏されているので、一層その音色の特質が際立ちます。

8.570787
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ作品集
四季 Op.37b/ピアノ・ソナタ嬰ハ短調 Op.80
演奏:イリヤ・ラシュコフスキ(ピアノ)
“四季”の録音はすでに 8.550223でリリースされていますが、ほぼ20年近く
経て新しい“四季”の登場となりました。1曲ごとに込められた感情の揺れが、
あまりにも見事で、ついつい聴き惚れることまちがいありません。

8.570399
ボッテシーニ(1821-1889):ルチアによる幻想曲
1.「ランメルモールのルチア」による幻想曲
2.エレジー第2番ホ短調「ロマンツァ・ドラマティカ」
3.序奏とボレロ/4.ロマンス「愛しの唇」/5.カプリッチョ・ブラヴーラ
6.二調のエレジー/7.「ベアトリーチェ・テンダ」による幻想曲
8.グランド・アレグロ「メンデルスゾーン風協奏曲」
演奏:トーマス・マーティン(コントラバス)
アンソニー・ホルステッド(ピアノ)

8.570503
ヴィラ=ロボス(1887-1959):ピアノ作品集第7集
1.アマゾナス(ピアノ版)
2-6.ギターのための 5つの前奏曲(ピアノ版・・・J.V.ブランダーオ編)
7.ブラジル風バッハ第2番よ
り「藪の思い出(踊り)」/8.ワルツ・スケルツォ/9.地獄の踊り
10.あぶなくないフェジョアータ(豆と肉の料理)/11-14.おとぎ話
15-19.真心の歌/20.婚礼の随行/21.ワルツ・レント(断章)
演奏:ソニア・ルビンスキ(ピアノ)

8.570468
スカルラッティ :鍵盤音楽全集第11集
演奏:ゴットリープ・ヴァリッシュ(ピアノ)

8.669019
メノッティ:歌劇「アマールと夜の訪問者」
アマール・・・イケ・ハウカースミス(B-Sop)
母・・・クルステン・ガンログソン(Ms)
カスパール王・・・ディーン・アンソニー(T)
メルヒオール王・・・トッド・トーマス(Br)
バルタザール王・・・ケヴィン・ショート(B-Br)
王の従者・・・バート・レファン(バリトン)
ナッシュヴィル交響楽団/アラスティア・ウィリス(指揮)
NBC放送からの委嘱により作曲されたこのオペラは、 1951年のクリスマス・イブ
に初めてテレビ放送され大好評を博しました。以来世界中で500回を超える上演
回数を記録、クリスマスの奇跡劇として絶大なる人気を誇っている小さな作品で
す。イエスの生誕を祝福するために旅をしている3人の博士が出会った、愛と感
謝に満ちた小さな奇跡。平易なメロディとわかりやすいストーリーは時代を超え
て聴き手の心に暖かい光を灯していくことでしょう。

8.660209-10 2枚組
リュリ(1632-1687):歌劇「アルミードの悲劇」
演奏:アルミード・・・シュテファニー・ハウトツェエール(メゾ・ソプラノ )
ルノー・・・ロバート・ゲッチェル (テノール)
イドラオ・・・フランソワ・ループ(バス)
アルテミドール・・・ウィリアム・シャープ(バリトン)
フェニース・・・アン・モノイオス(ソプラノ)
シドニー・・・ミリアム・ドブロウ(ソプラノ)
デンマークの騎士・・・トニー・ブッテ(テノール)
アロント・・・ダレン・ペリー(バリトン)
英雄的な女羊飼い・・・アトリア・マクローチ(ソプラノ)
ナイアード・・・タラ・マクレディ(ソプラノ)
オペラ・ラファイエッテ/リャン・ブラウン(指揮)

8.559273
アイヴズ(1874-1954):歌曲集第5集
パラケルスス/ピーク/完璧な日/絵画/予感/虹(そうかもしれない)/宗教
/記憶/レクイエム/解決/ロック・オブ・エイジズ/ロザムンデ(第1版)/
ロザムンデ(第2版)/スコットランドの子守唄/海の挽歌 他
演奏:ジャンナ・バティ(ソプラノ)/パトリック・カルフィッチ(バリトン)
/ロバート・ガードナー(バリトン)/ダグラス・ディクソン(ピアノ)他

8.559394
コリリアーノ(1938-):ディラン・トーマスの詩による三部作
演奏:トーマス・アレン(バリトン)/ティ・ジャクソン(ボーイ・ソプラノ )
/ジョン・テシェール(テノール )/ナシュヴィル交響楽団&合唱団/
レナード・スラットキン(指揮)

8.557078
シューマン(1810-1856):歌曲集「女の愛と生涯」他
歌曲集「女の愛と生涯」Op.42/7つの歌 Op.104/メアリー・シチュアート女
王の詩 Op.135/6つの歌 Op.107
演奏:シビラ・ルーベンス(ソプラノ)/ウタ・ヒールシャー(ピアノ)

8.111350
グレート・ピアニスト・シリーズ
エミール・ギレリス初期録音集第1集(1935-1951)
1-2.ラモー:ハープシコード組曲ホ短調/3.レイエ(ゴドフスキー編):ジーグ
4-6.モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.547/7.シューマン:トッカ
ータハ長調 Op.7/8.シューマン:幻想小曲集より「夢のもつれ」/9.シューマ
ン(タウジヒ編):密輸入者/10.メンデルスゾーン:スケルツォ Op.16-2/11.メ
ンデルスゾーン:無言歌より「デュエット」 Op.38-6/12.スメタナ:チェコ舞曲
第2番「ポルカ」イ短調/13.スメタナ:チェコ舞曲第3番「ポルカ」ヘ長調/
14.ドビュッシー:ベルガマスク組曲より「月の光」/15.ドビュッシー(ボル
ヴィック編):夜想曲より「祭り」/16-18.ラヴェル:クープランの墓
演奏:エミール・ギレリス(ピアノ)

8.111296
グレート・ピアニスト・シリーズ/ルービンシュタイン
ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲第1番&第2番
演奏:アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ロス・アンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団
アルフレード・ウォーレンスタイン(指揮)
NBC交響楽団/ウィリアム・スタインバーグ(指揮)




<DACAPO>
6.220548 \1780
クロノス・プレイズ・ホルムグレーン
※日本語帯付き
ペレ・グズモンセン=ホルムグレーン(1932-):
1.弦楽四重奏と管弦楽のための合奏協奏曲(1990/2006)
2-3.バリトンと弦楽四重奏のための「ムーヴィング・スティル」(2004)
4.弦楽四重奏と海のための「ラスト・グラウンド」(2006)
クロノス・クァルテット …1-4/デンマーク国立放送交響楽団
トマス・ダウスゴー…1/ポール・ヒリヤー(バリトン)
ゲルト・スェーレンセン(音響効果) …2-3/ウェイン・シーゲル(音響効果)
1932年生まれの作曲家ホルムグレーンは、極めて異色な作風とアクティヴな
表現によって全世界に広く知られています。このアルバムでは、なんとクロノ
ス・クァルテットをフィーチャー。その上、ポール・ヒリヤーまでもが参加す
るという豪華すぎる布陣。最後の曲では、なんと「海」までも投入。音響的に
も一度は聴いておきたい極珍盤・・・いや超名盤です

8.226054 \1780
ニルス・ペテル・イェンセン(1802-1846):フルート・ソナタ集
フルートとピアノのためのソナタ Op.6/フルートのための3つの幻想曲と狂詩
曲 Op.14より/フルートとピアノのためのソナタ Op.18(1828)
演奏:ルーネ・モスト(フルート)/フローデ・ステンゴー(ピアノ)

8.226537 \1780
完全なる地面からの落下
1.クリステンセン:完全なる地面からの落下(2004-06)/2.ロージング=ショウ:
ボルヘスの 2つのソネット(2005/03)/3.オルセン:幻影/4.イェルゲンセン:
月光に照らされて/5.フロウインベルイ:前奏-航海-ヨツンヘイム
演奏:アンサンブル・アルテナンス
ヘレーネ・ジェリス(メゾ・ソプラノ)・・・2
小林真理(メゾ・ソプラノ)・・・4




<CPO>
777363-2 22枚組 \14500
J.S.バッハ(1685-1750):オルガン作品全集
Vol.1から Vol.21までの22枚をBOXにし、168ページ(ドイツ語、英語)のブック
レットをつけた愛蔵盤。

777314-2 2枚組 \2450
アルベルト・ディートリッヒ(1829-1908):交響曲とヴァイオリン協奏曲
1.交響曲ニ短調 Op.20/2.ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.30
演奏:エリザベス・クフェラス(ヴァイオリン)
マリー・ルイーズ・ノイネッカー(ホルン)
オルデンブルク州立管弦楽団/アレクサンダー・ランプ(指揮)

777334-2 \2450
アンドレス・エリアッソン(1947-):
ヴァイオリンとピアノと弦楽オーケストラのための二重協奏曲
演奏:ウルフ・ヴァーリン(ヴァイオリン)/ロランド・ペンティネン(ピアノ)
スウェーデン放送交響楽団/ヨハネス・グスタフソン(指揮)

777413-2 2枚組 \3400
カール・ニルセン(1865-1931):ピアノ作品全集
5つの小品集 Op.3/交響的組曲 Op.8/6つのユモレスク・バガテル Op.11/
新世紀のための祝祭前奏曲/夢について「静かな夜」/シャコンヌ Op.32/
主題と変奏 Op.40/組曲 Op.45/3つの小品集 Op.59/若い人と老人のための
ピアノ音楽 Op.53/ピアノ小品(1931)
演奏:クリスティーナ・ビェルケ(ピアノ)

777362-2 \2450
ハンブルクの聖なる音楽集 1600-1800年
ゼッレ:イエス・キリスト我らの救い主、我らから神の怒りを取り去りたまえ/
シャイデマン:悲しみよ、とどまれ/ショップ:われ汝に呼ばわる、主イエス・
キリストよ/ダウランド:我は神から離れまじ 他
演奏:ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)
ステファニー・プティローレン(ソプラノ)
ハンブルク・ラツムジク/
ジモーネ・エッケルト(指揮)

777408-2 \2450
アレッサンドロ・メラーニ(1639-1703):祝祭劇「エウロパ」と宗教作品集
1.祝祭劇「エウロパ」/2.レクイエム/3.詩編 111「幸いな人」/
4.マニフィカト
演奏:ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)/コーネリア・ザムエリス(アルト)
/カイ・ヴェッセル(バス)/ダス・クライネ・ムジーク/
ヘルマン・マックス(指揮)

777320-2 \2450
ヨーゼフ・マルクス(1882-1964):交響的作品集
1.春の音楽/2.牧歌/3.収穫祭(世界初録音)
演奏:ウィーン放送交響楽団/ヨハネス・ヴィルトナー(指揮)

※各タイトルの詳細情報は、ナクソス・カタログ・サイト
(http://www2.naxos.jp/)の「ニューリリース」内に順次アップされます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.22

2008年10月21日 18時46分41秒 | Weblog
<VIRGIN CLASSICS>
VBS-2354762 3枚組 \1980
ALTUS-カストラートからカウンターテナーまで
CD1
ヴィヴァルディ:
わたしのいとしい人を眺めよう-「ジュスティーノ」/フィリップ・ジャルスキー
ヘンデル:なつかしい木陰よ-「セルセ」/ジェラール・レーヌ
ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル・ドロローサ-スターバト・マーテル/
デイヴィッド・ダニエルズ
ハッセ:Pallido il sole-「アルタセルサ」/アンドレアス・ショル
バッハ:喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜BWV170/ルネ・ヤコブ
ヘンデル:主は世の人々に侮られ-「メサイア」/ジェイムズ・バウマン
ヘンデル:Sincero affetto-「Fernando」/マックス・エマヌエル・チェンチッチ
ヘンデル:Minicciami, non ho timor-「アマディージ」/クサヴィエ・サバータ
ヘンデル:Amor, tiranno Amor-「セルセ」/ローレンス・ザッツォ
バッハ:備えよ、シオン-クリスマス・オラトリオ/マイケル・チャンス
ヘンデル:O Lord, whose mercies numberless-「サウル」/ポール・エスウッド
ヘンデル:恋する心よ、熱情を抱いて倍加せよ/ブライアン・アサワ、ラスカッロ
(ソプラノ)
バッハ:アニュス・デイ-ミサ曲ロ短調/チャールズ・ブレット
モンテヴェルディ:
Pur ti miro, pur ti godo-「ポッペアの戴冠」/
デレク・リー・ラギン、ルブランク(ソプラノ)
未詳(ヘンリー八世?):グリーンスリーヴズ/アルフレッド・デラー
CD2
ペルゴレージ:スターバト・マーテル・ドロローサ-スターバト・マーテル/
レーヌ、ジャンス(ソプラノ)
ペルゴレージ:Ad te clamanus-サルヴェ・レジナ/レーヌ
ヴィヴァルディ:Cum dederit dilectis-主が家を建てられるのでなければ/
ダニエルズ
ヴィヴァルディ:アレルヤ-闇の恐れのあまりにも長く/ダニエルズ
レグレンツィ:Ave Regina coelorum/ジャルスキー
ヴィヴァルディ:Cor ingrato dispietato/ジャルスキー
バッハ:Et misericordia-マニフィカト/ジャルスキー
ヘンデル:Madre…Son nata lagrimar-「エジプトのジューリオ・チェーザレ」/
ダニエルズ
ヘンデル:Chi e nato alla sventure-「テッサリアの王アドメート」/バウマン
ヘンデル:M'opporro da generoso-「Fernando」/ザッツォ
シャルパンティエ:Ecce quomodo(テネブレの読踊)/レーヌ
モーツァルト:Venga pur, minacci e frema-「ミトリダーテ」/ダニエルズ
ロッシーニ:私はバビロニアで見た…ああ、いつの日も憂い-「セミラーミデ」/
チェンチッチ
ブリテン:Welcome, wanderer…I know a bank where the wild thyme blows
-「真夏の夜の夢」/バウマン
CD3
トラッド:I am a poor wayfaring stranger/ショル
パーセル:Music for a while/ダニエルズ
パーセル:Sound the trumpet, sound, till around-「行け、汝ら芸術の子ら」/
バウマン、クリストファー・ロブソン
ベッリーニ:マリンコニア、やさしいニンフ/ダニエルズ
グルック:われエウリディーチェを失えリ-「オルフェーオとエウリディーチェ」/
ダニエルズ
シューベルト:アヴェ・マリア(オグドン編)/ダニエルズ
シューベルト:夜と夢/ダニエルズ
ドゥ・ブュイソン:Plainte sur la mort de Monsieur Lambert/レーヌ
ベルリオーズ:入り江のほとり-「夏の夜」/ダニエルズ
オルフ:Olim lacus colueram-「カルミナ・ブラーナ」/バウマン
聖夜/ラギン
ロッシーニ:2匹の猫の滑稽な二重唱/レーヌ、ブレイク(テナー)
レーヌ:マラドレス/レーヌ
未詳:シェナンドー/ダニエルズ
マルティーニ:愛の喜び/ダニエルズ
ボーナス・トラック:
最後のカストラート、アレッサンドロ・モレスキの1902年録音
ロッシーニ:Crucifixus-小ミサ・ソレムニス/アレッサンドロ・モレスキ
30年前、バロック音楽ブームが始まったばかりのころはカウンターテナーは特異
な存在でした。今日では男声のファルセットによるアルトとソプラノ・パートの
歌唱はジャルスキー、ダニエルズ、チェンチッチ、ショルなどをトップ・スター
として大隆盛を誇っています。彼らが18世紀にヘンデル、ヴィヴァルディ、モー
ツァルトが「カストラート」のために作曲した超技巧的な作品を歌ったトラック
を終身に3CDにまとめたアルバム。そしてボーナス・トラックには本物の(最後の)
カストラート、モレスキが1902年、ローマのシスティーナ・チャペルで歌った貴
重な音源を収録しています。
マルチパック8Pブックレット



<EMI CLASSICS>
DVBW-2165709(DVD-Video) \2850
グルック:アルチェステ(フランス語版)
アルチェステ/アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)
アドメーテ/ポール・グローヴズ(テナー)
高僧、ヘラクレス/ディートリッヒ・ヘンシェル(バリトン)
エヴァンドレ/ヤン・ブーロン(テナー)
伝令、アポロン/ルドヴィツ・テジエ(バリトン)
オラクル/フレデリク・カトン(バリトン)
モンテヴェルディ合唱団
イギリス・バロック・ソロイスツ
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
舞台制作:ロバート・ウィルソン
パリ、シャトレ劇場でのフランス語版上演
修復なったシャトレ劇場の再オープンに上演されたフランス語版(1776)
ガーディナーとウィルソンによる初コンビのプロダクション
制作:LGM / France3/ Mezzo / SBS Australia / RM Associates film
映像監督:ブライアン・ラージ
収録時間:134分
16:9ワイドスクリーン
字幕:仏/英/独 
アマレイ・ボックス
ブックレットなし

DVBW-2165719(DVD-Video) \2850
THE HIDDEN HEART-ベンジャミン・ブリテンの生涯とピーター・ピアーズ
ブリテンの生涯を音楽家としての活動を私的な映像も含めて描くドキュメンタリ
ー。
ブリテン(1913-76)は20世紀の英国の代表的作曲家であり評価は世界的です。
彼の生涯は多くの名誉で飾られながら、その内面はアウトサイダーであり、ホモ
セクシャル、平和主義、天才、自身の判断に対する非妥協的なこだわりにより弧
絶した存在でした。このドキュメンタリーでは音楽に対する情熱と、彼の生涯と
創造性における仲間、テナーのピアーズとの結びつきへの志向が語られています。
彼の才能、勝利、三大作品(ピーター・グライムズ、戦争レクイエム、ヴェニス
に死す)への試みと苦労を探り、(ピアーズが参加した)プロダクション・クリッ
プ、アーカイヴ映像、ニュース映像がちりばめられています。
制作:An Oxford Film and Tevision Productions / Channel Four / SFB ARTE /
RM Associates Production
制作、監督:テレサ・グリフィス
収録時間:60分  16:9ワイドスクリーン
字幕:仏/英/独  
アマレイ・ボックス 
ブックレットなし

DVAW-2165759(DVD-Video) \2850
エレーヌ・グリモー-狼と生きて
音楽家として、女性としてのグリモーを描くドキュメンタリー
演奏、リハーサル、録音に望む演奏家としてのグリモーと、ニューヨーク郊外の
自宅での狼に注ぐ情熱が明らかに グリモー・ファンにお勧め
抜粋される音楽作品:
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ラフマニノフ:コレッリ変奏曲
バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ ニ短調
ラフマニノフ:絵画的練習曲第1番 ヘ短調
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調
シューマン:ピアノ五重奏曲
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲
べートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
監督:ライナー・M・モーリッツ
制作:An LGMiFrance3/ BB CmTRK / Teldec / SF-DRS / RM Associates Film
収録時間:59分 16:9
コメント:英語  字幕:仏/独
アマレイ・ボックス ブックレットなし

DVBW-2165739(DVD-Video) \2850
カラヤン-プロファイル
音楽家として、人間としてのカラヤンの存在を解き明かすドキュメンタリー
人間カラヤンとその音楽の現象が明らかに。カラヤン自身のインタヴューにより
指揮者としての活動とそれに関連する人生での出来事が語られます。子供時代、
学生時代に影響を受けた経験、若手指揮者としての登場、クラシック音楽の最前
線で活躍の日々、健康を害し音楽界のポリティクスの包まれながら創造性とフィ
ジカルの極限まで自らを推し進めた晩年が描かれます。またナチ党員問題、フル
トヴェングラーとの確執、EMIプロデューサーのレッグやフィルハーモニアOとの
共同作業、科学や技術、建築への関心までもふれている映像が語るカラヤン。
抜粋される音楽作品:
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲K216
マーラー:交響曲第5番
ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー-序曲
モーツァルト:魔笛
ワーグナー:タンホイザー
ベートーヴェン:交響曲第9番
J.シュトラウス:ピツィカート・ポルカ
プッチーニ:ラ・ボエーム
R.シュトラウス:ドン・キホーテ
R.シュトラウス:ばらの騎士
シェーンベルク:浄夜 他 w/ベルリン・フィル、ウィーン・フィル
監督:ガーネット・フリーデル
共同制作:the Herbert von Karajan Centrum Music Productions, ORF and RM
Associates In association with WDR-S WmLE FST and DR
収録時間:82分 16:9
コメント:英語  字幕:英/仏/独
アマレイ・ボックス  ブックレットなし

DVBW-2165779(DVD-Video) \2850
グルック:オルフェオとエウリディーチェ
(フランス語版)
オルフェオ/マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)
エウリディーチェ/マドリーヌ・ベンダー(ソプラノ)
アムール/パトリシア・プティボン(ソプラノ)
モンテヴェルディ合唱団
オルケストル・リヴォルショナール・エ・ロマンティク
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
舞台監督:ロバート・ウィルソン
パリ、シャトレ劇場でのフランス語上演
ガーディナーがウィルソンとのコンビでシャトレ劇場、再オープンを飾った
ベルリオーズによる改訂版(1859)。コジェナー、ベンダー、プティボンの
顔合わせも豪華!!
制作:LGM / France3/ Mezzo / SBS Australia / RM Associates Film
収録時間:104分 16:9
字幕:英/独
アマレイ・ボックス  ブックレットなし

DVAW-2165819(DVD-Video) \2850
マリリン・ホーン/プロファイル
20世紀の代表的ロッシーニ・メゾ=ソプラノの生涯と音楽を描くドキュメンタリ
ー。本人のインタヴューとアーカイヴ映像でまとめられており、インタヴューで
は、子供時代の教会合唱団、ロバート・ワーグナー合唱団とのTV出演、オットー
・プレミンジャー監督作品「カルメン・ジョーンズ」での吹き替え参加、晩年の
ストラヴィンスキーとの出会いなどが語られます。60年代中盤にホーンとともに
ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニで共演したジョーン・サザーランド、元
夫君で指揮者のヘンリー・ルイス、US出身の歌手仲間サミュエル・ラメイ、バイ
オグラファーのジェイン・スコヴェルも証言者として登場。演奏映像としては
1993年コヴェント・ガーデンでのロッシーニ「アルジェのイタリア女」、60歳誕
生記念の94年1月のカーネギー・ホール・リサイタル、93年ワシントンでのクリ
ントン大統領の就任式の演奏、さらに「キャロル・バーネット・ショウ」での映
像などが収録されています。
制作:RMAssociates / The South Bank Show-L WTP / S4C / IRTPBRAVOS-TV
BMG Classics film
収録時間:53分  Super 16mm
コメント:英語  字幕:仏/独
アマレイ・ボックス  ブックレットなし

DVAW-2165829(DVD-Video) \2850
ジョン・アダムズ/アメリカン・クラシック
最も演奏され、最も物議をかもす現代作曲家、アダムズのプロファイル・ドキュ
メンタリー
様々な音楽を取り込みながらその音楽はアダムズそのものといえる個性的なサウ
ンドにまとめあげユニークな現代オペラ作品を発表して論議を呼んでいるアダム
ズの個性にせまるドキュメント。サン・フランシスコ郊外の自宅でのインタヴュ
ーではアヴァン・ギャルドの袋小路から現代音楽を救い出し、現代オペラを再活
性させる作曲家像が浮き彫りにされます。舞台監督のピーター・セラーズ、脚本
家アリス・グッドマン、指揮者のマイケル・ティルソン・トーマスのコメントも
あり、演奏映像としてはオペラ「中国のニクソン」、「エル・ニーニョ」、管弦
楽作品の「シェイカー・ループス」、「室内交響曲」、「Gnarly Buttons」から
抜粋が収録されています。
制作:RM Associates / Channel Four / Kino welt Home Entertainment Film
収録時間:53分  16:9
コメント:英語   字幕:仏/独
アマレイ・ボックス  ブックレットなし

DVBW-2165869(DVD-Video) \2850
モーリス・ベジャールの「くるみ割り人形」
チャイコフスキーの音楽に、ベジャール自身の自叙伝的ストーリーを組み合わせ
た名ステージを、パリ、シャトレ劇場でのライヴ公演で収録
振付:モーリス・ベジャール
音楽:チャイコフスキー
コロンヌ管弦楽団、エドモン・コロマー指揮
セット・デザイン:ロジェ・ベルナール
衣装:アナ・デ・ジョルジ
イヴェット・オルネの衣装:ジャン=ポール・ゴルティエ
主要キャスト:
ビム(息子)/ダマース・ティジ
エル(母親)/エリザベト・ロス
モーリス・プティパ=メフィスト/ジル・ロマン
フェリックス(猫)/小林十市
妖精のゴッドマザー; 花のワルツ/イヴェット・オルネ
監督:ロス・マクギボン
制作:RM Associates / BR / L GWSF DRS / 3satlTSR / "WTFIMussik
収録時間:105分  6:9  5.1サウンド
コメント:英語    字幕:仏/独
アマレイ・ボックス  ブックレットなし

DVBW-2165729(DVD-Video) \2850
ヌレイェフ
最も賞賛され名声を得たバレエ・ダンサー、ヌレイェフのドキュメンタリー映像
死の12ヶ月前、1993年に収録されたTV用映像はヌレイェフ自身が人生のストーリ
ーと、キャリアのターニング・ポイントを語ります。
映像は彼のホームタウン、ウラル山脈近くの町、ウーファから始まり、姉、ダン
ス教師(収録当時101歳)、キーロフ劇場の当時のプリマドンナの証言を収録。ま
たほとんど公開されたことのない地中海の持ち島でも収録された。
彼が師事したニネット・ドゥ・ヴァロワ、名パートナー、マーゴット・フォンテ
ーン、振付のローラン・プティ、ダンサーのシルヴィア・ギレムなどが彼の人生
と伝説をコメント、「海賊」、「眠れる森の美女」、「マーゲリトとアルマン」、
「アポロ」、「オーロラ」、「ドン・キホーテ」、「シンデレラ」、「月に憑か
れたピエロ」からの抜粋が収録。
監督:パトリシア・フォイ
制作:RM Associates / Antelope Films LWT /
in association with Orfeo Films,
Radio Telefis Eireann, NOS-TV, RTP and Hessicher Rundfunk
収録時間:90分
コメント:英語  字幕:仏/独
アマレイ・ボックス  ブックレットなし

DVBW-2165879(DVD-Video) \2850
チェチーリア・バルトリ/ヴィヴァ・ヴィヴァルディ
Di due rai languir costante
私たちは氷のような波間の船-「オリンピアデ」
Non ti lusinghi la crudeltade-「Tito」
Gelosia-「Ottone in Villa」
ドミネ・デウス-「グローリア」
Armatae face e anguibus-「Juditha Triumphans」
Zeffiretti, che sussurrate-「Ercole sul Temodonte」
血潮がことごとく凍りつき-「ファルナーチェ」
海もまた沈むかのように-「バジャゼット」
虐げられた魂よ-「忠実なニンフ」
恐ろしい嵐のあとに-「グリゼルダ」
不運な小船-「ジュスティーノ」
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
パリ、シャンゼリゼ劇場でのコンサート・ライヴ映像、バルトリを世界的スター
ダムに押し上げたヴィヴァルディのアリア・リサイタル
監督:ブライアン・ラージ
収録時間:60分
字幕:伊/英/仏/独
アマレイ・ボックス  ブックレットなし



<Berlin Classics>
BC 1641 \2380
アヴェマリア
ステファノ・ベルナルディ、マザック、イグナツ・マイヤー、カルダーラ、
グランディ、ビーバー、メールラ、ポリエッティ、クロッティ、カヴァルリ、
ラッソ、グルンデ、他の作品 -世界初録音多数
アネグレット・ジーベル指揮、
ベル・アルテ・ザルツブルク
ヌリア・リアル(Sop)

BC 1644 \2380
ES IST EIN ROS ENTSPRUNGEN
エサイの根より生い出でたる -賛美歌・クリスマス曲集
サセックスのクリスマス・キャロル、もろびと声あげ、今こそ主インマヌエル
は生まれ給う、おお いとしきイエスよ、今日キリストが生まれた、われらにみ
どり児生まれたもう、汝らひとり子をほめたたえよ、神の御子は今宵しも、ああ
ベツレヘムよ、たり聞けよ御告げを、きよしこの夜、牧人 羊を、飼い葉の桶で、

ヴォーカル・コンソート・ドレスデン

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.21-1

2008年10月21日 14時06分08秒 | Weblog
<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 218 \2250
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(1874年第1稿)
サー・ロジャー・ノリントン(指)SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
録音:2007年4月26 & 27日シュトゥットガルト・リーダーハレ、ベートーヴェン
ザール(ライヴ)
まったくあたらしいブルックナー像の到来を予感させる、ノリントンと愛器シュ
トゥットガルト放送響によるシリーズ第3弾は「ロマンティック」。第6番につづ
いてノリントン初のレパートリーである点とともに、画期的快挙と騒がれたイン
バル以来、最近ではヤングやナガノも取り上げて話題を提供している第1稿を採
用していることも注目されます。
従来親しまれている第2稿との比較では第3楽章が顕著なように、ブルックナー・
ファンのあいだでもまったく別の音楽だという声の多い第1稿。斬新にすぎて初
演では不成功に終わった第1稿の選択頻度が近年ますます高まりつつある背景に
は、そもそも校訂譜の問題がつきまとうブルックナーにあって、かつてほどには
違和感なく受容できる環境が整ってきたこともあるようです。
前2作も驚きをもって迎えられたノリントンのブルックナーですが、本作「ロマ
ンティック」は衝撃度ではまちがいなくシリーズ随一といえるでしょう。たとえ
ば第1楽章開始から5分。ぐんぐんと一気に加速してゆき、小気味よいまでの清清
しさに胸が躍ります。しかもあくまで自然。この感覚は過去のいかなる演奏から
も聴くことの出来なかったもの。ここでの第1稿の選択にしても、弦のヴィブラ
ート・フリーを基調とする「ピュア・トーン」固有の魅力もはたらいて、より鮮
明に違いを印象づけるものと思われます。
このたびの「ロマンティック」を頂点とする、ブルックナー3部作2007年ライヴ。
ノリントン&シュトゥットガルトが目指してきたものがいよいよ完成の域に達し
ていることを実感させる内容です。

93 226 \2250
ストラヴィンスキー:
(1)カンティクム・サクルム
(2)バレエ「アゴン」
(3)レクィエム・カンティクルス
(3)ステラ・ドゥフェクシス(Ms) (1)クリスティアン・エルスナー(T)
(1)(3)ルドルフ・ローゼン(Br)
(1)(3)SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル
ミヒャエル・ギーレン(指)SWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:(1)(3)2007年6月14-16日
(2)2004年2月26-28日フライブルク、コンツェルトハウス
交響曲集(93.183)に続く、ギーレンによるストラヴィンスキー第2弾。このたび
はすべて十二音技法を採用した点で共通する、後期の3作品を取り上げています。
カメレオンと揶揄されたことでも知られるように、ストラヴィンスキーは生涯に
大きく作風を変遷させた作家でしたが、このアルバムでは晩年迎えてなおその
実験的精神と旺盛な創作意欲がうかがえる仕組みとなっています。初めて十二
音技法を用いたとされる「カンティクム・サクルム」につづいて、名振付師ジョ
ージ・バランシン率いるニューヨーク・シティ・バレエ団のために書かれた「ア
ゴン」。これは抽象バレエの舞踊技法と十二音技法という到底相容れないもの
同士を調和させみごとに解決した作品。そして、演奏時間15分ほどの「レクイ
エム・カンティクルス」は、十二音技法による最後の大曲。古来のレクイエム
とは様式的にもかけ離れており、ほかの2作品に比べてより複雑で集大成的色彩
の濃い内容となっています。とくに、ここでは精鋭SWRシュトゥットガルト声楽
アンサンブルの起用も当たり、無機的な美ともいえる怜悧で特異な味わいが魅
力。シェーンベルクほか一連の新ウィーン楽派の演奏でも示したとおり、ここ
でも豊富な情報量を引き出すギーレンの手腕にはみごとなものがあり、ストラ
ヴィンスキーの天才をあますところなく解き明かしています。




<BONGOVANNI>
AB 20010(DVD-Video) \4950
字幕:伊英
プッチーニ:
「マノン・レスコー」
「ボエーム」
「トスカ」
「蝶々夫人」
「修道女アンジェリカ」
「ジャンニ・スキッキ」
「トゥーランドット」
からのアリア
前奏曲 ホ長調
「エドガール」第3幕への前奏曲
「マノン・レスコー」間奏曲
「トスカ」第3幕前奏曲
「蝶々夫人」第3幕前奏曲
フィオレンツァ・チェドリンス(S)
ジュリアーノ・カレッラ(指)トスカーナ管弦楽団
収録:2006年3月12日,ルッカ
今年はプッチーニ生誕150周年(誕生日は12月22日)。それを記念してプッチーニ
の故郷、ルッカで行われた、オール・プッチーニ・コンサートの模様を収録。
歌うは、フィオレンツァ・チェドリンス。お得意のミミ、トスカ、蝶々さん、
リューを始め、正統イタリア・プリマドンナの充実した声には、ただ感動!伴
奏は熱血系オペラ指揮者、カレッラ。「マノン・レスコー」間奏曲なんて、か
なり燃えてます!故郷ならでは愛情溢れた演奏会をぜひDVDでお楽しみください!

GB 2433 2枚組 \4360
ペロージ:オラトリオ「あがない主の誕生」
+村の祭り
ダヴィデ・ペリッセロ(Br 語り手)
ディーノ・ディ・ドメニコ(T 天使ガブリエーレ)
エミーリア・ベルトンチェッロ(S マリア)
ルチア・ビーニ(Ms 敬虔な女)
アルトゥーロ・サッケッティ(指)ヴァッレ・ダオスタ交響楽団,
アヴィオ・カステルバルコ合唱団
録音:2007年10月28日,トルトーナ
村の祭り:アルトゥーロ・サッケッティ(指)
ノヴァラ・カルロ・コッチャ交響楽団
録音:2000年10月16日,トルトーナ
BONGIOVANNIが進める、ロレンツォ・ペロージのシリーズの新刊です。「あがな
い主の誕生」は、1898-99年に作曲されたオラトリオ。題名通り、キリストの誕
生を題材にしています。「村の祭り」は13分ほどのオーケストラ作品。

GB 1208 \2180
フランコ・コレッリ アリアと場面録音集
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
プッチーニ:「トスカ」,「西部の娘」
ベッリーニ:「ノルマ」
ヴェルディ:「アイーダ」,「運命の力」
からのアリア,場面
フランコ・コレッリ(T)
録音:1955-1958年
フランコ・コレッリの比較的初期の録音を集めています。「アンドレア・シェニ
エ」は、1958年ナポリでのライヴ、指揮はフランコ・カプアーナ。「トスカ」は、
1957年,ロンドンでのライヴ、指揮はアレクサンダー・ギブソン。「西部の娘」
は、1956年のスカラ座ライヴ、指揮はアントニーノ・ヴォットー。「ノルマ」
は1958年,ローマ歌劇場でのライヴ、指揮はガブリエーレ・サンティーニ。
「アイーダ」は1955年、ナポリでのライヴ、指揮はヴィットーリオ・グイ。
「運命の力」は1957年のチェトラ録音、指揮はウーゴ・タンジーニ。




<harmonia mundi>
HMC 902015 \2450
ブラームス:
(1)ハンガリー舞曲第1-10番(作曲者編による独奏版)
(2)8つの小品 Op.76
(3)ワルツ集 Op.39(作曲者編による独奏版)
セドリック・ティベルギアン(Pf)
一見優男風ながら、硬質でクリアなタッチと深い音楽性で辛口な演奏を繰り広げ
るティベルギアン。彼の新譜はブラームス、それも作曲者自身による連弾名作の
独奏版を中心とした個性的選曲。ハンガリー舞曲集の独奏版は、音の詰ったオク
ターヴの連続で非常に弾き難く、テンポを遅めたり流れの途切れた演奏になりが
ちですが、さすがティベルギアン、そのようなことは一切なく、ブラームスなら
ではの迫力と重厚さで一気に聴かせます。この歳でこれほど深みのあるブラーム
スを実現したティベルギアン、ただものではありませぬ。

HMU 807452(SACD-Hybrid) \2500
トイヴォ・トゥレヴ(エストニア):
(1)8つの雅歌 (2)主は我が運命の羊飼いI,II 
(3)喜べ、喜べ! (4)春まで (5)この苦しみから
ロビン・ブレイズ(CT)
ポール・ヒリヤー(指)
エストニア・フィル室内合唱団、タリン室内管
トイヴォ・トゥレヴは1958年生まれのエストニアの作曲家。エイノ・タンベルク
やスヴェン=ダーヴィド・サンドストレムに作曲を師事し、さらにケルン音楽大
学で電子音楽も研究しました。そのかたわらグレゴリオ聖歌を研究し、ソ連時代
の80年代にはエストニア・フィル室内合唱団のメンバーでもありました。気難し
い哲学者もしくは何かよからぬ研究でもしてそうな科学者風の容貌で、音楽も不
思議な前衛性と宗教性が混ざり合った狂的魅力に富んでいます。ヒリヤーの神業
のさることながら、バッハ・コレギウム・ジャパンで活躍のカウンターテナー、
ロビン・ブレイズの美声が冴え渡ります。





<ambroisie>
AM 171 \2500
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指)
ロイヤル・フランダース・フィル
最近エクストン・レーベルに積極的な録音活動を行なっているオランダ注目の
指揮者ズヴェーデン。彼がヘレヴェッヘの跡目を継いだロイヤル・フランダース
・フィルとの共演がさっそくリリースとなります。それもショスタコーヴィチの
交響曲第5番。多くの名盤に恵まれたこの人気作を過激に解釈。定評のあるブル
ックナーとは全く異なるズヴェーデンの音楽性を見せてくれます。





<Profil>
PH 08073 \2180
イスパニアーダ-ロシアの作曲家によるスペイン
(1)イッポリトフ=イワノフ:スペインのセレナード
(2)アルベニス(ストゥチェフスキー編):マラゲーニャ
(3)グバイドゥーリナ:セレナード
(4)ペッテレッティ:カチューシャ
(5)ダルゴムィシスキー:スペインのセレナード
(6)オビェドフ:ラテンアメリカの歌と踊り
(7)シチェドリン:アルベニスを模して
(8)シフラ:カチューシャ/スペイン娯楽曲集
(9)モルコフ:サパテアード
(10)ゾロタリョフ:イスパニアーダ
チモフェーエフ・アンサンブル
[ナターリヤ・チモフェーエワ(Vc)、オレグ・チモフェーエフ、ダン・キャラ
ウェイ(Guit) イヴァノ・バッティストン(Accrd)]
ヨーロッパの北と南ながら、ロシアとスペインはひどく近しい感覚を持ち、たい
ていのロシア人はスペインが大好き。それゆえか、リムスキー=コルサコフの
「スペイン奇想曲」をはじめ、チャイコフスキー、グリンカ、グラズノフなど、
本場以上に濃厚なスペイン色に満ちた作品を残しています。当アルバムはロシ
アの作曲家によるスペイン小品を集めた興味深い企画。チェロとギター、アコー
ディオンという編成がロシア色を醸すため、どちらの国にも聞こえる不思議な世
界となっています。

PH 06050 2枚組 \4360
(1)ドヴォルザーク:レクィエムOp.89, B 165
(2)ブラームス:4つの厳粛な歌Op.121
(1)メヒトヒルド・バッハ(S)、ステファニー・イラニ(A)、
マルクス・シェーファー(T)、クラウス・メルテンス(Bs)
ヴァイルブルク・シュロスキルへ・カントライ、
カペラ・ヴァイルブルゲンシス
ドリス・ハーゲル(指)
(2)クラウス・メルテンス(Bs)、ドリス・ハーゲル(P)
渡米前に創作のピークを迎えていたドヴォルザークは、満ち足りたなかであえて
レクィエムという題材をあえて選び取り、安らぎにも似た美しい旋律を素朴に歌
い上げました。中世の佇まいをいまに残すヴァイルブルクのアンサンブルは古楽
界では名の通った存在。あたたかく清新なオリジナル楽器のひびきは、内容的に
好ましいものといえるでしょう。




<ambronay>
AMY 010 \2500
ポーランドのバロック音楽
(1)マルチン・ミェルチェフスキ:モテット「勝利の日」/聞け、死すべき者ども
(2)ヤン・ポドビェルスキ:前奏曲(オルガン独奏)
(3)バルトロメイ・ピェンキエル:ミサ「ロンバルデスカ」/ディアローグ
(4)フランチシェク・リリウシュ:モテット「イエスは汝の喜び」
(5)スタニスワフ・サジンスキ:ようこそ、天の女王よ/急ぎ来て歌え
(6)ミコワイ・ジェレンスキ:マニフィカト/聖イグナツィのモテット
グラハム・オライリー(指)
アンサンブル・エウロペーン・ウィリアム・バード、
アンサンブル・ヴェントスム
ポーランドは、ロシア、ドイツ、オーストリアによって3国分割されるまでは、
ヨーロッパ屈指の大国として華やかな文化を発展させていました。その時期の
ポーランドのバロック音楽には驚くほど美しい曲が多いものの、外国ではまと
まって聴くことが難しい状況でした。このアルバムは主として宗教作品が集め
られていますが、敬虔な祈りとひなびた美しさは絶品。合唱にクレマン・ジャ
ヌカン・アンサンブルのメンバーが参加しているのも魅力です。



<Ondine>
ODE 1125 2枚組 \2300
ラウタヴァーラ:男声合唱のための作品全集
CD1
歌い手/河口の秋/T・S・エリオットの2つの前奏曲【冬のゆうべ/朝がやってく
る】/2つの詩編【詩編23番、 詩編130番】/アヴェ・マリア/クリスマスの賛美
歌/人生の書【子供のころ/わがボヘミアン生活/恋人/なんという空しさ、すべ
ては空しい/羽根のあるものこそ希望/準備はいいか?/揺れる鋤/水泳/われら永
遠に死なず/あの時わたしは/わが身の歌】  
CD2 
アレクシス・キヴィの詩に寄せる4つの歌【憂鬱/ビールの栄光/リスの歌/わが
心の歌】/伝説/葉っぱは葉っぱ/4つのセレナード【わが妻へのセレナード/貧し
き者らの死/セレナードのなかのセレナード/ビールへのセレナード】/ハマー
ショルドの断片/アンティ・イソタロとランナンヤルヴィ/ハッリのヤンネ/狐
と病気の若い雄鶏/オペラ「ラスプーティン」の4つのロマンス【光ほのかな夜
のあいだ/わが故郷は遠く/トロイカは駆ける/河面の月は青白く】
YL(ヘルシンキ大学男声合唱団) マッティ・ヒュオッキ(指)
タッラ・ヴォーカルアンサンブル パシ・ヒュオッキ(指)
録音:2007年ヤルヴェンパーホール(ヤルヴェンパー、フィンランド)
制作:セッポ・シーララ 録音:エンノ・マエメツ
<YL>の略称で親しまれているヘルシンキ大学男声合唱団。1883年の創設以来、
フィンランド音楽シーンの中心グループとして活動をつづけてきました。1980
年からYLを指揮してきたマッティ・ヒュオッキと YLによるラウタヴァーラの男
声合唱作品集。YL とラウタヴァーラの関係は長く、「歌い手」を初演した1956
年以後、YL はラウタヴァーラの創作に深く関わってきました。「4つのセレナ
ード」と「アレクシス・キヴィの詩に寄せる4つの歌」はYLの委嘱作。『カレ
ヴァラ』をテクストに伝統の朗誦スタイルを反映した「歌い手」。リルケ、ラ
ンボー、エルアール、ゲーテ、ディキンソン、ハマーショルド、ホイットマン
らの詩をテクストとする全11曲の「人生の書」。それぞれにテクストが考察さ
れ、「光の天使」(交響曲第7番)以後のロマンティックな音楽とは作風の異なる
作品です。この録音には、オペラ「ラスプーティン」の4つのロマンスを初めて
歌ったパシ・ヒュオッキ指揮のタッラ・ヴォーカルアンサンブルも参加。
「T・S・エリオットの2つの前奏曲」、「人生の書」のうち6曲など、全部で14
のトラックを担当しています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.21-2

2008年10月21日 14時05分15秒 | Weblog
ODE 1139 5枚組 \4160
CD1: ヨルマ・ヒュニニネン
レオンカヴァッロ:オペラ「道化師」-ごめんください、皆さまがた
ヴェルディ:
オペラ「トラヴィアータ」-プロヴァンスの海と陸/
オペラ「トロヴァトーレ」-君の微笑み
オペラ「仮面舞踏会」-立て、息子に会うのは許してやろう
オペラ「運命の力」-この中に私の運命がある…やはり助かった
オペラ「リゴレット」-いやしい罰当たりの廷臣ども
オペラ「ドン・カルロ」-私に最後の日が来ました
チャイコフスキー:
オペラ「エフゲニー・オネーギン」-オネーギンのアリア
オペラ「スペードの女王」-エレツキーのアリア「いとしい人…あなたを愛して
います」
モーツァルト:
オペラ「フィガロの結婚」-アルマヴィーヴァ伯爵のアリア「勝ちと決まっただ
と?」
オペラ「ドン・ジョヴァンニ」-ドン・ジョヴァンニのセレナード「窓辺におい
で」/酒の歌「酒がまわっているうちに、踊りの準備だ」
CD2: ソイレ・イソコスキ
モーツァルト:
オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」-岩のように動かずに 恋人よ、許してくだ
さい/うるわしのわが恋人よ、さようなら K528
歌劇「ツァイーデ」-やすらかにお休み、私のいとしい命よ/ああ、私は予想し
ていた K272
オペラ「フィガロの結婚」-楽しい思い出はどこへ/どうしてあなたが忘れられ
ましょう K505
CD3: トンミ・ハカラ
ヴェルディ:
オペラ「ファルスタッフ」-フォードのアリア「これは夢か?まことか?」
オペラ「ドン・カルロ」-ロドリーゴのアリア「カルロ様、お聞きください」
オペラ「トラヴィアータ」-プロヴァンスの海と陸
ワーグナー:
オペラ「タンホイザー」-この高貴な集いを見渡せば
オペラ「タンホイザー」-夕星の歌「死の予感のように…おお汝、優しい夕星よ」
レオンカヴァッロ:オペラ「道化師」-シルヴィオのアリア「それじゃあぜ」
プッチーニ:オペラ「エドガール」-フランクのアリア「この恋を、俺の恥を」
ジョルダーノ:オペラ「アンドレア・シェニエ」-国を裏切る者
グノー:オペラ「ファウスト」-ヴァレンティンの祈り「祖先の国を去る前に」
モーツァルト:
オペラ「フィガロの結婚」-アルマヴィーヴァ伯爵のアリア「勝ちと決まった
だと?」
オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」-グリエルモのアリア「彼に目を向けてくだ
さい」
CD4: エリーナ・ガランチャ
モーツァルト:
オペラ「フィガロの結婚」-自分で自分がわからない 恋とはどんなものかしら
オペラ「皇帝ティートの慈悲」-ああ、ただ一度心を開いて 私は行くが、君は
平和に
ロッシーニ:
オペラ「セビーリャの理髪師」-今の歌声は心に響く
オペラ「シンデレラ」-不安と涙のうちに生まれ…悲しみよ去りゆけ
ベッリーニ:
オペラ《ガプレーティ家とモンテッキ家》-ロメオがあなたの息子を殺したとし
ても
ドニゼッティ:
オペラ「ラ・ファヴォリータ」-ああ、私のフェルナンド
オペラ「アンナ・ボレーナ」-この荒々しい炎に
マスネ:オペラ「ウェルテル」-カルロッテのアリア「ウェルテル、ウェルテル」
CD5:ユハ・ウーシタロ
ワーグナー:
オペラ「さまよえるオランダ人」-序曲 オランダ人のモノローグ「期限は切れ
た」/オペラ「パルジファル」-第3幕「悲しや!悲しや!この身の上!」
カリタ・マッティラ
ワーグナー:
オペラ「タンホイザー」-エリーザベトの挨拶の歌「おごそかなこの広間よ」
ドヴォルザーク:オペラ「ルサルカ」-月に歌う「月よ空高く」
ヴェルディ:
オペラ「アイーダ」-アイーダのアリア「勝ちてかえれ」
オペラ「運命の力」- レオノーラのアリア「神よ、平和を与えたまえ」
プッチーニ:オペラ「トスカ」-トスカの祈り「歌に生き、恋に生き」
J・シュトラウス:
オペレッタ「こうもり」-オルロフスキーのクプレ「わたしは客を呼ぶことが」
オペレッタ「こうもり」-アデーレの歌「侯爵様、あなたのようなお方は」
オペレッタ「こうもり」-ロザリンデのチャルダーシュ「ふるさとの調べよ」
CD1:ヨルマ・ヒュンニネン(B) エストニア交響楽団 エリ・クラス(指)
CD2:ソイレ・イソコスキ(S) タピオラ・シンフォニエッタ 
マリタ・ヴィータサロ(P) ペーター・シュライアー(指)
CD3:トンミ・ハカラ(B) 
タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団 エリ・クラス(指)
CD4:エリーナ・ガランチャ(メッツォソプラノ) 
ラトヴィア国立交響楽団 アレクサンドルス・ヴィルマニス(指)
CD5:ユハ・ウーシタロ(B) 
ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団 レイフ・セーゲルスタム(指)
カリタ・マッティラ(S)
フィンランド放送交響楽団 ユッカ=ペッカ・サラステ(指)
国際的に活躍する6人の歌手が歌う18世紀から20世紀のオペラ・アリア集。ヨル
マ・ヒュニニネンの1枚は、Ondine のカタログから外れていた1989年録音。イ
ソコスキがモーツァルトを歌ったアルバムは、「ソイレ・イソコスキより美し
いモーツァルトを歌う歌手が今、いるだろうか?」の賛辞をデイリー・テレグ
ラフ紙から贈られました。トンミ・ハカラとエリーナ・ガランチャのアルバム
はデビュー作。ユハ・ウーシタロがセーゲルスタム指揮ヘルシンキ・フィルハ
ーモニックと共演したワーグナー・アルバム(ODE1121)から「さまよえるオラン
ダ人」の序曲とモノローグ、そして、カリタ・マッティラとサラステ指揮フィ
ンランド放送交響楽団のヘルシンキ・ライヴからアリア7曲が最後のディスク
に収録されました。



<ARENA>
AR 08014 \2180
アガーテ・バッケル・グロンダール(1847-1907):ピアノ作品全集 Vol.2
6つの演奏会用エチュード Op.11
第1巻; 第1-3番「教授テオドル・クラック博士に」
第2巻; 第4-6番「エドムント・ノイペルトに」
3つの小品 Op.15; セレナード,舞踏会で,ユモレスク
4つのスケッチ Op.19; ハ長調,ハ短調,イ短調,変イ短調
組曲 Op.20; 前奏曲,夜想曲,ガヴォット,メヌエット,スケルツォ
3つの演奏会用エチュード Op.22; 第1番,糸紡ぎ車のそばで,エチュード
ナターリャ・ストレルチェンコ(ピアノ)
録音:2007年8-10月、ノルウェー、ベールム、ヤール教会

AR 08016 \2180
アガーテ・バッケル・グロンダール(1847-1907):ピアノ作品全集 Vol.5
2の演奏会用エチュード Op.57; 舟歌イ短調,ト長調
2つの演奏会用エチュード Op.58; ヘ長調,ト短調
6つのピアノ小品 Op.59
メヌエット,間奏曲,マンドリナータ,夜想曲,アルバムのページ,子守歌
前奏曲と大メヌエット Op.61
幻想的小品集 Op.63; メヌエット,気分,悲しみ,ボートにて,小さな波
2つのサロン用小品 Op.64; おどけた踊り,奇想ワルツ[ヴァルス・カプリス]
6つの幻想的小品 Op.63
はいしどうどう,隠れて,かけっこ,小デュエット,たそがれに,おやすみ
2つのピアノ小品 Op.68; 霧の中の踊り,優雅なワルツ
3つのピアノ小品 Op.69; 夜想曲,ユモレスク,カプリッチョ
ナターリャ・ストレルチェンコ(ピアノ)
録音:2007年8-10月、ノルウェー、ベールム、ヤール教会
ロシアに生まれ、ノルウェー国立音楽アカデミーでアイナル・ヘンニング・ス
メビに学んだナターリャ・ストレルチェンコ(1976-)による、ノルウェーの女性
作曲家バッケル・グロンダールのシリーズ。発売順が入り組みましたが、当巻
で完結です。

AR 06007 \2180
【旧譜・再案内】
アガーテ・バッケル・グロンダール(1847-1907):ピアノ作品全集 Vol.1
ノルウェー民謡と民族舞曲集 Op.30(11曲)
ノルウェー民謡と民族舞曲集 Op.33(8曲)
ナターリャ・ストレルチェンコ(ピアノ)
録音:2006年5月、ノルウェー、ベールム、ヤール教会

AR 07008 \2180
【旧譜・再案内】
アガーテ・バッケル・グロンダール(1847-1907):ピアノ作品全集 Vol.3
6つの牧歌 Op.24/3つのピアノ小品 Op.25/3つのエチュード Op.32
3つの小品 Op.35/幻想的小品集 Op.36(2部、10曲)
スケルツォ Op.37/ハンガリー風エチュード Op.38(3曲)
ナターリャ・ストレルチェンコ(ピアノ)
録音:2006年5月、ノルウェー、ベールム、ヤール教会

AR 07015 \2180
【旧譜・再案内】
アガーテ・バッケル・グロンダール(1847-1907):ピアノ作品全集 Vol.4
幻想的小品集 Op.39(2部、10曲)
おとぎ話組曲「In the Blue Mountain」Op.44(6曲)
幻想的小品集 Op.45(5曲)/3つのエチュード Op.47
3つの小品 Op.53/幻想的小品集 Op.55(2部、12曲)
ナターリャ・ストレルチェンコ(ピアノ)
録音:2007年8月、ノルウェー、ベールム、ヤール教会

AR 07018 \2180
リスト:超絶技巧エチュード集(全12曲)
前奏曲,イ短調,風景,マゼッパ,鬼火,幻影
英雄的,狩,回想,へ短調,夕べの調べ,雪かき
ナターリャ・ストレルチェンコ(ピアノ)
録音:2007年2月、ノルウェー、ベールム、ヤール教会
ナターリャ・ストレルチェンコは2004年12月に同曲を録音し【AR 05003】とし
てリリースいていましたが、出来に納得が行かず再録音したとのことです。
【AR 05003】は廃盤となりました。

AR 08013 \2180
ブーディル・アルネセン イン・リサイタル
ヴォルフ(1860-1903):メーリケ歌曲集 から 旅路,隠遁
ブラームス(1833-1897):君の青い瞳 Op.59 No.8/狩人 Op.95 No.4
R・シュトラウス(1864-1949):私は恋を抱いて Op.32 No.1/悪天候 Op.69 No.5
ヴォルフ:少年と蜜蜂/早朝に/メーリケ歌曲集 から 捨てられた娘
シューベルト(1797-1828):
ガニュメート Op.19 No.3 D.544/夜と夢 Op.43 No.2 D.827
ブラームス:野の寂しさ Op.86 No.2
R・シュトラウス:夜 Op.10 No.3/万霊節 Op.10 No.8
ブラームス:私の眠りはますます浅くなり Op.105 No.2
シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェン Op.2 D.118/アヴェ・マリア D.839
ブーディル・アルネセン(ソプラノ)
エルリング・R・エーリクセン(ピアノ)
録音:2007年8月、ノルウェー、ベールム、ヤール教会
NAXOSレーベルに録音したグリーグの歌曲集をヒットさせたブーディル・アルネ
センによるリート・アルバム。





<IMART CLASSICS>
IMART 105 \2180
ショパン(1810-1849):8つのワルツ
ホ長調 Op.posth./ヘ長調「華麗なワルツ」Op.34 No.3
変イ長調「大ワルツ」Op.42/ホ短調 Op.posth./変ト長調 Op.70 No.1
ヘ短調 Op.70 No.2/変ニ長調 Op.70 No.3/変ホ長調 Op.posth.
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
イスクラ・マンチェヴァ(ピアノ)
録音:2007年10月、ノルウェー、レインボー・スタジオ
イスクラ・マンチェヴァはブルガリアに生まれ、モスクワでアナトーリー・ヴェ
デルニコフに、ウィーンでパウル・バドゥラ=スコダに師事したノルウェーのピ
アニスト。




<DUX>
DUX 0651 \2080
セロツキ、バイルト、クレンツ:ピアノ協奏曲集
カジミエシュ・セロツキ(1922-1981):
ピアノと管弦楽のためのロマンティック協奏曲
タデウシュ・バイルト(1928-1981):ピアノ協奏曲
ヤン・クレンツ(1926-):ピアノ小協奏曲
アダム・ヴォドニツキ(ピアノ)
イェジ・スヴォボダ、タデウシュ・ヴォイチェホフスキ(指揮)
ポーランド国立放送交響楽団

DUX 0654 \2080
パガニーニ(1782-1840):ヴァイオリン協奏曲
マリウシュ・パティラ(ヴァイオリン)
詳細不明。ウェブサイトにて情報更新いたします。

DUX 0656 \2080
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):交響曲ホ短調「復活」Op.7
イェジ・サルヴァロフスキ(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団

DUX 0664/0665 2枚組(1枚価格) \2080
マーラー(1860-1911):交響曲第3番ニ短調
エレナ・ザレンバ(アルト)
イェジ・セムコフ(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団
ワルシャワ少年合唱団

DUX 0668 \2080
ブルックナー(1824-1896):交響曲第7番ホ長調
イェジ・セムコフ(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

DUX 0672 \2080
アポリナリ・シェルト(1884-1966):
チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.9(+/#)
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 Op.73(*/#)
弦楽四重奏曲変ホ長調 Op.72(**)
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(ヴァイオリン(*))
アンジェイ・ヴルベル(チェロ(+))
アンジェイ・タタルスキ(ピアノ(#))
カメラータ・ヴィストゥラ弦楽四重奏団(**)

DUX 0674 \2080
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.14
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22
マリウシュ・パティラ(ヴァイオリン)
ヨハネス・ヴィルトナー(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ガブリエル・フムラ(指揮)
シンフォニア・ユヴェントゥス

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.20-1

2008年10月17日 19時36分33秒 | Weblog
<オーストラリアELOQUENCE>
DECCA 4800404 2枚組 \1480
R.シュトラウス:協奏曲集
CD1:
ブルレスケ
ジャン=イヴ・ティボーデ(P)
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
二重協奏曲
ディミトリ・アシュケナージ(Cl) キム・ウォーカー(Fg)
ウラディーミル・アシュケナージ指揮 ベルリン放送交響楽団
オーボエ協奏曲 ニ長調   ゴードン・ハント(Ob)
ウラディーミル・アシュケナージ指揮 ベルリン放送交響楽団
CD2:
交響的幻想曲「イタリアより」
ウラディーミル・アシュケナージ指揮 クリーヴランド管弦楽団
組曲「町人貴族」
フリードリヒ・グルダ(P) ウィリー・ボスコフスキー(Vn)
ロリン・マゼール指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

DECCA 4800408 2枚組 \1480
R.シュトラウス:
CD1:
家庭交響曲
ズビン・メータ指揮 ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
パレルゴン(家庭交響曲余録)-左手のピアノと管弦楽のための
ゲイリー・グラフマン(P)
アンドレ・プレヴィン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
CD2:
アルプス交響曲
ズビン・メータ指揮 ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
交響詩「マクベス」
アンタル・ドラティ指揮 デトロイト交響楽団

DG 4800411 2枚組 \1480
R.シュトラウス:交響詩集
CD1:
交響詩「ドン・ファン」、交響詩「英雄の生涯」
ジュゼッペ・シノーポリ指揮 シュターツカペレ・ドレスデン
CD2:
交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」、交響詩「死と変容」
ジュゼッペ・シノーポリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック

DG 4800414 \880
R.シュトラウス:歌曲集
子守歌 op.41-1、バラのリボン op.36-1、愛の讃歌 op.32-3、
小川 op.88-1、明日には op.27-4
クリスティーネ・シェーファー(S)
アポロの巫女の歌 op.33-2、したわしき幻想 op.48-1、
ツェツィーリエ op.27-2、誘惑 op.33-1、春の饗宴 op.56-5、
森の幸せ op.49-1、4つの最後の歌
カリタ・マッティラ(S)
クラウディオ・アバド指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

DG 4800478 2枚組 \1480
R.シュトラウス:
CD1:
交響詩「ドン・キホーテ」
ティボール・デ・マヒューラ(VC)
クラース・ボーン(Vla) テオ・オロフ(Vn)
ベルナルト・ハイティンク指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
「ばらの騎士」-第1ワルツ、第2ワルツ
オイゲン・ヨッフム指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管
CD2:
メタモルフォーゼン(23の独奏弦楽器のための習作)
ジュゼッペ・シノーポリ指揮 シュターツカペレ・ドレスデン
「カプリッチョ」からの六重奏(弦楽合奏用編曲)
カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団
交響的幻想曲「影のない女」
「火の災い」-愛の情景
「サロメ」-7つのヴェールの踊り
ジュゼッペ・シノーポリ指揮 シュターツカペレ・ドレスデン

DECCA 4801283 \880
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」(ハイライト)650
レオンタイン・プライス(S)、リタ・ゴール(A)
ジョン・ヴィッカーズ(T)、ロバート・メリル(Br)
ジョルジオ・トッツィ(Bass)、プリニオ・クラバッシ(Bass)
サー・ゲオルグ・ショルティ指揮 ローマ歌劇場管弦楽団





<CHERRY RED>
ACMEM157CD \1980
ウイリアム・ウォルトン:室内楽曲「ファザード」全21曲
(イーディス・シットウェルの詩による)
1954 Recording Edith Sitwell and Peter Pears
1. Hornpipe
2. En Famille
3. Mariner Man
4. Long Steel Grass
5. Through Gilded
6. Tango-Pasadoble
7. Lullaby for Jumbo
8. Black Mrs Behemoth
9. Tarantella
10. Far Countree
11. By the Lake
12. Country Dance
13. Polca
14. Four in the Morning
15. Beyond the Scene
16. Valse
17. Jodelling Song
18. Scotch Rhapsody
19. Popular Song
20. Fox-trot
21. Sir Beelzebub
1929 Recording: Edith Sitwell and Constant Lambert
ウイリアム・ウォルトン:室内楽曲「ファザード」抜粋
(イーディス・シットウェルの詩による)
1. Black Mrs Behemoth
2. Jodelling Song
3. Scotch Rhapsody
4. Polka
5. Fox-Trot
6. Tango
7. Long Steel Grass
8. A Man from a Far Countree
9. Tarantella
10. Valse
LORD BERNERS The Triumph of Neptune Suite from the Ballet
1. Harlequinade
2. Dance of the Fairy Princess
3. Schottische
4. Cloudland
5. Sunday Morning(Intermezzo)
6. The Sailor's Return(Polka)
7. Hornpipe
8. The Frozen Forest
9. Apotheosis of Neptune
サ・ートーマス・ビーチャム(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団

ACMEM161CD \1980
ウイリアム・バード: 合唱作品集
4声のミサ曲
5声のミサ曲
マニフィカート
今こそ去らせたまえ
Ave Verum Corpus
サー・デーヴィス・ウィルコックス(指揮)
ケンブリッジ・キングスカレッジ合唱団



<HARDY CLASSICS>
HCD4034(DVD-Video) \3780
ベッリーニ/:歌劇「ノルマ」
ダニエラ・デッシー(ノルマ)
ファビオ・アルミリャート(ポルリオーネ)
ケイト・オルドリッチ(アダルジーザ)
マリ・リュス・エラール(クロティルデ)
アントネッロ・チェロン(フラヴィオ)
衣装:ジョヴァンナ・ブッツィ
照明:ジャンニ・ポッリーニ
合唱指導:パオロ・ヴェーロ
監督:パトリシア・カルミーネ
エヴェリーノ・ピド(指揮)
ボローニャ市立劇場管弦楽団、合唱団
2008.4 録音
162分 伊語、英語、仏語、蘭語 カラー

HCD4032(DVD-Video) \3780
ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」
マリオ・ペトリ(Bs ムスタファ)
テレサ・ベルガンサ(Ms イザベッラ)
レーナ・ゲリー・ファラッキ(S エルヴィーラ)
アルヴィニオ・ミシアーノ(T リンドーロ)
セスト・ブルスカンティーニ(Bs タッデーオ)
ヴァレリオ・メウッチ(Bs アリ)、
照明:ジャンピエロ・プリティ
衣装:ルカ・クリッパ
指揮:ニーノ・サンツォーニョ
イタリアTV放送ミラノ管弦楽団、合唱団
1957.7.10 RAI Studio 録音
116分 伊語、英語、仏語、蘭語 モノクロ




<OMAC RECORDS>
OMC10 \2250
Mark O'Conner/ Folk Mass1650
1. Let Us Move
2. I. Introduction
3. II. For You A People Holy To The Lord
4. Land Of Canaan
5. IV. Edification
6. V. Battle
7. VI. Recompence
8. VII. Affirmation
マーク・オコーナー(vn)
Gloria Dei Cantores(合唱アンサンブル)




<KULTUR>
D0838(DVD-Video) \3450
レナード・バーンスタイン:歌劇「タヒチ島の騒動」
72分カラー
指揮:ポール・ダニエル
ダイナ:ステファニー・ノヴァチエック
サム:カール・デイモンド

D0869(DVD-Video) \3450
113分カラー
モーツァルト:交響曲第38番&アリア集
リハーサル
チェチーリア・バルトリモーツァルト・アリア集
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
オーストリア・グラーツでのコンサート。

D0870(DVD-Video) \3450
88分カラー
ハイドン:交響曲第92番
ハイドン:ナクソスのアリアンナ
リハーサル
チェチーリア・バルトリ
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
オーストリア・グラーツよりコンサート

D0890(DVD-Video) \3450
196分カラー
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」
指揮:ウラジミール・ユロフスキー
パメラ・アームストロング
トーマス・アレン
リュボブ・ペトロヴァ
マレーナ・エルンマン
ハーケン・ハガード

D0898(DVD-Video) 2枚組 \5150
201分カラー
モーツァルト:Voi avete un cor fedele
モーツァルト:Vad,ma dove? Oh De
モーツァルト:Giunse alfin il momento
モーツァルト:Un moto di gioia mi sento
モーツァルト:Bella mia fiamma, addio
ハイドン:ナクソスのアリアンナ
ハイドン:Scena di Berenice
チェチーリア・バルトリ(ソプラノ)
モーツァルトとハイドンのアリア集とアーノンクール指揮による演奏も含まれ
ている。

D4402(DVD-Video) \2450
60分カラー
La Traviata/Love & Sacrifice
The story of the opera
カスリーン・カッセロ
レオ・ヌッチ
ロベルト・アラーニャ
アンジェラ・ゲオルギュー
マリー・マクラグリン
カーラ・バスト
ジャンルイギ・ジェルメッティ(指揮)

D4403(DVD-Video) \2450
60分カラー
バルトーク/ 2台のピアノとパーカッションのためのソナタ
サー・ゲオルグ・ショルティ(p)
マレイ・ペライア(p)
イヴリン・グレニー、デヴィッド・コークヒル(パーカッション)

D4407(DVD-Video) \3450
82分カラー
Dancing for Mr. B/ Six Balanchine Ballerinas
バレリーナ:
Mary Ellen Moylan (マリー・エレン・モイラン)
Maria Tallchief (マリア・トールチーフ)
Melissa Hayden (メリッサ・ハイデン)
Allegra Kent (アレグラ・ケント)
Merrill Ashley (メリル・アシュレイ)
Darci Kistler (ダルシー・キストラー)
バレエ作品:
Concerto, Barocco, Serenade, Symphony in C
Firebird(火の鳥)Stras and Stripes(星条旗よ永遠なれ)
Ballo Della Regina, Chaconne, Agon, Four
米国の偉大な振付家「ジョージ・バランシン」の作品を20世紀最高のバレリー
ナ達が素晴らしい演技で繰り広げる。

D4406(DVD-Video) \2700
75分カラー
After The Storm/ The American Exile of Bela Bartok2,000
この映像はユーディ・メニューイン、サー・ゲオルグ・ショルティを含む作曲
家友人達が、バルトークの次男ピーター・バルトークの為に亡命後のバルトーク
について語る。
演奏はブダペスト交響楽団、サー・ゲオルグ・ショルティ
ジョルジュ・シャンドール(p)、ラズロ・バルソニー(Vla)。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.20-2

2008年10月17日 19時35分54秒 | Weblog
<NEW WORLD>
※新代理店からのご案内です。旧譜も含まれまれています。

80237-2 \1700
Reynolds/ Chihara/ Chou/ Kim
ロジャー・レイノルズ: From Behind The Unreasoning Mask
ポール・チハラ: Ceremony II("Incantations")
チュー・ウェン=チュン: Suite for Harp and Wind Quintet
アール・キム: Earthlight
レイノルズのfrom Bihind The Unreasoning Maskは4チャンネルのテープ、トロ
ンボーン、パーカッションの為の作品。
演奏:マーサ・ポーター(vn)アール・キム(p)
マーヤ・サルゴン(sop)ロジャー・レイノルズ(パーカッション)

80273-2 \1700
チャールズ・トムリンソン・グリフス:
Four German Songs
Four Impressions
Pleasure-Dome of Kubla Khan
Song of the Dagger
Three Poems of Fiona MacLeod
Three Tone Pictures
演奏:小澤 征爾(指揮)ボストン交響楽団
シェリル・ミルンズ(バリトン)
フィリス・ジャルソン(ソプラノ)
オリヴィア・スタップ(メゾ・ソプラノ)
グリフスは、アメリカの印象主義音楽の推進者。

80285-2 \1700
Quartet Romantic
Wallingford Riegger: Wind Quintet
ジョン・ベッカー: The Abongo
ヘンリーカウエル: Quartet Romantic
ヘンリーカウエル: Seven Paragraphs
ラス・クロフォード: Suite No. II
ルーハリソン: String Trio
演奏:アレック・カリス(piano)
Rolf Schulte, Linda Quan, Evan Paris(violin)
John Graham, Lois Martin(viola)Stephen Taylor(oboe)
Madeline Shapiro(cello)Susan Palma, Paul L. Dunkel(flute)
Virgil Blackwell(clarinet)Frank Morelli(bassoon)
Stewart Rose(horn)New Jersey Percussion Ensemble
カウエルのQuartet Romanticは初めてCD化され、現代室内音楽として重要な位
置を占める。

80316-2 \1700
Persichetti: Choral Works: Love, Mass, Winter Cantata
ヴィンセント・パーシケッティ: Love
ヴィンセント・パーシケッティ: Mass
ヴィンセント・パーシケッティ: Winter Cantata
演奏:Mendelssohn Club of Philadelphia, Tamara Brooks

80318-2 \1700
Deja vu/ Light Spirit/ Aureole
Michael Colgrass, Jacob Druckman(1928-96)
マイケル・コルグラス: deja vu
マイケル・コルグラス: Light Spirit
ヤコブ・ドラックマン: Aureole
演奏:レナード・スラトキン(指揮)
セントルイス交響楽団

90322-2 2枚組 \3400
Samuel Barber/ Antony & Cleopatra
サミュエル・バーバー:歌劇「アンソニーとクレオパトラ」(1966)
演奏:スポレト祝祭管弦楽団

80340-2 \1700
レナード・バーンスタイン:ミュージカル「キャンディード」
New York City Opera Chorus and Orchestra

80345-2 \1700
ロジャー・セッションズ: Rhapsody for Orchestra
ロジャー・セッションズ: Symphony No. 4
ロジャー・セッションズ: Symphony No. 5
クリスチァン・バデア(指揮)
コロンビア交響楽団

80347-2 \1700
エリオット・カーター: ピアノ協奏曲
エリオット・カーター: 管弦楽のための変奏曲
ミハイル・ギーレン(指揮)シンシナティ交響楽団
ウルズラ・オッペンズ(ピアノ)
リズミック・モジュレーションを駆使した作品の管弦楽のための

80350-2 \1700
ジョン・ノウルズ・ペイン: 交響曲第2番
ズービン・メータ(指揮)NY フイル

80356-2 \1700
ウイリアム・ボルコム: Session I
ウイリアム・ボルコム: Symphony No.4
レナード・スラトキン(指揮)
セント・ルイス交響楽団、ジョアン・モリス(メゾ・ソプラノ)

80357-2 \1700
ジョージ・クラム: An Idyll for the Misbegotten
(アンプリフアイド・フルートと3人の打楽器の為の「私生児の為の牧歌」
ジョージ・クラム: Madrigals, Books I-IV
ジョージ・クラム: Vox Balaenae
ジジ・ミューラー(fl)
ペンシルヴァニア大学室内プレイヤーズ

80368-2 \1700
ウイリアム・シューマン: In Praise of Shahn
ロジャー・セッションズ: Suite from 'The Black Maskers'
アーロン・コープランド: Connotations
ジュリアード・オーケストラ
オットー・ミューラー, ポール・ズーコフスキー
シックスティーン・アーリング

80374-2 \1700
ジョン・ノウルズ・ペイン: Overture to 'As You Like It'
ジョン・ノウルズ・ペイン: 交響曲第1番
ズービン・メータ(指揮)ニューヨーク・フィル

80377-2 \1700
ウイリアム・ボルコム: Quintet
ヤコブ・ドラックマン: Other Voices
ラルフ・シャピー: Quintet
モーリス・ライト: Quintet
The American Brass Quintet

80375-2 \1700
ルーカス・フォス: Orpheus and Euridice
ルーカス・フォス: Renaissance Concerto for Flute and Orchestra
ルーカス・フォス: Solomon Rossi Suite
ユーディ・メニューイン(vn)エドナ・ミッチェル(vn)
ブルックリン・フィル

80382-2 \1700
クリストファー・ローズ: Ku-Ka-llimoku
アーウィン・バゼロン: Fourscore
ビリー・ヴァープランク: Petite Suite
ジョン・ケージ: Third Construction
ルー・ハリソン: Concerto for the Violin with Percussion Orchestra
ユージン・カーツ: Logo I
Gabriel Dionne, J. Riely Francis(percussion)
Christopher Rose, Richard Skains(percussion)

80407-2 \1700
ブラント・シェン(中国):
H'un(Lacerations), My Song
The Stream Flows, Three Chinese Love Songs
ピーター・ゼルキン(p)NY室内交響楽団

80415-2 \1700
ドナルド・アーブ:
Concerto for Brass and Orchestra
Concerto for Violoncello and Orchestra
Ritual Observances
リン・ハレル(vc)スラトキン(指揮)セントルイス交響楽団

80429-2 \1700
ヴァージル・トムソン:
Five 2-Part Inventions
Nine Portraits for Piano
Seventeen Portraits for Piano
ジャクリン・ヘリン(p)

80493-2 \1700
カレル・フサ:
Sonata for Violin and Piano(1972)
Sonata No.2for Piano(1975)
Twelve Moravian Songs(1955)
エルマー・オリヴェイラ(vn)ピーター・バスキン(p)
バーバラ・アン・マーティン(sop)

80514-2 \1700
Morton Subotnick:
All My Hummingbirds Have Alibis
And The Butterflies Begin to Sing
ジョアン・ラ・バーバラ, ジーン・ヤングブルッド

80517-2 \1700
チャールズ・ウォリネン:
Bassoon Variations
Duo
The Winds
ポール・ズーコフスキー(vn)チャールズ・ウォリネン(p)
ドナルド・マックコート(bassoon)

80521-2 \1700
Daria Semegen: Electronic Composition No. 1
Alice Shields: Dance Piece No. 3
Alice Shields: Study for Voice and Tape
Charles Dodge: Earth's Magnetic Field
Bulent Arel: Postlude from "Music for a Sacred Service"
Bulent Arel: Postlude from "Music for a Sacred Service"
Ingram Marshall: Out of Into
Ilhan Mimaroglu: Cortez
Bulent Arel, Charles Dodge, Ingram Marshall
Ilhan Mimaroglu, Daria Semegen, Alice Shields

80544-2 \1700
古き良き時代のアメリカのマンドリン音楽集
H. F. Odell: My Heart at Thy Sweet Voice
Samuel Siegel : The Boston Ideal March
A. J. Weidt : Gloriana
Nashville Mandolin Ensemble(ナッシュヴィル・マンドリン・アンサンブル)

80546-2 \1700
ロジャー・セッションズ:
ピアノソナタ第2番
ピアノソナタ第3番
ドナルド・マルティーノ: 幻想曲と即興曲
Randall Hodgkinson, Robert Helps-piano

80555-2 \1700
リチャード・マックフイールド:
Pastoral Symphony
Bacchanale
Piano Concert for David Tudor
Amazing Grace
ハロルド・バッド:
Coeur D'Orr
The Oak of the Golden Dreams
デヴィッド・テュードア(p)
ハロルド・バッド(Buchla Electronic Music System)
テリー・ジェンキンス(sax)

80571-2 \1700
カレル・フサ:
Deux Preludes
Five Poems
Recollections
Serenade
Quintet of the Americas, Perspectives Ensemble

80584-2 \1700
David Kraehenbuehl:
Diptych
Toccate per Cembalo
A Formal Triad
Toccata Sopra B-A-C-H: Tombeau de Bach
Random Walks: Studies in Controlled Randomness
Looking Back: Twelve Images from My Past
David Kraehenbuehl

80618-2 \1700
チャールズ・アイヴズ:
Varied Air and Variations
Varied Air and Variations
Waltz-Rondo
Invention in D
Study No. 1: Allegro
Study No. 11: Andante
Study No. 2
Donald Berman(ドナルド・バーマン)(p)

80625-2 2枚組 \3400
アルヴィン・カラン:
World Music
Rattlesnake Mountain
Coastline
Mine
Improvisation(Joseph Celli)
Soft Shoulder
Program introductions
ジョン・ケージ、アルヴィン・カラン、ジョン・ギブソン他

80628-2 2枚組 \3400
アルヴィン・ルシエ:
In Memoriam Stuart Marshall
40 Rooms
In Memoriam Jon Higgins
Letters
Q
A Tribute to James Tenney
Bar Lazy J
The Barton Workshop

80629-2 \1700
カール・ラッグルズ作品集(1876-1971)
Evocations: Four Chants for Piano
Visions
March
Parvum Organum
Valse Lente
Mood(for violin and piano)
管弦楽曲《オルガヌム Organum 》(1947年)
ソプラノとピアノのための歌曲《おもちゃ Toys 》(1919年)
Ich fuhle deinen Odem
Windy Nights
Prayer
管弦楽曲《昂揚 Exaltation 》(1958年、亡妻への追悼音楽)
弱音器つきの金管楽器のための《天使 Angels 》

80648-2 \1700
オーガスタ・トーマス: Gathering Paradise: Emily Dickinson Settings
ヤコブ・ドラックマン: Summer Lighting
ステファン・ハートケ: 交響曲第3番
ヒリアード・アンサンブル
ハイデ・マーフイ(sop)
マゼール(指揮)ニューヨーク・フィル

80655-2 \1700
レオ・オルンスタイン:
Six Preludes for Cello and Piano(1929-30)
Two Pieces for Cello and Piano, Op. 33
Sonata No.2for Cello and Piano(ca. 1920)
Composition1for Cello and Piano
Sonata No.1for Cello and Piano, Op. 52
ヨシュア・ゴードン(vc)
ランダル・ホッジキンソン(p)

80674-2 \1700
ヒョーシン・ナ:
Ocean/Shore 2
All the Noises in the World
Walking, Walking
Ten Thousand Ugly Ink Blots
John Anderson(cla)Marieke Keser(vn)Manuel Visser(vla)
Thomas Schultz(p)
アイヴズ弦楽四重奏団

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.19

2008年10月17日 14時55分10秒 | Weblog
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<CASCAVELLE>
VEL 3119 8枚組 \5080
「エルネスト・アンセルメ / ジ・アーリー・デイズ1916-1955」
[CD 1]
ストラヴィンスキー
(1):バレエ「火の鳥」組曲
(2)ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ
(3)詩篇交響曲
エルネスト・アンセルメ(指)
(1)(3)ロンドン・フィル
(2)イーゴル・ストラヴィンスキー(P) コンセール・ストララム管弦楽団
(3)ロンドン・フィル合唱団
録音:(1)1946年12月(3)1947年10月以上ロンドン、キングズウェイ・ホール
(2)1930年5月8, 9&10日パリ
[CD 2]
(1)ストラヴィンスキー:バレエ「ペトルーシュカ」
(2)R=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」より海とシンドバッドの船
(ハイライト)/ バグダッドの祭り(ハイライト)
(3)同:歌劇「雪娘」より道化師(軽業師)の踊り
(4)ニコライ・チェレプニン:バレエ「アルミーダの館」より高雅な大円舞曲
(5)シューマン:「謝肉祭」(ハイライト)
前口上(グラズノフ編)/ 高貴なワルツ(ペトロフ編)/コケット(カラファティ編)
/ めぐりあい(ヴィトリンシュ編)/ パガニーニ(リャードフ編)/ドイツ風ワルツ
(リャードフ編)/ 告白(ソコロフ編)
(6)ショパン:バレエ「レ・シルフィード」(ハイライト)
ワルツOp.70-1 / マズルカOp.33-2 / 前奏曲Op.28-7 / ワルツOp.64-2
エルネスト・アンセルメ(指)
(1)エルネスト・クリステンセン(P)、ロンドン・フィル
(2)-(6)ディアギレフ・バレエ・リュス管弦楽団
録音:(1)1946年ロンドン、キングズウェイ・ホール
(2)-(6)1916年(アコースティック録音)
[CD 3]
モーツァルト:
(1)交響曲第40番ト短調KV.550
(2)交響曲第41番ハ長調KV.551「ジュピター」
(3)モテット「エクスルターテ・イウビラーテ」KV.165
エルネスト・アンセルメ(指)
(1)(2)スイス・ロマンド管弦楽団
(3)ジャニーヌ・ミショー(S)、パリ音楽院管弦楽団
録音:(1)(2)1942年10月ジュネーヴ、スイス・ロマンド放送第1スタジオ
(3)1948年パリ、サル・ド・ラ・ミュチュアリテ
[CD 4]
(1)ムソルグスキー / ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」
(2)R=コルサコフ:歌劇「金鶏」より序奏、婚礼の行列
(3)ラヴェル:ラ・ヴァルス
(4)同:歌曲集「シェエラザード」
エルネスト・アンセルメ(指)
(1)ロンドン交響楽団 
(2)スイス・ロマンド管弦楽団
(3)シュザンヌ・ダンコ(S)、パリ音楽院管弦楽団
録音:(1)1947年ロンドン、キングズウェイ・ホール
(2)1948年ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
(3)1948年5月20日パリ、サル・ド・ラ・ミュチュアリテ
[CD 5]
ヘンデル:
(1)合奏協奏曲第2番ヘ長調
(2)合奏協奏曲第3番ヘ短調
(3)合奏協奏曲第4番イ短調
(4)合奏協奏曲第6番ト短調
(5)合奏協奏曲第10番ニ短調
(6)合奏協奏曲第12番ロ短調
エルネスト・アンセルメ(指)
デッカ・ストリング・オーケストラ
ウィリアム・プリムローズ(リーダー)
レスリー・ヒュアード(Cem;1790年ブロードウッド)
録音:1929年9月ロンドン
[CD 6]
(1)ハイドン:交響曲第101番ニ長調「時計」
(2)シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」序曲Op.81
(3)同:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
エルネスト・アンセルメ(指)
(1)スイス・ロマンド管弦楽団
(2)パリ音楽院管弦楽団
(3)ファニー・デイヴィス(P) ロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ
録音:(1)1948年ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
(2)1947年パリ、サル・プレイエル(3)1928年6月15&16日ロンドン
[CD 7]
(1)ドビュッシー:交響詩「海」
(2)同 / ビュッセル編:小組曲
(3)ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」
(4)オネゲル:オラトリオ「ダヴィデ王」(ハイライト)
(5)同:夏の牧歌
エルネスト・アンセルメ(指)
(1)(3)(4)(5)スイス・ロマンド管弦楽団
(2)パリ音楽院管弦楽団
(3)ジャクリーヌ・ブランカール(P)
(4)ロマンド合唱団
録音:(1)1947年10月(3)1942年10月
(5)1942年以上ジュネーヴ、スイス・ロマンド放送第1スタジオ
(2)1948年パリ、サル・プレイエル(4)1929年ジュネーヴ、大劇場
[CD 8]
ラヴェル:
(1)左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
(2)ピアノ協奏曲ト長調
(3)歌曲集「シェエラザード」
(4)マラルメの3つの詩
エルネスト・アンセルメ(指)スイス・ロマンド管弦楽団
(1)(2)ジャクリーヌ・ブランカール(P)
(3)(4)シュザンヌ・ダンコ(S)
録音:(1)(2)1953年10月(3)(4)1954年以上ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
20世紀の音楽史に偉大な足跡を残したスイスの大巨匠エルネスト・アンセルメ
(1883-1969)。このたびスイスのCASCAVELLEがなんとも価値あるセットを出して
きました。同時代を生きて親交を結び、スペシャリストの所以ともなったドビュ
ッシーにラヴェルそしてストラヴィンスキー。さらに、貴重なヘンデルやモー
ツァルトなどトータル8枚におよぶ内容は、すべてAndanteやDanteほかで過去に
出たことのあるものですが、こうしてまとめて聴けるのはたいへんありがたいと
ころです。クラムシェル仕様ボックス入り。




<BelAir>
BAC 040(DVD-Video) \4950
字幕:英独仏西
ドニゼッティ:「愛の妙薬」
ポール・グローヴズ(T ネモリーノ)
ハイディ・グラント・マーフィー(S アディーナ)
ロラン・ナウリ(Br ベルコーレ)
アンブロージョ・マエストリ(Br ドゥルカマーラ)
アレクサンドラ・ザモイスカ(Ms ジャンネッタ)
エドワード・ガードナー(指)
パリ国立オペラ座管弦楽団,合唱団
演出:ロラン・ペリ
収録:2006年6月
字幕:英独仏西
今、ノリにノッている演出家といえばこの人、ロラン・ペリ。最近も「連隊の
娘」の映像が大きな話題になったばかりですが、同じドニゼッティの大傑作
「愛の妙薬」がDVDで登場です。パリのバスティーユ劇場でのライヴです。ペリ
は舞台を1960年代くらい、高度経済成長を迎えた頃のイタリアの田舎村に設定、
アディーナは機械化の進んだ農場主の娘、ネモリーノはTシャツ姿の小作人。
この設定だと、インチキ最新化学薬品を村にもたらしに来たドゥルカマーラが
とても説得力あります。ペリ一流の、大いに笑わせておきつつ、ハートフルな
舞台は今回もバッチリ生きています。ポール・グローヴズは、米国ルイジアナ
州出身のテノールで、2006年ザルツブルク音楽祭での「魔笛」(ムーティ指揮)
でタミーノを歌っています。ハイディ・グラント・マーフィーは米国ワシント
ン州ベリンガム出身。1989年にメトロポリタン歌劇場にデビュー、オペラにコ
ンサートに活躍するソプラノです。ベルコーレ役のロラン・ナウリはハマリ役。
そして通常バッソ・ブッフォを配するドゥルカマーラに、ドラマティックなバ
リトンのアンブロージョ・マエストリを起用、偽医者のいかがわしさを引き立
てています。




<REFERENCE RECORDINGS>
究極の2チャンネルサウンド「HRx」登場
HRxとは...。
リファレンス・レコーディングスは、スペクトラルの設計者であり、HDCDの発
明者でもあるキース・ジョンソン博士が30年以上もチーフ・ エンジニアを務め
ている高音質レーベル。そのRRがまたまた驚異の音質体験を教えてくれる全く
新しいフォーマットを提供してくれることとなりました。
HRxとは、パソコンとオーディオインターフェースを使用したPCオーディオやデ
ジタル・ストリーム(DS)機器に対応するために、176.4kHz/24bitの圧縮しない
WAVデータを記録したDVD-Rのこと。密度の濃い音質、臨場感、楽器の音の生々
しさ、音空間をそのまま美しく再生できる驚異の音質。弦はさらにしなやかに、
金管はより煌びやかに鮮明に聴くことが出来ます。
通常のCD、SACD、DVDプレイヤーでは再生できませんが、オーディオに自信のあ
る方は是非挑戦して頂きたい音質です。

RR 96HRX \4750
ラフマニノフ:交響的舞曲、ヴォカリーズ、絵画的練習曲集
大植英次(指)ミネソタ管弦楽団

RR 71HRX \4750
エキゾティック・バレエ・フロム・オペラ
R.シュトラウス:「サロメ」-7つのヴェールの踊り,
アンリ・ラボー:「マルーフ」舞曲,
チャイコフスキー:「マゼッパ」-コサックの踊り,
ドヴォルザーク:「ルサルカ」-ポロネーズ,
リムスキー=コルサコフ:「雪娘」-道化師の踊り,
ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」-ペルシャの踊り,
ルビンシュテイン:「デモン」-バレエ音楽,
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」-バッカナール
大植英次(指)ミネソタ管弦楽団

RR 115HRX \4750
サリヴァン:付随音楽「テンペスト」
シベリウス:付随音楽「テンペスト」Op.109
マイケル・スターン(指)
カンザスシティ・シンフォニー

RR 109HRX \4750
The Hot Club of San Francisco
Yerba Buena Bounce

RR 112HRX \4750
RR 112(通常CD) \1880
クラウン・インペリアル-ブラス、オルガンとパーカッションによる
R.シュトラウス:フェスティヴァル・イントラーダ
ガブリエリ:第1旋法のカンツォン
ウォルトン:クラウン・ インペリアル
トマジ:「典礼風ファンファーレ」-第4曲「聖金曜日の行列」
グレインジャー:デリー州の調べ
ワーグナー:「ローエングリン」よりエルザの大聖堂への行列
ヒンデミット:室内音楽集第7番
マイケル・ドアティ:ナイアガラの滝
ダラス・ウィンド・シンフォニー
ジェリー・ジャンキン(指) マリー・プレストン(Org)




<DOREMI>
DHR 7880/1 2枚組 \3980
「クリスチャン・フェラス第1集 / ヴァイオリン協奏曲集」
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調KV.219「トルコ風」
(2)ジャン・マルティノン:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.51
(3)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
(4)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
クリスチャン・フェラス(Vn)
(1)カール・シューリヒト(指)フランス国立放送管弦楽団
(2)(4)シャルル・ブリュック(指)フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
(3)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)フランス国立放送管弦楽団
録音:(1)1955年2月2日(ライヴ)(2)1968年12月6日パリ(ライヴ)
(3)1965年5月25日パリ(ライヴ)(4)1968年1月3日パリ(ライヴ)
ブラームスのドッペル&ベートーヴェンのトリプル(DHR.7716)につづいて、フェ
ラスによる貴重な協奏曲ライヴ集がDOREMIよりリリース。いずれも絶頂期のライ
ヴとなる内容は、メンデルスゾーンとチャイコフスキーという王道のナンバーの
ほかに、名匠シューリヒトのバックで聴くモーツァルト。さらには名手シェリン
グのために書かれ初演されたマルティノンの作品を収録。高貴でデリケートな
フェラスのヴァイオリンは今もって余人をもって替え難いものがあり、またも
やファンにはたまらないアルバムの登場といえるでしょう。



<harmonia mundi>
HMC 901984 \2450
ラッスス:Cancione Sacrae sex vocibus(6声による宗教音楽)
(1)神々の酒と食べ物
(2)服従の日々は延ばされぬ
(3)わが生命は嘆きのうちに尽きたり
(4)神を畏るる者は
(5)われは知りぬ
(6)主は人の道を見たもう
(7)主を畏るることは知恵の初め
(8)われは苦しめらるる時、主に対し
(9)われは策略を見たり
(10)神への畏れを知る者
(11)彼らはモーゼの歌を歌いぬ
(12)神はイスラエルに対し
(13)力強き主よ、われは御身を愛し奉る
(14)慈悲深きイエスよ、心に留めたまえ
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)コレギウム・ヴォカーレ
録音:2007年5月
その指揮から引き出される音の美しさと響きのあたたかさが、至高の域に達しつ
つあるヘレヴェッヘによる最新録音。モテットの巨匠ラッススの、最後の作品に
して、彼の最高傑作といえる作品です。言葉のニュアンスを引き出すために複雑
な書法を用いたパレストリーナと対照的に、ラッススは、知と情の完璧な均衡が
保たれた平素な作品にしたてています。ヘレヴェッヘは、敬虔に丁寧に作品を読
み込み、完璧なバランスで合唱を響かせています。まさに「天上の響き」とはこ
のこと、と思わずにはいわれない、私たちの心にダイレクトに届く滋味溢れる
名演です。

HMU 907388 \2450
メルキオル・ノイジドラー(1531-1594):リュート音楽集
ファンタジア、私はどれほど幸せなことか、他全24曲
ポール・オデット(リュート)
録音:2006年10月
メルキオル・ノイジドラーは、16世紀の重要なリュート製作家にして作曲家でも
あったハンス・ノイジドラーの長男としてNurembergに生まれました。メルキオ
ルが育ったノイジドラー一家は18人の子供がいた大所帯で、住んでいた家を引
き払わなければならないという困窮した時期もありました。メルキオルはアウ
グルブルクに幼い3人の弟たちと一緒に移り住み、そこでヨーロッパ有数の銀行
家、フッガース家と出会います。音楽をこよなく愛する彼らと交流する中で、
音楽会などで演奏する機会も増え、ノイジドラーは演奏者としての地位を確立
していきます。広い音域で展開される優雅にして繊細な装飾など、彼の腕前が
相当なものであったことをうかがわせます。彼の作品は、17世紀の間はヨーロッ
パ各地で出版されていましたが、その後リュート奏法の趣味が変わったこと、
また資料がきちんと残されていなかったこともあり、忘れ去られていました。
オデットは、ノイジドラーの作品に再び息吹を吹き込み、私たちに示してくれ
ています。

HMC 901999 \2450
「O Felice memoire(幸せな死)-16世紀イタリアの声楽作品」
モンテヴェルディ:「私は怠惰の中に生まれ」
カプスベルガー(1580頃-1651):「死にゆく者を憐れみたまえ」
ファルコニエーリ(1585-1656):「つれなきアルミッラ」
カッチーニ(1551-1618):
「東方より」、「誰がわたしを慰めてくれるのだろうか?」
ほか、ディンディア、プリアスキらによる作品(全17曲)
ヨエル・フレデリクセン(バス、アーチリュート)
アンサンブル・フェニックス
録音:2007年11月
第1弾の「エルフィン・ナイト」(HMC)で、スカボロー・フェアの原型のメロディ
をそのしびれるような美しい低い声で見事に聴かせてくれたフレデリクセン。
第2弾は、バロック時代のイタリアに生きたシンガー・ソングライター達による
作品集。カッチーニやカプスベルガー、プリアスキといった作曲家たちは、自
身のリュート伴奏で自作品を歌っており、とりわけバスの声域のために優れた
作品を残しています。中には2オクターブ半という広い音域に渡る作品も含まれ
ており、言葉と旋律、フレデリクセン自身によるアーチリュートの音色、何より
しびれる低声が耳と心に染み渡ります。

HMC 902010 \2450
マルティン・イ・ソレール:ハルモニームジーク音楽集
(1)歌劇「椿事」-木管アンサンブルのためのアリア編曲集
(2)ディヴェルティメント第2番変ロ長調
(3)ディヴェルディメント第3番変ロ長調
(4)ディヴェルディメント第4番変ロ長調
ホアン・エンリク・ルナ(指)ムーンウィンズ
録音:2008年2月
モーツァルトのCDと間違えたかな、と思ってしまうほど、高貴さと美しいメロ
ディに満ちた曲が並ぶ、「ヴェネツィアのモーツァルト」と称されるソレール
作品集。それもそのはず、1作品目の歌劇「椿事」の木管編曲版は、モーツァル
トの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の地獄落ち直前の晩餐のシーンで引用されて
いた楽曲です。ハルモニームジークとは、18世紀に流行した木管アンサンブル
編成の音楽のことで、当時の上流階級の人々の食事会や集まりなどでよく演奏
されました。ムーンウィンズとしては2枚目のディスク(第1弾はHMI 987071)。
また、ホアン・エンリク・ルナはクラリネット奏者としても活躍しており、東
京クヮルテットとのブラームス:クラリネット五重奏曲(HMI 98)でも名演を聴か
せています。

HMC 901992 \2450
メンデルスゾーン(1809-1847):合唱作品集
(1)「野に歌う」op.41
(2)「野に歌う」op.48
(3)「野に歌う」op.59
(4)6つの歌op.88
(5)4つの歌op.100
ハンス=クリストフ・ラーデマン(指)RIAS室内合唱団
録音:2007年9月
メンデルスゾーンは、合唱についてある4人組が集まって森に行ったりボートに
乗ったりしたときに、そこで演奏するためにもって行ったり、時には暗譜して
行ったりするのにもっとも自然な音楽だ、ということを述べています。美しい
景色や鳥、自然を歌い上げたこれらの合唱作品は、音によって緻密に描かれた
細密画のような繊細な美しさに満ちています。




<Serenade>
SEDR-5023-24 2枚組 \2700
※2009年1月までの限定生産
フルトヴェングラー演奏会再現シリーズ IV 1951年5月1日、ローマ
Disc 1
アントン・ブルックナー(1824-1896):交響曲第7番ホ長調(改訂版)
Disc 2
(1)クロード・ドビュッシー (1862-1918):夜想曲より雲、祭
(2) リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):交響詩「ドン・ファン」作品20
(3) リヒャルト・ワーグナー(1813-1886):歌劇「タンホイザー」序曲
Recorded:1May 1951, Rome, Auditorium del Foro Italico
Source:
Disc 1, Cetra(Italy)FE 42
Disc2(1)Private Record BWS 708, (2)Cetra(Italy)FE 41,
(3)Discocorp(U.S.A.)RR 413
フルトヴェングラーとベルリン・フィルは1951年4月から翌月にかけてエジプト
のカイロを皮切りに、イタリアのナポリ、ローマを訪れ、その後はパリを経て
ドイツ国内を演奏旅行している。その途中の5月1日、ローマで行われた公演は
幸いなことに全プログラムが中継放送され、過去にもさまざまな形でディスク
化されている。この日の公演はブルックナーの交響曲第7番が前座であり、後半
に3つの管弦楽曲が並ぶという、今日では考えられないような長大なものだが、
このディスクのように全公演がひとつにまとまって出た例は過去にはないと思
われる。会場の響きが乾いており、その点ではいささか不満は残るが、いつも
のように全力投球している指揮者とオーケストラの姿が如実に感じられる。こ
んな演奏を毎晩のように繰り広げていたのだから、フルトヴェングラーが指揮
者として意外に短命だったのもうなずけるというものだ。
使用したLPは特に初出にこだわらず、もっとも状態の良いと思われるものを選
択した。いつものように盤に刻まれたものは、たとえインターバルの音であろ
うとも、すべてCDRにそのまま転写している。過去に出たすべてのディスクを
チェックしたわけではないが、ブルックナーの交響曲第7番の終わりの拍手は
TahraやキングレコードのCD等には含まれていないし、「タンホイザー」序曲の
同じく万雷の拍手もドイツ・グラモフォンのLP、CDには含まれていない。
(平林 直哉)
*おことわり:LPからの復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.18-1

2008年10月17日 12時46分12秒 | Weblog
<Collegium>
COLCD 133 \2180
クリスマスの祭典 ――
ジョン・フランシス・ウェイド(1711-1786)
ジョン・ラッター&デイヴィッド・ウィルコックス編:
賛美歌111番《神の御子は》
作曲者不詳(マイケル・ニューム&ジョン・ラッター編):
喜びたまえ-フィンランド古聖歌集《ピエ カンツィオーネス》より
ボブ・チルコット(1955-):羊飼いのキャロル
ウェールズ民謡(ジョン・ラッター編):大晦日の夜
アパラチア民謡(ジョン・ラッター編):さまよいながらわたしは不思議に思う
ジョン・ラッター(1945-):アヴェ・マリア
イギリス民謡(ジョン・ラッター編):明日は僕の踊りの日
ジョン・ラッター:リジョイス・アンド・ビー・メリー
カタロニア民謡(ジョン・ラッター編):聖母の御子
ナイジェル・ヘス(1953-):クリスマス序曲
ジョン・デイヴィッド(1946-)/ピーター・ナイト編:新たな日に生まれます
ジョン・ラッター:魔法の王国
ジェスター・ハリソン(1901-2000)/ジョン・ラッター編:マリアの御子
スペイン民謡(ジョン・ラッター編):今宵
フレデリック・ディーリアス(1862-1934):冬の夜
カリブ民謡(ジョン・ラッター編):聖母マリアは赤子を
ジョン・ラッター:ニュー・イヤー
ジョン・ラッター:アイ・ウィッシュ・ユー・クリスマス
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1894)/ジョン・ラッター&デイヴィッ
ド・ウィルコックス編:賛美歌98番《天には栄え》
ヒュー・マーティン&ラルフ・ブレイン(ジョン・ラッター編):
ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
ジョン・ラッター(指揮)、
ケンブリッジ・シンガーズ、ファーナム・ユース合唱団、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、
エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)、
メラニー・マーシャル(メゾ・ソプラノ)、
クララ・サナブラス(ソプラノ)
イギリスの生きる合唱神ジョン・ラッター&ケンブリッジ・シンガーズのレー
ベル"コレギウム(Collegium)"から(1987年に)最初のクリスマス・アルバム"ク
リスマスの夜(COLCD 106)"がリリースされて早や20年。
レーベル創設以来、数多くの名作と名盤を世界に向けて発信してきたラッター
&ケンブリッジ・シンガーズの名コンビが満を持して贈る話題必至の新たなク
リスマス・アルバムは、その名も"クリスマスの祭典"!
この"クリスマスの祭典"には、「アヴェ・マリア」や「魔法の王国」などラッ
ターがクリスマスのために書き上げた待望の新作5作品に加えて、ラッターの
アレンジャーとしての手腕も光るクリスマス・キャロルの新たなアレンジ6作
品が収録されており、クリスマス・アルバム、そしてラッターの作品集として
も充実度、話題性は絶大!
また吹奏楽関係者には「イーストコーストの風景」でお馴染みの作曲家ナイ
ジェル・ヘスの華麗なる「クリスマス序曲」、人気急上昇中の合唱作曲家ボ
ブ・チルコットの「羊飼いのキャロル」などの注目作も見逃せない。



<Cala>
CACD 0549 \2180
永遠の魔術師 ――
エネスコ:
ルーマニア狂詩曲第1番イ長調(録音:1953年4月17日)、
同第2番ニ長調(録音:1953年10月1日)
ドビュッシー:夜想曲(録音:1950年10月11日&11月10日)
ストラヴィンスキー:
バレエ組曲《火の鳥》(1919年版/録音:1950年5月24日&6月7日)
ワーグナー:ワルキューレの騎行(録音:1941年7月3日)
レオポルド・ストコフスキ(指揮)、
ヒズ・シンフォニー・オーケストラ、全米青年交響楽団
ここに収録されているのは、1953年録音のエネスコ(2曲)、1950年録音のドビュ
ッシーとストラヴィンスキー、1941年のワーグナー(バイノーラル録音)の濃厚
な5作品。
まるで異なる作曲家の作品のように聴こえてくる情熱的で官能的、そして圧倒
的なドビュッシーの「夜想曲」。
ストラヴィンスキーの「火の鳥」では「カスチェイ王の魔の踊り」での凄まじ
い迫力と音圧はもちろんのこと、「終曲」の後半、7拍子が登場するフィナー
レでの大胆なテンポ設定とそのテンポを守りながら絶叫するかのように咆哮す
るホルンセクションには唖然呆然。刺激的で斬新な音楽を創造するストコフス
キ・マジックが全開です!




<Timpani>
1C 1138 \2300
オネゲル:ピアノのための作品集 ――
トッカータと変奏曲H.8/7つの小品H.25/前奏曲、アリオーソとフゲットH.81
/2つのエスキスH.173/ロマンドの音楽帳H.52/3つの小品H.166b/
サラバンドH.26/アルベール・ルーセルを讃えてH.69/子守歌嬰ヘ長調H.95
/ピアノのための小品/観光列車/ショパンの思い出/マタモア/
パルティータ*
ジャン=フランソワ・アントニオーリ(ピアノ)、
ユ=イン・ソン(ピアノ)*
フランスのレーベル、ティンパニ(Timpani)がレーベル創設以来、継続的に録
音を行ってきたフランス6人組の1人オネゲル。
歌曲、室内楽、管弦楽作品に続くオネゲル・シリーズの最新作となるピアノ作
品集では、印象主義の作風を色濃く感じさせる初期の作品から、新古典主義へ
の傾倒を見せた後期作品までを収録しており、知られざる秀作を通じて作風の
変遷を知ることが出来る。
オネゲルのピアノ作品を弾くジャン=フランソワ・アントニオーリは、1959年
ローザンヌ出身のピアニスト。ドビュッシーをはじめとするフランス印象派の
ピアノ作品の演奏への評価は非常に高いものがある。またオネゲルの「アン
フィオン」(1C 1035)では、指揮者として登壇するなど指揮活動も活発なティ
ンパニの重要アーテストの1人である。




<Centaur>
CRC 2917 \2080
アーバン:12の幻想曲とアリア ――
ベッリーニの《カヴァティーナ》による幻想曲と変奏曲/《アクテオン》に
よる幻想曲と変奏曲/華麗なる幻想曲/チロルの歌による変奏曲/《輝く雪
の歌》による変奏曲/カヴァティーナと変奏曲/《スイスの子供の歌》によ
る変奏曲/奇想曲と変奏曲/ドイツの主題による幻想曲と変奏曲/ウェーバ
ーの主題による変奏曲/《ヴェニスの謝肉祭》による幻想曲と変奏曲/ベッ
リーニのノルマの主題による変奏曲
チャールズ・ゲイツ(コルネット)、ステイシー・ロジャース(ピアノ)
コルネット奏者でありパリ音楽院教授として金管楽器の発展に尽力したジャン
=バティスト・アーバン(1825-1889)による「アーバン金管教本」。トランペ
ット奏者を筆頭として金管楽器奏者であれば必ず通らなければならないエチュ
ードであり、まさにバイブルでもあるこの通称"アーバン"。
この"アーバン"の第2巻には金管楽器の超定番曲「《ヴェニスの謝肉祭》によ
る幻想曲と変奏曲」や「華麗なる幻想曲」などの12作品を含む演奏会用独奏作
品集「12の幻想曲とアリア」が収録されており、今回登場するのはこの「12の
幻想曲とアリア」全曲盤という金管楽器関係者必携の注目盤なのである!
「ヴェニスの謝肉祭」に代表される「12の幻想曲とアリア」の収録作品はそれ
ぞれが単独で演奏や録音される機会は多いものの、12曲全曲の録音は非常に珍
しい。
コルネット奏者のチャールズ・ゲイツはミシシッピ州立大学音楽学部の現役教
授。ソリストとしての活動経験も豊富で、国際トランペット協会(ITG)の要職
を歴任するなどアメリカ金管楽器界の重鎮の1人に数えられている。

CRC 2852 \2080
マルティヌー:ヴィオラのための室内楽作品集 ――
ヴァイオリンとヴィオラのための3つのマドリガルH.313/ヴァイオリンとヴィ
オラのための二重奏曲第2番H.331/ヴィオラ・ソナタ第1番H.355
ケネス・マーティンソン(ヴィオラ)、フェリシア・モイ(ヴァイオリン)、
クリストファー・テイラー(ピアノ)
全4集で完結したハイペリオンの"ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集"が
大好評を博すなど、その作品の知名度が一段と増した20世紀ボヘミアの大作曲
家マルティヌー。ここで取り上げられているマルティヌーの作品は、後期の作
品となる"ヴィオラ"を伴う室内楽曲3作品。
多作家としても有名なマルティヌー。初期の頃から手懸けていたヴァイオリン
のための作品とは対照的に、キャリアの後期になって本格的に作曲に取り組ん
だヴィオラのための作品。アメリカ滞在時代からヨーロッパ帰還という環境の
変化の中で生まれたヴィオラ作品は、マルティヌーの円熟した作曲技法を余す
ことなく表現している。
アメリカのヴィオラ奏者ケネス・マーティンソンは、アメリカのオーランド・
フィル、フロリダ・ランシング響などで首席奏者を歴任し、インターナショナ
ル・ヴィオラ・コングレス(国際ヴィオラ会議)にもゲスト・アーティストとし
て定期的に招かれている実力者である。

CRC 2868 \2080
スメタナ:ピアノ三重奏曲ト短調Op.15
スーク:ピアノ三重奏曲ハ短調Op.2、ピアノ四重奏曲イ短調Op.1
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ、マイケル・ステプニャク(ヴィオラ)
タネーエフのピアノ四重奏曲&ピアノ三重奏曲(CRC 2571)という意欲的なレ
パートリーでレコーディング・デビューを果たした1997年結成の室内楽団メ
ンデルスゾーン・ピアノ・トリオ。メンデルスゾーン・ピアノ・トリオは、
ワシントンのエンバシー・コンサート・シリーズやペンシルヴァニア州メシ
ア・カレッジのアンサンブル・イン・レジデンスを務めるなど着実にその評
価を高めている。
愛娘を失ったスメタナが力を振り絞って書き上げた「ピアノ三重奏曲」、
ドヴォルザークの影響を受けていたスーク最初期の室内楽曲というボヘミア
の香りが漂う19世紀のチェコで生まれた室内楽の傑作3作品。メンデルスゾー
ン・ピアノ・トリオの若き才能と作品の魅力が融合した好演である。

CRC 2928/2929 2枚組 \4160
ロドルフォ・アルフテル(1900-1987):ピアノ作品集 ――
ソナタ第1番Op.16/1つのバガテル/セクエンシアOp.39/アビラの踊り/
前奏曲とフーガ/アルバムの3つのロハスOp.22/ピアノのためのスケッチ
/エル・エスコリアルの2つのソナタOp.2/アルトゥール・ルビンシテイン
へのオマージュOp.36/ソナタ第2番Op.20/アントニオ・マチャドへのオマ
ージュ/2つのエッセイ/トラビエサ・モリネイラのメヌエット/ソナタ
第3番Op.30
シルバナ・サンティネリ(ピアノ)
エルネスト・アルフテルを弟、クリストバル・アルフテルを甥に持つ20世紀ス
ペインの作曲家ロドルフォ・アルフテル。1936年から39年にかけてスペインで
勃発した内戦を避けるためにメキシコに亡命したR・アルフテルの作品からは、
ラテンの熱き血潮と感情の陰影が音色を通じてストレートに伝わってくる。
R・アルフテルのピアノ作品を演奏するのは、メキシコ生まれの女流奏者シル
バナ・サンティネリ。サンティネリはメキシコでの輝かしい実績を持ち、現在
は北米&南米を拠点に活躍するなどスペインとメキシコで生きたR・ハルフテ
ルの音楽の代弁者としてもまさに適役と言える。

CRC 2953 \2080
マルチプリシティーズ‘38 ――
コリリアーノ:キアロスクーロ
タワー:ヴァスト・アンティーク・キューブス、スロッビング・スティル
ジェフスキ:スペルス
ウォーリネン:カッツ・フーガ、50-50*
ハービソン:3つのモンタルのスケッチ
ボルコム:バード・スピリッツ
ブレア・マクミラン(ピアノ)、サチコ・カトウ(ピアノ)*
"1938年生まれ"の作曲家の作品のみを取り上げるという仰天のピアノ作品集。
アカデミー賞音楽賞の受賞者コリリアーノ、「不屈の民」の作曲者ジェフス
キ、メシアンから教えを受けグラミー賞にも輝いたボルコム、そしてタワー、
ウォーリネン、ハービソン・・・この6人の作曲家全てに共通するのが"1938年
生まれ"というキーワードなのである。
20世紀から現代までのアメリカを代表する奇才6人が1938年生まれというのは
偶然か必然か。2006年にデイヴィッド・ロバートソンの指揮でカーネギー・
ホール・デビューを果たしたブレア・マクミランの演奏もお見事。

CRC 2940 \2080
ラモー:クラヴサンのための新しい組曲 ――
組曲イ短調/同ト短調
スーザン・トーマン(チェンバロ)
ミシガン大学、モントリールのマギル大学でチェンバロとフォルテピアノを学
んだカナダ人女流奏者スーザン・トーマンが弾くラモー・アルバム。
アメリカ、カナダ、ポルトガル、オーストリア、ベルギーでソリストとしての
キャリアを重ねたトーマンは、2007年ブルージュ国際チェンバロ・コンクール
で4位に入賞するなど今後の飛躍が期待されている。ちなみにここでの使用楽
器は、ドイツのデトマール・ハンゲルベルクが製作したリヨンの「Pierre
Donzelague」(1711)のレプリカ。

CRC 2913 \2080
ドビュッシー:組曲《子供の領分》
シューベルト:楽興の時D.780,Op.94、即興曲変ホ長調D.899-2,Op.90-2
ドビュッシー:映像第2集、月の光
マウレーン・フォルク(ピアノ)
マウレーン・フォルクは、カナダのサスカチュワン州でピアノを学び始め、
ジュリアード音楽院、インディアナ大学という全米屈指の名門校へとステップ
アップしていった女流ピアニスト。
師である名教師サッシャ・ゴロドニツキ譲りの色彩感豊かな音色や幅広いレン
ジが、ドビュッシーとシューベルトを美しく、且つ劇的に聴かせてくれる。

CRC 2934 \2080
ピティ・ペイド ――
ジェフリー・シュテーデルマン:
ピティ・ペイド/子供の情景/ミスター・ナチュラル/星の知恵
ムフセス・ポゴスヤン(ヴァイオリン)、
マグヌス・マルテンソン(指揮)、スリー・シンフォニエッタ
現在バッファロー大学で作曲家の助教授として後進の指導にあたるアメリカの
中堅作曲家ジェフリー・シュテーデルマン。
シューマンの名作「子供の情景」と同じタイトルではあるものの、フルート、
トランペット、ピアノ、打楽器、チェロで演奏されるシュテーデルマンの「子
供の情景」からはシリアスで摩訶不思議な光景が見えてくる。

CRC 2924 \2080
石製の瓶 ――
マイケル・コルクホウン(1953-):
デュプリシティ/ファースト・フライト/エブリバディ・ノウズ・ザット・
アフターワーズ/チャランガ/トーキング・ロックス/フルートとチェロの
ための組曲《スリー・フォー・ツー・アズ・ワン》/ユー・キャント・ゲッ
ト・ゼアー・フロム・ヒアー/ジーズ・デイズ
マイケル・コルクホウン(フルート)、
マールストレム・パーカッション・アンサンブル
モートン・フェルドマンにも作曲を師事した経歴を持つフルート奏者兼作曲
家、マイケル・コルクホウンの打楽器アンサンブルをメインとした室内楽作品
集。コルクホウンの作品のジャンルはオーケストラ、ジャズ・オーケストラ、
金管アンサンブルなど多岐に渡り、代表作はフルートがメインの"チャランガ"
である。

CRC 2939 \2080
チャールズ・ハロルド・バーンスタイン:室内楽作品集 ――
弦楽四重奏曲第2番(さすらい人)/弦楽三重奏曲《ノスタルジック》/ディソ
ナント・トリオ/弦楽四重奏曲第3番
ロサンゼルス弦楽四重奏団、トーマス・プレヴォスト(フルート)、
ゲイリー・グレイ(クラリネット)、バーバラ・マルシンコウスキ(チェロ)、他
チャールズ・ハロルド・バーンスタインは、1970年から作曲を始めたロサンゼ
ルス出身の音楽家。
自身は9歳でオーケストラと共演を果たすなどピアニストとしてのキャリアを
重ねながらも、"ピアノを含まない編成"の作品が特徴という一風変わったポリ
シーの持ち主。その作品はイヴリー・ギトリスによっても取り上げられている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.18-2

2008年10月17日 12時45分42秒 | Weblog
<Linn>
CKD 319(SACD-Hybrid) 2枚組 \3850
ヘンデル:牧歌劇《エイシスとガラテア》 HWV.49a(1718年キャノンズ初演版)
スーザン・ハミルトン(ガラテア/ソプラノ)、
ニコラス・マルロイ(アシス/テノール)、
トーマス・ホッブス(デーモン/テノール)、
ニコラス・ハンドール・スミス(コリドン/テノール)、
マシュー・ブルック(ポリフィーマス/バス)、
ジョン・バット(指揮)、ダンディン・コンソート&プレーヤーズ
『ヘンデルの「メサイア」1742年ダブリン初演版』、『J・S・バッハの「マタ
イ受難曲」1742年頃バッハ最終演奏版』という一般的に演奏される版とは違っ
た知られざるヴァージョンの録音を完成させ、音楽史に大きな足跡を残した
ジョン・バット率いるダンディン・コンソート&プレーヤーズ。
新たな発見を次々と発表してきたスコットランドの精鋭集団がヘンデルの「メ
サイア」、J・S・バッハの「マタイ受難曲」に続く第3弾として取り上げるの
は、キャノンズ時代のヘンデルの傑作「エイシスとガラテア」。
この牧歌劇(マスク)「エイシスとガラテア」は現代での知名度こそ「メサイア」
や「天地創造」には及ばないものの、神童モーツァルトが自身の手による編曲
の対象として「エイシスとガラテア」と「メサイア」を選んでおり、このモー
ツァルトの選曲眼が「エイシスとガラテア」のヘンデル存命中には「メサイア」
を凌いでいたという絶大な人気と、ヘンデル初期の英語作品の傑作であるとい
う事実を証明している。
今回のレコーディングでジョン・バットとダンディン・コンソートが取り上げ
た版は、大幅な改定が加えられ1732年に初演された第2稿(HWV.49b)ではなく、
ヘンデルのキャノンズ滞在時代に作曲され初演が行われた1718年の初稿版(初
演版)。
1718年にキャノンズ邸で初演された初稿版は"5人の歌い手と7つの楽器"で上演
可能という小規模な編成で書かれいるのが大きな特徴である。
ダンディン・コンソートは、ジョシュア・リフキンの『各パート1人説』とい
う学説を取り入れたJ・S・バッハの「マタイ受難曲」でも大成功を収めいるだ
けに、小編成でのヘンデルの演奏にも大きな期待が懸かる。
今回の「エイシスとガラテア」でも前2作から引き続き名エンジニア、フィリッ
プ・ホッブスがプロデューサー&エンジニアを務めており、録音面のクォリ
ティの高さにも要注目。
この初演時の再現に挑戦した新たな録音がヘンデルの隠れた傑作「エイシスと
ガラテア」の再評価の切っ掛けとなる。ちなみに来年はヘンデル没後250年。

CKD 320(SACD-Hybrid) \2580
モーツァルト:セレナード集Vol.2 ――
行進曲ニ長調K.237/セレナード第4番ニ長調K.203(カデンツァ:ヤニチェク)
/ディヴェルティメント第11番ニ長調K.251
アレクサンダー・ヤニチェク(ディレクター&ヴァイオリン)、
スコットランド室内管弦楽団
シャーンドル・ヴェーグのカメラータ・アカデミカでも活躍したオーストリア
のヴァイオリニスト、ヤニチェクがディレクターとヴァイオリンを務めるスコ
ットランド室内管のモーツァルト第2弾。
スコットランド室内管のモーツァルト言えば真っ先に思い浮かぶのは、マッケ
ラスとの後期交響曲集とレクイエム。巨匠に鍛え上げられた実力者たちが良好
な関係を保ち続けているヤニチェクのリードによって、小編成の機動力を活か
した美しいモーツァルトを披露する。




<Sony Classical(EU盤)>
8869740522-2 3枚組 \1900
プッチーニ生誕150周年記念アルバム
<収録予定曲>
<Disc1>
●歌劇「マノン・レスコー」より
(1)第一幕への序奏
(2)「みなさん方、栗色、金髪の美女のなかに」
(3)「礼儀正しい少女」
(4)「この柔らかなレースにくるまれていても」
(5)「ひとり、落ちぶれ、見捨てられ」
マゼール指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団ほか
●歌劇「妖精ヴィッリ」より
(6)「私のことをわすれないで」
ガヴァッツェーニ指揮ロンドン交響楽団、スコットほか
●歌劇「エドガール」より
(7)Addio, addio, mio dolce amor!
イーグレン、リッツィ指揮フィルハーモニア管弦楽団ほか
●歌劇「ラ・ボエーム」より
(8)「私の名はミミ」
カバリエ、ドミンゴ、ショルティ指揮ロンドンフィルほか
(9)「私がひとりで街を歩こうものなら」
キリ・テ・カナワ、プリチャード指揮ロンドン・フィルほか
(10)「喜んでもとのところへ」
(11)「なにをしていた、なにを言っていた?」
(12)「おお、ミミ、君はもう戻ってこない」
(13)「さらば、古外套よ」
カバリエ、ドミンゴ、ショルティ指揮ロンドンフィルほか
●歌劇「トスカ」より
(14)「妙なる調和」
カレーラス、マルトン、ティルソン・トーマス指揮
(15)「三人の密偵と…馬車一台で」
ミルンズ、エガートン、メータ指揮
(16)「無理やりに女を征服するほうが」
カレーラス、マルトン、ティルソン・トーマス指揮
(17)「歌に生き、恋に生き」
プライス、メータ指揮
(18)「星は光りぬ」
ドミンゴ、メータ指揮
<Disc2>
●歌劇「蝶々夫人」より
(1)「魔力に満ちた目をした赤ちゃん」
(2)「可愛がってくださいね」
(3)「お花をみんな?」
(4)「さようなら、喜びと愛の花咲く家よ」
ラインスドルフ指揮ローマ歌劇場
(5)「坊や、坊や! 私の小さな神様」
プライス、デ・ファブリティス指揮
●歌劇「西部の娘」より
(6)「ミニー、家を出てから」
ドミンゴ、マぜール指揮スカラ座
(7)Signor Johnson, siete rimasto indietro
(8)Io non son che una povera fanciulla
(9)Quello che tacete
(10)「自由の身になって遠くへ行ったと」
ラリン、アンゲーロフ指揮スロヴァキア放送交響楽団ほか
●歌劇「外套」より
(11)「おまえの言うとおりだ」
(12)「何もない! 静かだ!」
プライス、ドミンゴ、ラインスドルフ指揮
ニュー・フィルハーモニア
●歌劇「修道女アンジェリカ」より
(13)「恩寵が天から降りてきました」
ルチア・ポップ パタネ指揮バイエルン放送交響楽団ほか
●歌劇「ジャンニ・スキッキ」より
(14)「ちがうよ!」
ロベルト・サッカ、アンゲーロフ指揮
●歌劇「トゥーランドット」より
(15)「泣くな、リュー!」
(16)「ああ、父の願い」
ラーリン、コロンバーラ、メータ指揮フィレンツェ5月祭管弦楽団
(17)「この宮殿で、幾千年もの昔のこと」
ニルソン、ラインスドルフ指揮ローマ歌劇場
(18)「氷に包まれたあなたでも」
プライス、ロベルト・アバド指揮バイエルン放送交響楽団
<Disc3>
●歌劇「妖精ヴィッリ」より
(1)前奏曲/マゼール指揮ナショナル・フィル
(2)「幸せに満ちたあの日々」
ドミンゴ、ダウンズ指揮ロイヤル・フィル
●歌劇「マノン・レスコー」より
(3)「こんな女性、見たこともない!」
マゼール指揮ミラノ・スカラ座
●歌劇「ボエーム」より
(4)「ああ愛らしい人」
フィードラー指揮ボストン・ポップス管弦楽団
(5)「なんて冷たい手をしているのでしょう」
タッカー、ラインスドルフ指揮ローマ歌劇場
(6)「わたしの名はミミ」
フィードラー指揮ボストン・ポップス管弦楽団
●歌劇「つばめ」より
(7)「なんと美しい夢」
モッフォ、モリナーリ=プラデルリ指揮
(8)「甘く清らかなひとときだった」
モリナーリ=プラデルリ指揮RCAイタリア・オペラ
●歌劇「修道女アンジェリカ」より
(9)「母もなく、ああ、坊や、おまえは死んだのね」
スコット、ガヴァッツェーニ指揮ほか
●歌劇「ジャンニ・スキッキ」より
(10)「ねえ! 私の優しいお父さま」
ゲオルギュー、ダウンズ指揮コベントガーデン王立歌劇場
●歌劇「トスカ」より
(11)菊
コステラネッツ指揮彼の管弦楽団
●歌劇「トゥーランドット」より
(12)「ご主人様、お聴きください!」
テバルディ、ラインスドルフ指揮ローマ歌劇場
●歌劇「マノン・レスコー」より
(13)間奏曲
マゼール指揮ミラノ・スカラ座ほか
●歌劇「蝶々夫人」より
(14)「ある晴れた日に」
ゲオルギュー、ダウンズ指揮コベントガーデン王立歌劇場
(15)ハミング・コーラス
ラインスドルフ指揮RCAイタリア・オペラ
●歌劇「トゥーランドット」より
(16)「月かげは、はるか…」
メータ指揮フィレンツェ五月祭
●歌劇「エドガール」より
(17)第三幕序奏/イヴ・ケラー指揮ニューヨーク・シティ・オペラ
●歌劇「トゥーランドット」より
(18)誰も寝てはならぬ!
ドミンゴ、ロベス=コボス指揮コベントガーデン王立歌劇場
本2008年は、イタリア・オペラの作曲家ジャコモ・プッチーニ(1852‐1924)
の生誕150年という記念の年にあたります。先ごろソニー・クラシカルからは
彼の作曲したすべてのオペラを網羅した20枚組ボックスがリリースされて話
題を呼びましたが、このアルバムは聴きどころのアリアなどを3枚のCDにまと
めたものです(20枚組の演奏家とは一部違いがあります)。

8869741233-2 \1900
ハイドン:
交響曲第100番&第104番
協奏交響曲変ロ長調 Hob.I‐105
マリス・ヤンソンス指揮
オーケストラ不明




<DELTA CLASSICS>
DCCA-0053 \2415
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1、3、4、6番
(1950's rec/米Period SPL 582/SPL 543)
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
チェロの名手シュタルケルは、バッハの「無伴奏チェロ組曲」を全曲では4回
録音しています。しかし、1950年代に松脂が飛ぶと言われたコダーイの無伴
奏チェロ・ソナタを録音した米Period(ピリオド)社に、全曲には至りません
でしたが1、3、4、6番を録音しています。何故全曲録音にならなかったのか
分かりませんが、一説によればレコード会社の資金不足やシュタルケルのス
ケジュールが合わなかったなど諸説言われています。全曲になれば、この演
奏も彼の代表録音の一つになった事でしょう。残念です。90年代に録音した
「無伴奏チェロ組曲」全曲は、実に大家らしい威厳と風格を持った演奏で
ゆったりとし大きなスケールが魅力ですが、このPeriod録音は技巧的には完
成されているものの、若き情熱がスピード感を伴って颯爽と演奏している、
また彼らしい演奏です。録音もあのピーター・バルトークが絡んでおり、コダ
ーイと同じく生々しい感じがリアルに聞けて演奏・録音共に聞く人を唸らせ
ることでしょう。
弊社のPeriod復刻は極力元レコードが持っている力を再現する様に心がけて
います。それ故に、レコードの状態によって若干、ノイズや歪みが生じる事
もありますが、それ以上にこの演奏に深く引き込まれる事になると思います。
是非一度、その生々しさを体験してみてください。
録音日は一般的に知られている日を明記しております。ご了承下さい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

08-10 No.17-1

2008年10月17日 12時44分55秒 | Weblog
<KAIROS>
12752KAI(SACD-Hybrid) \2250
ジェラール・グリゼイ(1946-98):
(1)時間と泡(1988-89)-4つの打楽器、2台のシンセサイザー、室内オーケスト
ラのための
(2)愛の歌(1982-84)-12人の声とテープのための
(1)アンサンブルS
(2)ヴァルター・ヌスバウム指揮
スコラ・ハイデルベルク
録音:2007年
今年没後10年になるスペクトル楽派の巨匠グリゼイの大規模作品集。いずれも
CDとしては世界初録音。「時間と泡」は膜質打楽器の表面を擦る、うねる様な
音から次第にオーケストラ、シンセサイザーと音が拡大してゆく変幻自在の音
色変化が聴き所。「愛の歌」はグリゼイとしては珍しい声楽作品。コンピュー
ター変調された声はゲーム音響とも宇宙人の声ともつかぬ奇妙な音で、それと
ともにうねる12人の声が官能的。リゲティの「アバンチュール」、「ヌーベル
・アバンチュール」をさらに発展したような作品だ。

12732KAI(SACD-Hybrid) \2250
マーク・アンドレ(1964-):
(1)-を通って(duruch,2004-05)-サックス・打楽器・ピアノのための
(2)・・・に・・・(...zu...,2004)-弦楽三重奏のための
(3)・・・の・・・(...in...,2002)-バス・クラリネットのための
(4)・・・時に・・・II(...als...II,2001)-ライヴ・エレクトロニクスを伴
うバス・クラリネット、チェロ、ピアノのための
トリオ・アッカント、
アンサンブル・ルシュルシュ、岡 静代(バスcl)
SWRエクスペリメンタル・スタジオ
録音:2003-2007年
マーク・アンドレはパリに生まれ、かの地で音楽を学んだが、やがてシュトゥ
ットガルトでラッヘンマンに師事する。その後ダルムシュタット夏期現代音
楽講習会に参加するなど、ヨーロッパ前衛作曲家のエリート・コースを歩ん
で来た。楽譜は精緻に書き込まれているが、沈黙のなかに突然闇を切り裂く
サックスの叫び、ヴァイオリンの呻くような軋む音など、ラッヘンマン譲り
の不条理(?)音楽。

12762KAI \2250
レベッカ・ソーンダーズ(1967-):
(1)不機嫌(2004)-2台のピアノのための
(2)深紅(クリムゾン)(2004-05)-ピアノのための
(3)ミニアータ(2004)-アコーディオン、ピアノ、合唱、管弦楽のための
ニコラス・ホッジス(Pf)、ロルフ・ハインド(Pf)
テオドロ・アンツェロッティ(アコーディオン)
ハンス・ツェンダー指揮
SWRシュトゥットガルト・ヴォーカル・アンサンブル、
SWRバーデン=バーデン・フライブルク交響楽団
録音:2004-06年
ソーンダーズはロンドン生まれの中堅作曲家で、ヴォルフガング・リーム、
ナイジェル・オズボーンらに作曲を学んでいる。彼女はクラスターを好み、
煽情的で緊張にみちた音空間を持ち味としているようだ。ささくれ立った新
表現主義ともいえる音楽。

12782KAI \2250
ホセ・M.サンチェス=ベルドゥ(1968-):
(1)アルクィブラ(Alqibla,1998)
(2)バラとナイチンゲール(2005)-ソプラノ、バリトン、3つのヴィオラ・ダ・
ガンバと管弦楽のための
(3)地平線称賛(2005-07)-クラリネットと管弦楽のための
(4)アフマル=アスワド(赤・黒)(2000-01)
(5)喜びと罪の風景(2003)
(1)ツァグローセク指揮ユンゲ・ドイチェ・フィル
(2)マレク・ヤノフスキ指揮スイス・ロマンド管、
クラウディア・バラインスキー(S)、ガブリエル・スオヴァネン(Br)、
バンチェット・ムジカーレ(ガンバ三重奏)
(3)ミゲル・アルト=ベドヤ指揮スペイン国立管
(4)パスカル・ロフェ指揮、(5)ペーター・ルンデル指揮、
(4)(5)HRフランクフルト放送響
録音:2000-2007年
サンチェス=ベルドゥはスペイン、アンダルシア地方の生まれで、ドナトー
ニ、ツェンダーに作曲を学んだ。現代語法、特殊な音響のなかにもスペイン的
な要素を織り込んでいるのが特色。狭義の調性音楽ではないが調性的音響、
抽象化された民族的要素を寛容に取り込んでいる点が他の前衛作曲家とは違
い、表現に幅を生み出している。

12822KAI \2250
エクトール・パーラ(1976-):
(1)ピアノ三重奏曲第2番「もつれた平原」(2007)
(2)即興曲(2005)-ピアノのための
(3)ピアノ三重奏曲第1番「言葉の影」(2004)
(4)悩ましい夜明け(2005)-チェロとエレクトロニクスのための
(5)弦楽三重奏曲(2006)
アンサンブル・ルシェルシェ
録音:2008年
パーラはバルセロナの生まれ。ファーニホー、ジョナサン・ハーヴェイ、マイ
ケル・ジャレルに作曲を師事、その後パリのIRCAMでも研鑽を積んだ。密林の
ような楽譜の風景、演奏困難で複雑なテクスチュア、いらいらとした音の身振
りに新複雑主義のファーニホーの影響が感じられる。

12832KAI \2250
マウリシオ・ソテロ(1961-):
(1)チャラン(2003)-打楽器とアンサンブルのための
(2)彼は水のように泣く(2008)-フラメンコ・ギターのための
(3)明るい黒の壁-ショーン・スカリーのための(2005-06)
-サクソフォンとアンサンブルのための
(4)夜(2007)-打楽器とアンサンブルのための
(1)トリロク・グルトゥ(タブラ、Perc)、ステファン・アスバリー指揮
(2)フアン・マヌエル・カニサレス(フラメンコG)
(3)マルクス・ヴァイス(sax)、ブラッド・ラブマン指揮
(4)ミケル・ベルナット(Perc)、マウリシオ・ソテロ指揮
(1)(3)(4)ムジーク・ファブリク
録音:2008年
ソテロはルイジ・ノーノの影響を受け電子音響の技術を学び、アコースティッ
クな楽器にそのフィーリングが生かされている。彼も21世紀現在のテクノロジ
ーと思想のなかで己の出自である民族性をどう反映させるか工夫しているが、
その反映のさせ方も一昔前のものとは異なり、コラージュ的、夢幻的、フュ
ージョン的で面白い。例えば「チャラン」にはフラメンコと思しきリズム、
民族的な旋律(セファルディ?と思われる)が現れる。「彼は水のように泣く」
はまさにフラメンコ・ギターのために書かれていて、情熱的なフラメンコが
見事に現代音楽として新たに生まれ変わっている。「夜」はもはや21世紀の
レブエルタスと言えよう。極めて興味深く才能のある作曲家である。

12862KAI \2250
クラウス・ラング(1971-):
(1)三頭の金色の虎/(2)太った羊飼いと白うさぎ
(3)静寂の本/(4)金色の生き物
クラングフォルム・ウィーン
(3)ヨハネス・カリツケ指揮
録音:2006-08年
オーストリア若手の代表的作曲家ラングの近作集。いずれも静寂の中に独自の
緊張感を湛えた音楽。「太った羊飼いと白うさぎ」は時々打たれる太鼓、延々
と吹き続けられる笛が日本の能舞台を想起させる。




<MARSTON>
52060-2 2枚組 \4360
「コンチタ・スペルビア 第3集」
(1)ビゼー:「カルメン」から(10曲)
(2)イラディエール:ラ・パロマ
(3)ロドリーゴ:山唄/ラモット・ド・グリニョン:マリアの歌/伝承歌:鳥の歌
/モンポウ:灰色の時刻
(4)伝承歌:ムーア人の衣装/伝承歌:エル・ビト
(5)ゲレーロ:「旅宿エル・セビリャーノの客」から/パディーヤ:エル・レリ
カリオ/バルベルデ:クラベリトス(カーネーション)/ペレス・フレイレ:ア
イ、アイ、アイ!(2テイク)/グノー:アヴェ・マリア
(6)マスネ:「ウェルテル」/グノー:「ファウスト」/プッチーニ:「ボエーム」
/トーマ:「ミニョン」/サン=サーンス:「サムソンとデリラ」からのアリア
(7)ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」から/サマコイス:王と殿様/アルバ
レス:別れ
(8)ナポリ民謡:サンタ・ルチア/オテオ:昔の恋人/ゴデス:私に口づけした
から/ムリーリョ:羊飼い
(9)プチェ:花と光/メンデルスゾーン(ミランダ編):春
(10)ビショップ:彼は咎めるべきなのか/伝承曲:オーノー、ジョン/フェラ
ボスコ:彼女はとても優しい/カーペンター:色とりどりの玩具を持ってきた
ら/スコット:子守唄 Op. 57-2/ダーデロー:面白くない授業
(11)マネン:矢/ロンガス:可愛い少女/ポメロ:ソレア/フステ:聞かせてよ
愛の言葉を
コンチタ・スペルビア(メゾ・ソプラノ)
(1)ギュスターヴ・クロエ(指揮)管弦楽団、
録音:1930年7月10日,1931年4月24日,パリ
(2)アントニオ・カプデビラ(指揮)管弦楽団、
録音:1930年10月24日,バルセロナ
(3)(4)アレハンドロ・ビラルタ(ピアノ)、
録音:(3)1931年2月24日,バルセロナ、(4)1931年2月25日,バルセロナ
(5)管弦楽伴奏、録音:1931年4月25日,パリ
(6)ギュスターヴ・クロエ(指揮)管弦楽団、録音:1931年10月24日,パリ
(7)-(9)ポール・マンサール(指揮)管弦楽団、録音:(7)1931年10月26日、
(8)録音:1931年10月30日、(9)録音:1931年10月31日,パリ
(10)アイヴァー・ニュートン(ピアノ)、録音:1932年3月17日,ロンドン
(11)ペドロ・バルリベラ(ピアノ)、録音:1932年5月21日,バルセロナ
ADD152'49
第1集(品番:52041-2、1927-28年録音)、第2集(品番:52050-2,1929-30年録音)
に続くスピルベア全集の第3弾。
バルセロナ生まれのメッゾソプラノ、コンチタ・スペルビア(1895-1936)の、1
930年代初頭の録音を集めている。注目は、彼女の代名詞であるカルメンの録
音。「カルメン」のハイライトは、40分弱、スペルビアが歌った部分は全て収
録している。その他アリアから民謡まで、全盛期のスペルビアの魅力が詰まっ
ている。マーストンによる復刻も見事だ。

52059-2 2枚組 \4360
「初期のフランス人テノールの録音集」
(1)マスネ:「マノン」,「ウェルテル」/グノー:「サバの女王」,「ミレイ
ユ」,「ファウスト」,「ロメオとジュリエット」/ビゼー:「カルメン」/
ワーグナー:「ローエングリーン」/レイエ:「シギュール」/ドリーブ:「ラ
クメ」/ドニゼッティ:「ファヴォリート」/マイヤベーア:「アフリカの女」
/ヴェルディ:「リゴレット」/レオンカヴァッロ:「道化師」/マスカーニ:
「カヴァレリア・ルスティカーナ」/ジョルダーノ:「フェドーラ」/からの
アリア,重唱
エミール・スカランベール(テノール)、ピアノ伴奏、録音:1905-06年頃,パリ
(2)トーマ:「ミニョン」/アダン:「もし私が王様だったら」/グノー:「ロメ
オとジュリエット」からのアリア
エミール・スカランベール(テノール)、管弦楽伴奏、録音:1906年頃,パリ
(3)グノー:「ミレイユ」/ドリーブ:「ラクメ」/マスネ:「マノン」,「ウェ
ルテル」/マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」/ジョルダーノ:
「フェドーラ」
エミール・スカランベール(テノール)、管弦楽伴奏、録音:1906年頃,パリ
(4)マイヤベーア:「ユグノー」,「アフリカの女」/グノー:「ロメオとジュ
リエット」/マスネ:「マノン」,「ウェルテル」/レイエ:「シギュール」
/ワーグナー:「ワルキューレ」からのアリア
ピエール・コルニュベール(テノール)、ピアノ伴奏、録音:1905年,パリ
(5)伝承歌:これが私の愛/マルティーニ:愛の喜び/マスネ:「マノン」から
/ド・ララ:口づけの歌/カテリーヌ:君の微笑み
ピエール・コルニュベール(テノール)、ピアノ伴奏、録音:1905年頃,パリ
(6)ボイエルデュー:「白衣の婦人」/ヴェルディ:「トロヴァトーレ」からの
アリア
ピエール・コルニュベール(テノール)、管弦楽伴奏、録音:1908年,パリ
(7)フロトウ:「マルタ」/プッチーニ:「ボエーム」/マリエッティ:詩節
ジュリアン・ルプレストル(テノール)、ピアノ伴奏、録音:1905-06年頃,パリ
(8)マスネ:「マノン」/マイヤール:「村の龍騎兵」/バザン:「中国への旅」
からのアリア
ジュリアン・ルプレストル(テノール)、管弦楽伴奏、録音:1905-06年頃,パリ
marstonならではの非常に貴重な録音を集めたアルバム。20世紀初頭にパリで
活躍した三人のテノールの録音が収録されている。エミール・スカランベール
(1863-1938)は、ブザンソン生まれのテノール。1903-07年にかけてオペラ座の
スター・テノールとして活躍した。情熱的で輝かしいテノールの声が魅力だ。
ピエール・コルニュベール(1863-1922)は、パリ生まれだが、ルーアンなどフ
ランスの地方歌劇場で活躍したテノールで、メトロポリタン歌劇場にも出演し
ている。充実した中音域と気品ある響きをを持ったテノールである。とりわ
け貴重なのは、40代で亡くなったジュリアン・ルプレストル(1864-1909)の録
音だ。ルプレストルはマスネのお気に入りのテノールとして知られ、その気
品ある声、伸びやかな高音は大変素晴らしい。歌唱は全てフランス語による。




<NUMERICA>
NUM 1162 \2080
ミゲル・トルガ 肖像と光景
カルロス・アヴェゼド(1949-):
詩[Poema](「Ensaios e Discursos」より)(**)
パウロ・バス・デ・カルヴァリョ:
楡の木[A um Negrilho](「Diário VII」より)(+)(**)
ヘスス・レヒド(1943-):記憶[Lembranças](*)
ルデジンド・ソテロ(1952-):
自由のカラス[O Corvo de Liberdate](「Os Bichos」より)(+)(**)
フェルナンド・ラパ(1950-):
解放された葉[Folhas soltas](ミゲル・トルガの日記より)(+)(**)
エウリコ・カラパトゾ(1962-):ミゲル・トルガの2つの詩(*/+/#)
私のためのレクイエム[Requiem por mim](「Diário XVI」より)
海[O Mar](「Diário XII」より)
アンジェリカ・ネト(ソプラノ(*))
ジョルジェ・コレイア(フルート(+))
パウロ・バス・デ・カルヴァリョ(ギター(#))
ジョゼ・ピント(朗読(**))
カメラータ・センツァ・ミズーラ
20世紀ポルトガルを代表する詩人・作家ミゲル・トルガ(1907-1995)へのオマ
ージュ・アルバム。

NUM 1163 \2080
カルロス・セイシャス(1704-1742):フォルテピアノ・ソナタ集
XIX ニ短調/VII ニ短調/XXVII イ長調/XXII ホ短調/XXVIII イ短調
V ニ短調/43 ヘ短調/44 ヘ短調/XVII ハ短調/II ハ長調/VI ニ短調
クレミルデ・ロザド・フェルナンデス(フォルテピアノ)
録音:2005年7月4-5日、ドイツ、ラウイシュホルツハウゼン、福音教会
使用楽器:1730年、バルトロメオ・クリストフォリ&ジョヴァンニ・フェッリ
ーニ製
(デンジル・ライト復元)
ポルトガルの名フォルテピアニストにしてセイシャスのスペシャリスト、ロ
ザド・フェルナンデスによる新録音。フォルテピアノの開発者であるクリス
トフォリの工房でフェッリーニが製作した楽器の音色も魅力的。

NUM 1165 \2080
ポルトガル王ジョアン6世と王妃カルロッタ・ジョアキナのための音楽
ジョアン・デ・ソザ・カルヴァリョ(1745-1798):ソナタ ニ長調
マルコス・ポルトゥガル(1762-1830):
悲しき気苦労よ[Cuidados tristes cuidados](モディーニャ)(*)
ダヴィド・ペレス(1711-1778):トッカータ ト長調(+)
コッリチェッリ[Corricelli](活躍:1790年代):
恩知らずな男に見捨てられ[D'Hum ingrato abandonada]
(モダ・ノヴァ)(*)(+)
アントニオ・レアル・モレイダ(1758-1819):ソナタ変ロ長調(+)
ジョゼ・マウリシオ(1752-1815):
私が自然に何をした[Que fiz eu a natureza ?](モディーニャ)(*)(+)
ジョアン・コルデイロ・ダ・シルヴァ(1735-1808):
ジョヴァンニ・コルデイロ・ダ・シルヴァ氏のチェンバロのための
メヌエット集(12曲)(+)
ジョゼ・マウリシオ:
甘美な決まりを愛でること[He amor a lei suave](モディーニャ)(*)(+)
ジョアン・コルデイロ・ダ・シルヴァ:
トッカータ ハ長調「ポルトガル王妃マリア・アンナ」(+)
ジョゼ・マルリシオ・ヌネス・ガルシア(1767-1830):
幻想曲第3番/課題曲第5番
マルコス・ポルトゥガル:時を過ごす[Passa as horas]
(石鹸屋のソロのためのモダ・ノヴァ[Moda nova a solo do Saboeiro])(*)
イザベル・アルコビア(ソプラノ(*))
マリオ・マルケス・トリリャ(チェンバロ)
録音:ポルトガル、アヴェイロ博物館
使用楽器:1991年、フォン・ナーゲル製(モデル:1733年、ブランシェ製)
皇太子時代にナポレオンの侵攻を受けブラジルのリオデジャネイロに遷都
(1808)しポルトガル王に即位(1816)、帰国(1821)後にブラジルの独立を承認
(1825)したジョアン6世(1767-1826)と、その王妃カルロッタ・ジョアキナ(ス
ペイン王カルロス4世の長女;1775-1830)の宮廷の音楽。(+)世界初録音。

NUM 1166 \2080
アントニオ・ピニョ・ヴァルガス(1951-):
Graffiti(Just Forms)(*)
Six portraits of Pain(+)
Acting Out(#)
バルドゥア・ブレニマン(指揮(*))
ポルト国立管弦楽団(*/#)
フランク・オルン(指揮(+))
リミックス・アンサンブル(+)
アンッシ・カルットゥネン(チェロ(+))
マーティン・アンドレ(指揮(#))
ミゲル・エンリケス(ピアノ(#))
エリザベス・デイヴィス(打楽器(#))
録音:2007年9月23日(*)、ポルトガル、ポルト、音楽館、ライヴ(*)
2007年4月19日(+)、ポルトガル、ポルト、音楽館(+)
2002年2月23日、Culturgest、ライヴ(#)

PS 5006 2枚組 \3650
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):交響曲全集
交響曲第1番ヘ長調(*)
交響曲第2番変ロ短調(+)
交響曲第3番ヘ長調(#)
交響曲第4番ニ長調(**)
アンドラーシュ・コーロディ(指揮(*))
ジュラ・ネーメト(指揮(+/#))
ヤーノシュ・シャーンドル(指揮(**)
ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1987年7月21-24日(*)、1983年2月15-19日(+)、1982年4月26-30日(#)、
1987年4月2-5日(**)、ブダペスト、フンガロトン・スタジオ
フレイタス・ブランコは生地リスボンとベルリン、パリで学んだのち帰国し、
リスボン音楽院副院長に就任してからは院長のヴィアンナ・ダ・モッタととも
に音楽院の大改革を断行、ポルトガルに無調と印象主義を導入した。作曲家、
音楽学者、批評家として名声を獲得した彼はポルトガル楽壇の重鎮として活躍
しました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする