<Chandos>
CHAN 10392 6枚組 \5400
P・I・チャイコフスキー:
交響曲全集/マンフレッド交響曲Op.58/イタリア奇想曲Op.45
マリス・ヤンソンス(指揮)、オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
帝王ヤンソンスがシャンドスに残した記念碑的名演!初回プレスのみの限定盤!
ロイヤル・コンセルトへボウ管、バイエルン放送響のシェフとして破竹の快進
撃を見せる帝王マリス・ヤンソンス。飛ぶ鳥を落とす勢いのヤンソンスが1984
年から1986年にかけてシャンドスへ行った初のチャイコフスキー・チクルスが
完全初回プレス限定セットとして装いも新たに再登場!初回リリース時からの
大幅なプライス・ダウンに加えて、7枚組みから6枚組へ再編集。そしてシンプ
ルでハイ・クォリティのパッケージへの新調と24bitリマスターも嬉しいポイ
ント。オスロ・フィルを一流オーケストラに育て上げたヤンソンスがシャンド
スに残した記念碑的名演奏。この機会をお見逃し無く!
CHAN 10361 \2080
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):映画音楽集-3
《ハムレット》組曲Op.116
《若き親衛隊》組曲Op.75より 第2楽章、第4楽章、第5楽章
《忘れがたき1919年》Op.89より The Assault on Krasanaya Gorkaya
《5日5夜》組曲Op.111
マーティン・ロスコー(ピアノ)、
ワシーリー・シナイスキー(指揮)、BBCフィルハーモニック
ノセダやポリャンスキー父娘の演奏などによるショスタコーヴィチのアニヴァ
ーサリー・アルバムのリリースを行ってきたシャンドス。そのシャンドスの人
気シリーズである「シャンドス映画音楽集」の新譜は、Vol.1&Vol.2ともに充
実の演奏と音源の珍しさによって同シリーズの中でも特に高い人気を誇ってい
るショスタコーヴィチの映画音楽集の最新作であり、完結盤となるVol.3が登
場!ジダーノフ批判にさらされたことにより作曲されたスターリンを称賛する
プロパガンダである「忘れがたき1919年」、アレクサンドル・ファデエフの小
説を題材とした「若き親衛隊」などショスタコ・ファン必聴の作品がズラリと
ラインナップ。BBCフィルを率いて指揮を振るのは前2作同様、ムーシンの門下
生で現在ロシアの楽壇を牽引する名匠ワシーリー・シナイスキー。
CHAN 10379 \2080
モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ-ヨハン・クリスティアン・カンナビヒ
(1731-1798):交響曲集
交響曲ト長調/同イ長調/同第22番ハ長調/同第57番変ホ長調/同ニ長調
マティアス・バーメルト(指揮)、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
モーツァルトの生誕250周年として空前の賑わいを見せている今年2006年。各レ
ーベルからモーツァルトの作品の新譜が続々とリリースされているが、シャン
ドスはモーツァルトと同じ世代に活躍した作曲家にスポットを当てるという独
自のアプローチを展開。既発売18タイトルが大好評を博している「モーツァル
トと同世代の作曲家シリーズ」の最新作は、マンハイム楽派最大の作曲家と称
されたカンナビヒの交響曲集。当時最大の名声を誇っていたマンハイム宮廷楽
団唯一の指揮者兼指導者として活躍し、モーツァルトに「これまで出会った最
高の指導者」と言わしめたエピソードを持つ。カンナビヒの作品は優美な器楽
法が特徴とされており、特に数々の交響曲は19世紀の管弦楽に大きな影響を及
ぼしたとされている。収録曲中3曲は世界初録音。
CHAN 10380 \2080
アーサー・ブリス(1891-1975):ヴァイオリン協奏曲/色彩交響曲
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
イギリス音楽ファンにとってその名を欠かすことの出来ない重要作曲家である
サー・アーサー・ブリス。代表作であるバレエ組曲《チェック・メイト》や色
彩交響曲は吹奏楽編曲版の演奏が行われるなど、広く知られる作品である。
シャンドスでブリスの「色彩交響曲」といえば、ハンドリー&アルスター管に
よる初期の名盤が存在しているが、シャンドスの顔でありイギリス音楽のスペ
シャリストであるヒコックスによる再録音が登場。カップリングはこれまた
シャンドス初期から活躍を続けるモルドコヴィチを迎えてのヴァイオリン協奏
曲。ユニークなカップリングによるブリスの最新録音は、シャンドス・ファン、
イギリス音楽ファン必聴盤!
CHAN 0728 \2080
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):
カンタータ《Amanti ola ola!》/Chi resiste al dio bendato
エステヴァン・ヴェラルディ(指揮)、
アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート
17世紀イタリアを代表する大作曲家として歴史にその名を残すアレッサンドロ
・ストラデッラ。器楽曲、声楽曲など当時の音楽に大きな影響を与えたストラ
デッラだったが、枢機卿の怒りを買いローマを追放され、刺客による暗殺の危
機に遭遇するなど激動の人生を送ったことでも有名である。これまでにも他レ
ーベルへ高水準の演奏を残してきたヴェラルディ率いるピリオド・オーケスト
ラであるアレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート。グループ名に冠してい
る今回のストラデッラの作品集がシャンドスへのデビュー盤となる。
●Chandos Opera In English
CHAN 3134 2枚組 \3360
F・プーランク:歌劇《カルメル派修道女たちの対話》(英語歌詞版)
カトリン・ウィン=デイヴィス(ソプラノ)、
ポール・ダニエル(指揮)、
イングリッシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団、他
Chandosとピーター・ムーア財団の共同制作による英語版オペラ・シリーズの
最新作。英語歌詞版は世界初録音となる。
<Signum Classics>
SIGCD 083 \2180
ウィル・トッド(1970-):
青のミサOp.28(ジャズ・ミサ)/Christus est stella/キリストの幼児/
アヴェ・ヴェルム・コルプス/None other Lamb/薔薇/Lead me Lord/
Lighting the way/Every Stone Shall Cry
ウィル・トッド(ピアノ)、ベサニー・ハリデイ(ソプラノ)、
ジェレミー・バックハウス(指揮)、ヴァサーリ・シンガーズ
急速に頭角を現してきたイギリス期待の新鋭作曲家であるウィル・トッドの合
唱作品集。収録作品のメインである「青のミサ」は副題にジャズ・ミサとある
通り、従来の「ミサ曲」というジャンルにジャズの手法を取り入れた全く新し
く画期的なスタイルの注目作品である!作曲家自身のピアノ伴奏と融合するよ
うに歌声を響かせるヴァサーリ・シンガーズは、底力を感じさせる驚異的な演
奏を聴かせてくれる。その他の収録作品はクラシックのスタイルで作曲された
宗教作品であり、「青のミサ」との対比が活きる神秘的な音楽である。
SIGCD 086 \2180
テレマン-ヴィルトゥオーソ・ゴッドファーザー ――
G・P・テレマン:
協奏曲TWV43:C2、ソナタTWV43:G12、Funfzehnte und Sechzehnte Lection des
Getreuen Music-Meisters 1728 TWV40:1、ソナタTWV43:G10
ゲオルク・フィリップ・クレス(1719-1779):
トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・モーレと通奏低音のための三重奏曲、
トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための三重奏曲
C・P・E・バッハ:アリオーソ、幻想曲
シャリヴァリ・アグレアブル
18世紀ドイツ音楽の大家テレマンの作品を中心に、そのテレマンが名付け親と
なったG・P・クレスとC・P・E・バッハの作品をカップリング。演奏はシグナム
・クラシックスへ多数の録音を行っているアンサンブル名にフランス語で“楽
しい騒ぎ”という意味を持っているバロック・アンサンブル“シャリヴァリ・
アグレアブル”。ピリオド楽器で奏でられる演奏は相変わらすの美しさを持っ
ている。
<Brana Records>
BR 0028 \1780
ポーランド・ファンタジー ――
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):
ピアノ協奏曲イ短調Op.17、幻想的ポロネーズOp.19
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
ハープシコードのためのパルティータ
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ&チェンバロ)、
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)、ウィーン交響楽団、
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)、ポーランド放送交響楽団、
ロベルト・ワーグナー(指揮)、インスブルック交響楽団
ブラジルとヨーロッパを主な活躍の場とした幻の女流ピアニストとして知られ
るフェリシア・ブルメンタールが遺した録音のリリースを行う「Brana Records
(ブラーナ・レコーズ)」の最新作。注目の内容は、ポーランドの大作曲家で
あり同国の首相でもあったパデレフスキと、現代ポーランドに君臨する名匠ペ
ンデレツキの作品をカップリングしたファンには見逃せないポーランド作品集!
中でも特に収録曲の目玉なのは、1972年にペンデレツキ&ポーランド放送響の
コンビをバックに、ポーランド放送スタジオで録音が行われたペンデレツキの
「ハープシコードのためのパルティータ」。エレキ・ギターなどが加えられる
など独特の編成を見せるこの作品は、アメリカのイーストマン音楽院の創立50
周年を記念して委嘱、作曲された作品であると同時にブルメンタールに献呈さ
れた作品なのである。音質も非常に良好であり、ブルメンタールの祖国の音楽
に対する姿勢を存分に堪能することの出来るタイトルに仕上がっている。
BR 0023 \1780
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》
ロマンス・カンタービレ ホ短調H.13
A・ルビンシテイン:ピアノと管弦楽のための《コンツェルトシュトゥック 》
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ロベルト・ワーグナー(指揮)、ウィーン交響楽団、
アルベルト・ゼッダ(指揮)、プラハ交響楽団、
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)、ウィーン交響楽団
王道中の王道であるベートーヴェンの「皇帝」と断片のみが残されている「ロ
マンス・カンタービレ」、ロシアの抒情溢れるルビンシテインの「コンツェル
トシュトゥック」をカップリングした聴き応え十分の1枚。「皇帝」は1967年、
「ロマンス・カンタービレ」は1963年、「コンツェルトシュトゥック」は
1969年の録音。
BR 0017 \1780
ブルメンタール・コレクションVol.1 ――
F・ショパン:
ワルツ第1番変ホ長調Op.18《華麗なる大円舞曲》/3つの華麗なるワルツOp.34
(第2番-第4番)/同第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42/3つのワルツOp.64
(第6番-第8番)/2つのワルツOp.69(第9番-第10番)/3つのワルツOp.70
(第11番-第13番)/ワルツ第14番ホ短調/同第15番ホ長調/同第16番変イ長調
同第17番変ホ長調
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)
ショパンの作品を収録した「ブルメンタール・コレクション」の第1巻。ワルツ
の舞曲としての特徴を尊重しながらも繰り出される変幻自在のテンポ感や間合
いは見事の一言。1959年ニューヨークでの録音。
BR 0012 \1780
S・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
J・N・フンメル:ロシア民謡の主題によるロンド・ブリランテ
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ミヒャエル・ギーレン(指揮)、ウィーン楽友教会管弦楽団、
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)、プラハ室内管弦楽団
ブルメンタールとギーレンのラフマニノフ!名作と様々なレア・レパートリー
を幅広く取り上げたブルメンタールが、感情に溢れ劇的なラフマニノフと、滅
多に聴く機会は無いが非常に魅力的なフンメルの作品を熱演!ラフマニノフは
1957年、フンメルは1970年の録音。
BR 0004 \1780
ベートーヴェン・ミステリー ――
L・V・ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61(作曲者自身による編曲版)
ロンド変ロ長調WoO.6
ピアノ協奏曲第6番ニ長調(未完)より Allegro
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ジーリ・ワルドハンス(指揮)、ブルノ・フィルハーモニック管弦楽団、
アルベルト・ゼッダ(指揮)、プラハ交響楽団
ベートーヴェン自身がピアノ版へ編曲を行ったヴァイオリン協奏曲に加えて、
ベートーヴェンの作品とされながらも真の作曲者がハッキリとしていない2作品
を収録したまさにアルバム・タイトルである「ベートーヴェン・ミステリー」
の名に相応しい好企画盤。1967年の録音。
BR 0003 \1780
カンティガス ――
ワルデマール・エンリケ(1905-1995):
Uirapuru、Manha-Nungara、Tamba Taja、Rolinha、Cobra Grande、
Entrentanto Eu Canto、Morena、Hei de Morrer、Coco Penerue、
Trem do Alagoas、Maracatu、Cancao Nomade、Abaluaie
H・ヴィラ=ロボス:
Cancao Do Poeta Seculo XVIII、Nesta Rua、Viola Quebrada
ジャイメ・オヴァレ(1894-1955):Azulao
ロレンツォ・フェルナンデス(1897-1948):Dentro da Noite
アルベルト・ネポムセノ(1864-1920):Cantigas
ハヴィエル・モンサルヴァジュ(1912-):Cradle Song
コンスエロ・ベラスケス(1924-):ベサメ・ムーチョ
アネット・セリーヌ(ソプラノ)、クリストファー・グールド(ピアノ)
「Brana Records」では珍しいブルメンタール以外のアーティストによるアル
バム。ブラジルのソプラノ奏者アネット・セリーヌは、パルマ・レッジョ劇場
でのモーツァルトのアリア・コンサートでヨーロッパ・デビューを果たした実
力者。20世紀ブラジル歌曲のスペシャリストとしても高名である。
<CCn'C>
CCn'C 02532 \2080
J・ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(弦楽四重奏版)
タチアナ・グリンデンコ(指揮)、アンサンブル《OPUS POSTH》
「アブソリュート・アンサンブル」と並び「CCn'C」レーベルの中核を担ってい
る「アンサンブル《OPUS POSTH》」がハイドンに取り組んだ意欲作!弦楽四重
奏版のこの作品を「アンサンブル《OPUS POSTH》」はヴァイオリン4本、ヴィ
オラ2本、チェロ2本、コントラ・バス1本という弦楽合奏の編成で演奏を行っ
ている。様々なジャンルの演奏を行うことによって磨きぬかれた弦楽器群は抜
群の音色でハイドンを奏でている。
CCn'C 00492 \2080
ジョン・アダムズ(1947-):室内交響曲
A・シェーンベルク:室内交響曲第1番Op.9
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、アブソリュート・アンサンブル
アダムズとシェーンベルクという20世紀の大家2人の作品が揃い踏みとなった
強力盤タイトル。2つの室内交響曲でのパフォーマンスは、ヤルヴィ一族次男
であり風雲児クリスチャン・ヤルヴィの指導者としての強力な統率力とアブソ
リュート・アンサンブルの機動性の高さを証明する凄演!
CCn'C 00282 \2080
ハンブルク・コンサート ――
ダニー・セイデンベルク編曲:
J・S・バッハの主題による変奏曲《バッハたちの昼食》
テロニウス・モンク:ルビー・マイ・ディアー
パット・メテニー:ジャコ
A・ヴィヴァルディ(ダニー・セイデンベルク編曲):「冬」による変奏曲
ジャンゴ・ラインハルト:Minor Blues
デイヴィット・バラクリシュナン:
組曲《スパイダー・ドリームス》より、スカイライフ
マーク・サマー:アンセナダ
オリヴァー・ネルソン:ストールン・モーメンツ
ボビー・シャンドラー:Who Do You Think You Are ?
タートル・アイランド・ストリング・クヮルテット
1985年に結成されたアメリカの弦楽四重奏団であるタートル・アイランド・ス
トリング・クヮルテットは、従来の演奏スタイルに囚われない活動を展開中。
クラシック、ジャズ、ブルーグラス、ブルースやロック、ヨーロッパの民謡な
どを幅広く取り入れて聴衆を楽しませているエンターテイナーである。
CHAN 10392 6枚組 \5400
P・I・チャイコフスキー:
交響曲全集/マンフレッド交響曲Op.58/イタリア奇想曲Op.45
マリス・ヤンソンス(指揮)、オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
帝王ヤンソンスがシャンドスに残した記念碑的名演!初回プレスのみの限定盤!
ロイヤル・コンセルトへボウ管、バイエルン放送響のシェフとして破竹の快進
撃を見せる帝王マリス・ヤンソンス。飛ぶ鳥を落とす勢いのヤンソンスが1984
年から1986年にかけてシャンドスへ行った初のチャイコフスキー・チクルスが
完全初回プレス限定セットとして装いも新たに再登場!初回リリース時からの
大幅なプライス・ダウンに加えて、7枚組みから6枚組へ再編集。そしてシンプ
ルでハイ・クォリティのパッケージへの新調と24bitリマスターも嬉しいポイ
ント。オスロ・フィルを一流オーケストラに育て上げたヤンソンスがシャンド
スに残した記念碑的名演奏。この機会をお見逃し無く!
CHAN 10361 \2080
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):映画音楽集-3
《ハムレット》組曲Op.116
《若き親衛隊》組曲Op.75より 第2楽章、第4楽章、第5楽章
《忘れがたき1919年》Op.89より The Assault on Krasanaya Gorkaya
《5日5夜》組曲Op.111
マーティン・ロスコー(ピアノ)、
ワシーリー・シナイスキー(指揮)、BBCフィルハーモニック
ノセダやポリャンスキー父娘の演奏などによるショスタコーヴィチのアニヴァ
ーサリー・アルバムのリリースを行ってきたシャンドス。そのシャンドスの人
気シリーズである「シャンドス映画音楽集」の新譜は、Vol.1&Vol.2ともに充
実の演奏と音源の珍しさによって同シリーズの中でも特に高い人気を誇ってい
るショスタコーヴィチの映画音楽集の最新作であり、完結盤となるVol.3が登
場!ジダーノフ批判にさらされたことにより作曲されたスターリンを称賛する
プロパガンダである「忘れがたき1919年」、アレクサンドル・ファデエフの小
説を題材とした「若き親衛隊」などショスタコ・ファン必聴の作品がズラリと
ラインナップ。BBCフィルを率いて指揮を振るのは前2作同様、ムーシンの門下
生で現在ロシアの楽壇を牽引する名匠ワシーリー・シナイスキー。
CHAN 10379 \2080
モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ-ヨハン・クリスティアン・カンナビヒ
(1731-1798):交響曲集
交響曲ト長調/同イ長調/同第22番ハ長調/同第57番変ホ長調/同ニ長調
マティアス・バーメルト(指揮)、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
モーツァルトの生誕250周年として空前の賑わいを見せている今年2006年。各レ
ーベルからモーツァルトの作品の新譜が続々とリリースされているが、シャン
ドスはモーツァルトと同じ世代に活躍した作曲家にスポットを当てるという独
自のアプローチを展開。既発売18タイトルが大好評を博している「モーツァル
トと同世代の作曲家シリーズ」の最新作は、マンハイム楽派最大の作曲家と称
されたカンナビヒの交響曲集。当時最大の名声を誇っていたマンハイム宮廷楽
団唯一の指揮者兼指導者として活躍し、モーツァルトに「これまで出会った最
高の指導者」と言わしめたエピソードを持つ。カンナビヒの作品は優美な器楽
法が特徴とされており、特に数々の交響曲は19世紀の管弦楽に大きな影響を及
ぼしたとされている。収録曲中3曲は世界初録音。
CHAN 10380 \2080
アーサー・ブリス(1891-1975):ヴァイオリン協奏曲/色彩交響曲
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
イギリス音楽ファンにとってその名を欠かすことの出来ない重要作曲家である
サー・アーサー・ブリス。代表作であるバレエ組曲《チェック・メイト》や色
彩交響曲は吹奏楽編曲版の演奏が行われるなど、広く知られる作品である。
シャンドスでブリスの「色彩交響曲」といえば、ハンドリー&アルスター管に
よる初期の名盤が存在しているが、シャンドスの顔でありイギリス音楽のスペ
シャリストであるヒコックスによる再録音が登場。カップリングはこれまた
シャンドス初期から活躍を続けるモルドコヴィチを迎えてのヴァイオリン協奏
曲。ユニークなカップリングによるブリスの最新録音は、シャンドス・ファン、
イギリス音楽ファン必聴盤!
CHAN 0728 \2080
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):
カンタータ《Amanti ola ola!》/Chi resiste al dio bendato
エステヴァン・ヴェラルディ(指揮)、
アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート
17世紀イタリアを代表する大作曲家として歴史にその名を残すアレッサンドロ
・ストラデッラ。器楽曲、声楽曲など当時の音楽に大きな影響を与えたストラ
デッラだったが、枢機卿の怒りを買いローマを追放され、刺客による暗殺の危
機に遭遇するなど激動の人生を送ったことでも有名である。これまでにも他レ
ーベルへ高水準の演奏を残してきたヴェラルディ率いるピリオド・オーケスト
ラであるアレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート。グループ名に冠してい
る今回のストラデッラの作品集がシャンドスへのデビュー盤となる。
●Chandos Opera In English
CHAN 3134 2枚組 \3360
F・プーランク:歌劇《カルメル派修道女たちの対話》(英語歌詞版)
カトリン・ウィン=デイヴィス(ソプラノ)、
ポール・ダニエル(指揮)、
イングリッシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団、他
Chandosとピーター・ムーア財団の共同制作による英語版オペラ・シリーズの
最新作。英語歌詞版は世界初録音となる。
<Signum Classics>
SIGCD 083 \2180
ウィル・トッド(1970-):
青のミサOp.28(ジャズ・ミサ)/Christus est stella/キリストの幼児/
アヴェ・ヴェルム・コルプス/None other Lamb/薔薇/Lead me Lord/
Lighting the way/Every Stone Shall Cry
ウィル・トッド(ピアノ)、ベサニー・ハリデイ(ソプラノ)、
ジェレミー・バックハウス(指揮)、ヴァサーリ・シンガーズ
急速に頭角を現してきたイギリス期待の新鋭作曲家であるウィル・トッドの合
唱作品集。収録作品のメインである「青のミサ」は副題にジャズ・ミサとある
通り、従来の「ミサ曲」というジャンルにジャズの手法を取り入れた全く新し
く画期的なスタイルの注目作品である!作曲家自身のピアノ伴奏と融合するよ
うに歌声を響かせるヴァサーリ・シンガーズは、底力を感じさせる驚異的な演
奏を聴かせてくれる。その他の収録作品はクラシックのスタイルで作曲された
宗教作品であり、「青のミサ」との対比が活きる神秘的な音楽である。
SIGCD 086 \2180
テレマン-ヴィルトゥオーソ・ゴッドファーザー ――
G・P・テレマン:
協奏曲TWV43:C2、ソナタTWV43:G12、Funfzehnte und Sechzehnte Lection des
Getreuen Music-Meisters 1728 TWV40:1、ソナタTWV43:G10
ゲオルク・フィリップ・クレス(1719-1779):
トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・モーレと通奏低音のための三重奏曲、
トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための三重奏曲
C・P・E・バッハ:アリオーソ、幻想曲
シャリヴァリ・アグレアブル
18世紀ドイツ音楽の大家テレマンの作品を中心に、そのテレマンが名付け親と
なったG・P・クレスとC・P・E・バッハの作品をカップリング。演奏はシグナム
・クラシックスへ多数の録音を行っているアンサンブル名にフランス語で“楽
しい騒ぎ”という意味を持っているバロック・アンサンブル“シャリヴァリ・
アグレアブル”。ピリオド楽器で奏でられる演奏は相変わらすの美しさを持っ
ている。
<Brana Records>
BR 0028 \1780
ポーランド・ファンタジー ――
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):
ピアノ協奏曲イ短調Op.17、幻想的ポロネーズOp.19
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
ハープシコードのためのパルティータ
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ&チェンバロ)、
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)、ウィーン交響楽団、
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)、ポーランド放送交響楽団、
ロベルト・ワーグナー(指揮)、インスブルック交響楽団
ブラジルとヨーロッパを主な活躍の場とした幻の女流ピアニストとして知られ
るフェリシア・ブルメンタールが遺した録音のリリースを行う「Brana Records
(ブラーナ・レコーズ)」の最新作。注目の内容は、ポーランドの大作曲家で
あり同国の首相でもあったパデレフスキと、現代ポーランドに君臨する名匠ペ
ンデレツキの作品をカップリングしたファンには見逃せないポーランド作品集!
中でも特に収録曲の目玉なのは、1972年にペンデレツキ&ポーランド放送響の
コンビをバックに、ポーランド放送スタジオで録音が行われたペンデレツキの
「ハープシコードのためのパルティータ」。エレキ・ギターなどが加えられる
など独特の編成を見せるこの作品は、アメリカのイーストマン音楽院の創立50
周年を記念して委嘱、作曲された作品であると同時にブルメンタールに献呈さ
れた作品なのである。音質も非常に良好であり、ブルメンタールの祖国の音楽
に対する姿勢を存分に堪能することの出来るタイトルに仕上がっている。
BR 0023 \1780
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》
ロマンス・カンタービレ ホ短調H.13
A・ルビンシテイン:ピアノと管弦楽のための《コンツェルトシュトゥック 》
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ロベルト・ワーグナー(指揮)、ウィーン交響楽団、
アルベルト・ゼッダ(指揮)、プラハ交響楽団、
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)、ウィーン交響楽団
王道中の王道であるベートーヴェンの「皇帝」と断片のみが残されている「ロ
マンス・カンタービレ」、ロシアの抒情溢れるルビンシテインの「コンツェル
トシュトゥック」をカップリングした聴き応え十分の1枚。「皇帝」は1967年、
「ロマンス・カンタービレ」は1963年、「コンツェルトシュトゥック」は
1969年の録音。
BR 0017 \1780
ブルメンタール・コレクションVol.1 ――
F・ショパン:
ワルツ第1番変ホ長調Op.18《華麗なる大円舞曲》/3つの華麗なるワルツOp.34
(第2番-第4番)/同第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42/3つのワルツOp.64
(第6番-第8番)/2つのワルツOp.69(第9番-第10番)/3つのワルツOp.70
(第11番-第13番)/ワルツ第14番ホ短調/同第15番ホ長調/同第16番変イ長調
同第17番変ホ長調
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)
ショパンの作品を収録した「ブルメンタール・コレクション」の第1巻。ワルツ
の舞曲としての特徴を尊重しながらも繰り出される変幻自在のテンポ感や間合
いは見事の一言。1959年ニューヨークでの録音。
BR 0012 \1780
S・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
J・N・フンメル:ロシア民謡の主題によるロンド・ブリランテ
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ミヒャエル・ギーレン(指揮)、ウィーン楽友教会管弦楽団、
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)、プラハ室内管弦楽団
ブルメンタールとギーレンのラフマニノフ!名作と様々なレア・レパートリー
を幅広く取り上げたブルメンタールが、感情に溢れ劇的なラフマニノフと、滅
多に聴く機会は無いが非常に魅力的なフンメルの作品を熱演!ラフマニノフは
1957年、フンメルは1970年の録音。
BR 0004 \1780
ベートーヴェン・ミステリー ――
L・V・ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61(作曲者自身による編曲版)
ロンド変ロ長調WoO.6
ピアノ協奏曲第6番ニ長調(未完)より Allegro
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ジーリ・ワルドハンス(指揮)、ブルノ・フィルハーモニック管弦楽団、
アルベルト・ゼッダ(指揮)、プラハ交響楽団
ベートーヴェン自身がピアノ版へ編曲を行ったヴァイオリン協奏曲に加えて、
ベートーヴェンの作品とされながらも真の作曲者がハッキリとしていない2作品
を収録したまさにアルバム・タイトルである「ベートーヴェン・ミステリー」
の名に相応しい好企画盤。1967年の録音。
BR 0003 \1780
カンティガス ――
ワルデマール・エンリケ(1905-1995):
Uirapuru、Manha-Nungara、Tamba Taja、Rolinha、Cobra Grande、
Entrentanto Eu Canto、Morena、Hei de Morrer、Coco Penerue、
Trem do Alagoas、Maracatu、Cancao Nomade、Abaluaie
H・ヴィラ=ロボス:
Cancao Do Poeta Seculo XVIII、Nesta Rua、Viola Quebrada
ジャイメ・オヴァレ(1894-1955):Azulao
ロレンツォ・フェルナンデス(1897-1948):Dentro da Noite
アルベルト・ネポムセノ(1864-1920):Cantigas
ハヴィエル・モンサルヴァジュ(1912-):Cradle Song
コンスエロ・ベラスケス(1924-):ベサメ・ムーチョ
アネット・セリーヌ(ソプラノ)、クリストファー・グールド(ピアノ)
「Brana Records」では珍しいブルメンタール以外のアーティストによるアル
バム。ブラジルのソプラノ奏者アネット・セリーヌは、パルマ・レッジョ劇場
でのモーツァルトのアリア・コンサートでヨーロッパ・デビューを果たした実
力者。20世紀ブラジル歌曲のスペシャリストとしても高名である。
<CCn'C>
CCn'C 02532 \2080
J・ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(弦楽四重奏版)
タチアナ・グリンデンコ(指揮)、アンサンブル《OPUS POSTH》
「アブソリュート・アンサンブル」と並び「CCn'C」レーベルの中核を担ってい
る「アンサンブル《OPUS POSTH》」がハイドンに取り組んだ意欲作!弦楽四重
奏版のこの作品を「アンサンブル《OPUS POSTH》」はヴァイオリン4本、ヴィ
オラ2本、チェロ2本、コントラ・バス1本という弦楽合奏の編成で演奏を行っ
ている。様々なジャンルの演奏を行うことによって磨きぬかれた弦楽器群は抜
群の音色でハイドンを奏でている。
CCn'C 00492 \2080
ジョン・アダムズ(1947-):室内交響曲
A・シェーンベルク:室内交響曲第1番Op.9
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、アブソリュート・アンサンブル
アダムズとシェーンベルクという20世紀の大家2人の作品が揃い踏みとなった
強力盤タイトル。2つの室内交響曲でのパフォーマンスは、ヤルヴィ一族次男
であり風雲児クリスチャン・ヤルヴィの指導者としての強力な統率力とアブソ
リュート・アンサンブルの機動性の高さを証明する凄演!
CCn'C 00282 \2080
ハンブルク・コンサート ――
ダニー・セイデンベルク編曲:
J・S・バッハの主題による変奏曲《バッハたちの昼食》
テロニウス・モンク:ルビー・マイ・ディアー
パット・メテニー:ジャコ
A・ヴィヴァルディ(ダニー・セイデンベルク編曲):「冬」による変奏曲
ジャンゴ・ラインハルト:Minor Blues
デイヴィット・バラクリシュナン:
組曲《スパイダー・ドリームス》より、スカイライフ
マーク・サマー:アンセナダ
オリヴァー・ネルソン:ストールン・モーメンツ
ボビー・シャンドラー:Who Do You Think You Are ?
タートル・アイランド・ストリング・クヮルテット
1985年に結成されたアメリカの弦楽四重奏団であるタートル・アイランド・ス
トリング・クヮルテットは、従来の演奏スタイルに囚われない活動を展開中。
クラシック、ジャズ、ブルーグラス、ブルースやロック、ヨーロッパの民謡な
どを幅広く取り入れて聴衆を楽しませているエンターテイナーである。