クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-08 No.8-1

2006年08月09日 19時30分39秒 | Weblog
<Chandos>
CHAN 10392 6枚組 \5400
P・I・チャイコフスキー:
交響曲全集/マンフレッド交響曲Op.58/イタリア奇想曲Op.45
マリス・ヤンソンス(指揮)、オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
帝王ヤンソンスがシャンドスに残した記念碑的名演!初回プレスのみの限定盤!
ロイヤル・コンセルトへボウ管、バイエルン放送響のシェフとして破竹の快進
撃を見せる帝王マリス・ヤンソンス。飛ぶ鳥を落とす勢いのヤンソンスが1984
年から1986年にかけてシャンドスへ行った初のチャイコフスキー・チクルスが
完全初回プレス限定セットとして装いも新たに再登場!初回リリース時からの
大幅なプライス・ダウンに加えて、7枚組みから6枚組へ再編集。そしてシンプ
ルでハイ・クォリティのパッケージへの新調と24bitリマスターも嬉しいポイ
ント。オスロ・フィルを一流オーケストラに育て上げたヤンソンスがシャンド
スに残した記念碑的名演奏。この機会をお見逃し無く!

CHAN 10361 \2080
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):映画音楽集-3
《ハムレット》組曲Op.116
《若き親衛隊》組曲Op.75より 第2楽章、第4楽章、第5楽章
《忘れがたき1919年》Op.89より The Assault on Krasanaya Gorkaya
《5日5夜》組曲Op.111
マーティン・ロスコー(ピアノ)、
ワシーリー・シナイスキー(指揮)、BBCフィルハーモニック
ノセダやポリャンスキー父娘の演奏などによるショスタコーヴィチのアニヴァ
ーサリー・アルバムのリリースを行ってきたシャンドス。そのシャンドスの人
気シリーズである「シャンドス映画音楽集」の新譜は、Vol.1&Vol.2ともに充
実の演奏と音源の珍しさによって同シリーズの中でも特に高い人気を誇ってい
るショスタコーヴィチの映画音楽集の最新作であり、完結盤となるVol.3が登
場!ジダーノフ批判にさらされたことにより作曲されたスターリンを称賛する
プロパガンダである「忘れがたき1919年」、アレクサンドル・ファデエフの小
説を題材とした「若き親衛隊」などショスタコ・ファン必聴の作品がズラリと
ラインナップ。BBCフィルを率いて指揮を振るのは前2作同様、ムーシンの門下
生で現在ロシアの楽壇を牽引する名匠ワシーリー・シナイスキー。

CHAN 10379 \2080
モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ-ヨハン・クリスティアン・カンナビヒ
(1731-1798):交響曲集
交響曲ト長調/同イ長調/同第22番ハ長調/同第57番変ホ長調/同ニ長調
マティアス・バーメルト(指揮)、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
モーツァルトの生誕250周年として空前の賑わいを見せている今年2006年。各レ
ーベルからモーツァルトの作品の新譜が続々とリリースされているが、シャン
ドスはモーツァルトと同じ世代に活躍した作曲家にスポットを当てるという独
自のアプローチを展開。既発売18タイトルが大好評を博している「モーツァル
トと同世代の作曲家シリーズ」の最新作は、マンハイム楽派最大の作曲家と称
されたカンナビヒの交響曲集。当時最大の名声を誇っていたマンハイム宮廷楽
団唯一の指揮者兼指導者として活躍し、モーツァルトに「これまで出会った最
高の指導者」と言わしめたエピソードを持つ。カンナビヒの作品は優美な器楽
法が特徴とされており、特に数々の交響曲は19世紀の管弦楽に大きな影響を及
ぼしたとされている。収録曲中3曲は世界初録音。

CHAN 10380 \2080
アーサー・ブリス(1891-1975):ヴァイオリン協奏曲/色彩交響曲
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
イギリス音楽ファンにとってその名を欠かすことの出来ない重要作曲家である
サー・アーサー・ブリス。代表作であるバレエ組曲《チェック・メイト》や色
彩交響曲は吹奏楽編曲版の演奏が行われるなど、広く知られる作品である。
シャンドスでブリスの「色彩交響曲」といえば、ハンドリー&アルスター管に
よる初期の名盤が存在しているが、シャンドスの顔でありイギリス音楽のスペ
シャリストであるヒコックスによる再録音が登場。カップリングはこれまた
シャンドス初期から活躍を続けるモルドコヴィチを迎えてのヴァイオリン協奏
曲。ユニークなカップリングによるブリスの最新録音は、シャンドス・ファン、
イギリス音楽ファン必聴盤!

CHAN 0728 \2080
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):
カンタータ《Amanti ola ola!》/Chi resiste al dio bendato
エステヴァン・ヴェラルディ(指揮)、
アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート
17世紀イタリアを代表する大作曲家として歴史にその名を残すアレッサンドロ
・ストラデッラ。器楽曲、声楽曲など当時の音楽に大きな影響を与えたストラ
デッラだったが、枢機卿の怒りを買いローマを追放され、刺客による暗殺の危
機に遭遇するなど激動の人生を送ったことでも有名である。これまでにも他レ
ーベルへ高水準の演奏を残してきたヴェラルディ率いるピリオド・オーケスト
ラであるアレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート。グループ名に冠してい
る今回のストラデッラの作品集がシャンドスへのデビュー盤となる。

●Chandos Opera In English
CHAN 3134 2枚組 \3360
F・プーランク:歌劇《カルメル派修道女たちの対話》(英語歌詞版)
カトリン・ウィン=デイヴィス(ソプラノ)、
ポール・ダニエル(指揮)、
イングリッシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団、他
Chandosとピーター・ムーア財団の共同制作による英語版オペラ・シリーズの
最新作。英語歌詞版は世界初録音となる。





<Signum Classics>
SIGCD 083 \2180
ウィル・トッド(1970-):
青のミサOp.28(ジャズ・ミサ)/Christus est stella/キリストの幼児/
アヴェ・ヴェルム・コルプス/None other Lamb/薔薇/Lead me Lord/
Lighting the way/Every Stone Shall Cry
ウィル・トッド(ピアノ)、ベサニー・ハリデイ(ソプラノ)、
ジェレミー・バックハウス(指揮)、ヴァサーリ・シンガーズ
急速に頭角を現してきたイギリス期待の新鋭作曲家であるウィル・トッドの合
唱作品集。収録作品のメインである「青のミサ」は副題にジャズ・ミサとある
通り、従来の「ミサ曲」というジャンルにジャズの手法を取り入れた全く新し
く画期的なスタイルの注目作品である!作曲家自身のピアノ伴奏と融合するよ
うに歌声を響かせるヴァサーリ・シンガーズは、底力を感じさせる驚異的な演
奏を聴かせてくれる。その他の収録作品はクラシックのスタイルで作曲された
宗教作品であり、「青のミサ」との対比が活きる神秘的な音楽である。

SIGCD 086 \2180
テレマン-ヴィルトゥオーソ・ゴッドファーザー ――
G・P・テレマン:
協奏曲TWV43:C2、ソナタTWV43:G12、Funfzehnte und Sechzehnte Lection des
Getreuen Music-Meisters 1728 TWV40:1、ソナタTWV43:G10
ゲオルク・フィリップ・クレス(1719-1779):
トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・モーレと通奏低音のための三重奏曲、
トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための三重奏曲
C・P・E・バッハ:アリオーソ、幻想曲
シャリヴァリ・アグレアブル
18世紀ドイツ音楽の大家テレマンの作品を中心に、そのテレマンが名付け親と
なったG・P・クレスとC・P・E・バッハの作品をカップリング。演奏はシグナム
・クラシックスへ多数の録音を行っているアンサンブル名にフランス語で“楽
しい騒ぎ”という意味を持っているバロック・アンサンブル“シャリヴァリ・
アグレアブル”。ピリオド楽器で奏でられる演奏は相変わらすの美しさを持っ
ている。




<Brana Records>
BR 0028 \1780
ポーランド・ファンタジー ――
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):
ピアノ協奏曲イ短調Op.17、幻想的ポロネーズOp.19
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
ハープシコードのためのパルティータ
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ&チェンバロ)、
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)、ウィーン交響楽団、
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)、ポーランド放送交響楽団、
ロベルト・ワーグナー(指揮)、インスブルック交響楽団
ブラジルとヨーロッパを主な活躍の場とした幻の女流ピアニストとして知られ
るフェリシア・ブルメンタールが遺した録音のリリースを行う「Brana Records
(ブラーナ・レコーズ)」の最新作。注目の内容は、ポーランドの大作曲家で
あり同国の首相でもあったパデレフスキと、現代ポーランドに君臨する名匠ペ
ンデレツキの作品をカップリングしたファンには見逃せないポーランド作品集!
中でも特に収録曲の目玉なのは、1972年にペンデレツキ&ポーランド放送響の
コンビをバックに、ポーランド放送スタジオで録音が行われたペンデレツキの
「ハープシコードのためのパルティータ」。エレキ・ギターなどが加えられる
など独特の編成を見せるこの作品は、アメリカのイーストマン音楽院の創立50
周年を記念して委嘱、作曲された作品であると同時にブルメンタールに献呈さ
れた作品なのである。音質も非常に良好であり、ブルメンタールの祖国の音楽
に対する姿勢を存分に堪能することの出来るタイトルに仕上がっている。

BR 0023 \1780
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》
ロマンス・カンタービレ ホ短調H.13
A・ルビンシテイン:ピアノと管弦楽のための《コンツェルトシュトゥック 》
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ロベルト・ワーグナー(指揮)、ウィーン交響楽団、
アルベルト・ゼッダ(指揮)、プラハ交響楽団、
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)、ウィーン交響楽団
王道中の王道であるベートーヴェンの「皇帝」と断片のみが残されている「ロ
マンス・カンタービレ」、ロシアの抒情溢れるルビンシテインの「コンツェル
トシュトゥック」をカップリングした聴き応え十分の1枚。「皇帝」は1967年、
「ロマンス・カンタービレ」は1963年、「コンツェルトシュトゥック」は
1969年の録音。

BR 0017 \1780
ブルメンタール・コレクションVol.1 ――
F・ショパン:
ワルツ第1番変ホ長調Op.18《華麗なる大円舞曲》/3つの華麗なるワルツOp.34
(第2番-第4番)/同第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42/3つのワルツOp.64
(第6番-第8番)/2つのワルツOp.69(第9番-第10番)/3つのワルツOp.70
(第11番-第13番)/ワルツ第14番ホ短調/同第15番ホ長調/同第16番変イ長調
同第17番変ホ長調
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)
ショパンの作品を収録した「ブルメンタール・コレクション」の第1巻。ワルツ
の舞曲としての特徴を尊重しながらも繰り出される変幻自在のテンポ感や間合
いは見事の一言。1959年ニューヨークでの録音。

BR 0012 \1780
S・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
J・N・フンメル:ロシア民謡の主題によるロンド・ブリランテ
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ミヒャエル・ギーレン(指揮)、ウィーン楽友教会管弦楽団、
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)、プラハ室内管弦楽団
ブルメンタールとギーレンのラフマニノフ!名作と様々なレア・レパートリー
を幅広く取り上げたブルメンタールが、感情に溢れ劇的なラフマニノフと、滅
多に聴く機会は無いが非常に魅力的なフンメルの作品を熱演!ラフマニノフは
1957年、フンメルは1970年の録音。

BR 0004 \1780
ベートーヴェン・ミステリー ――
L・V・ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61(作曲者自身による編曲版)
ロンド変ロ長調WoO.6
ピアノ協奏曲第6番ニ長調(未完)より Allegro
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ジーリ・ワルドハンス(指揮)、ブルノ・フィルハーモニック管弦楽団、
アルベルト・ゼッダ(指揮)、プラハ交響楽団
ベートーヴェン自身がピアノ版へ編曲を行ったヴァイオリン協奏曲に加えて、
ベートーヴェンの作品とされながらも真の作曲者がハッキリとしていない2作品
を収録したまさにアルバム・タイトルである「ベートーヴェン・ミステリー」
の名に相応しい好企画盤。1967年の録音。

BR 0003 \1780
カンティガス ――
ワルデマール・エンリケ(1905-1995):
Uirapuru、Manha-Nungara、Tamba Taja、Rolinha、Cobra Grande、
Entrentanto Eu Canto、Morena、Hei de Morrer、Coco Penerue、
Trem do Alagoas、Maracatu、Cancao Nomade、Abaluaie
H・ヴィラ=ロボス:
Cancao Do Poeta Seculo XVIII、Nesta Rua、Viola Quebrada
ジャイメ・オヴァレ(1894-1955):Azulao
ロレンツォ・フェルナンデス(1897-1948):Dentro da Noite
アルベルト・ネポムセノ(1864-1920):Cantigas
ハヴィエル・モンサルヴァジュ(1912-):Cradle Song
コンスエロ・ベラスケス(1924-):ベサメ・ムーチョ
アネット・セリーヌ(ソプラノ)、クリストファー・グールド(ピアノ)
「Brana Records」では珍しいブルメンタール以外のアーティストによるアル
バム。ブラジルのソプラノ奏者アネット・セリーヌは、パルマ・レッジョ劇場
でのモーツァルトのアリア・コンサートでヨーロッパ・デビューを果たした実
力者。20世紀ブラジル歌曲のスペシャリストとしても高名である。





<CCn'C>
CCn'C 02532 \2080
J・ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(弦楽四重奏版)
タチアナ・グリンデンコ(指揮)、アンサンブル《OPUS POSTH》
「アブソリュート・アンサンブル」と並び「CCn'C」レーベルの中核を担ってい
る「アンサンブル《OPUS POSTH》」がハイドンに取り組んだ意欲作!弦楽四重
奏版のこの作品を「アンサンブル《OPUS POSTH》」はヴァイオリン4本、ヴィ
オラ2本、チェロ2本、コントラ・バス1本という弦楽合奏の編成で演奏を行っ
ている。様々なジャンルの演奏を行うことによって磨きぬかれた弦楽器群は抜
群の音色でハイドンを奏でている。

CCn'C 00492 \2080
ジョン・アダムズ(1947-):室内交響曲
A・シェーンベルク:室内交響曲第1番Op.9
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、アブソリュート・アンサンブル
アダムズとシェーンベルクという20世紀の大家2人の作品が揃い踏みとなった
強力盤タイトル。2つの室内交響曲でのパフォーマンスは、ヤルヴィ一族次男
であり風雲児クリスチャン・ヤルヴィの指導者としての強力な統率力とアブソ
リュート・アンサンブルの機動性の高さを証明する凄演!

CCn'C 00282 \2080
ハンブルク・コンサート ――
ダニー・セイデンベルク編曲:
J・S・バッハの主題による変奏曲《バッハたちの昼食》
テロニウス・モンク:ルビー・マイ・ディアー
パット・メテニー:ジャコ
A・ヴィヴァルディ(ダニー・セイデンベルク編曲):「冬」による変奏曲
ジャンゴ・ラインハルト:Minor Blues
デイヴィット・バラクリシュナン:
組曲《スパイダー・ドリームス》より、スカイライフ
マーク・サマー:アンセナダ
オリヴァー・ネルソン:ストールン・モーメンツ
ボビー・シャンドラー:Who Do You Think You Are ?
タートル・アイランド・ストリング・クヮルテット
1985年に結成されたアメリカの弦楽四重奏団であるタートル・アイランド・ス
トリング・クヮルテットは、従来の演奏スタイルに囚われない活動を展開中。
クラシック、ジャズ、ブルーグラス、ブルースやロック、ヨーロッパの民謡な
どを幅広く取り入れて聴衆を楽しませているエンターテイナーである。

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06-08 No.8-2

2006年08月09日 19時30分02秒 | Weblog
<AR Re-Se>
AR 2006-0 \2180
ギョーム・ルクー(1870-1894):ヴァイオリン・ソナタ ト長調
アルベリク・マニャール(1865-1914):ヴァイオリン・ソナタOp.13
イリナ・ムレサヌ(ヴァイオリン)、ダナ・シオカルリ(ピアノ)
レコード芸術8月号の海外盤試聴記で紹介されて以来、問い合わせが続いている
ルクー&マニャールのソナタ・アルバム。現在はソリストや室内楽奏者として
世界的に活躍しているルーマニア出身の女流奏者たちによる演奏は、
「AR Re-Se」の代表盤としてだけでなく収録2作品の決定盤と言うに相応しい
渾身のパフォーマンスである。




<APR>
APR 5610 \1780
ベンノ・モイセイヴィッチ・プレイズ・ベートーヴェンVol.2
L・V・ベートーヴェン:
アンダンテ ヘ長調WoO.57(録音:1950年)
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47《クロイツェル》(録音:1949年)
ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37(録音:1950年)
ベンノ・モイセイヴィッチ(ピアノ)、
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、
マルコム・サージェント(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
初リリース時には1949年に録音が行われた「クロイツェル」が収録されたディ
スクということで大きな話題を呼んだディスク。巨匠同士による技の競演「ク
ロイツェル」はもちろんのこと、アンダンテ、ピアノ協奏曲もその名に違わぬ
素晴らしい演奏。モイセイヴィッチ&ハイフェッツ・ファンは再注目!

APR 5651 \1780
ソロモン・コンサート・レコーディングスVol.1
L・V・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
P・I・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲変ロ短調Op.23
ソロモン(ピアノ)、
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)、
コンセルトへボウ管弦楽団、
ハンス・シュヴァイガー(指揮)、
カンザス・シテイ・フィルハーモニック管弦楽団
2曲とも1952年に行われたソロモンのコンサートを収録したライヴ録音。ベイヌ
ム&コンセルトへボウとの共演さることながら、カンザス・シティ・フィルと
の録音も非常に興味深い。

APR 5593 \1780
ラヴェル・ピアノ作品集 Vol.1
M・ラヴェル:水の戯れ/前奏曲/ハイドンの名によるメヌエット/ソナチネ
/鏡/亡き王女のためのパヴァーヌ/夜のガスパール
ヴァレリー・トライオン(ピアノ)
Rイギリスのベテラン女流奏者トライオンのラヴェル・アルバム。第1巻では
「鏡」や「夜のガスパール」、「ソナチネ」など1999年から2000年にかけてレ
コーディングが行われた大作を収録。

APR 5533 \1780
ザ・ピアノG&Ts Vol.3(録音:1900年-1907年) ――
C・シャミナード:
エール・ド・バレ、壷の踊り、クーラント、森の精、クレオールの踊り、
へつらう女、ピエレット
C・サン=サーンス:
即興のカデンツァ、かわいいワルツ、のんきなワルツ、ピアノ協奏曲第2番より
アスカニオより/他 全23曲
セシル・シャミナード(ピアノ)、
カミーユ・サン=サーンス(ピアノ)、
メイリアーヌ・ エグロン(メゾ・ソプラノ)、
ガブリエル・ウィローム(ヴァイオリン)

CDAPR 7017 2枚組 \3560
アウアー・レガシーVol.3 ――
ナルディーニ:アレグロ、アンダンテ・カンタービレ
サン=サーンス:白鳥
ヴュータン:ファンタジア・アパッショナータ
ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ第1番
アルベニス:タンゴ、ホタ・アラゴネーサ
ドビュッシー:メヌエット
ブラームス:ワルツ
ベートーヴェン:クロイツェル・ソナタ/他 全33曲
アレクサンドル・ペチュニコフ(ヴァイオリン)、
ハイ・ハリソン(ヴァイオリン)、
ミシェル・ピアストロ(ヴァイオリン)、
サミュエル・ドゥシュキン(ヴァイオリン)、
ダヴィド・ホッシュスタイン(ヴァイオリン)、
マイロン・ポリアキン(ヴァイオリン)、
マックス・ローゼン(ヴァイオリン)、
ミッシャ・ヴァイスボルト(ヴァイオリン)




<2L>
2L 34SACD(SACD-Hybrid) \2850
R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18
G・エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調Op.25
コールビョルン・ホルテ(ヴァイオリン)、
トゥール・エスペン・アスポース(ピアノ)
ヨーロッパ室内管弦楽団の主席第2ヴァイオリン奏者として第1線で活躍を続け
る傍ら、2006年8月からはノルウェーのオーケストラであるトロムソ交響楽団
の芸術監督に就任するコールビョルン・ホルテの熱演が光るヴァイオリン・ソ
ナタ集。ノルウェーのトップ・ピアニストであるアスポースのサポートも絶妙
である。




<Euridice>
EUCD 33 2枚組 \4360
フリチョフ・アネルセン(1876-1937):
ソプラノとピアノのための《Samtliege》(全36曲)
アーセ・ヘレン・クリスタッド(ソプラノ)、
セルゲイ・オサドチュク(ピアノ)、セシリエ・コック(チェロ)
母国ノルウェーのオスロで作曲、オルガンを学んだ後、1901年からライプツィ
ヒに留学するためにドイツに渡り、ドイツのオルガン音楽から多大な影響を受
けたとされる作曲家フリチョフ・アネルセンの歌曲集。





<Kampen Janitsjar>
KJO-CD4 \2180
Livets glade gutter-デイヴィス&ハラルド:Sing As We Go
F・シングナス:Her Kommer livets glade gutter
伝承曲:カナディアン・ディキシー
ラ・ロッカ:タイガー・ラグ
カーマイケル:わが心のジョージア/他 全25曲
ノルウェーのコンサート・バンド「Kampen Janitsjarorkester」の1962年から
2006年までの録音を集めた同団体のベスト・アルバム。





<Sofa>
SOFA 519 \2180
The Sea Looks Green When The Sky Is Grey
ニコス・ヴェリオティス(チェロ)、アニタ・カースボル(ヴォイス)、
ミカエル・フランシス・ダッチ(ダブル・ベース)
The Sea Looks Green When The Sky Is Grey
Veliotis(vc)、Kaasboll(vo)、Duch(cb)




<Norcd>
NORCD 0557 \2180
dikt(全22曲)
カール・セグレム(音楽)、ジョン・フォッセ(朗読)





<Anglo Records>
AR 019-3 \2180
シンプリー・モア・スパーク ――
P・スパーク:
ソフト・ショー・シャッフル/田園の賛歌/メキシカン・ホリデー/レプトン
・ファンタジー/ロッキン・トランペッツ/イギリスの海の歌による組曲
他 全21曲
様々なアーティスト




<De Haske>
DHR 12-008-3 \2180
W・バード:オックスフォード伯爵の行進曲
J・ヴァンデルロースト:木管のためのアダージョ
J・デ・ハーン:シンガポール狂詩曲
P・スパーク:ヴァレリウス変奏曲
S・ブラ:ゴスペル・クリスマス/他 全13曲
ピート・グローネフェルト(指揮)、ファンファーレオルケストCWO

DHR 02-039-3 \2180
黄金時代 ――
P・リーデマン:デコルム
F-A・ボイエルデュー:《バグダットの太守》序曲
J・ヴァンデルロースト:コンコルディア
K・ショーネンベーク:黄金時代
A・ピアソラ:オブリビオン
K・ホーベン:パラディン
J・デ・ハーン:ミュージカル・ヴィレッジ/他 全12曲
アルノルト・スパン(指揮)、
オランダ陸軍軍楽隊《ヨハン・ウィレム・フリソ》
The Golden Age/Span(con)、The Royal Netherlands Army Band

DHR 10-019-3 \2180
ヤコブ・デ・ハーン:吹奏楽作品集
ノルディック・ファンファーレと賛歌/アマーランド/ダコタ/パシフィック
・ドリームス/パサデナ/ヴァージニア/The Saint and the City/Bridge
between Nations/ユートピア
様々なアーティスト




<Mitropa Music>
M-DISC 206-026-3 \2180
モンブラン ――
B・モーレン:イントラーダ
T・ドス:
オーストリア序曲、ムジカ・エロイカ、モンクとミルス、グリーン・ヒルズ・
ファンタジー、トラフィック、スピリット・オブ・ユース
O・シュワルツ・モンブラン
F・チェザリーニ:ブルガリア舞曲Op.35
ヴァルター・ラツェク(指揮)、ドイツ陸軍コンサートバンド

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06-08 No.7-1

2006年08月09日 15時47分28秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4775797 \1850
モーツァルト:レクィエム K.626
シヴィラ・ルーベンス(Sp)、リオバ・ブラウン(Ms)、
スティーヴ・ダヴィスリム(T)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(Bs)、
バイエルン放送合唱団
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クリスチャン・ティーレマン
録音:2006年2月ミュンヘンにおけるライヴ
ミュンヘン・フィル音楽監督就任以来、当地はもちろん世界中から評価を飛
躍的に高めているティーレマン。彼が今年2月ガスタイク・ホールでの演奏
会で採り上げたモーツァルトのレクイエムがライヴ盤として登場します。
ミュンヘン・フィルとは音楽監督就任記念演奏会でのブルックナーの交響曲
第5番(477 5377)の名演が記憶に新しいところ。独襖系クラシック音楽の正
統的後継者としての地位を確固なものとしつつあります。
当日のコンサートも「感動的な演奏!」「こんなに美しい演奏は聴いたこと
がない」など各誌で絶賛されました。ティーレマンの指揮は自信に満ちあふ
れ、4人のソリストや合唱団、オーケストラも一体となってその棒に応えて
います。ティーレマンにとってはこれが初のモーツァルト録音で、世界中が
待ちこがれていたもの。これが最良のかたちで提示されたのは多くのクラシ
ック・ファンにとってこの上ない喜びでもあり、アニヴァーサリ・イヤーに
リリースされた数々のモーツァルト・アルバムの中でも、長く記憶に残るア
ルバムになることは間違いありません。もちろん、このレクィエムをどう評
価するかは自由ですが、ますます多様化する今後のモーツァルト解釈におい
て、ひとつの道標、スタンダードとなり得る演奏といえます。

4776196 \1850
ショスタコーヴィチ:
ヴァイオリン・ソナタ 作品134 
(ヴァイオリン、打楽器と弦楽合奏ヴァージョン)
ヴィオラ・ソナタ 作品147 (ヴィオラと弦楽合奏ヴァージョン)
ギドン・クレーメル(Vn、指揮)
ユーリ・バシュメット(Va)
クレメラータ・バルティカ
録音:2005年10月、モスクワ音楽院大ホール(Vnソナタ)、
サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー大ホール(Vaソナタ)、ライヴ
モーツァルトと並び盛り上がりを見せるショスタコーヴィチ・アニヴァーサ
リー・イヤー。数々のリリースの中でも突出した注目度を得るであろう新録
音の登場です。演奏技量のみならず、活動の先進性でも最も注目を集めてい
る弦楽器奏者、クレーメルとバシュメット。このふたりの祖国(ラトヴィア
もクレーメルが生まれたころはソ連邦)の偉大な作曲家へのトリビュート・
アルバムです。どちらもオーケストラ伴奏版の録音です。ヴァイオリン・ソ
ナタに関しては、通常ピアノ版の録音もあり、この編曲版が完成する以前に
もオーケストラ版をコンサートで取り上げてもいたクレーメル。よほどのこ
だわりがあるのでしょう。今回は、演奏にも参加しているアンドレイ・プ
シュカレフ(とM.ジンマン)が2005年に完成させた新たなアレンジ版を使用
しており、もちろん世界初録音となります。
ふたりのソリストだけでなく、クレメラータ・バルティカのアンサンブルも
非常に完成されたもので、どこをとっても興味深いリリースです。

4776228 \1850
ベートーヴェン:
交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
交響曲 第7番 イ長調 作品92
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
指揮:グスターヴォ・ドゥダメル
録音:2006年2月 カラカス,ベネズエラ
グスターヴォ・ドゥダメルは中南米ベネズエラ出身の25歳。彼が世界的に注
目されるきっかけとなったのは2004年グスタフ・マーラー国際指揮者コンク
ールでの優勝です。アバドは彼のことを「大変優秀な指揮者。若い世代では
ハーディングとドゥダメルが素晴らしい」と絶賛。ラトルも「偶然出会った
最も才能ある指揮者」と語り、この録音を聴いたバレンボイムは「最近聴い
た中ではもっともエキサイティングな演奏」と賞賛しています。ベネズエラ
からこうした才能が出てくることは意外に思われるかもしれませんが、この
国は音楽教育に非常に熱心で、子供を麻薬や犯罪から遠ざけるための有効な
手段という側面も併せ持ち、国をあげての取り組みとして良質な環境が整っ
ています。そうした環境の中、天賦の才能を開花させたのがこのドゥダメル。
6歳の時、アメリカ帰りのおばが彼に「運命」のスコアを与えて以来、彼は
事あるごとにそのスコアを読み、家ではCDに合わせて指揮の練習を行ってい
たとか。14歳(!)で早くもヴェネズェラの室内管弦楽団の音楽監督に就任、
指揮の勉強を本格的にはじめたのはその翌年というのもさらに驚きです。最
近では欧米各地のメジャー・オーケストラの指揮をはじめ、新演出のドン・
ジョヴァンニでスカラ座デビューも決定済み。2007年のシーズンからはエー
テボリ交響楽団の首席指揮者に就任する予定です。
ドゥダメルと共にデビューを果たすシモン・ボリバル・ユース・オーケスト
ラは、前述の音楽教育システムの頂点に位置するユース・オケ。ベネズエラ
の若い優秀な音楽家達で構成されています。日本とも関係が深く、1997年に
楽器購入費として日本から数千万円が援助されています。最近行われたヨー
ロッパ・ツアーではアバドが指揮を務めるなど、その演奏レベルは本場ヨー
ロッパの聴衆をも唸らせるほど。
演奏はハーディングとは逆に正攻法の解釈で、冒頭の重厚さと終結部の激し
い高揚感は、ティーレマンのデビュー時の衝撃に勝るとも劣らないものがあ
ります。昨年9月にDGと専属契約を締結。ベートヴェンの5番7番といえば、
いわずとしれたクライバー、ティーレマンのDGデビュー曲目であり、こんな
ところからもDGの自信のほどが伺い知れます。もちろんDGの強力なバック
アップやプロモーション体制が約束された証でもあり、「巨匠不在」が嘆か
れる21世紀の楽壇において、新たなスーパースターとなる日もそう遠くはな
いかも知れません。

4776147 2枚組 \3700
モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」 全曲
ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ
指揮:ポール・マクリーシュ
ルネサンス&バロック音楽のスペシャリスト、マクリーシュがついにモンテ
ヴェルディの大作「聖母マリアの夕べの祈り」を録音!この作品はバロック
音楽の傑作であるだけでなく、宗教音楽としてもひじょうに重要な作品で、
今までにも数々の名録音が誕生しています。マクリーシュは手兵ガブリエリ
・コンソート&プレイヤーズと共に周到にリハーサルを行い、この録音のた
めに特別なヴァイオリンを2本新調するという気合の入りよう。このコンビ
は2002年に発売されたバッハの「マタイ受難曲」での1パート一人に切りつ
めた合唱が衝撃的でしたが(しかも2枚組!474 2002)、今回のモンテヴェル
ディでは気心知れた実力派歌手達を起用し、人間の声と器楽アンサンブルに
よる究極の美をこの作品から導き出しています。コンサートでは批評家から
の賞賛を集め、「マクリーシュの演奏のエネルギーとイマジネーションは
21世紀のロンドンに17世紀のイタリアを蘇らせた」(Gurdian紙)と評されま
した。ヴェスプレにまたひとつ新たな名盤が誕生したと言っても過言では
ないでしょう。

4775886 \1850
ブリン・ターフェル(Br)
TUTTO! MOZART(オール・モーツァルト!)
1.アリア「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」(フィガロの結婚)
2.演奏会用アリア「私はあなたを後に残す、いとしき人よ、さらば」
K.Anh.245(621a)
3.三重唱「風は穏やかに」(コジ・ファン・トゥッテ)
4.演奏会用アリア「男たちはいつもつまみ食いをしたがる」 K.433(416c)
5.演奏会用レチタティーヴォ「このようにあなたはさては裏切ったのか」
とアリア「残忍な苦い後悔」 K.432(421a)
6.二重唱「このハートをあなたに贈りましょう」(コジ・ファン・トゥッテ)
7.演奏会用アリア「御手に口づけすれば」 K.541
8.二重唱「手を取り合って」(ドン・ジョヴァンニ)
9.アリア「娘か女か、パパゲーノはどちらがほしい」(魔笛)
10.レチタティーヴォとアリア「裁判は勝った!?こららが指をくわえて」
(フィガロの結婚)
11.二重唱「さあ、愛する女よ、一緒に行こう」 K.625(592a)
12.アリア「わしは鳥刺し男でござる」(魔笛)
13.二重唱「ひどいやつらだ、どうしてそう私をじらしたのだ」
(フィガロの結婚)
14.カンツォネッタ「窓辺においで」(ドン・ジョヴァンニ)
15.アリア「ディッキー、ダッギー」(バスティアンとバスティエンヌ)
16.アリア「パ、パ、パ、パパゲーノ」(魔笛)
17.アリア「奥様、これが恋のカタログです」(ドン・ジョヴァンニ)
18.二重唱「恋を知る男たちは」(魔笛)
19.アリア「目をちょっと開け」(フィガロの結婚)
ブリン・ターフェル(Bs-Br)、
マイアー・パーソン(Sp)、クリスティーネ・ライス(Ms)、
スコットランド室内管弦楽団
指揮:サー・チャールズ・マッケラス
録音:2006年4月
モーツァルト・アニヴァーサリー・アルバムが多数リリースされる中、なぜ
かなかったバス・バリトンのアリア集がターフェルの録音でついに登場です。
今年41歳。世界的なバス・バリトン、というよりヨーロッパにおいては音楽
界にとどまらないスーパースターに成長したブリン・ターフェル。モーツァ
ルトのオペラはデビュー間もない頃からフィガロ役やドン・ジョヴァンニ役
をこなし、それらはすっかりはまり役になっています。今回のアルバムでは
オペラ・アリアの他に、珍しいコンサート・アリアやオペラでの二重唱・三
重唱を収録。パーソン、ライスとの三重唱(3)とフィガロのアリア(10)は既
に今月リリースされたモーツァルト・アリア集(ネトレプコなど参加)に収録
済みですが、他の収録曲はこのアルバムのために新しく録音されたものです。
伴奏を務めるのは、モーツァルト演奏には定評のあるマッケラス指揮スコッ
トランド室内管。モーツァルト・アニヴァーサリー・アルバムに、またひと
つはずせないアルバムが加わります!

4776230 \1850
「見つめよ、わが魂よ」-宗教アリア集
1.「大いなる主、強き王」
2.「主よ、あなたの同情、あなたの憐れみが」
(バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248より)
3.「見つめよ、わが魂よ」
4.「私の尊い救い主よ、どうか尋ねさせてください」
(バッハ:ヨハネ受難曲 BWV245より)
5.「わが心を清めたまえ」
(バッハ:マタイ受難曲 BVW244より)
6.「聞きなさい、私があなたがたに奥義を告げましょう」
7.「ラッパが鳴ると」
(ヘンデル:オラトリオ「メサイア」 HWV56より)
8.「私の牡羊座から、今」
9.「農夫は今、喜び勇んで」
10.「これを見るがよい、惑わされた人間よ」
(ハイドン:オラトリオ「四季」 Hob.XXI:3より)
11.「また神は言われた。天の下の水は一つ所に集まり」
12.「泡立つ波をとどろかせて」
(ハイドン:オラトリオ「天地創造」Hob.XXVIII:4より)
13.「アブラハム、イサクおよびイスラエル人の神なる主よ」
14.「おお、主よ、足れり、わが命をとりたまえ」
(メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」 作品70より)
15.「Gott,sei mir gnadig」
(メンデルスゾーン:オラトリオ「聖パウロ」 作品36より)
16.「ゆれてやさし馬車よ」
17.「深い河」 (黒人霊歌より)
トーマス・クヴァストホフ(Br)
シビラ・ルーベンス(Sp)
ドレスデン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:マティアス・ブラウアー)
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
録音:2006年5月、ドレスデン
リート歌手として確固たる地位を築き、特にドイツ・リートではまちがいな
く現代第一人者であるトーマス・クヴァストホフ。今年5月に録音された最
新盤はオラトリオや受難曲からのアリア集です。宗教曲はクヴァストホフに
とって最も重要なジャンルであるとともに、常に彼の心の拠り所でもありま
す。かつてクヴァストホフが録音したバッハのカンタータ集は高い評価を得
てグラミー賞を受賞。その成功に続くように、このアルバムが制作されたこ
とは自然の流れと言えます。クヴァストホフの暖かく表情豊かなバリトン・
ヴォイスはそれぞれの作品に見事にマッチしており、聴く者に深い感動を与
えてくれます。最後に2曲の黒人霊歌がオーケストラ伴奏で収録されている
ことも、このアルバムをさらに魅力的なものにしています。伴奏はヴァイグ
レ指揮シュターツカペレ・ドレスデン。その美しいサウンドも印象的です。

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06-08 No.7-2

2006年08月09日 15時46分58秒 | Weblog
4776233 \1850
マイ・マジック・フルート
1.モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299(297c)
2.モーツァルト(タルクマン編):
ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467より第2楽章
3.モーツァルト(タルクマン編):
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331(300i)より 主題と変奏
4.モーツァルト(スピンドラー編):歌劇「ツァイーデ」 K.334より
「安らかにお休み、私のいとしい命よ」
5.モーツァルト(オヴァートン編):マジック・フルート
6.モーツァルト(オヴァートン編):
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331(300i)より「トルコ風ロンド」
ジェイムズ・ゴールウェイ&ジニー・ゴールウェイ(Fl)
カトリーン・フィンチ(Hp)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2006年1月
ゴールウェイのモーツァルト・アルバムが登場。フルートの大御所もモー
ツァルト・イヤーには欠かせません。目玉は11年振りとなるフルートとハー
プのための協奏曲新録音。ゴールウェイはこの作品をベルリン・フィル首席
時代以来5回も録音しており、そのうち4回はロブレス(Hp)とのコンビによる
もの。今回の録音ではチャールズ皇太子専属ハーピストのカトリーン・フィ
ンチをソリストに迎え、シンフォニア・ヴァルソヴィアを吹き振りして演奏
しています。さらに、カップリングにはピアノ協奏曲やピアノ・ソナタをフ
ルートとハープにアレンジしたものや、ゴールウェイ夫妻のソロによる協奏
曲風のモーツァルトを収録。特にアルバム・タイトルとなっている「マジッ
ク・フルート」は、さながらおもちゃ箱といった作品で、モーツァルトの耳
なじんだ名旋律が次々現れるフルート・ファンのみならずすべての音楽ファ
ンが十分楽しめる作品です。ジニー夫人との息もぴったりで、美しい音色と
67歳とは思えない確実なテクニックは圧巻!さすがフルートの大御所、モー
ツァルトならまかせておけと言わんばかりの存在感です。

4776165 \1850
ゴリジョフ:歌劇 「アイナダマール」(涙の泉) 全曲
ドーン・アップショウ(Sp)、ケリー・オコーナー(Ms)、
ジェシカ・リヴェラ(Sp)、イェス・モントーヤ(Vo)、
ゴンザロ・グラウ(フラメンコ・カホン、コンガ他)、
ジェレミー・フラワー(ラップトップ、サウンド・デザイン、プロセッシング)、
グスターヴォ・サンタオラッラ(サウンド・デザイン)、
アダム・デル・モンテ(フラメンコ・ギター)、
ウィリアム・カネンガイザー&アンドリュー・ヨーク(Gt)
アトランタ交響楽団合唱団女声コーラス(合唱指揮:ノーマン・マッケンジー)
指揮:ロバート・スパノ
録音:2005年11月アトランタ
アルゼンチン出身の現代作曲家オズワルド・ゴリジョフ。昨年3月にリリース
された「AYRE」はグラミー賞にノミネートされるなど、現代作曲家のなかで
もっとも注目を浴びている一人です。DGからリリースされる第2弾のアルバ
ムはゴリジョフ初のオペラ「アイナダマール」(全一幕)。脚本はスペインの
詩人であり、フラメンコ復興の立て役者としてスペインでは絶大な人気を誇
るフェデリコ・ガルシア・ロルカ。スペイン内戦中にアイナダマール(涙の
泉)と呼ばれる場所でファシストの兵士に銃殺された悲劇を題材にしていま
す。この作品は2003年にボストン響の委嘱により作曲され同年タングルウッ
ドで初演され、2005年には改訂版がサンタ・フェで初演されました。スペイ
ンのフラメンコ音楽独特の歌唱をはじめ、フラメンコ特有の打楽器カホンを
随所に採り入れ、さらにはサンプリングなども多用しクロスオーバー的なサ
ウンドを作り出しています。第2部の最後、銃撃音が入る場面の衝撃は圧倒
的です。主役のロルカにはメゾ・ソプラノのオコーナー、そして相手役には
ゴリジョフお気に入りのアップショウを起用。彼女達の情熱的な歌唱もたい
へん魅力的です。ロサンゼルス・ギター・カルテットからカネンガイザーと
ヨークが参加していることも注目です!
「ゴリジョフはポピュラー音楽を利用したのではなく、それを解き放った
のだ(中略)この作品の下ではエネルギーが地下水脈の如く流れている」
(ニューヨーク・タイムズ紙、2005年8月)

4776198(SACD-Hybrid) \2580
ムソルグスキー:はげ山の一夜 (原典版)
バルトーク:バレエ組曲 「中国の不思議な役人」
ストラヴィンスキー:バレエ音楽 「春の祭典」 (1947年版)
ロスアンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:エサ=ペッカ・サロネン
録音:2006年1月ウォルト・ディズニー・ホールでのライヴ
1984年のアメリカ・デビュー以来、ロス・フィルと共に歩んできたサロネン。
1991年からは首席指揮者と音楽監督を兼任、今年は就任15周年を迎えます。
サロネンの録音は主にソニー・クラシカルからリリースされており、DGから
はサロネン作品のアルバムが出ていましたが、ようやくこのコンビの録音が
DGからもリリースされることになりました。今回のアルバムは今年1月、ホ
ームグラウンドであるロスのウォルト・ディズニー・ホールで行われたライ
ヴを収録したもの。2003年に落成したこのホールは、音響の素晴らしさで高
い評価を得ています、今回のライヴでは「春の祭典」「中国の不思議な役人」
「はげ山の一夜」といった大編成の作品が選ばれ、その音響を最大限活かし
た演奏が繰り広げられています。このサウンドをお届けするため、DGは久し
ぶりにSACDフォーマットを選択。輸入盤はSACDハイブリッド仕様のみの発売
です。このコンビの最近の演奏は、ヒンデミットのアルバムがレコ芸誌で特
選に選出されるなど人気実力共に右肩上がり。今回の演奏への期待も高まり
ます。
国内盤は通常CDのみでの発売が予定されています。

4776272 \1850
コジェナー(Ms)&ラトル(指揮)
モーツァルト:アリア集 (通常盤)
先月デジパック限定仕様をご案内したゴジェナー&ラトルのアリア集の通常
盤です。

●DG ORIGINAL MASTERS TWOFERS
4776269 2枚組 \1850
ハイフェッツ幻のアメリカ・デッカ録音!
「it ain't necessarily so そんなことはどうでもいいさ」
コンサート・アンコール集
CD1
1.ガードナー:藤の茂みから 作品5-1
2.ベンジャミン(プリムローズ編):ジャマイカン・ルンバ
3.ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
4.ラヴェル(キャサリン編):ハバネラ形式の小品
5.ホワイト:船着き場の踊り 作品27-2
6.ロッシーニ(カステルヌーヴォー=テデスコ編):フィガロ
7.フォスター(ハイフェッツ編):金髪のジェニー
8.ハーバート:ワルツ風に
9.ドヴォルザーク(ハイフェッツ編):ユモレスク 変ト長調 作品101-7
10.アイルランド民謡(クロウサー編):グウィードア・ブレイ
11.フォスター(ハイフェッツ編):故郷の人々
12.黒人霊歌(ハイフェッツ編):深い河
13.ゴドフスキ(ハイフェッツ編):ウィーン風
14.アーヴィン・バーリン:ホワイト・クリスマス
ガーシュウィン(ハイフェッツ編):「ポーギーとベス」より
15.サマー・タイム
16.女は気まぐれ
17.うちの人は逝ってしまった
18.そんなことはどうでもいいさ
19.ブルースのテンポで
20.ベスよ、お前はおれのもの
21.ガーシュウィン(ハイフェッツ編):3つのプレリュード
CD2
1.ダイアー:フロリダ・ナイト・ソング
2.ドビュッシー(ハイフェッツ編):ゴリウォーグのケークウォーク
3.ドビュッシー(ローレンス編):月の光
4.バレ(ハイフェッツ編):たき火のそばで
5.アギーレ(ハイフェッツ編):印象 作品49
6.ショスタコーヴィチ(ツィガノフ&マガニーニ編):
前奏曲 作品34より 第10番、第15番
7.グラッセ:波の戯れ
8.プロコフィエフ(ハイフェッツ編):
「3つのオレンジへの恋」より 「行進曲」
9.プロコフィエフ(ハイフェッツ編):
「ロメオとジュリエット」より 「仮面」
10.ベネット:ヘクサポーダ
11.ワイル(フランケル編):「3文オペラ」より 「モデラート・アッサイ」
12.チャイコフスキー:メロディー 作品42-3
13.ショパン(ハイフェッツ編):夜想曲 変ホ調 作品55-2
14.グルック(クライスラー編):
「オルフェオとエウリディーチェ」より 「メロディー」
15.シューマン(ハイフェッツ編):「予言の鳥」 作品82-7
16.R.コルサコフ(クライスラー編):「金鶏」より 「太陽への賛歌」
17.クライン(ハイフェッツ編):舞曲 第4番
18.ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲 第7番 イ長調
19.サン=サーンス(ハイフェッツ編):白鳥
20.バーリー:丘
21.バーリー:常動曲
22.ゴダール:子守歌
23.ロール:我が思いを託して
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、
ケイ・ミルトン(Pf)(CD1-1?13)、エマニュエル・ベイ(Pf)
サルバドール・カメラータ指揮ヒズ・オーケストラ(CD1-14)
ビング・クロスビー(Vo)(CD2-22&23)
ヴィクター・ヤング指揮管弦楽団(CD2-22&23)
録音;1944年&1946年
RCAに膨大な録音を残したハイフェッツ。彼は1917年にアメリカに移住し、
その後亡くなるまでアメリカで活動を続けましたが、1944年から1946年にか
けてのごく短い期間だけアメリカ・デッカと専属契約を結び、いくつか録音
を残していました。それらは1994年に出た65枚組のハイフェッツBOXに収録
されていましたが、それも廃盤になって久しく、長らくカタログから消えて
いました。アメリカ・デッカの音源は現在DGが所有しており、今回それらを
ハノーヴァーで新たにリマスタリング。驚くほど鮮明なサウンドで60年前の
名演達が蘇りました。曲目を見ておわかりの通り、クラシックからジャズま
で実に幅広いレパートリーで、自らの手でアレンジも数多く手がけ、ヴァイ
オリンのレパートリー拡大に大きく貢献してきたことがわかります。さらに、
完璧なテクニックと豊かな音楽性も見事で、とても60年前の演奏とは思えな
い素晴らしさです。「世紀のヴァイオリニスト」と呼ばれ続けたハイフェッ
ツは来年没後20年。ブックレットには初出となる写真やオリジナル・ジャケ
ットなども収録しており、彼の功績を振り返るためにも、このアルバムは
欠かせないものとなりそうです。

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06-08 No.7-3

2006年08月09日 15時46分19秒 | Weblog
●DG PORTRAIT OF THE ARTIST
4776292 2枚組 \1850
初出音源あり!
プラシド・ドミンゴ「トゥルーリー・ドミンゴ」
CD1
1.風の中の羽根のように(ヴェルディ:「リゴレット」より)
2.彼女と離れて・・・燃える心を(ヴェルディ:「椿姫」より)
3.見よ、薪の恐ろしい火を(ヴェルディ:「トロヴァトーレ」より)
4.暗い夜のとばりが下り(ヴェルディ:「オテロ」より)
5.私を恐れることはない(ヴェルディ:「オテロ」より)
6.見たこともないすばらしい美人(プッチーニ:「マノン・レスコー」より)
7.誰も寝てはならぬ(プッチーニ:「トゥーランドット」より)
8.お前が投げたこの花は(ビゼー:「カルメン」より)
9.Von Jugend auf in dem Kampgefild(ウェーバー:「オベロン」より)
10.心の熱意で(ワーグナー:「タンホイザー」より)
11.はるかな国に(ワーグナー:「ローエングリン」より)
12.朝はバラ色に輝き
(ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より)
13.役立つのはただ一つの武器(ワーグナー:「パルジファル」より)
14.天使(ワーグナー:「ヴェーセンドンクの歌」より)
CD2
1.私はあなた方の中に(ヴェルディ:「オベルト」より)
2.芝生に光る露のごとく(ヴェルディ:「エルナーニ」より)
3.穏やかなる夜には(ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」より)
4.夜よ!ここを支配している無窮の夜よ
(ヴェルディ:「二人のフォスカリ」より)
5.おれは囚われの身(ヴェルディ:「海賊」より)
6.おお苦しみよ!(ヴェルディ:「アッティラ」より)
7.唇から喜びの歌が夜のしじまの中に(ヴェルディ:「ファルスタッフ」より)
8.フランク:天使の糧
9.シューベルト:千人の天使の合唱
10.ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
11.トスティ:祈り
12.Hasta cuando?-Ya etamo solo(ペネーリャ:「山猫」より)
13.Seno, q'e me farte er valo(ペネーリャ:「山猫」より)
14.レオンカヴァッロ:マッティナータ
15.ララ:グラナダ
16.レハール:君こそ我が心(「微笑みの国」より)
17.コビアン:ノスタルヒアス
18.ガルデル:想いの届く日
19.クルティス:忘れな草(新録音初出音源!)
プラシド・ドミンゴ(T)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD1-1)
カルロス・クライバー指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団(CD1-2)
ロザリンド・プロウライト(Sp)、ワルター・グリーノ(T)、
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
サンタ・チェチーリア国立アカデミー合唱団&管弦楽団(CD1-3)
チェリル・ステューダー(Sp)(CD1-4)、
チョン・ミュンフン指揮パリ・バスティーユ歌劇場管弦楽団(CD1-4&5)
ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団(CD1-6&10)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD1-7)
クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団(CD1-8)
ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団(CD1-9)
ゲオルク・ショルティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD1-11)
オイゲン・ヨッフム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団&管弦楽団(CD1-12)
ジェイムズ・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場管弦楽団(CD1-13)
マルチェロ・ヴィオッティ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団(CD1-14)
ワレリー・ゲルギエフ指揮キーロフ歌劇場管弦楽団(CD2-1,5,6,7)
キーロフ歌劇場合唱団(CD2-1,5)
ロジェ・ワーグナー合唱団、
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック(CD2-2)
ロリン・マゼール指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団(CD2-3)
チョン・ミュンフン指揮
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団(CD2-4)
ジェイムズ・コートニー(Bs)(CD2-5)
エリック・カトラー(T)(CD2-6)
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団(CD2-8,9,10,11)
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ合唱団(CD2-9)
カルロス・アルバレス(Br)、ヴェロニカ・ヴィラロエル(Sp)(CD2-12)
ミゲル・ロア指揮マドリッド交響楽団(CD2-13)
マルセル・ピータース指揮ロンドン交響楽団(CD2-14,15)
カール・ハインツ・ロゲス指揮ロンドン交響楽団(CD2-16)
ロベルト・パンセラ指揮ロベルト・パンセラ管弦楽団(CD2-17)
「忘れな草」新録音収録!
DGを代表するアーティストの名演を2枚組にまとめたポートレート・オブ・
ジ・アーティスト・シリーズ。今回はプラシド・ドミンゴの登場です。ドミ
ンゴが得意とするイタリア・オペラやワーグナーのオペラ・アリア、そして
スペインのポピュラー音楽からタンゴまで、ドミンゴの多彩な表現力と素晴
らしい音楽性を存分に堪能できるベスト盤になっています。さらに、ドミン
ゴ・ファンのために名曲「忘れな草」の新録音まで収録!この曲は既に何度
か録音しているドミンゴですが、このアルバムのために新たに録音。ファン
にとっては涙もののアルバムと言っても過言ではないでしょう。

4776282 2枚組 \3700
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248 全曲
レーゲンスブルク大聖堂少年歌隊(合唱指揮:ゲオルク・ラツィンガー)
コレギウム聖エメラム
指揮:ハンス・マルティン・シュナイト
録音:1977年7月
ドイツ南西部にあるレーゲンスブルク。その大聖堂の少年聖歌隊は千年の歴
史を誇る由緒ある合唱団で、1978年までローマ教皇を務めたパウロ6世から
「世界で最も素晴らしい合唱団のひとつ」と絶賛されるなど、その美しい歌
声は現在でも各地で高い評価を得ています。このクリスマス・オラトリオは、
宗教曲の大家シュナイトが1977年に録音したもので、ソロを含む歌唱部分全
てにこの少年聖歌隊を起用、その美声を最大限に生かした演奏はまさに「究
極の美」と言えましょう。伴奏するコレギウム聖エメラムは当時の名手達が
名を連ね、バロック・トランペットの名手エドワルド・タールの輝かしい演
奏が実に印象的です。1979年のLP発売以来CD化されたことはなく、今回が初
CD化となることは驚きであると同時にたいへん喜ばしいことでもあります。

4776299 \1350
少年合唱による天使の歌声!
クリスマス・コンサート-ドイツのクリスマス・ソング集
1.いざ歌え、いざ祝え
2.Ubers Gebirg Maria geht
3.主よ、汝は祝福し給えり
4.今日救い主が生まれた
5.やさしきイェスよ
6.バラの花がほころんだ
7.なんとうれしい
8.聖なる夜
9.羊飼いたちのほめたたえし人
10.高き空から
11.Wie schon singt uns der Engel Schar
12.天よ、お静かに
13.Es bluhen die Maien
14.言葉は肉となって
15.Freu dich Erd' und Sternenzelt
16.O schlafe, schlafe, gottlichter Knabe
17.山の上には風が吹き
18.神の御子イェスは今宵しも
19.きよし、この夜
レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊
指揮:ゲオルク・ラツィンガー
こちらはレーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊によるクリスマス・アルバム。
ドイツ・オーストリアのクリスマス・キャロルを少年達が高らかに歌い上げ
ているこのアルバム、今回ミッド・プライスになって再発売です。指揮を務
めるラツィンガーはこの由緒ある聖歌隊を長年率いている名指揮者で、ロー
マ教皇ベネディクト16世のお兄さんでもあります。子供の頃は兄弟揃って聖
歌隊に入っていたそうですが、ローマ法王になった弟はけっこう嫌がってい
たようです。

4776443 4枚組 \3600
リゲティ追悼盤-DGコンプリート・レコーディング
Clear or Cloudy
CD 1
1.無伴奏チェロのためのソナタ (1948/53)  
マット・ハイモヴィッツ(Vc)
2.木管五重奏のための6つのバガテル (1953)  
ジャック・ズーン(Fl) ダグラス・ボイド(Ob) 
リチャード・ホスフォード(Cl) マシュー・ウィルキー(Fg) 
ジェイムズ・ソマーヴィル(Hr)
3.弦楽四重奏曲 第1番「夜の変容」(1953-54) ハーゲン四重奏団
4.木管五重奏のための10の小品 (1968) ウィーン・ブレザーゾリステン
5.弦楽四重奏曲 第2番 (1968) ラサール四重奏団
CD 2
1.大オーケストラのためのアトモスフェール (1961)  
クラウディオ・アバド/VPO(ライヴ)
2.オルガンのためのヴォルーミナ (1961-62; rev. 1966)   
ゲルト・ザッヒャー(Org)
3.16声のための永遠の光 (1966)
ヘルムート・フランツ/ハンブンルク・北ドイツ放送合唱団
4.オルガンのための習作 第1番 「ハーモニー」 (1967)  
ゲルト・ザッヒャー(Org)
5.管弦楽のためのロンターノ (1967)
クラウディオ・アバド/VPO(ライヴ)
6.弦楽のためのラミフィケイションズ (1968-69) 
ピエール・ブーレーズ/アンサンブル・アンテルコンタンポラン
7.管弦楽のためのメロディー (1971) 
デイヴィッド・アサートン/ロンドン・シンフォニエッタ
CD 3
1.アヴァンチュール (1962-63) 2.新アヴァンチュール (1962-65)  
ジェイヌ・マニング(S)、マリー・トーマス(Ms)、
ウィリアム・ピアソン(B)
3.チェロ協奏曲 (1966) ジャン=ギエン・ケラス(Vc)
4.室内協奏曲 (1969-70)
ブーレーズ/アンサンブル・アンテルコンタンポラン
5.ミステリー・オブ・ザ・マカーブル (1987)  
ハーカン・ハーデンベルガー(Tp) ローランド・ペンティネン(Pf)
Ex Decca / DG 471 608-2, tr. 12
6.フルートとオーボエのための二重協奏曲 (1972) 
ジャック・ズーン(Fl), ダグラス・ボイド(Ob) 
クラウディオ・アバド/ヨーロッパ室内管弦楽団(ライヴ)
CD 4
1 南シナ海の巨大な海ガメのファンファーレ
2.モニュメント-自画像-モーヴメント (1976)
アルフォンス&アロイス・コンタルスキー
5 ピアノのための習作 第2番「開放弦」 (1985) 
6.ピアノのための習作 第4番 「ファンファーレ」 (1985) 
ジャンルカ・カシオーリ(Pf)
7.ピアノ協奏曲 (1985-88) ピエール=ロラン・エマール(Pf)
8.ヴァイオリン協奏曲 (1989-93) ザシュコ・ガヴリーロフ(Vn)
ブーレーズ/アンサンブル・アンテルコンタンポラン
今年6月に83歳の生涯を閉じたジェルジ・リゲティ。20世紀後半のもっとも
重要な作曲家の一人であった彼の功績を讃え、DGが録音してきたリゲティ作
品を4枚組に集約。ほとんどがトップ・プライスのみの発売でしたので、ファ
ンにとってもうれしいリリースとなります。アーティストもこうして並べて
みるに、錚々たるメンバー。DG録音のみならずDECCA音源からも一部収録。

4776459 \1850
「The Banquet」OST
1. Only for Love # 05:19
2. Waiting # 02:03
3. In the Bamboo Forest# 04:08
4. Longing In Silence (woman) 02:13
5. Behind the Mask 01:42
6. Sword Dance # 01:48
7. Punished Soul 01:37
8. Lost Days # 02:08
9. Desire 01:10
10. Exile to Snowy West # 02:15
11. Longing In Silence (man) # 04:17
12. A Duel of Minds 01:33
13. Bridge of Sacrifice 03:18
14. Horsemen in Black 02:28
15. After Tonight # 02:23
16. Lady in Red 02:03
17. Revenge 01:40
18. Play within a Play 04:10
19. The Banquet # 03:35
音楽:タン・ドゥン
#=ラン・ラン(Pf)
最近大ヒットを連発し、その芸術性も世界的に高く評価されている中国映画。
2007年初頭にも、注目作が公開となります。フェン・シャオガン監督チャン
・ツィイー主演の「The Banquet」(邦題未定)。音楽はタン・ドゥンが担
当。なんといってもサントラが大ヒットとなりグラミー賞も獲得した「グリ
ーン・デスティニー」が思い出されますが、その後もチャン・イーモウの大
ヒット作「ヒーロー」なども手がけ、中国映画のヒットの陰にはこの人の音
楽が絶対不可欠ともいえるものとなっています。しかも、「グリーン・デス
ティニー」ではヨーヨー・マのチェロがフィーチャーされていましたが、今
回はラン・ランが参加している点も前回ヒットと酷似しており、期待は高ま
るばかり。ラン・ランは次月、自身のチャイナ・アルバムのリリースも予定
しており、映画の大ヒットと併せ、ラン・ランのピアニストとしての大ブレ
イクも可能性大!


734135(DVD-Video) \3350
モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626
※ボーナス映像付き(バーンスタインが語る)
マリー・マクローリン(Sp)、マリア・ユーイング(Ms)、
ジェリー・ハドリー(T)、コルネリウス・ハウプトマン(Bs)
バイエルン放送交響楽団&合唱団
指揮:レナード・バーンスタイン
1988年7月 アンマー湖畔ディーセンのマリア被昇天修道院教会でのライヴ
CDではentreeシリーズでロングセラーを続けているバーンスタインのモツレ
ク。その映像がついにDVDで登場です!このライヴは1988年、バーンスタイ
ン夫人で女優のフェリチア・モンテアレグレ没後10年を記念し、ミュンヘン
郊外アンマー湖畔のディーセンという街にあるマリア被昇天修道院教会で行
われた演奏会で、晩年を迎えたバーンスタインの深い精神性と強い思い入れ
が伝わってくる素晴らしい演奏です。ハンフリー・バートンが監督を務めた
映像は、白を基調とした修道院教会の美しさと相俟って、この名演をより感
動的なものにしています。1739年に建立されたこの教会は、美しさが際だっ
ており、内装の豪華さもこの映像ではよく捉えられています。全体的に遅め
のテンポで進み、最近はやりのピリオド・アプローチとはまったく逆の解釈
ですが、マクローリンやユーイングをはじめとしたソリスト陣と合唱&オー
ケストラが文字通り一体となった演奏は聴衆に深い感動を与え、それを体感
できるDVDがリリースされることはこの上ない喜びと言えましょう。初DVD化
を記念して、バーンスタインがこの演奏について語ったボーナス映像も収録
されています。
PCM STEREO / DTS5.1
収録時間:65分

734202(DVD-Video) \3350
フリッツ・ヴンダーリヒ 「生涯と伝説」
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
今年の9月17日はヴンダーリヒ40回目の命日。没後40年ということで今年はヴ
ンダーリヒ関連のアルバムが続々リリースされており、7月にはプライヴェー
ト録音集が発売されたいへん話題になっています。そして、今回ご案内する
DVDは彼の生涯と伝説的な名唱をつづったドキュメンタリー映像で、ドイツと
フランスでは9月にTV放映されます。この映像は今までに出たことのないイ
ンタビューや歌唱シーンの他、ヴンダーリヒ家に保管されていたプライヴェ
ート映像も収録。普段着のヴンダーリヒを見ることができる貴重な映像の
数々はファン垂涎のものばかり。さらに、ディースカウやルートヴィヒなど
総勢15名へ2年間かけて行ったインタビューの映像、そしてボーナス映像と
して「魔笛」「エフゲニー・オネーギン」の演奏シーンも49分に渡って収録
されています。今もなお、人気の衰えないヴンダーリヒ。このDVDはヴンダ
ーリヒ・ファン、オペラ・ファンにとって、かけがえのないものになること
は間違いないでしょう。
収録時間:本編58分+ボーナス映像49分
PCM STEREO

734111(DVD-Video) \3350
R.シュトラウス:楽劇 「エレクトラ」 全曲
ビルギット・ニルソン(Sp)、レオニー・リザネク(Sp)、他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
1980年ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場管で収録
レヴァイン&METによる1980年収録の「エレクトラ」がDVDで登場。ニルソン
といえば、ワーグナー歌手としての印象が強いですが、エレクトラ役もこれ
までに何度もこなしてきたはまり役。このライヴでは、62歳を迎えたニルソ
ンが、リザネクと共に大迫力のドラマを展開しています。ちなみに1980年は
ニルソンがウィーン国立歌劇場来日公演でエレクトラ役を歌った年。すでに
全盛期は過ぎていたとはいえ、ここでの歌唱にはまだまだ余裕さえ感じられ
ます。
収録時間:本編107分+51分
PCM STEREO / DOLBY DIGITAL 5.1 / DTS 5.1





<DELTA CLASSICS>
DCCA-0026 \2415
ブラームス:交響曲第1番(4楽章のみ)(23,Jan,1945)
ブラームス:交響曲第1番(全曲)(*)(27,Aug,1947)
フルトヴェングラー(指揮)
BPO、ルツェルン祝祭管(*)
フルトヴェングラーは、ブラームスの交響曲の中でもとりわけ第1番を得意
にしていた。発売されている演奏で見ると、第2番は4種類、第3番は3種類、
第4番は6種類。しかし第1番は11種類と圧倒的に多い。しかもそれらは、一
度は発売されたことのある音源である事を考えれば、演奏会で取り上げた回
数はもう少し多くなることであろう。
今回収録したベルリン・フィルとのブラ1は、フルトヴェングラー戦中最後
のBPOとの演奏会である。当日のプログラムはモーツァルトの第40番、「魔
笛」序曲とこのブラ1であったが、第40番の第2楽章を演奏中、空襲の為停電、
演奏は中断というアクシデントが発生した。このアクシデントがありながら
なんとかブラ1は全曲演奏されたが、終楽章のみ録音されたという、いわく
つきとなった。
録音は当時としては水準が高く、現在の環境でも耳障りな程では無いのが幸
いして、その演奏の凄さを充分に堪能できるのは嬉しい限りである。
ルツェルン版は上記BPOよりも2年後の演奏で、基本的解釈や演奏スタイルな
どの変化は全くないですが、祝祭管というオケにハンディがあってもおかし
くない状況を克服し、全曲に渡ってフルヴェン節が全開であり、聞き手を飽
きさせない名演の一つでしょう。

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06-08 No.6-1

2006年08月09日 15時41分40秒 | Weblog
<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72221 3枚組 \4850
J・S・バッハ:カンタータ全集 Vol.21
第100番「神の御業は善きかな」BWV100
第200番「われは彼の名を告げん」BWV200
第177番「われ御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ」BWV177
第195番「正しき者に光を」BWV195
第140番「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV140
第34番「おお、永遠の光、愛の源」BWV34
第143番「主をほめたたえよ、わが魂よ」BWV143
第158番「平安が汝とともにあれ」BWV158
第197番「神はわれらの確信なり」BWV197
第97番「わがすべての行いに」BWV97
第118番「おお、イエス・キリスト、わが命の光」BWV118
第191番「いと高き所には神に栄光あれ」BWV191
サンドリーヌ・ピオ、ヨハネッテ・ゾマー、カロリーヌ・スタム(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ、アンネッテ・マルケルト(アルト)
ジェイムズ・ギルクリスト、ポール・アグニュー、
クリストフ・プレガルディエン、
イェルク・デュルミュラー(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
チャレンジ・クラシックスからのシリーズ新録音第9作目となります。
1730年から1740年までの間に書かれた作品を中心に収録。名曲として知られ
る第140番をコープマンの指揮で聴くことを待ち望んでいたファンも多いこ
とでしょう。

CC 72222 3枚組 \4850
J・S・バッハ:カンタータ全集 Vol.22
第80番「われらの神は堅き砦」BWV80
ミサ ト長調 BWV236
第30番「喜べ、救われし群れよ」BWV30
ミサ へ長調 BWV233
ミサ イ長調 BWV234
第30番a「楽しきヴィーデラウ」BWV30a
ミサ ト長調 BWV235
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):
「喜べ、すべての民よ」F103
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
(速報につき独唱者は未詳)
当シリーズ最終巻。BWV30aはBWV30から書き換えられた世俗カンタータ。
4つのミサは「ミサ・ブレヴィス」とも呼ばれる、キリエとグローリアの2章
から成る作品で、1723年から1726年に書かれたカンタータを素材に1730年代
後半に書かれました。カンタータ全集と銘打ちながら、ここまで収録してく
れるとは実にありがたいことです。さらに、J・S・バッハの没後に長男のフ
リーデマンが BWV80からの2章を編曲した作品も収録しています。

SACC 72160(SACD-Hybrid) \2300
J・S・バッハ:モテット集
来たれ、イエスよ、来たれ BWV229
イエス、わが喜び BWV227
聖霊はわれらの弱きを助けたもう BWV226
恐れるな、われ汝とともにあり BWV228
主に向かいて新しき歌を歌え BWV225
ラ・プティット・バンド
インゲ・ファン・デ・ケルクホーフェ、マリー・クイケン(ソプラノ)
ペトラ・ノスカイオヴァー、パトリツィア・ハルト(アルト)
シュテファン=アレクサンダー・ランクル、イェンス・ヴェーバー(テノール)
ヤン・ファン・デル・クラッベン、
シュテファン・シュレッケンベルガー(バス)
シギスワルト・クイケン(ヴァイオリン、指揮)
サラ・クイケン(ヴァイオリン) 
トクラ・マサノブ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
マルレーン・ティエルス(ヴィオラ) タカハシ・コウジ(チェロ)
パトリック・ボジロー(オーボエ) ライナー・ヨハンセン(ファゴット)
ナタリア・アルヴェス・シャイン、
アン・ファンランカー(オーボエ・ダ・カッチャ)
トム・デファーレ(ヴィオローネ) 
フランク・アグステリッベ(オルガン)
録音:2003年12月22-23日、ベルギー、シント=トライデン、アカデミー・
ホール
ラ・プティット・バンドによる11年ぶりの再録音。前回はシギスワルト・ク
イケン指揮ラ・プティト・バンド・オーケストラ&合唱団のクレジットによ
るライヴ録音(1992年6月、ACCENTレーベル)でしたが、今回はスタジオ録
音で、シギスワルトの名前を前面に出さずシンプルに「ラ・プティト・バン
ド」としています。今回、モテット第6番とも呼ばれる BWV230が収録されて
いませんが、シギスワルトは自筆の解説中で「この曲の真作性に疑問を感じ
るからだ」と理由を語っています。

CC 72154 \2180
イゴール・ロマ ピアノのためのロマン派作品集
シャルル・ヴァランタン・アルカン(1813-1888):
すべての短調による12の練習曲 Op.39 から イソップの饗宴 ホ短調(No.12)
サルタレッロ Op.23(イゴール・ロマ編曲)
フランツ・リスト(1811-1886):
「巡礼の年 第2年」への追加「ヴェネツィアとナポリ」
超絶技巧練習曲集 から 夕べの調べ(No.11)
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):「ロメオとジュリエット」Op.75
イゴール・ロマ(ピアノ)
録音:2001年6月13-14日、オランダ、ティルブルフ、Het Cenakel
イゴール・ロマ[Igor Roma]はスイスのバーデンに生まれたピアニストで、
1996年のユトレヒト・フランツ・リスト国際コンクール優勝者。

CC 72162 \2180
ジャック・ファン・オールトメルセン 聖バーフォ教会ライヴ
J・S・バッハ:
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532/われら皆唯一の神を信ず BWV740
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ イ長調 Op.65 No.3
マルセル・デュプレ(1886-1971):前奏曲とフーガ へ短調 Op.7 No.2
ジャック・ファン・オールトメルセン(1950-):
5つの小コラール前奏曲 から 罪は許される,詩篇77,詩篇72
モーツァルト/ジャック・ファン・オールトメルセン編曲:
音楽時計のための小品(自動オルガンのための幻想曲)K.608
ジャック・ファン・オールトメルセン(オルガン)
録音:1997年7月1日、オランダ、ハールレム、聖バーフォ教会
使用楽器:1738年、クリスティアーン・ミュラー製

CC 72164 \2180
マタンギ・クァルテット プルミエール
シューベルト:弦楽四重奏曲ハ短調「四重奏断章」
ハイドン:弦楽四重奏曲ニ長調 Op.20 No.4
ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲へ長調 Op.96「アメリカ」
マタンギ弦楽四重奏団
マリア=パウラ・マヨール、ダニエル・トリコ・メナチョ(ヴァイオリン)
カルステン・クレイエル(ヴィオラ) ネンデル・ツィルケル(チェロ)
録音:オランダ、フェーネンダール、ストゥディオ・ファン・スフッペン

FL 72408 \2180
コルセン・プレイズ・コルセン
ヨセフ・シックマン・コルセン(1853-1911):ピアノ小品集
好感(ワルツ)/望み(ワルツ)/アモローサ(ダンス)
第2のマズルカ・ノクターン/ワルツ第7番/ネリー(ポルカ)
瞑想/ワルツ第5番/蝶(ダンス)/眠り(ワルツ)/
アミチータ(セレナード)
マズルカ/ワルツ第11番/夜想曲/おべっか使い(ワルツ)/
デニー(ダンス)
チク=タク(ポルカ)/ワルツ第12番/夢/ベネズエラ人(ワルツ)
エレガントな女(マズルカ)/1893(ワルツ)/1888(ワルツ)
ランダル・コルセン(ピアノ)
録音:
2004年12月4-5日、ベルギー、ゲント、ストゥディオ・ストゥールバウト
ヨセフ・シックマン・コルセンは、カリブ海に浮かぶオランダ領アンティル
諸島キュラソ島に生まれ、同地で作曲家、ピアニスト、オルガニスト、指揮
者、バンドマスター、音楽教師、また新聞編集者として活躍した音楽家。
作風はいずれも親しみやすくサロン的。
ランダル・コルセンは作曲者の曾孫にあたるピアニストです。

FL 72409 \2180
シューベルト:歌曲集「冬の旅」Op.89 D.911
トマス・オリーマンス(バリトン)
ベルト・ファン・デン・ブリンク(ピアノ)
録音:
2006年4月5-7日、オランダ、デフェンテル、Doopsgezinde[メノ派]教会
トマス・オリーマンスは1977年アムステルダムに生まれ、マルグレート・
ホニフ、ローベルト・ホル、エリオ・バッターリャ、ディートリヒ・フィッ
シャー=ディースカウに師事、2002年にデビューした若手バリトン。1958年
生まれのベルト・ファン・デン・ブリンクはジャズ・プレイヤー、アレン
ジャー、プロデューサーとしても活躍するオランダの才人です。




<SOMM>
SOMMCD 049 \2080
モーツァルト:弦楽四重奏曲全集 Vol.2
ミラノ四重奏曲集
第番ニ長調 K.155/第番ト長調 K.156/第番ハ長調 K.157
第番ヘ長調 K.158/第番変ロ長調 K.159/第番変ホ長調 K.160
コウル四重奏団
ロジャー・コウル、フィリップ・ギャラウェイ(ヴァイオリン)
グスタヴ・クラークソン(ヴィオラ) ニコラス・ロバーツ(チェロ)
録音:2005年2月3-4日、バームンガム、聖ポール教会

SOMMCD 053 \2080
メンデルスゾーン:オルガン作品全集 Vol.4
ソナタ第4番変ロ長調 Op.65(*)/アンダンテ・ソステヌート ヘ短調(+)
アンダンテ ニ長調(第2版)(#)/フーガ ニ短調(3.12.1820)(**)
[パッサカリア]ハ短調(10.5.1823)(++)/
フゲッタ ニ長調(6.1834-1.1835)(+)
前奏曲ハ短調(9.7.1841)(++)/幻想曲ト短調(8.1823以降?)(**)
フーガ(断片)(**)/同(ジェニファー・ベイト補筆完成版)(**)
アレグレット ニ短調(2.7.1844)(*)/
コン・モート・マエストーソ イ長調(#)
アンダンテ.コン・モート イ長調(17.8.1844)(#)
フーガ ハ長調(19.12.1844以前)(##)/
コラール ニ長調(19.12.1844以前)(*)
グラーヴェ-アンダンテ・コン・モート ハ短調(21.12.1844)(##)
モデラート ハ長調(2.1.1845)(+)/
アンダンテ ニ長調(断片;23.7.1844以降)(##)
ジェニファー・ベイト(オルガン)
録音:2004年9月27日、ドーセット州ボーンマス、聖ステファン教会(*)
2004年8月7日、
ロンドン、マーガレット・ストリート、オール・セインツ教会(+)
2004年10月8日、ロンドン、アッパー・ノーウッド、聖ジョン教会(#)
2004年9月29日、ドーセット州ウィンボーン、ウィンボーン修道院(**)
2003年11月11日、ロンドン・フリート・ストリート、テンプル教会(++)
2004年10月20日、ロンドン、ベイズウォーター、聖マシュー教会(##)

SOMMCD 055 \2080
ヘンデル・アット・ホーム
ヘンデル(1685-1767):フルート協奏曲ト短調(+)
ヘンデル/ジョン・ウォルシュ編曲/
レイチェル・ブラウン(オーケストレーション(*)):
オペラ「アルチーナ」から
序曲,Verdi prati(*),エア(ミュゼット)(*),Un momento,Tornami(*)
オラトリオ「ソロモン」から
序曲,What tho' I trace(*),Beneth the vine(*),
Will the sun forget to streak(*)
オラトリオ「セメレ」から
Myself I shall adore(*),O Sleep(*),序曲の中のガヴォット,
No, no, I'll take no less
ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ
レイチェル・ブラウン(フルート)
エイドリアン・バターフィールド、オリヴァー・ウェバー(ヴァイオリン)
ペーター・コリヤー(ヴィオラ) カスリーン・シャーマン(チェロ)
ローレンス・カミングス(チェンバロ)
録音:2005年11月16-18日、ロンドン、ウォルサムストー、聖メアリー教会
ヘンデルのオペラやオラトリオは当時おおいに人気を博し、その音楽を抜粋
し室内演奏用に編成を縮小した楽譜の需要も激増しました。ヘンデルの作品
の出版者であったジョン・ウォルシュは、当時のフルート演奏の流行に目を
つけ、フルートのための作品をわずかしか書かなかったヘンデルの、数多く
のアリアをフルート用に編曲し楽譜を出版しました。当アルバムでは、ピリ
オド楽器によるアッホオームな演奏が再現されています。
(+)は作曲者不詳のオーボエ・ソナタとして伝わり、1993年にヘンデル作曲の
「フルートまたはオーボエのためのソナタ」と確認された作品です。

SOMMCD 056 \2080
フランク・ブリッジ(1879-1941):ピアノ作品集 Vol.1
カプリッチョ第1番/3つのスケッチ/カプリッチョ第2番
アワー・グラス/マルセイユのヴィネット/ソナタ
マーク・ベビントン(ピアノ)

SOMMCD 057 \2080
セヴァーンとソンム イギリス歌曲集
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):
お前の真夜中の寝床で/最愛の人よ、私が死ぬ時/エドワード、エドワード
海の夢/フランダースにて/セヴァーン河畔の草地/ディニーの丘
ストラットン大尉のお気に入り/赤いバラ/静寂の歌/白い滝
慰められることの愚かしさ/春の望み/散歩の歌/明かりは消え
ブラック・スティッチェル/西の船乗りたち
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):夜の女神
ジョン・サンダース(1933-2003):
ペインズウィック・ビーコンで/コッツウォルド・チョイス
クリスティアン・ウィルソン(1920-):
空っぽのコテージ/不運な若者のためのアンセム
イアン・ヴェナブルズ(1955-):
真夜中の嘆き/キス/曲がって飛ぶ/復活祭の歌
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
スーザン・アラン(ピアノ)
録音:2005年8月11-13日、サフォーク、ポットン・ホール
詩人・作曲家でハウエルズの親友であったガーニーの作品を中心としたアル
バム。タイトルはガーニーの詩集の名前です。

SOMM-BEECHAM 19 \2080
ビーチャム・コレクション
ビーチャム&ロイヤル・フィル アーリー・デイズ
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」序曲 Op.21
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕前奏曲
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54(*)
モウラ・リンパニー(ピアノ(*))
トマス・ビーチャム(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1946年11月10日、サウス・ロンドン、クロイドン、デイヴィス劇場、
ライヴ、モノラル、初出
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と創設者であるビーチャムは、1946年
9月15日のデビュー・コンサートからクリスマス前までになんと28回のコン
サートと8回のレコーディングをこなしましたが、当盤に復刻されたのはそ
のうち15回目の演奏会の録音。ビーチャム十八番プログラムで、リンパニー
との共演もポイントです。
使用原盤の劣化のため、一部音質が不安定になっております。あらかじめご
了承ください。

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06-08 No.6-2

2006年08月09日 15時41分03秒 | Weblog
<STRADIVARIUS>
STR 33635 \2080
「不安なる精神に」
マッシモ・ボッテル(1965-):
藻類[Les Algues](管弦楽のための;2001-2003)(*)
アレッサンドロ・ソルビアーティ(1956-):
弦楽合奏のための7つの小品(1999)(+)
マッシモ・ボッテル:
シート・オヴ・サウンズ(サクソフォン四重奏のための;1997)(#)
アレッサンドロ・ソルビアーティ:
おお、真に祝福されし夜[O vere beata nox]
(ソプラノ、語りと弦楽四重奏のための;2002)(**)
エイドリアン・リーパー(指揮(*))
スペイン放送交響楽団(*)
ティート・チェッケリーニ(指揮(+))
デイ・ラーギ室内管弦楽団(+)
アルテ・クァルテット(サクソフォン四重奏)(#)
ラウラ・チェトラーニ(ソプラノ(**))
トリノ弦楽四重奏団(**)

STR 33732 \2080
モーツァルト:
オペラ「フィガロの結婚」序曲
クラリネット協奏曲イ長調 K.622(*)
交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551
パオロ・ベルトラミーニ(クラリネット(*))
アルフレード・バルキ(指揮)
イ・ヴィルトゥオージ・ディ・アクィレイア
録音:1999年11月6日、パルマ、王立劇場、ライヴ
イ・ヴィルトゥオージ・ディ・アクィレイアは1998年7月にデビューしたイ
タリアのモダーン楽器オーケストラ。

STR 33742 \2080
シルヴァーノ・ブソッティ(1926-):ハープ独奏のための作品集
細分[Fragmentation]
迷宮[Labirinto]
新迷宮[Nuovi Labirinti]
ハープ奏者のための細分[Fragmentations pour un joueur de harpes]
ジョヴァンナ・レイターノ(ハープ)
「ハープ奏者のための細分」は、一人の奏者が2つの楽器(通常の調弦と変
則的な調弦)する、現代のハープ・レパートリーにおける主要作品の一つで
す。

STR 33743 \2080
現代イタリアの声楽作品集 Vol.2
エンニオ・モリコーネ(1928-):
散らばった墓碑銘[Epitaffi sparsi](独唱とピアノのための;1992/1993)
から
ブルーノ・マデルナ(1920-1973):
ヴェルレーヌの叙情詩集(ソプラノとピアノのための;1946/1947)から
アーダ・ジェンティレ(1947-):ベティー・ブープの一日
(ピアノと自由な女声のための喜劇的小場面;2005)
カルロ・モッソ(1931-1995):
12のピエモンテの歌(レオーネ・シニガーリャの収集による;1968/1970)
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):
4つの民謡(独唱とピアノのための;1946/1973)から
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):
ヴァニタス[Vanitas](独唱、チェロとピアノのための;1981)(*)
ドゥオ・アルテルノ
ティツィアーナ・スカンデレッティ(ソプラノ)
リッカルド・ピアチェンティーニ(ピアノ)
マドレーヌ・シャピロ(チェロ(*))

STR 33744 \2080
ヘスス・ビリャ=ロホ(1940-):室内楽作品集
君たちと…[Vosotros y...]
(クラリネット、フルート、ファゴット、ホルン、
トロンボーン、打楽器、ヴァイオリン、チェロとコントラバスのための;
1977)
ディヴェルティメント III(サクソフォン二重奏のための;1992)
牧歌[Eglogas](フアン・デル・エンシーナの記念に;
3つのトロンボーン、3つのホルンと3つのトランペットのための;1979)
記念の[Conmemorativa]
(フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2000)
モジュールによる音楽[Musica sobre unos modulos]
(2つのフルートとヴィオラのための;1969)
螺旋[Espirales](フルート、クラリネット、ファゴット、ホルン、
トロンボーン、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための;1983)

●廃盤のお知らせ
以下の規格番号商品は廃盤でございます。
STR 10001-10008, 10010, 10012-10017, 10022, 10024, 10034-10036, 10043,
10045, 10054, 10056, 10059, 10063, 10067, 12304, 13591, 13592, 13594,
13595, 13600, 13601, 13604, 13606, 13610, 13613, 13614, 13617, 20008,
33232, 33303, 33305, 33306, 33318, 33320, 33326, 33329, 33337, 33339,
33344, 33345, 33346, 33357, 33359, 33361, 33363, 33370, 33374, 33375,
33378, 33385, 33388, 33391, 33420, 33424, 33434, 33444, 33445, 33458,
33461, 33646, 33467, 33470, 33476, 33482, 33488, 33510, 33515, 33518,
33519, 33532, 33543, 33549, 33562, 33563, 33569, 33577, 33581, 33624,
33638, 35701, 35702, 35703, 35704, 35705




<ARS PRODUKTION>
ARS 38016(SACD-Hybrid) \2500
ベルンハード・クルーセル(1775-1838):クラリネット協奏曲集
へ短調 Op.5(1815)
変ロ長調 Op.11(1822)
変ホ長調 Op.1(1811)
エリック・ホープリチ(クラリネット)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンス(指揮)
ケルン・アカデミー
録音:2005年11月7-10日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
フィンランドのクラリネット奏者・作曲家ホープリチの名曲を、18世紀オー
ケストラの首席奏者として名高いホープリチが華麗に演奏。もちろん、オー
ケストラともどもピリオド楽器を使用しています。

ARS 38018(SACD-Hybrid) \2500
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011
フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)
録音:2006年3月、オーストリア、ミュルツツーシュラーク、KH
フィリップ・ミュレールに師事したベルギー系オーストリアのチェリストで、
クラウディオ・アバド、ユーディ・メニューイン、ポール・トルトゥリエ、
ティボール・ヴァルガらに高く評価されたクラインハプルが、バッハの「無
伴奏」に挑戦。

ARS 38439 \2080
ユリウス・レントヘン(1855-1932):チェロ・ソナタ集 Vol.2
第10番ハ短調(1927)
第7番嬰ヘ短調(1917)
第2番イ短調(1901)
ジャン・ドクロース(チェロ)
ダニエル・ドシェンヌ(ピアノ)
録音:2005年2月18-19日、4月23-24日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌ
エル教会
ユリウス・レントヘンはライプツィヒ生まれのオランダ人作曲家・ピアニス
トで、アムステルダム音楽院長を務めたほか、息子二人とともにレントヘン
三重奏団を結成して演奏活動を行いました。

ARS 38441 \2080
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1
第1番ニ長調 Op.12 No.1(*)
第2番イ長調 Op.12 No.2(+)
第3番変ホ長調 Op.12 No.3(+)
第8番ト長調 Op30 No.3(#)
ノラ・チャステイン(ヴァイオリン)
フリーデマン・リーガー(ピアノ)
録音:1991年(*)/1995年3月(+)/2004年1月(#)
メニューイン・フェスティヴァル・ピアノ四重奏団のメンバーとして活躍し
ている二人によるベートーヴェン。

ARS 38442 \2080
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.2
第4番イ短調 Op.23(*)
第5番ヘ長調 Op.24(+)
第9番イ長調 Op.47「クロイツェル=ソナタ」(+)
ノラ・チャステイン(ヴァイオリン)
フリーデマン・リーガー(ピアノ)
録音:1991年1月(*)/2004年1月(+)

ARS 38453 \2080
お前の魔法の環に私を惹きつけるもの
愛と憧れを歌うギター伴奏歌曲集
ルイス・シュポア(1784-1859):6つの歌曲 Op.72
春の思い,水の精の舟歌,ガゼール,安心,ローザ・マリアに,子守歌
ハインリヒ・マルシュナー(1795-1861):
憧れ/12のギター伴奏歌曲集 Op.5 から 愛,君を愛す
カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):
嵐とともに丘を越えて Op.25 No.2/逢い引きの時 Op.13 No.1
彼はあなたに Op.15 No.6/八行詩 Op.71 No.1
快活なニンフ(カンツォネッタ)Op.29 No.2/月に寄す Op.13 No.4
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):6つの歌曲 Op.89
別れ,遠い地からの歌,別れ,歌,セレナード,運命に
アントン・ディアベッリ(1781-1858):
音楽の歌/求愛/思い出/人間の運命
クヌート・ショッホ(テノール)
カーステン・リンク(ギター)
録音:2005年5、6月、ラジオ・ブレーメン放送ホール
使用楽器:1829年、ヨハン・シュタウファー製
ブックレットに日本語解説を収録しています。

ARS 38454 \2080
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-):オペラ「不思議な劇場」
(ミゲル・セルバンテスのインテルメッツォによる;1幕;1949)
リカルド・タムーラ、クリスティーネ・ラリッサ・フンクハウザー、
ラルフ・エルテル、
リュディガー・ニコデム・ラーザ、クリストフ・ナグラー、
イリス・マリー・コツィアン、
リカルド・ヴィヴィアーニ、ゲオルゲ・ガニーゼ、ジャニーヌ・ヒルツェル
ベンジャミン・ブルンス、ロナルト・フンケ
ヘルマン・ボイマー(指揮)
オスナブリュック交響楽団
オスナブルック劇場合唱団
録音:2005年1月、オスナブリュック劇場、ライヴ
余白にヘルマン・ボイマーとハンス・ヴェルナー・ヘンツェの対話(録音:
2005年5月、17分弱)を収録しています。

ARS 38455 \2080
ソプラノ、アルトとハープ伴奏による二重唱曲集
ドヴォルジャーク(1841-1904):
モラヴィア二重唱曲集 Op.29 から Nos.1,2,3,5
ジョヴァンニ・フランチェスコ・ジェミニアーニ(1760-1818):
6つの二重唱夜想曲
フランツ・W・アプト(1819-1885):二重唱曲集 から Nos.14,16,22
ルイジ・ボッケリーニ(1760-1842):ソプラノ二重唱曲集(4曲)
ドヴォルジャーク:モラヴィア二重唱曲集 Op.38(4曲)
サン=サーンス(1835-1921):おいで!/パストラール/不幸な男(ボレロ)
トリオ・アルパカンタービレ
クリスティン・モルナール(ソプラノ)
アエイーザベト・ノイホイスラー(メゾソプラノ)
ジルケ・アイヒホルン(ハープ)
録音:2004年6月、イタリア、トーブラッハ(ドッビアーコ)、
グスタフ・マーラー・ザール

ARS 38806 \2080
バッハ・ミーツ・ボサ
ペーター・コルベル:レッド・カンツォーネ
アストル・ピアソラ:アディオス・ノニーノ/ブエノスアイレスの秋
エドムンド・バスケス:Auzielle
ペーター・コルベル:3つのスケッチ
ホルヘ・モレル:前奏曲
ペーター・コルベル:バッハ・ミーツ・ボサ
アントニオ・カルロス・ジョビン:瞑想
バーデン・パウエル&ヴィンシウス・デ・モラーレス:オサーニャの歌
バーデン・パウエル:
不眠/ソ・ポル・アモール/テンポ・フェリス/エ・デ・レイ
ペーター・コルベル:即興曲 Op.11/赤い靴
ゼキーニャ・アブレウ:チコ=チコ
ジャック・ルヴォー&クロード・フランソワ:マイ・ウェイ
アントニオ・カルロス・ジョビン:イパネマの娘
ペーター・コルベル(ギター)
録音:2005年9月18-19、23日、ヴッペルタール、インマヌエル教会

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