<MD+G>
3048822 \2080
ヘンツェ 室内楽作品集 Vol.2
新しい民謡と羊飼いの音楽 (1983/1996)
ファゴット、ギターと弦楽三重奏のための
テルレスの青春 (1965)
弦楽六重奏のための
キャリロン、レチタティーフ、マスク (1974)
マンドリン、ギターとハープのための
独白と会話 (1984/1985)
ヴィオラ、ギターとオルガンのための三重奏
秋 (1977) 5人の管楽器奏者のための音楽
アンサンブル・ヴィラ・ムジカ
今年、80歳を迎えるハンス・ウェルナー・ヘンツェ。今回のこの室内楽作品集
Vol.2はそれを記念するに相応しい、ヴィルトゥオーゾ集団として知られるアン
サンブル・ヴィラ・ムジカによる5作品の収録です。現代音楽界において最重要
な地位を占めてきたヘンツェですが、音楽だけでなく、音楽に付随する「言葉」
に並々ならぬ思い入れを示してきました。自身の文学的才能も特筆すべきもの。
そういった感性が、彼の音楽語法にもフィード・バックされており、言葉を持
たないそれぞれの楽器が雄弁に語りだすのが、ヘンツェ作品の魅力でもありま
す。
30114152 \2080
フィリッポ・グラグナーニ 室内楽曲集
四重奏曲 イ長調 作品8 ヴァイオリン、
クラリネットと2つのギターのための
三重奏曲 ニ長調 作品13 フルート、
ヴァイオリンとギターのための
ギターのための二重奏曲 ニ長調
六重奏曲 イ長調
フルート、クラリネット、ヴァイオリン、2つのギターとチェロのための
コンソルティウム・クラシクム
ディエター・クレッカーとそのチームの新たな試み、1767年生まれのイタリア
の作曲家フィリッポ・グラグナーニの作品の再評価がここに完成しました。音
楽理論の発展に大いに寄与し、ヴァイオリニストとしても活躍したグラグナー
ニでしたが、特筆すべきは彼のギター音楽へ残した功績。イタリア芸術の情熱
を保ちつつも、ドイツ、ロシア、フランス(彼は生涯の大半をパリで過ごしま
した)と、ヨーロッパ全土で活躍したグラグナーニでしたが、現存する作品は
わずか数作だとか。しかし、このCDを一聴するだけで、その輝くばかりの才能
を感じとるのは容易です。
32013372 2枚組 \2080
J.S.バッハと巡るキリスト教典礼の一年
Disc1 降臨節/クリスマス/受難節/復活祭
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV659
わが魂は主をあがめ BWV733
高き天よりわれは来れり BWV701
ベツレヘムに生まれ幼な子 BWV603
全能の神をたたえん BWV604
かくも喜びあふるる日 BWV605
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV659
幻想曲 ハ短調 BWV562
われらを救いたもうキリスト BWV620
イエス十字架にかけられしとき BWV621
おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け BWV622
おお汚れなき神の子羊 BWV656
キリストは死の絆につきたまえり BWV625
キリストは甦り BWV627
来れ、創り主にして聖霊なる神よ BWV630
トッカータとフーガ ニ短調 BWV538
Disc2 聖霊降臨祭/三位一体の祝日
前奏曲 変ホ長調 BWV552
われらみな唯一の神を信ず BWV740
われらみな唯一の神を信ず BWV680
これぞ聖なる十誠 BWV678
来れ聖霊、主なる神 BWV652
来れ聖霊、主なる神 BWV651
来れ、創り主にして聖霊なる神よ BWV67
バビロン川のほとりで BWV653
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV659
おお愛する魂よ、汝を飾れ BWV654
ただ神の摂理にまかす者 BWV647
フーガ 変ホ長調 BWV552
エリザベス・ロロフ(Org)
エルサレム レダーマー教会のカール=シュケ・オルガン
昨年、「ベツレヘムのクリスマス音楽」(320 13452)をリリースして一躍注目を
浴びたエリザベス・ロロフ。クリスマス作品集は、まさにクリスマスの日のミサ
が全世界に中継される聖カトリーネ・ベツレヘム教会のオルガンを使用していま
したが、今回は同じエルサレムながら別の教会のオルガンを使用しての興味深い
バッハ作品集です。
キリスト教における主要な典礼をバッハの作品とともに巡る構造となっている
2枚組。もちろん言葉を持たないオルガン作品ですが、そこには折々の祈りの言
葉が秘められており、宗教的儀式だけでなく大自然が織り成す四季すらも感じ
させるものです。もちろん、MDGが誇る録音技術だからこそ再現できるオルガン
の響きにも注目です。
60113952 \2080
90113956(SACD-Hybrid) \2950
ヨーゼフ&ミヒャエル・ハイドン トランペット協奏曲集
ヨーゼフ・ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調
ミヒャエル・ハイドン:トランペット協奏曲 ハ長調
同:セレナード 変ロ長調、ファゴット協奏曲、クラリーノ協奏曲
ヨーゼフ・ハイドン:交響曲 第83番 ト短調 「雌鳥」
ヴォルフガング・バウアー(Tp)
ハイルブロン・ヴュルテンベルグ室内管弦楽団
指揮:ルーベン・ガザリアン
鍵式トランペットを考案したアントン・ヴァイディンガーとヨーゼフ・ハイド
ンが出会ったのは、偶然だったのかはたまた神の思し召しだったのか?それま
で単純な倍音で構成されたフレーズしか演奏できなかったトランペットが、一
躍ソロ楽器として重用されることになる歴史的瞬間でした。その後、変ホ長調
の協奏曲を完成させたハイドン。もちろんこの作品は、ヴァイディンガーのた
めに書かれたものです。この後、鍵式トランペットは姿を消し、現在見られる
トランペットへと変遷するのですが、それらは19世紀中ごろ、ハイドン兄弟が
亡くなってずっと後のことでした。
ミヒャエルのセレナードはその第3,4楽章がトランペット協奏曲ニ長調として
認識されているもの。ザルツブルグの伝統にのっとって、この盤でもセレナー
ドの途中にファゴット協奏曲とクラリーノ協奏曲が挿入されています。
33712052 \2080
93712056(SACD-Hybrid) \2950
ショスタコーヴィチ:交響曲全集 Vol.5
交響曲 第13番 変ロ短調 作品113 「バビ・ヤール」
タラス・シュトンダ(Bs)
チェコ・フィルハーモニー合唱団
ボン・ベートーヴェン管弦楽団
指揮:ローマン・コフマン
毎回ご好評を頂いてきたコフマンのショスタコーヴィチ全集ですが、アニヴァ
ーサリー・イヤーが盛り上がりを見せる只中に「バビ・ヤール」の登場となれ
ば注目度も一段と高まります。ナチによるユダヤ人大量虐殺がなされたとされ
る地名、キエフの「バビ・ヤール」。キエフ生まれのコフマンにとってそれが
どれだけ思いいれの強い作品かは想像に難くありません。年内全集が完成され
ることはなさそうですが、ここに第13番をリリースするには様々な思惑が交差
してのことと思われます。しかしながらコフマンのアプローチはいつもながら
の緻密なスコア・リーディングに裏づけされたもの。熱く燃える心中を冷静な
分析で表出した聴き逃せない13番です。
<Ambitus>
AMB96894 \2180
カール・ヘラー 作品集 Vol.2-オルガン作品
コラール「おお汝ら信仰厚き者は、いかに幸いなるか」によるパルティータ作品1
コラール変奏曲 「神の恵みをともにたたえん」 作品22-1
コラール変奏曲 「イエス、我が喜び」 作品22-2
シャコンヌ 作品54
「太陽はその輝きによりて」によるコラール・パッサカリア 作品61
コラール-コラール前奏曲 「ベツレヘムに生まれ」
エドガー・クラップ(Org)
今年5月に発売となった第1巻の表記をここに訂正させていただきます。前作を
「ヘラー:室内楽曲集 Vol.1」とご案内したのですが、正しくは「ヘラー:作
品集 Vol.1-室内楽」ということだったらしいです。つまり、Ambitusはカール・
ヘラーの作品全集を完成させる野望を秘めているようです。
と、いうことで、今回はオルガン作品集。ミュンヘン音大の学長を務めながら
も、自身がオルガニストとしても活躍した作曲家ですので、オルガン作品は彼
の作品群の中でも特別なものです。ヒンデミットとの親交が厚く、作風にも共通
点が多いとされるヘラーですので、さながらヒンデミットのヴィオラ作品集的
なアルバムといえるかもしれません。
ヘラー:作品集 Vol.1-室内楽 AMB 96893 \2180
AMB96899 \2180
パガニーニ 弦楽とギターのための作品集 Vol.2
四重奏曲 第1番 イ短調 作品4
(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとギターのための)
三重奏曲 ニ長調 (ヴァイオリン、チェロとギターのための)
四重奏曲 第15番 イ短調
(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとギターのための)
オッフェンブルグ弦楽トリオ
ジーグベルト・レンブレーガー(Gt)
パガニーニのバイオグラフィーの中でも、彼のギタリストとしての一面を注視
した表記は極端に少ないのですが、残された作品における技巧を吟味するに、
ヴァイオリニストとしてと同様にギターにおいても「悪魔的」とまでいわれる
超絶技巧の持ち主であったことにほぼ間違いはありません。今回はギターを含
んだ四重奏の最初と最後の作を含んだ作品集。パガニーニは実に、ギターと弦
楽トリオのための四重奏を15曲も残しているのです。
第2巻といわれても、1巻目がいつ出たかちょっと思い出せないのではないでしょ
うか?一巻目は5年前(!)、同じメンツで入れたトリプル・コンチェルタンテ
などだと思われます。(発売当初、Vol.1等の表記もなく、続きが出るとも思っ
てませんでした・・・)
3048822 \2080
ヘンツェ 室内楽作品集 Vol.2
新しい民謡と羊飼いの音楽 (1983/1996)
ファゴット、ギターと弦楽三重奏のための
テルレスの青春 (1965)
弦楽六重奏のための
キャリロン、レチタティーフ、マスク (1974)
マンドリン、ギターとハープのための
独白と会話 (1984/1985)
ヴィオラ、ギターとオルガンのための三重奏
秋 (1977) 5人の管楽器奏者のための音楽
アンサンブル・ヴィラ・ムジカ
今年、80歳を迎えるハンス・ウェルナー・ヘンツェ。今回のこの室内楽作品集
Vol.2はそれを記念するに相応しい、ヴィルトゥオーゾ集団として知られるアン
サンブル・ヴィラ・ムジカによる5作品の収録です。現代音楽界において最重要
な地位を占めてきたヘンツェですが、音楽だけでなく、音楽に付随する「言葉」
に並々ならぬ思い入れを示してきました。自身の文学的才能も特筆すべきもの。
そういった感性が、彼の音楽語法にもフィード・バックされており、言葉を持
たないそれぞれの楽器が雄弁に語りだすのが、ヘンツェ作品の魅力でもありま
す。
30114152 \2080
フィリッポ・グラグナーニ 室内楽曲集
四重奏曲 イ長調 作品8 ヴァイオリン、
クラリネットと2つのギターのための
三重奏曲 ニ長調 作品13 フルート、
ヴァイオリンとギターのための
ギターのための二重奏曲 ニ長調
六重奏曲 イ長調
フルート、クラリネット、ヴァイオリン、2つのギターとチェロのための
コンソルティウム・クラシクム
ディエター・クレッカーとそのチームの新たな試み、1767年生まれのイタリア
の作曲家フィリッポ・グラグナーニの作品の再評価がここに完成しました。音
楽理論の発展に大いに寄与し、ヴァイオリニストとしても活躍したグラグナー
ニでしたが、特筆すべきは彼のギター音楽へ残した功績。イタリア芸術の情熱
を保ちつつも、ドイツ、ロシア、フランス(彼は生涯の大半をパリで過ごしま
した)と、ヨーロッパ全土で活躍したグラグナーニでしたが、現存する作品は
わずか数作だとか。しかし、このCDを一聴するだけで、その輝くばかりの才能
を感じとるのは容易です。
32013372 2枚組 \2080
J.S.バッハと巡るキリスト教典礼の一年
Disc1 降臨節/クリスマス/受難節/復活祭
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV659
わが魂は主をあがめ BWV733
高き天よりわれは来れり BWV701
ベツレヘムに生まれ幼な子 BWV603
全能の神をたたえん BWV604
かくも喜びあふるる日 BWV605
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV659
幻想曲 ハ短調 BWV562
われらを救いたもうキリスト BWV620
イエス十字架にかけられしとき BWV621
おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け BWV622
おお汚れなき神の子羊 BWV656
キリストは死の絆につきたまえり BWV625
キリストは甦り BWV627
来れ、創り主にして聖霊なる神よ BWV630
トッカータとフーガ ニ短調 BWV538
Disc2 聖霊降臨祭/三位一体の祝日
前奏曲 変ホ長調 BWV552
われらみな唯一の神を信ず BWV740
われらみな唯一の神を信ず BWV680
これぞ聖なる十誠 BWV678
来れ聖霊、主なる神 BWV652
来れ聖霊、主なる神 BWV651
来れ、創り主にして聖霊なる神よ BWV67
バビロン川のほとりで BWV653
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV659
おお愛する魂よ、汝を飾れ BWV654
ただ神の摂理にまかす者 BWV647
フーガ 変ホ長調 BWV552
エリザベス・ロロフ(Org)
エルサレム レダーマー教会のカール=シュケ・オルガン
昨年、「ベツレヘムのクリスマス音楽」(320 13452)をリリースして一躍注目を
浴びたエリザベス・ロロフ。クリスマス作品集は、まさにクリスマスの日のミサ
が全世界に中継される聖カトリーネ・ベツレヘム教会のオルガンを使用していま
したが、今回は同じエルサレムながら別の教会のオルガンを使用しての興味深い
バッハ作品集です。
キリスト教における主要な典礼をバッハの作品とともに巡る構造となっている
2枚組。もちろん言葉を持たないオルガン作品ですが、そこには折々の祈りの言
葉が秘められており、宗教的儀式だけでなく大自然が織り成す四季すらも感じ
させるものです。もちろん、MDGが誇る録音技術だからこそ再現できるオルガン
の響きにも注目です。
60113952 \2080
90113956(SACD-Hybrid) \2950
ヨーゼフ&ミヒャエル・ハイドン トランペット協奏曲集
ヨーゼフ・ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調
ミヒャエル・ハイドン:トランペット協奏曲 ハ長調
同:セレナード 変ロ長調、ファゴット協奏曲、クラリーノ協奏曲
ヨーゼフ・ハイドン:交響曲 第83番 ト短調 「雌鳥」
ヴォルフガング・バウアー(Tp)
ハイルブロン・ヴュルテンベルグ室内管弦楽団
指揮:ルーベン・ガザリアン
鍵式トランペットを考案したアントン・ヴァイディンガーとヨーゼフ・ハイド
ンが出会ったのは、偶然だったのかはたまた神の思し召しだったのか?それま
で単純な倍音で構成されたフレーズしか演奏できなかったトランペットが、一
躍ソロ楽器として重用されることになる歴史的瞬間でした。その後、変ホ長調
の協奏曲を完成させたハイドン。もちろんこの作品は、ヴァイディンガーのた
めに書かれたものです。この後、鍵式トランペットは姿を消し、現在見られる
トランペットへと変遷するのですが、それらは19世紀中ごろ、ハイドン兄弟が
亡くなってずっと後のことでした。
ミヒャエルのセレナードはその第3,4楽章がトランペット協奏曲ニ長調として
認識されているもの。ザルツブルグの伝統にのっとって、この盤でもセレナー
ドの途中にファゴット協奏曲とクラリーノ協奏曲が挿入されています。
33712052 \2080
93712056(SACD-Hybrid) \2950
ショスタコーヴィチ:交響曲全集 Vol.5
交響曲 第13番 変ロ短調 作品113 「バビ・ヤール」
タラス・シュトンダ(Bs)
チェコ・フィルハーモニー合唱団
ボン・ベートーヴェン管弦楽団
指揮:ローマン・コフマン
毎回ご好評を頂いてきたコフマンのショスタコーヴィチ全集ですが、アニヴァ
ーサリー・イヤーが盛り上がりを見せる只中に「バビ・ヤール」の登場となれ
ば注目度も一段と高まります。ナチによるユダヤ人大量虐殺がなされたとされ
る地名、キエフの「バビ・ヤール」。キエフ生まれのコフマンにとってそれが
どれだけ思いいれの強い作品かは想像に難くありません。年内全集が完成され
ることはなさそうですが、ここに第13番をリリースするには様々な思惑が交差
してのことと思われます。しかしながらコフマンのアプローチはいつもながら
の緻密なスコア・リーディングに裏づけされたもの。熱く燃える心中を冷静な
分析で表出した聴き逃せない13番です。
<Ambitus>
AMB96894 \2180
カール・ヘラー 作品集 Vol.2-オルガン作品
コラール「おお汝ら信仰厚き者は、いかに幸いなるか」によるパルティータ作品1
コラール変奏曲 「神の恵みをともにたたえん」 作品22-1
コラール変奏曲 「イエス、我が喜び」 作品22-2
シャコンヌ 作品54
「太陽はその輝きによりて」によるコラール・パッサカリア 作品61
コラール-コラール前奏曲 「ベツレヘムに生まれ」
エドガー・クラップ(Org)
今年5月に発売となった第1巻の表記をここに訂正させていただきます。前作を
「ヘラー:室内楽曲集 Vol.1」とご案内したのですが、正しくは「ヘラー:作
品集 Vol.1-室内楽」ということだったらしいです。つまり、Ambitusはカール・
ヘラーの作品全集を完成させる野望を秘めているようです。
と、いうことで、今回はオルガン作品集。ミュンヘン音大の学長を務めながら
も、自身がオルガニストとしても活躍した作曲家ですので、オルガン作品は彼
の作品群の中でも特別なものです。ヒンデミットとの親交が厚く、作風にも共通
点が多いとされるヘラーですので、さながらヒンデミットのヴィオラ作品集的
なアルバムといえるかもしれません。
ヘラー:作品集 Vol.1-室内楽 AMB 96893 \2180
AMB96899 \2180
パガニーニ 弦楽とギターのための作品集 Vol.2
四重奏曲 第1番 イ短調 作品4
(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとギターのための)
三重奏曲 ニ長調 (ヴァイオリン、チェロとギターのための)
四重奏曲 第15番 イ短調
(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとギターのための)
オッフェンブルグ弦楽トリオ
ジーグベルト・レンブレーガー(Gt)
パガニーニのバイオグラフィーの中でも、彼のギタリストとしての一面を注視
した表記は極端に少ないのですが、残された作品における技巧を吟味するに、
ヴァイオリニストとしてと同様にギターにおいても「悪魔的」とまでいわれる
超絶技巧の持ち主であったことにほぼ間違いはありません。今回はギターを含
んだ四重奏の最初と最後の作を含んだ作品集。パガニーニは実に、ギターと弦
楽トリオのための四重奏を15曲も残しているのです。
第2巻といわれても、1巻目がいつ出たかちょっと思い出せないのではないでしょ
うか?一巻目は5年前(!)、同じメンツで入れたトリプル・コンチェルタンテ
などだと思われます。(発売当初、Vol.1等の表記もなく、続きが出るとも思っ
てませんでした・・・)