クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-11 No.11-2

2011年11月13日 12時42分31秒 | Weblog
C5080 3枚組 ¥2450
ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ:作品集
〈CD1.葬送音楽〉/〈CD2.モテット集〉
1.われらにみどり児うまれたもう/2.われらは知る,われらが地上の住家
3.イエス・キリストの流した血は/4.われ汝より目を離さじ
5.神よ、われに恵みあれ/6.いざ再び幸あれ/7.われ主に見ゆ
8.我が思いなる我が神よ
〈CD3〉1-8.ミサ・ブレヴィス 「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」
9-15.主は新しい国をつくられる/16-22.意地悪な魂に知恵は宿らず
23-29.わたしの霊をあなたのうちに置いて
C10814&C10560&C67131の新装版
マリア・ザードリ(ソプラノ)/レーナ・スザンネ・ノーリン(アルト)
ギ・ド・メイ(テノール)/ヴィーフリート・ヨッヘンス(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)他/ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト/ヘルマン・マックス(指揮)
マイニンゲンの宮廷楽長を務めたヨハン・ルートヴィヒ・バッハ(1677-1731)
は、J.S.バッハの遠い親戚(大バッハの祖父の従弟の孫もしくは、曾祖父の弟
の玄孫)で、極めて厚い信頼を得ていたといわれます。極めて勤勉な人だった
ようで、生前は高く評価されていましたが、その作品はほとんど残っておらず、
このようにまとめて聴くことができる機会もほとんどありません。彼の宗教曲
は形式こそ単純ですが、その筆致は驚くほどに豊であり、またエルンスト・
ルートヴィヒ公の葬儀の際に書かれた「葬送音楽」は大規模な編成を必要とす
る3部形式の作品であり、死を悼む悲しみを乗り越え、魂の平安を願うという
すばらしいレクイエムです。聴きごたえのある3枚組です。

C5083 2枚組 ¥2080
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:カンタータ集
〈CD1〉
1-9.「闇の行いを脱ぎ捨て」 Fk.80
10-15.「呼びかける声がある。主のために荒れ野に道を備え」 Fk.89
〈CD2〉
1-3.シンフォニア ニ長調 Fk.64/4-8.「今ぞこの日」 Fk.85
9-15.「震え、墜ち」Fk.83
C10425&C10426の新装版
バルバラ・シュリック(ソプラノ)/クラウディア・シューベルト(アルト)
ヴィルフリート・ヨッヘンス(テノール)
シュテファン・シュレッケンベルガー(バス)/ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト/ヘルマン・マックス(指揮)
J.S.バッハの長男であるヴィルヘルム・フリーデマン(1710-1784)は、1746年
から1764年までハレで音楽監督とオルガニストを務めていました。その地位は
ライプツィヒでの大バッハのものに似ており、彼は3週間ごと、更に全ての祝
祭日曜のためにカンタータを演奏することを義務つけられていたのです。とは
言え、あまり勤勉な性格ではなかった彼は、その任務を全うすることはなかっ
たようです。彼の前任者キルヒーホフがテレマンの作品を流用していたようで
すし、彼自身も他者の作品の練習をしたようですが、とはいえ、やはり祝祭日
には自身のカンタータを演奏すべく、入念に準備したといわれています。壮麗
な演奏効果を持つ作品ですが、それに伴い、歌手や器楽奏者たちに要求される
技術もなかなかのもので、完璧に演奏するためには、多くの技術的困難を乗り
越えなくてはいけないという難易度の高い音楽でもあります。

C5087 ¥1750
アントニオ・サリエリ:ラ・ヴェネチアーナ
1-3.オーボエ、ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 ニ長調
4-6.フルートとオーボエのための協奏曲 ハ長調
7-9.シンフォニア ニ長調「ラ・ヴェネチアーナ」
C10530の再発盤
ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)/ベーラ・バーンファルヴィ(ヴァイオリン)
カーロイ・ボトバイ(チェロ)/ヤーノシュ・バーリント(フルート)
ブダペスト・ストリングス
アントニオ・サリエリ(1750-1825)は当時、すごく才能のあった音楽家であっ
たにも関らず、現在では「モーツァルトに冷たくあたった人」としてのみ知ら
れているのは、とても残念なことなのではないでしょうか?実際の彼はウィー
ンで音楽家として40年近くも不動の地位を築き、多くの音楽家を育てた名士で
あり、当時のモーツァルトは足元にも及ばない存在であったことがわかってい
ます。ここに収録された作品を聴いてみても、他人の才能を羨んで悪いことを
企むような腹黒さを感じるのは不可能でしょう。とはいえ、本当のことはわか
りません。映画用に作られたエピソードなのか、はたまた毒殺は真実だったの
か・・・。

C5088 ¥2080
オスカー・シュトラウス:喜歌劇「陽気なニーベルンゲン」
C10752の再発盤
グンター…マルティン・ガントナー(バリトン)
ウーテ…ダフネ・エバンゲラトス(メゾ・ソプラノ)
ダンクヴァルト…ゲルト・グロコウスキ(バリトン)
フォルカー…ハインツ・ハイドブヒェル(テノール)
ギゼルハー…ガブリエーレ・ヘンケル(ソプラノ)
クリームヒルト…リサ・グリフィス(ソプラノ)
ハーゲン…ヨーゼフ・オッテン(バス)
ミヒャエル・ノヴァーク(テノール)他
ケルン放送合唱団/ケルン放送管弦楽団
ジークフリート・ケーラー(指揮)
オスカー・シュトラウス(1870-1954)は、あのワーグナーの大作「ニーベルン
グの指輪」を、見事な風刺劇に作り替えました。もともと権力と欲望に塗れた
オペラではありましたが、こちらのシュトラウス版は、その傾向に更に拍車が
かかっています。1時間かけて「とりあえずお金さえあれば物事は丸く収まる」
と歌っている?という、何とも頷ける作品であります。

C5089 2枚組 ¥2080
オスカー・シュトラウス:チョコレートの兵隊
ブメル…ヨハネス・マルティン・クレンツル(テノール)
ナディナ・ポポフ…カロリーネ・シュタイン(ソプラノ)
アレクシウス・シュリピドフ…ジョン・ディッキー(テノール)
アウレリア・ポポフ…ゲルトラウド・ヴァグナー(アルト)他
ヘンデル・コレギウム・ケルン/ケルン放送管弦楽団
ジークフリート・ケーラー(指揮)
この「チョコレートの兵士」はバーナード・ショーの戯曲「武器と兵士」を元
にした作品ですが、ショー自身はこのオペレッタ化に乗り気ではなく、台本作
成の際、主人公たちの名前、性格、対話などをそのまま使うことは許可せず、
また「台本はパロディであること」を明記させることを確約させました。その
代わり成功した場合は報酬を受け取らない事も約束したのです。ショーはこの
完成したオペレッタを「腐敗した味」とまで酷評、当然失敗するものと思って
いたようですが、1908年11月14日の初演は大成功。その後も次々と成功を収め
たので、報酬を受け取らない約束をしたことを心の底から後悔したとのことで
す。そんな経緯を頭において聞いていただけますと、10倍楽しめそうですね。

C5092 2枚組 ¥2080
ハンス・プフィッツナー:カンタータ「ドイツの精神」
Phoenixレーベル PE145の再発盤
ソルヴェイグ・クリンゲルボルン(ソプラノ)
ナタリー・シュトゥッツマン(メゾ・ソプラノ)
クリストファー・ベントリス(テノール)/ローベルト・ホル(バス)
ベルリン放送合唱団/ベルリン・ドイツ交響楽団
インゴ・メッツマッハー(指揮)
アイヒェンドルフの詩によるプフィッツナー(1869-1949)の壮大なるカンター
タです。1921年に作曲されその翌年初演、1937年に改作が施されています。彼
自身は保守的であり、また自ら認める「反ユダヤ主義者」でもありました。当
時世間を凋落していた「前衛音楽」は彼にとって憎むべきものであり、崇高な
るドイツの精神を音楽として表すためにこのカンタータが書かれたと言われま
す。とはいえ、出来上がった音楽には全く政治的イデオロギーは反映されてお
らず、むしろ「ロマンティックなカンタータ」という副題が付されているほど、
内容的には矛盾を孕んだ音楽ともいえそうです。この演奏は、2007年10月3日
の「東西ドイツ統一の日」記念演奏会としてメッツマッハーが用意したプログ
ラムです。演奏的には賛否両論がありましたが、聴衆の興奮、熱狂の度合いは
すさまじく、この曲の真価を正統に評価できる演奏として記憶されることで
しょう。

C5095 2枚組 ¥2080
ショスタコーヴィチ:ロシアのロマンス
〈CD1〉
1-11.ユダヤの民族詩より Op.79
12-21.ミケランジェロの詩による組曲 Op.145a
〈CD2〉
1-3.4つのロマンス Op.46(抜粋)/4-9.6つの歌曲 Op.143
10-15.6つのロマンス Op.62/16-21.6つのロマンス Op.21
C10777&C10778の新装盤
ニナ・フォミナ(ソプラノ)…CD1:1-11
タマラ・シンヤフスカヤ(アルト)…CD1:1-11,CD2:4-9
アルカディ・ミシェンキン(テノール)…CD1:1-11
アナトリイ・コチェルガ(バス)…CD1:12-21
アナトリイ・バビキン(バス)…CD2:1-3
スタニスラフ・スレイマノウ(バス)…CD2:10-15
ウラディーミル・カサチュク(テノール)…CD2:16-21
ケルン放送交響楽団/ミハイル・ユロフスキ(指揮)
風刺的な作品から、恐ろしいまでの内省的な作品まで、さまざまな表情を持つ
音楽を書いたショスタコーヴィチ(1906-1975)ですが、室内楽や歌曲などの比
較的編成の小さい作品は、彼の心情が直接吐露されているものが多く、特に歌
曲は、テキストを選択することにより、ショスタコーヴィチのありのままの心
の叫びが綴られていることが多いといえるでしょう。ここでは、少々甘目(?)
に書かれたロマンスも彼らしいのですが、圧巻は「ミケランジェロの詩による
組曲」でしょう。彫刻家として知られるミケランジェロですが、その詩は、当
時上からの圧力で渋々仕事をこなしていた天才の心の叫びとも言えるものであ
り、同じく抑圧されていたショスタコーヴィチの心に沿うところも多かったの
ではないでしょうか?ロシア歌曲らしいバスの深々とした響きも存分に楽しめ
ます。

C5101 2枚組 ¥2080
LYRIC-管弦楽伴奏付き歌曲集
〈CD1〉
1-5.マーラー(1860-1911):リュッケルトの5つの歌
6-9.マーラー:さすらう若人の歌
10-14.ヴォルフ(1860-1903):
管弦楽伴奏付きの歌曲/(ミニョン/アナクレオンの墓/時は春/眠りに寄す)
15-17.ツェムリンスキー(1871-1942):交響的歌曲 Op.20から
18.ツェムリンスキー:抒情交響曲 Op.18より第7楽章
〈CD2〉
1.エゴン・ヴェレシュ(1885-1974):生と夢、そして死 Op.55より
2.エゴン・ヴェレシュ:世界の歌 Op.54より
3-7.シュレーカー(1878-1934):低声のための5つの管弦楽伴奏付き歌曲
8-11.ブロッホ(1880-1959):秋の詩
12-14.ブロッホ:2つの詩編
既発盤からのコンピレーション
〈CD1〉
クリスティーネ・シェーファー(S)…1-5
トーマス・クヴァストホフ(Br)…6-9/白井光子(Ms)…10-14
フランツ・グルントヘーバー(Br)…15-17/マティアス・ゲルネ(Br)…18
〈CD2〉
ゾフィー・コッシュ(Ms)…1,8-11/レジーナ・クレッパー(S)…2
メヒトヒルト・ゲオルグ(Ms)…3-7/クリスティーナ・エルツェ(S)…12-14
様々なオーケストラ
今までにCAPRICCIOレーベルから発売された数多くのアルバムの中から、素晴
らしい管弦楽伴奏の歌曲を集めた2枚組です。耳にすることの多いマーラーの
2つの作品ですが、リュッケルトの5つの歌曲をソプラノで歌うというのは、
比較的珍しいのではないでしょうか?シェーファーの鋭角的な響きは、この歌
曲集に全く違った光を当てているかのようです。CD2枚目の選曲は、マニア向
けともいえそうであり人間の声を真摯に向き合うオーケストラの姿を浮き彫り
にするかのようです。エッシェンバッハ、アルブレヒト、ベルティーニなどの
名指揮者たちの棒さばきもお楽しみください。そして最近注目のメゾ・ソプラ
ノ、コッシュが脚光を浴び始めた頃の録音も含まれています。

C7035 3枚組 ¥2080
アート・オブ・ベルカント
〈CD1〉
1-3.リスト(1811-1886):3つのペトラルカのソネット
4-7.ドニゼッティ(1797-1848):
4つの歌曲(愛の手紙/愛と死/見習い僧の最後の夜/たそがれ)
8-10.マスカーニ(1863-1945):3つのアリア(あなたの星/愛の苦悩/ばら)
11-15.レスピーギ(1879-1936):
5つの歌曲(夜/ストルネッロを歌う女/どうすれば我慢できるのか/霧/
とても美しい乙女)
16-18.ヴェルディ(183-1901):6つのロマンスより(星に/日没/石畳の道)
〈CD2〉
モーツァルト(1756-1791):1.ドン・ジョヴァンニから「カタログの歌」
2.ドン・ジョヴァンニから「お手をどうぞ」
3.フィガロの結婚から「ため息をついている間に」
ドニゼッティ(1797-1848):
4.ドン・セバスティアンから「Giuoco di rea fortuna- O Lisbona」
5.ジェンマ・ディ・ヴェルジより「Qui un pugnale! - Ah! Nel cuor」
6.カテリーナ・コルナーロより「 Non turbati a questi accenti」
7.ラ・ファヴォリータより「だが,邪な者どもの嫉妬と怒りは私の頭上に
-よいか,レオノーラ,そなたの足下に」
ヴェルディ(1813-1901):
8.椿姫より「プロヴァンスの海と陸」
9.マクベスより「裏切り者めら!アングロの地で貴様らはおれに対し団結し
た!」
10.シチリア島の夕べの祈りより「富を手にして」
11.シモン・ボッカネグラより「平民よ、貴族よ!」
12.シモン・ボッカネグラより「Ecco la spada - Sia maledetto」
〈CD3〉
1.ベルリーニ(1801-1835):清教徒より「私は美しいおとめ」
2.ベルリーニ:
カプレーティ家とモンテッキ家より「私はこうして晴れの衣装を-ああ、幾度
か」
3.ドニゼッティ(1797-1848):ドン・パスクァーレより「この物語の教訓は」
4.ドニゼッティ:ドン・パスクァーレより「私を愛するともう一度」
5.ドニゼッティ:アンナ・ボレーナより「来て、罪のない若者よ」
6.ドニゼッティ:連隊の娘より「さようなら」
7.ドニゼッティ:
連隊の娘より「では,決まってしまったのね-富も栄華の家柄も」
8.ベルリーニ:
清教徒より「第2幕 ああ!私に希望を与えて下さい…ここで、あのお方の優
しい声が…来て下さい」
既発盤からのコンピレーション
〈CD1〉
アルフレード・クラウス(テノール)/エデルミロ・アルナルテス(ピアノ)
〈CD2〉
レナート・ブルゾン(バリトン)/様々なオーケストラ
〈CD3〉
ルチア・アリベルティ(ソプラノ)/ベルリン放送交響楽団
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)
CAPRICCIOレーベルから発売されている歌手たちのアルバムの中から、とびき
りの名手を3人セレクト。それぞれのアルバムを1セットにまとめました。最初
の一人は、日本でも人気の高いスペイン生まれのテノール、アルフレード・ク
ラウス。マスネの「ウェルテル」をはじめとした数々の当たり役で知られます
が、ここでは歌曲リサイタルでお楽しみください。端正な表情付けの中に隠さ
れた情熱の炎が感じられるリストの「ペトラルカのソネット」は見事の一言で
す。2枚目は、こちらも日本で人気の高いバリトン、レナート・ブルゾンのア
リア集。イタリアの正統的な歌い手として知られ、来日経験も豊富。ここで
はお得意のヴェルディを始め、ドニゼッティとモーツァルトを。3枚目は完璧
なコロラトゥーラを聴かせるルチア・アリベルティの美声を。抒情的な歌も
カバレッタも全てが艶やか。まさに聞き惚れてしまいます。

C7088 3枚組 ¥2080
フランツ・シュレーカー:管弦楽作品集
〈CD1〉
1.交響曲 第1番 イ短調 Op.1/2.インタフェルネスの女/3.詩篇第116番 Op.6
〈CD2〉
1.白鳥の歌 Op.11/2.祝典円舞曲と円舞曲風間奏曲
3.低声のための5つの管弦楽伴奏付き歌曲
〈CD3.イグナツ・ストラスフォーゲルによるピアノ編曲版〉
1.おもちゃと王女(ピアノ版組曲)/2.室内交響曲(ピアノ版)
3.フランツ・シュレーカー・ブック
C10850&C10873&C67063による新装盤
〈CD1〉
ゲルト・ヴェストプファル(ナレーター)…2
ペーター・ディッケ(オルガン)…3
〈CD2〉
メヒトヒルト・ゲオルク(メゾ・ソプラノ)
ケルン西ドイツ放送合唱団/ケルン放送合唱団/ケルン放送管弦楽団
ペーター・グルケ(指揮)
〈CD3〉
コーリャ・レッシング(ピアノ)
オーストリアの作曲家であり、指揮者であったフランツ・シュレーカー(1878-
1934)の作品集です(すでにCAPRICCIOレーベルからリリースされていたアルバ
ムの再編成です)。彼の作品の中ではとりわけオペラが優れているとされてい
ますが、発表当時は、その前衛的な手法が受け入れられにくい局面もあった
ようです。とはいえ、十二音とは違ったロマンティックな響きを有した彼の響
きは、まさに「頽廃音楽」そのものであり、後世の作曲家たちが大きな影響を
受けていたことは間違いありません。この3枚組は、オーケストラ作品と歌曲、
そして管弦楽作品を、彼の門弟でもあったピアニスト、ストラスフォーゲルが
編曲したピアノ曲をバランスよく配しています。初期の作品である交響曲
第1番(1899年)から最後の作品である「インタフェルネスの女」(1932-1933年)
まで、その作風の変遷を味わってみてください。

C7100 5枚組 ¥2450
バッハ・ファミリーの宗教曲集
〈CD1.J.S.バッハ(1685-1750)〉
1.主に向かって新しき歌をうたえ BWV225/2.わが心の喜びなるイエス BWV361
3.主をたたえよ、すべての異教徒よ BWV230
4-6.マニフィカト 変ホ長調 BWV243aより
7.来たれ、イエスよ、来たれ BWV229/8.わが最愛の命なるイエスよ BWV356
9.恐れることなかれ、われ汝とともにあり BWV228
10.汝は満たされ、平静であれ BWV315
11.汝いずこに行くや? BWV166: たれぞ知らん、わが終りの近づけるを
12.イエス、わが喜び BWV 227/
〈CD2.C.P.E.バッハ(1714-1788)〉
1-6.復活祭カンタータ Wq.244 H.803/7-8.聖なるかな Wq.217 H.778
9.Wer ist so wurdig als du, Wq.222 H.831
10-17.慈悲深きあなたを崇拝します Wq.243 H.807
〈CD3〉
ヨハン・エルンスト・バッハ(1722-1777):
1-8.「わが魂は主をあがめ」
9-12.Wenn Donnerwolken uber dir sich turmen
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):
13-15.目覚めよ、と呼ぶ声あり/16.Die Kindheit Jesu, W.XIV/2, B.D5
〈CD4〉
1-7.ウィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):「震え、堕ち」 F.83
8-9.ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):タントゥム・エルゴ
10.ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ(1677-1731):
11のモテットより第4番「我が思いなる我が神よ」
11.ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ:葬送音楽より最終合唱
〈CD5〉
1.ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):
Ach bleib bei uns, Herr Jesu Christ
2.ヨハン・ミヒャエル・バッハ:ああ、いかにその時を待ちこがれることか
3.ゲオルク・クリフトフ・バッハ(1642-1697):見よ、何と美しく快いことが
4.ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):
我が愛する女よ、汝美しきかな
C49432の新装盤
ロストッカー・モテット合唱団/ライプツィヒ・カペラ・フィディーチニア
ハルトヴィヒ・エッシュエンブルク(指揮)/
ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト
ヘルマン・マックス(指揮)他
バッハ一族と一言で言っても、その世代は何代にも渡り、その作風の変遷も時
代とともに変化していきます。もちろん核となるのはJ.S.バッハですが、その
周辺を固める才能の何と多彩なこと。各々の個性を楽しむもよし、音楽史とし
て眺めるもよし。もちろん深い精神性を感じるもよし。1セットあると一生楽
しめることでしょう。最強の5枚組の復活です!

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 11-11 No.10-1 | トップ | 11-11 No.11-1 »

Weblog」カテゴリの最新記事