クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-09 No.16-1

2009年09月13日 18時58分04秒 | Weblog
<Onyx>
ONYX 4046 \2180
シューベルト:
アルペジョーネ・ソナタ イ短調D.821
二重奏曲(ソナタ)イ長調D.574(ウィスペルウェイ編)
幻想曲ハ長調D.934(ウィスペルウェイ編)
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ/グァダニーニ1760)、
パオロ・ジャコメッティ(フォルテピアノ)
2009年7月7日-9日、フリッツ・フィリップス音楽センター(アイントホーフェン
/オランダ)での録音。
1996年に当時使用していた19世紀ボヘミア製のチェロを弾き、ジャコメッティと
のデュオで「アルペジョーネ・ソナタ」を録音&リリースしているウィスペル
ウェイ。
盟友ジャコメッティと再びコンビを結成し臨んだ2度目の録音は、豊富な経験か
ら導き出された新たな解釈、そして「奇跡のチェロ」と称される"グァダニーニ
1760"を得てさらなる進化を遂げた"現在"のウィスペルウェイによる全く新しい
「アルペジョーネ・ソナタ」なのである。
また「アルペジョーネ・ソナタ」とカップリングされた「二重奏曲(ソナタ)」
と「幻想曲」では、ウィスペルウェイ自身の手による新たなアレンジが用いら
れており、その演奏と完成度も楽しみなポイント。
ソリストとしてだけでなく世界有数の室内楽奏者としても高い評価を受け、モ
ダン、ピリオドの両方に精通するイタリアの名手ジャコメッティの存在が、ウィ
スペルウェイのパフォーマンスをさらに高めてくれることは間違いない。

ONYX 4044 \2180
パガニーニ:24のカプリースOp.1
ジェイムズ・エーネス(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス1715"Marsick")
2009年5月&6月、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス/イギリス)で
の録音。
エーネスは1995年のデビュー・レコーディング、大喝采を浴びた2009年のザルツ
ブルク音楽祭でパガニーニの「24のカプリース」を取り上げており、この難曲
中の難曲に対するこだわりと愛着は相当なもの。
2008年度にグラミー賞を受賞したエーネスには、「地球上に存在する4-5人の完
璧なヴァイオリン奏者の1人」、「エーネスこそハイフェッツ、メニューイン、
オイストラフ、スターン、そしてミルシュタインの後継者に相応しい」など、
欧米各国の様々なメディアから称賛の声が寄せられている。






<PentaTone>
PTC 5186 339(SACD-Hybrid) \2850
R・シュトラウス:
交響詩《マクベス》Op.23/アルプス交響曲Op.64
マレク・ヤノフスキ(指揮)、ピッツバーク交響楽団
"ドイツ音楽"という絆で固く結ばれたヤノフスキとピッツバーク響による「アル
プス交響曲」は、アルプス山脈の光景が眼前に広がるような色彩感に富み劇的で
感動的。両者が築いてきた信頼関係が生んだ充実の「アルプス交響曲」である。
2008年10月&11月の録音。

PTC 5186 354(SACD-Hybrid) \2850
ブルックナー:交響曲第6番イ長調(ノヴァーク版)
マレク・ヤノフスキ(指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団
「交響曲第5番」と「交響曲第7番」に挟まれてしまいなかなかその魅力が伝わり
にくい「交響曲第6番」だが、ブルックナーを十八番とするヤノフスキが"アンセ
ルメのオーケストラ"スイス・ロマンド管から重厚なサウンドを引き出し目覚し
い演奏を展開。
「交響曲第6番」の真価、スイス・ロマンド管に訪れた"新時代"を感じさせてく
れる演奏です。
2009年1月の録音。

PTC 5186 365(SACD-Hybrid) \2850
ザッパ・シンフォニー ――
グラーフ:交響曲ニ長調Op.14-1
ザッパ:交響曲変ロ長調《チェロ・シンフォニー》、交響曲ニ長調
シュヴィンドル:交響曲ニ長調Op.9-3
モーツァルト:
交響曲第5番変ロ長調K.22《ハーグ》、
ソプラノと管弦楽のためのアリア《誠実に身を保ち》K.23
シュターミッツ:交響曲ハ長調Op.24-1
サイモン・マーフィー(指揮)、新オランダ・アカデミー室内管弦楽団
シュターミッツ、リヒター、コレッリ、ヨーゼフ・シュミットの作品を録音して
きたサイモン・マーフィー率いるオランダのピリオド・オーケストラ、新オラ
ンダ・アカデミー室内管の今回の舞台は18世紀オランダのハーグ。
オランダ最後の総督オラニエ公ヴィレム5世のハーグ宮廷でチェリストとして活
躍したフランチェスコ・ザッパ(fl.1763-1788)、宮廷楽長クリスティアン・エル
ンスト・グラーフ(1723-1804)、宮廷楽団のコンサートマスター、フリードリヒ
・シュヴィンドル(1737-1786)の作品、またハーグで作曲されたモーツァルトの
作品、ハーグで出版されたシュターミッツの作品など、"ヴィレム5世時代"の"
ハーグ"に縁のある作曲家たちの珍しい作品をマーフィー&新オランダ・アカデ
ミー室内管が全世界に向けて発信する ――。

PTC 5186 301(SACD-Hybrid) \2850
フェノメノン - デイヴィッド・ガーナーの音楽 ――
メゾ・ソプラノとピアノのための《スプーン・リヴァーの歌》/テノール、木
管五重奏とピアノのための《ビニェタス・フラメンカス》/ソプラノとバリト
ン、ピアノのための《蛍と柳》/ソプラノとピアノのための《フェノメナル・
ウーマン》
スザンヌ・メンツァー(メゾ・ソプラノ)
、フランシスコ・アライザ(テノール)、リンダ・ルーカス(フルート)、
ジョナサン・フィッシャー(オーボエ)、ベン・フライムート(クラリネット)、
スティーヴ・パウルソン(ファゴット)、ロバート・ワード(ホルン)、
ウィリアム・ストーン(バリトン)、ステファニー・フリーデ(ソプラノ)、
リサ・デラン(ソプラノ)、クリスティン・パンコニン(ピアノ)
サンフランシスコ音楽院の教授を務めるアメリカ人作曲家デイヴィッド・ガー
ナー(1954-)の歌曲集。2000年に初演された1幕の歌劇「金のなる木」で成功を
収めたガーナー。スペイン語、カタルーニャ語、ドイツ語、イタリア語、ギリ
シャ語、日本語などを駆使した声楽作品が特に高く評価されている。




<Solo Musica>
SM 125 \2300
ロマンティック・ヴィルトゥオージティ ――
ペスキン:トランペット協奏曲第1番ハ短調
ブラント:演奏会用小品第1番ヘ短調Op.11、同第2番変ホ長調Op.12
コーズ:演奏会用幻想曲変ホ短調
ヘーネ:スラヴ幻想曲
ベーメ:
ロシア舞曲Op.32、トランペット協奏曲ホ短調Op.18、
ラ・ナポリテーヌ・タランテラOp.25
ジュリアーノ・ゾンマーハルダー(トランペット&コルネット)、
ハイコ・マティアス・フェルスター(指揮)、
ノイエ・フィルハーモニー・ヴェストファーレン
2006年に260年以上の歴史を誇るドイツの名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス
管弦楽団のソロ・トランペット奏者に就任してしまった1985年生まれの驚異の
才能ジュリアーノ・ゾンマーハルダーのコンチェルト・アルバム!
ゲヴァントハウス管のトランペット・セクションを牽引する天才奏者が選んだ
プログラムは、ペスキン、ブラント、コーズ、ベーメなど、どれもトランペット
奏者にとって重要なレパートリーばかり。
ちなみにベーメの「協奏曲ホ短調Op.18」以外の収録作品の管弦楽伴奏版は、
ゾンマーハルダーの演奏が世界初録音となる。ドクシツェルやマルゴーリン、
ユソフといった旧ソ連の伝説的奏者たちに認められた新世代の筆頭株のトラン
ペットが、高らかに、そして輝かしく鳴り響きます!




<Musica Ficta>
MF 8008 \2300
ヘンデル:モテットとソナタ・ダ・キエザ ――
グローリア/トリオ・ソナタ ト短調HWV.393/サルヴェ・レジナHWV.241/トリ
オ・ソナタ第6番ヘ長調Op.5-6,HWV.401/モテット《天に在す者が息を吐き給う
と》HWV.231
マガリ・レジェ(ソプラノ)、ロザソリス
古楽界に新風を吹き込むべく創設され、2004年からリリースをスタートさせた
ベルギーのレーベル"ムジカ・フィクタ(Musica Ficta)"。
演奏、デザインなどディスク全体のクォリティを追及している新鋭古楽レーベ
ルの最新作は、ハンブルク大学のハンス・ヨアヒム・マルクス教授によって2001
年にヘンデルの作品と断定された「ソプラノと弦楽のためのグローリア」や美
しいモテットなどを収録したヘンデルのアニヴァーサリー・アルバム。
このヘンデルが本格的な古楽デビューとなるフランスの若きソプラノ歌手マガ
リ・レジェの麗しき歌声、フランスのピリオド・アンサンブル、ロザソリスの
生命力に富んだ演奏が、若き日のヘンデルの秀作に秘められた魅力を解放させ
ている。録音面も優秀。古楽ファン要チェックのリリースです。




<Musiques a la Chabotterie>
MC 605006 \2300
ラモー:コンセールによるクラヴサン曲集(オーケストラ版) ――
第1組曲/第2組曲/第3組曲/第4組曲/第5組曲/ガヴォットと6つのドゥーブル
ユーゴ・レーヌ(指揮)、サンフォニー・ドゥ・マレ
ラモーの珍しいオペラ「オシリスの誕生、またはパミリーの祭り」(MC 002)、
「四大元素」の作曲者ルベルの音楽悲劇「ウリッセ」(MC 003)、レーヌが大活
躍するヘンデルの「リコーダーのための6つの協奏曲」(MC 004)、ルイ13世の宰
相 「リシュリュー枢機卿時代の音楽」(MC 005)など、こだわりのプログラムと
演奏でリリースの度に古楽ファンを潤わせてきたユーゴ・レーヌ&サンフォニ
ー・ドゥ・マレ。
"コレクション・ラモー"のVol.2と題された同コンビの新録音は、ラモーのコン
セールによるクラヴサン曲集(1741)の編成を拡大させてしまったという刺激的
な逸品。各声部が厚くなったことにより生まれた新しい響きのラモーをじっく
りとご堪能下さい!



<Et'cetera>
KTC 1365 \2300
J・S・バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ集 ――
ソナタ第4番ホ短調BWV.528a(ダークセンによる再構築版)/ヴィオラ・ダ・ガン
バ・ソナタ第1番ト長調BWV.1027/同第2番ニ長調BWV.1028/同第3番ト短調
BWV.1029/ソナタ ニ短調BWV.964/コラール《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》
によるトリオ(ダークセンによる再構築版)
カッサンドラ・ルックハルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ピーター・ダークセン(チェンバロ)、
アルフレッド・ベルナルディーニ(オーボエ&オーボエ・ダモーレ)
エンシェント室内管やルーヴル宮音楽隊、イル・コンプレッソ・バロッコなど
の古楽演奏団体で活躍する女流ガンバ奏者カッサンドラ・ルックハルト、オラ
ンダ・バッハ協会のメンバーとして、またオランダ有数の音楽学者として高名
なピーター・ダークセン、アンサンブル・ゼフィロのバロック・オーボエ奏者
アルフレッド・ベルナルディーニという古楽ファン大注目のメンバーによる大
バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集。
不朽の名作ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番-第3番はもちろんのこと、
「BWV.528a」と「BWV.660a」の2作品では音楽学者ダークセンが研究を重ね再構
築を行った新版を用いているというところも非常に興味深い。またチェンバロ
奏者としてのピーター・ダークセンの演奏を味わえる「ソナタ ニ短調BWV.964」
の収録も嬉しい。

KTC 1368 \2300
ヴォックス・ネールランディカVol.1 ――
チコーニア:グローリア/デュファイ:めでたし天の后、救い主のうるわしき母
/ジョスカン:御身ただひとり奇蹟をなす者、オケゲムの死を悼む挽歌/オブレ
ヒト:サルヴェ・レジナ/ラ・リュー:おお、救いの生贄/ウィラールト:天にま
します我らが父よ/ノン・パパ:キャロル・マグナス・エラス/デ・ローレ:私
に安らぎを/ヴァールラント:楽しく歌いましょう/デ・ケルレ:スシピアント
・ドミネ/ラッスス:神に向かいて歓呼せよ、lo ti voria、何ゆえに悲しみた
るか/スホイト:Voi bramate ben mio/スヴェーリンク:詩篇第90番、ラウダー
テ・ドミヌム
パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)、オランダ室内合唱団
オランダの作曲家シリーズ(Dutch Composers)に加わるのは、オランダのハルモ
ニア社から1995年に出版された合唱曲集"ヴォックス・ネールランディカ(Vox
Neerlandica)"に収録されているルネサンス時代の合唱作品集。
デュファイ、ジョスカン、オブレヒト、ラッススなどフランドル楽派の大家た
ちや、ルネサンスからバロックへの橋渡し的役割を担ったスヴェーリンクの作
品を歌うのは名門オランダ室内合唱団。オランダの合唱団が織り成す洗練され
たハーモニーによって、オランダの合唱芸術の歴史が紐解かれる。
1996年6月-7月の録音。NM Classicsレーベルからの移行新装再発売。

KTC 1377 \2300
ヌイツ:ピアノのための3つのソナタ ――
ソナタ第4番(Adde parum parvo)/ソナタ第5番(Blue ray-Ry's blues)/ソナ
タ第6番(Outlaw's exit)
エリザ・メディニラ(ピアノ)、マルク・マッソン(ピアノ)、
ベンジャミン・ファン・エッサー(ピアノ)
古典的な手法とポスト・モダンの作風を使い分けるベルギーの作曲家フランク
・ヌイツ(1957-)。
ここでは作曲、改訂が重ねられて完成したヌイツの6曲のピアノ・ソナタの中か
ら後半の3作品を収録。純粋なクラシックでもなく、コンテンポラリーでもない、
どこか神秘的な雰囲気を感じさせるピアノ作品である。

KTC 1901 \2300
甘美な涙 - カッチーニとディンディア ――
作曲者不詳:ダル・カプリッチョ・デット/カッチーニ:ひねもす涙して/ディ
ンディア:ひねもす涙して/カプスベルガー:前奏曲/カッチーニ:アマリリ麗し
/ディンディア:つれないアマリッリ/カスタルディ:カプリッチョ・デット/
カッチーニ:麗しき真紅のバラよ/トラバーチ:4声のトッカータ第1番/カッチ
ーニ:甘いため息、星に対して彼は打ち明けた/ディンディア:オリンピアの嘆
き/他
ジル・フェルドマン(ソプラノ)、
カール=エルンスト・シュレーダー(キタローネ)、マラ・ガラッシ(アルパ)
アメリカ生まれの古楽唱法の達人ジル・フェルドマンが歌うカッチーニとディ
ンディアでは、キタローネのカール=エルンスト・シュレーダー、ハープのマ
ラ・ガラッシといった古楽界の名手たちとの共演が実現。
"Et'cetera(Olive Music)"レーベルからの復刻となった「甘美な涙」は2003年
に急逝したシュレーダーに捧げられている。
2001年5月3日-6日の録音。Stradivariusレーベルからの移行新装再発売。

KTC 1381 4枚組 \4600
シェーンベルク・クヮルテット - オランダの伝説 ――
ケティング:弦楽四重奏曲
ラマン:悲歌と死の舞踏
ボブ・ツィンマーマン:弦楽四重奏曲
フェルメーレン:弦楽三重奏曲、弦楽四重奏曲
ファン・フライメン:弦楽五重奏曲、弦楽六重奏曲
エッシャー:弦楽三重奏曲
デ・ラーフ:エンネアス・ドメイン
ペイペル:
弦楽四重奏曲第1番へ短調、同第2番、同第3番、同第4番、同第5番(未完成)
シェーンベルク・クヮルテット、ハンス・ボウデンベルク(チェロ)、
ハリー・スパルナーイ(クラリネット)、今井信子(ヴィオラ)、
ヤン・エリク・ファン・レグテレン・アルテナ(ヴィオラ)、
ミシェル・ミュラー(チェロ)、ヘット・トリオ
1976年に結成され2006年で創立30周年を迎えたオランダの名門四重奏団シェーン
ベルク・クヮルテット。シャンドスからリリースされている新ウィーン楽派の
録音がいずれも世界的評価を受けている。
この「オランダの伝説(The Duch Legacy)」には、ケティングやエッシャー、
ペイペルなど、オランダの現代作曲家たちの弦楽作品を多数収録。オランダ近
現代音楽への造詣の深さも群を抜いている。1984年-2008年の録音。

KTC 1382 5枚組 \5750
シェーンベルク・クヮルテット - レトロスペクティヴ・エディション ――
ドビュッシー:弦楽四重奏団ト短調Op.10
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
デュティユー:弦楽四重奏のための《夜はかくの如し》
ショーソン:
弦楽四重奏曲ハ長調Op.35(ダンディ補完)、ピアノ、ヴァイオリンと弦楽四重奏
のための協奏曲Op.21
レーガー:
弦楽四重奏曲第5番嬰へ短調Op.121、クラリネット五重奏曲イ長調Op.146
モーツァルト:クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
バルトーク:弦楽四重奏曲第6番
ウェーベルン:3つの小品、弦楽三重奏のための楽章
シュールホフ:弦楽六重奏曲、5つの小品、弦楽四重奏曲第1番、同第2番
シェーンベルク・クヮルテット、フレデリック・マインダース(ピアノ)、
ライナー・クスマウル(ヴァイオリン)、
ピエール・ワウデンベルフ(クラリネット)、ハンス・ワウデンベルフ(チェロ)、
ヤン・エリク・ファン・レグテレン・アルテナ(ヴィオラ)、
タコ・コーイスト(チェロ)、スーザン・ナルッキ(ソプラノ)
シェーンベルク・クヮルテットのセット・リリース第2弾「レトロスペクティヴ
・エディション」には、ドビュッシーやラヴェル、ショーソンなどのフランス
モノ、ドイツのレーガー、ブラームスなど一味違ったレパートリーを収録。
アンサンブルの代名詞でもある新ウィーン楽派や近現代作品だけでなく、ロマ
ン派やフランス印象派の演奏も素晴らしい。1987年-2009年の録音。





<Ameson>
ASCP 0815 \2300
バッハ風とピアノ・トランスクリプションンズ ――
J・S・バッハ:
前奏曲とフーガ イ短調BWV.543(リスト編)/カンタータ第29番《神よ、われら
汝に感謝す》より 序曲(サン=サーンス編)/シチリアーノ(ケンプ編)
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564より アダージョ(ブゾーニ編)
/コラール《われ、汝を呼ぶ、主イエス・キリストよ》BWV.639より コラール
前奏曲/シャコンヌ(ブゾーニ編)/マタイ受難曲BWV.244より 主よ憐れみたまえ
(ベッファ編)/前奏曲ロ短調BWV.855a(ジロティ編)
シューマン:
バッハの名による6つのフーガOp.60
ヴィラ=ロボス:アリア
ダヴィッド・ビスマス(ピアノ)
ダヴィッド・ビスマスは、14歳という若さでパリ国立高等音楽院への入学を実現
させ、ケフェレック、コラール、エンゲラー、デュソーシェスといった名ピアニ
ストたちにその才能を認められたフランス新世代の旗手。フランク&フォーレ
(ASCP 0302)、デュカス&ドビュッシー(ASCP 0607)のに続くバッハ・アルバム
は、"トランスクリプション"と2つの"バッハ風"の作品をカップリング。ビスマ
スの透き通るような音色、丁寧で繊細なタッチが、"トランスクリプション"で
あるということを忘れさせてくれる。

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