クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-12 No.18-1

2009年12月16日 16時23分58秒 | Weblog
<Berlin Classics>
BC 1652 \2380
Abschied vom Wald
メンデルスゾーン、ファニー・メンデルスゾーン:合唱曲集
メンデルスゾーン:
最初の春の日Op.48より1-3、5、6、野に歌うOp.41より5、6、
6つの歌Op.88より2、3、6、6つの歌Op.59より3-6
F.メンデルスゾーン:W
N429、370、447、433、361、439、448、445、Op.3-1、2、5
ペーター・コップ指揮、ヴォーカル・コンツェルト・ドレスデン

●reference Gold series 各1枚 \1480
BC 11526
ガーシュウィン:2台ピアノのための作品集
アンナ&イネス・ワラチョフスキ(pf)

BC 11527
ハイドン:チェロ協奏曲第1番-第3番
ヤン・フォグラー(Vc)
ルートヴィヒ・ギュトラー指揮、ヴィルトゥオージ・ザクソニエ

BC 11528
スパニッシュ・ダンス
ファリャ、アルベニス、サラサーテらの作品
カトリーン・ショルツ(Vln)ゲラルド・ファウス(pf)

BC 11529
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番
トーマス・ツェートマイヤー(Vln)
イヴァン・フィッシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団

BC 11530
シューベルト:ミサ曲D950
フリーダー・ベルニウス指揮、
シュトゥットガルト・カンマー・フィルハーモニー、他




<VOX BOX> ※旧譜・代理店に再入荷しました
CDX2 5514 2枚組 \1250
プロコフィエフ:ピアノ作品集
トッカータ ハ長調 op.11、10の小品 op.12、風刺 op.5、
私事 op.45、子供のための音楽 op.65、3つの小品 op.59、
束の間の幻影 op.22、年とった祖母の物語 op.31、
4つの小品 op.32、3つの小品 op.62
ジェルジ・シャーンドル(P)




<NCA>
NCA 60195(SACD-Hybrid) \1980
Klang der Welt: Brasilien
ルチアーノ・ギャレット(1893-1931):トゥルナ
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ショーロの形式による五重奏曲
カマルゴ・グァルニエリ(1907-1993):
声楽とフルートのための2つの歌
フランシスコ・ミニョーネ(1897-1986):
声楽とファゴットのための5つの小品
クラウディオ・サントーロ(1919-1989):
小合奏協奏曲(弦楽五重奏編)
ロナルド・ミランダ(1948- ):厳格な変奏曲
ジョアオ・グイルヘルム・リッパー(1959- ):
マティーナ(オーボエと弦楽五重奏のための)
ベルリン・ドイツ・オペラ・チェンバーソロイスツ



<DACAPO>
8.226028 \1780
ルーザス(1949-):4つの舞曲
1-4.1楽章による 4つの舞曲(ひそひそ話/ロッキング/有頂天/派手)/5.イヌホウ
ズキ/ 6-8.アビスム(アビスム/バーニング/出現)
演奏:バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループ/オリヴァ
ー・ナッセン(指揮)
録音:2008年10月11-12日…1-5 2009年3月14日…6-8 イギリスバーミンガム、
CBSOセンター
1949年生まれのルーザスは、最初オルガンを学び、同じく現代作曲家であるラス
ムッセンと共に管弦楽法を学びました。彼の作品は多岐に渡り、明らかにヴィ
ヴァルディの模倣作品である1981年のヴァイオリン協奏曲や、恐ろしく現代的
な「マンハッタンの抽象」まで様々作風を見せてくれます。 1983年に作曲され
1985年にナッセンとロンドン・シンフォニエッタが初演した「4つの舞曲」は特
徴的な音色を持つ、単一楽章の作品。「イヌホウズキ」は毒を持つ植物の名前と
美しい女性の 2つの意味を持たせた曲。アビスムはシェイクスピアのテンペスト
の一節をタイトルにした作品で、バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージッ
ク・グループのために書かれたものです。

8.226079 \1780
カール・ニルセン(1865-1931):カンタータ集
1.オーフス国際博覧会のためのカンタータ FS54…世界初録音/2.ホルベアへの
オマージュ FS102…世界初録音/ 3.シェイクスピア・メモリアル・セレブレー
ションのためのプロローグ FS80/4.コペンハーゲン大学周年行事のためのカン
タータ Op.24,
FS47…世界初録音/5.オーフス国際博覧会のためのカンタータへのナレーション
演奏 :ディッテ・アンデルセン(ソプラノ)/マティアス・ヘーゼゴー(テノール)
/パレ・クヌーセン(バリトン)/オーフス大聖堂合唱団/デンマーク国立歌劇場
合唱団/ヴォックス・アロス/オーフス交響楽団/ボー・ホルテン(指揮)
録音:2009年6月15-20日オーフス・コンサート・ホール
☆ニルセンのカンタータ集です。今回のアルバムには世界初録音が3曲含まれて
いて、この北欧の作曲家の知られざる面を新たに発掘してくれること間違いあり
ません。これらのカンタータは全て「特別な時」のために書かれたもの。彼の生
涯で最も生産性の高かった 1908-09年に書かれた「国際博覧会のためのカンター
タ」と「大学周年行事のためのカンタータ」はエネルギー溢れる情熱的な音楽で
す。1923年に書かれた「ホルベアへのオマージュ」は彼の代表作である歌劇「仮
面舞踏会」の原作者であるルズヴィ・ホルベアの祝祭のために書かれた作品で、
ニルセンの限りない敬意が見て取れるもので、華麗なるファンファーレに導かれ
幕を開けます。

8.226103-04 2枚組 \3560
J.P.E.ハルトマン(1805-1900):作品集
CD1:
1.ハーコンヤール Op.40/2.アンダンティーノと 8つの変奏/3.ピアノ・ソナタ
ニ短調 Op.34/4.オルガンのための幻想曲ヘ短調 Op.20/5.ヴァイオリンとピア
ノのための組曲イ短調 Op.66
CD2:
1.歌劇「小さなキアステン」より第2幕抜粋/2.交響曲第1番ト短調 Op.17/3.
交響詩「シビルの予言」 Op.71
演奏 :デンマーク国立交響楽団/トーマス・ダウスゴー(指揮)/トレ・ムジチ
/ハンス・ファギウス(オルガン)他
デンマークの作曲家ヨハン・ペーター・エミリウス・ハルトマンは幼い頃から作
曲を始め、生涯 86の作品番号付きの曲と、他に作品番号なしの作品をいくつも
残しています。最初の交響曲は 1837年にカッセルで初演され、あのシュポアも
その作品に注目したと言われています。またシューマンもハルトマンに興味を示
し、自らが主宰する「新音楽雑誌」にて彼の作品についてしばしば言及している
ほど当時のドイツの音楽界でも一目置かれていた人でした。彼の息子エミールも
作曲家として活躍しました。この2枚組では彼の様々な作品を楽しむことができ
ます。彼は95年という当時にしては長い年月を生き抜き、その間に色々な時代の
移り変わりを目の当たりにしてきました。何しろ、生まれた時にはまだハイドン
が存命で、亡くなった時にはストラヴィンスキーやバルトークが頭角を表してき
たのです。そんな彼の作品はその時々の香りを身につけたもので、ある時はブラ
ームス風であったり、ブルックナー風でもあったりと面白いものばかりです。

8.226519 \1780
ヴァイオリンとピアノの対話集
1.ロシング=スコウ(1954-):厳格に/2.ノアゴー(1932-):断章V/3.ノアゴー:
二連の祭壇画 Op.11/4.ルーザス(1949-):偉大なる友人のための、ごく小さい
3つの作品/5.ルーザス:ヴァイオリン独奏のためのベルカント/6.ノーエント
フト(1957-):2つの楽章/7.コッペル(1908-98):3つのもの
演奏 :エリザベス・ツォイテン・シュナイダー(ヴァイオリン)/ウルリク・ステ
アク(ピアノ)
録音:2009年1.3-4月/デンマーク王立音楽アカデミー
北欧の現代作曲家 5人のヴァイオリン(とピアノのための)作品を集めた1枚です。
「Erigidis(厳格に )」は、作曲当時27歳であったロシング=スコウの才能を世
に知らしめた作品。シンプルで開放的な音色に満ちた 15分弱の曲です。ノアゴ
ーの初期の作品である「二連の祭壇画」は極めて対照的な2つの曲によって描か
れた絵画です。ルーザスの2つの作品は、どちらもミレニアム・イヤー前後に書
かれたもの。才気煥発のきわみと言えましょう。ノーエントフトの作風はノア
ゴーの神秘主義に通じるものがあります。最後のコッペルの作品は、作曲家自身
がピアニストであることもあり、ピアノパートも凝った書法で書かれています。

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09-12 No.18-2

2009年12月16日 16時23分13秒 | Weblog
<cpo>
777188-2 \2450
クロイツァー(1766-1831):ヴァイオリン協奏曲第15,18,19番
演奏 :アルブレヒト・ブロイニンガー(ヴァイオリン)/ザールブリュッケン・
カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団/
アラン・フランシス(指揮)
ロドルフ・クロイツァー(フランス読みはロドルフ・クレゼール)はフランスの
ヴァイオリニスト・作曲家・指揮者です。あのベートーヴェンが第9番のソナタ
を献呈したこと知られていますが、実際のところ、彼はこの曲を一度も演奏しな
かったようです。現在では、彼はヴィオッティと並ぶ評価を受け、ヴァイオリン
奏法の近代化に寄与した人物として認知されています。この3つの協奏曲は従来
の3楽章形式を継承していますが、溢れる楽想がとても豊かで、この作曲家の並々
ならぬ才能を感じさせるものです。全部で19曲ある彼の協奏曲の全貌が明らかに
なる日も近いことでしょう。

777264-2 \2450
オイゲン・ダルベール(1864-1932):管弦楽作品集
1.小さな人魚姫 Op.15(アンデルセンの童話を元にしたソプラノと管弦楽のため
の詩曲 )/2.交響曲第4番ヘ長調
演奏 :アンナ・カシアン(ソプラノ)/オスナブリュック交響楽団/ヘルマン・
ボイマー(指揮)
ダルベールは、スコットランドのグラスゴーでフランス人の父とイギリス人の母
の間に生まれました。しかし、いつまでたっても英語は上達せず、ロンドンの王
立音楽大学に入学後はウィーンに留学、ドイツ語を学び、フランツ・リストに師
事、ピアニストとしてデビューします。第一次世界大戦まで英国の市民権を持っ
ていたにも拘わらず、彼自身は「ドイツ人」であると自ら宣言し、ドイツに帰化
もしています。彼は数多くのオペラを作曲し、中でも「死んだ瞳」(999692-2)や
「低地地方」などは現在でも時折上演される演目として息づいていますし、ピア
ニストとして演奏も残っているなど、高い評価を受けましたが、彼の心の中は常
に落ち着くことがなく、住居をしょっちゅう引っ越したり、6回の結婚をしたり
など、私生活は必ずしも幸福ではなかったようです。ここには R.シュトラウス
が絶賛したと言われる交響曲と「人魚姫」の初録音が収録されています。

777298-2 \2450
中央ドイツのバロック・バス・カンタータ
1.エマヌエル・ケーゲル(1655-1724):愛よりも訴えるものはなく/2.クリスティ
アン・ヴォルフ(1705-1773):平和と喜びの中を我は行く/3.ヨハン・テオドール
・レムヒルト :天国には他の方法で/4.同:私は太陽の下にじっと立つ/5.ホフ
マン:全てのキリスト教徒よ、神を賛美せよ/6.ヨハン・ゴットフリート・ドナ
ティ(1706-1782):私の心の家を準備せよ/7.ゲオルク・フィリップ・テレマン
(1681-1767):地上の救い主よ
演奏 :クラウス・メルテンス(バス-バリトン)/アカデミア・ダニエル(ピリオド
楽器使用)/シャレフ・アド=エル(指揮)
イスラエルの名手たちに拠って結成されたバロック・アンサンブル「アカデミア
・ダニエル」はプラハ、ロンドン、パリ、アムステルダム、ボストンなど世界中
の主要都市で活躍しています。彼らはイスラエルとヨーロッパの両都市でリハー
サルし、サイモン・スタンデージなどの名手とも数多く共演、国際的なキャリア
を築くことに余念がありません。cpoからはすでにテレマンのアルバムを2枚リリ
ースしていますが、今作は当代随一の低音歌手、クラウス・メルテンスをフィー
チャーし、ザクセンの知られざる作曲家たちの小さなカンタータを収録していま
す。ザクセンの小さな町ミューゲルンの図書館には16世紀から17世紀の400を超
えるカンタータが保存されており、まだ知られざる作品がたくさん眠っていま
す。彼らの丁寧な演奏はこれらの作品に次々と光を当てていくでしょう。

777322-2 \2450
マリピエーロ(1882-1973):作品集
1.ガブリエリアーナ/2.ファゴットと 10楽器のためのセレナータ/3.マドリガ
ーリ/4.5つの寓話-声と小オーケストラのための/5.7つのヴェネツィアのカン
ツォネッタ
演奏 :ダミアナ・ピンティ(メゾ・ソプラノ)/パオロ・カルリーニ(ファゴット)
/カメラータ・ストゥルメンターレ・チッタ・ディ・プラト
マルツィオ・コンティ(指揮)
カセッラと同時代に活躍したマリピエーロは、その生涯に10曲以上の交響曲、
6曲のピアノ協奏曲、8曲の弦楽四重奏曲、他、夥しい数の管弦楽曲や歌曲など数
多くの作品を残しています。彼はモンテヴェルディやヴィヴァルディの作品を校
訂し、音楽研究者として高い評価を受けているのですが、彼自身の作品は、未だ
に正しい評価がなされているとは決して言えないのが実情です。このアルバムで
は、ヴェニスの大作曲家、ジョヴァンニ・ガブリエリに捧げられた「ガブリエリ
アーナ」など、彼が生涯を通じて研究していたイタリア古典派の音楽と、新時代
の音楽が見事に融合した、まさに無尽蔵音楽的遺産とも言える作品を収録してい
ます。かのムーティが設立に関与しているイタリアの室内オーケストラ、カメラ
ータ・ストゥルメンターレ・チッタ・デ・プラトによる説得力ある演奏が華を添
えています。

777355-2 21枚組 \14500
レーヴェ(1796-1869):歌曲とバラード全集
演奏 :ジュリー・カウフマン(ソプラノ)/エディト・マティス(ソプラノ)/ガ
ブリエレ・ロスマニト(ソプラノ)/ルース・ツィーザク(ソプラノ)/モニカ・
グループ(メゾ・ソプラノ)/イヴィ・ジーニック(アルト)/ウルズラ・クリー
ゲル(アルト)/イリス・フェルミリオン(メゾ・ソプラノ )/クリスティアン・
エルスナー(テノール)/ヤン・コボウ(テノール)/クリストフ・プレガルディエ
ン(テノール)/ロベルト・ヴェルレ(テノール)/トーマス・モール(バリトン)/
ローマン・トレーケル(バリトン)/アンドレアス・シュミット(バリトン)/クル
ト・モル(バス)/モルテン・E・ラッセン(バス)/コード・ガーベン(ピアノ)
1996年、レーヴェ生誕200年を記念してcpoが企画したのは、レーヴェの全ての詩
とバラードの録音でした。彼の歌が内包する大きな宇宙は、とても魅惑的で、ド
イツ・リートの歩みを体感するためにはなくてはならないものです。マティス、
ツィーザク、プレガルディエン、トレーケル、モルら、ドイツ・リートを歌わせ
たら右に出る者はいないであろう、偉大なる歌手たちを起用。まさに百花繚乱の
様相を見せています。2007年に全ての録音が無事完了したのは、名ピアニストで
名プロデューサーでもあるコート・ガーベンの偉大なる力も忘れてはなりませ
ん。この魅力的で歴史的な価値ある全集をぜひこの機会に。148ページのブック
レットには英語とドイツ語の解説が付されています。(ドイツ語の歌詞及び英語
訳は内包されているCD-ROMに収録されています)

777378-2 \1700
カトワール(1861-1926):ヴァイオリンとピアノのための作品集
1.ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.15/2.ヴァイオリンとピアノのための詩曲(ソ
ナタ第2番)Op.20/3.エレジー Op.26/4.ヴィオラとピアノのためのロマンス
Op.1-4(ヴァイオリンとピアノ編)
演奏 :アルブレヒト・ブロイニンガー(ヴァイオリン)/アンナ・ザッシモワ(ピ
アノ)
カトワール(ロシア読みはカトゥアール)はフランス系ロシア人のピアニスト・
作曲家。モスクワ大学で数学を専攻し1884年にて卒業。その後音楽の道を選び、
ベルリンへ留学します。そこでワグネリアンのピアニスト、カール・クリント
ヴォルトに師事し、自らもワーグナーへ傾倒し、1879年にワーグナー協会の会員
になります。しかし、当時のロシアではワーグナー嫌いが多かったため、どうし
ても彼の作品は低く評価されてしまったのです。そんな彼の作品を再調査してい
るのが、ここでピアノを演奏しているザッシモワです。彼女は10年程前からモス
クワでカトワールの作品を研究し、チャイコフスキーとの関連性についての本を
出版しています。そんな彼女と名手ブロイニンガーが奏でる一連のヴァイオリン
作品は、この忘れられた作曲家の復興に大きな力を貸すことでしょう。

777468-2 \2450
オルランド・ディ・ラッソ(1542-1594):巫女の預言,クリスマス・モテット
演奏 :ブレーメン・ヴェーザー・ルネサンス/マンフレッド・コルデス(指揮)
16世紀、フランドル楽派後期最大の作曲家、ラッソ(ラッスス)のユニークな作品
「巫女の予言」です。古代ギリシアの巫女たちの預言はのちにキリスト教と結び
付き、キリスト降誕の預言として伝えられます。このラッソの作品は、プロロー
グと12の曲からなるモテットで、各々の曲には巫女の住む地名が付されていま
す。曲が出版されたのは作曲家の死後のことですが、作曲されたのは20歳頃だと
考えられています。キリストの生誕についての預言なので、必然的にテキスト全
てにクリスマスのメッセージが隠されています。音楽は、この当時としては革
新的な和声や調性感などが随所に見られる、幻想的な作風となっています。



<molto Fine>
MF 22803 \2600
アルベニス(1860-1909):
☆旅の思い出 op.71
海にて(舟歌)、伝説(舟歌)、 朝の歌
アルハンブラにて 、大地の門(ボレロ) 
入り江のざわめき(マラゲーニャ)
浜辺にて
☆2つのスペイン舞曲 Op.164
ホタ・アラゴネーサ、タンゴ イ短調 
☆タンゴ ニ長調  「エスパーニャ、6つのアルバムリーフ」より
☆グラナダ 「スペイン組曲」Op.47 より
☆プレルーディオ
☆セギディーリャス 「スペインの歌」Op.232より
下山静香(ピアノ)
録音: 2009年10月19日-21日檜チャリティ-・コンサートホール(神奈川県湯河原)
下山静香さんが弾くピアノには独特の風土感があり、スペイン的な色彩と輝きに
満ちている。それは、スペインという土地の風土と人情を知らずには、決して身
につかぬ感性である。
逢坂 剛(作家)(ライナーノーツより)
繊細な音色と抜群のリズム感に定評ある下山静香が、通算4枚目となるアルバム
でスポットをあてたのは、今年没後100年、来年(2010年)生誕150年を迎えるスペ
インの代表的作曲家アルベニス。カタルーニャに生まれ、アンダルシアを愛し、
故国を熱く思いながらパリに没したアルベニスのピアノ作品の真髄を、裸足のピ
アニスト下山静香が、万感の熱い想いを込めて奏でます。
収録した<檜チャリティー・コンサートホール>は湯河原の緑の丘陵に位置し、
アルベニスが愛したアンダルシアの海岸をも思わせるその眺めはまさに絶景。
文字通り総檜づくりのホールと、下山の弾くスタインウェイが織りなすオリジナ
ルな響きは、深く、熱く、時に波のようにうねり、風が吹き抜けます。
下山静香 Shizuka Shimoyama
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学卒業。同室内楽研究科修了。99年、文化
庁派遣芸術家在外研修員として渡西、故R.M.クチャルスキのもとで研鑽、バロッ
クから現代までスペインピアノ音楽の主要作品をレパートリーとする。その後マ
ーシャル音楽院にて故A.デ・ラローチャ、故C・ブラーボ(モンポウ夫人)、C.ガ
リガに師事。アランフェス、マドリード、バルセロナ他に招かれリサイタルを
行い、「スペインの心を持つピアニスト」と賞される。これまでNHKスペシャル
・ドキュメンタリーやドラマにおいてピアノ演奏を数多く担当。NHK・FM「土曜
リサイタル」「名曲リサイタル」、NHK・TV「首都圏ネットワーク」NHK-BS「ぴ
あのピア」 TBS-BS「本と出会う」、フランス国営放送ラジオなどに出演。仙台
クラシックフェスティバルでの03年帰国以来、幅広いレパートリーと柔軟な感
性を持つモーツァルト・ピアノソナタ全曲シリーズに出演。ピアニストとして
各地で演奏活動を展開。クラシック音楽室内楽にも定評があり、チェコ三重奏
団、ウィーン・ヴィル界にあって、執筆・翻訳・朗読・舞踊とマルチにこなす
ユトゥオーゾ、チェコフィルハーモニー六重奏団などと共演しニークな存在と
して注目を浴びる。ている。現在、スペインとラテンアメリカの室内楽を発掘
・東京藝術大学・音楽環境創造科、桐朋学園大学音楽学紹介する主宰シリーズ
第2弾が進行中。
東京藝術大学、桐朋学園大学各非常勤講師





<MARCO DIVA>
UP 0091-2 \2180
グリーグ、ドヴォルジャーク:男声合唱作品集
グリーグ(1843-1907):男声合唱のためのアルバム Op.30(*)
夕べに私は身を横たえ,子供の歌,美しいトレー,クヴォリンのハリング,
最大の愚か者,夕べに私は出かける,若いオーレ,ハリング,マリアの歌,
大きな白い群,ジプシーの若者,クヌートを見よ
ドヴォルジャーク(1841-1904):
男声合唱とピアノのための「スラヴ民謡の花束」Op.43 B.76 から(*/+)
悲しみ,不思議な水,木立の中の少女
リトアニア民謡の歌詞による5つの男声合唱曲 Op.27 B.87
陰口,ポメラニアの人々,愛の契り,いなくなった子羊,宴
Q VOX
ペトル・イリーチェク(テノール) トマーシュ・バドゥラ(テノール、バリトン)
トマーシュ・クレイチー(バリトン、アーティスティック・ディレクター)
アレシュ・プロハーツカ(バス)
トマーシュ・クラール(バリトン(*))
ヤルミラ・ムラジーコヴァー・チェシュコヴァー、
ヘレナ・フィアロヴァー(ピアノ(+))
ルボミール・マートル(監修)
録音:チェコ放送ブルノ支局
日本のアマチュア男声合唱団のレパートリーにもなっている楽曲。Q VOX の精緻
な重唱は参考になるに違いありません。





<AMABILE>
未案内旧譜
AM 0021-2 \2180
音楽なくして人生なし 男声合唱曲集
不詳(Samotulsky kancional より):Pozorujtez mne
ジョヴァンニ・クローチェ(1557-1609):主に向かって新しい歌を歌え
ジャケス・デ・ヴェルト(1535頃-1596):Deligite justitiam
ヨハン・イェープ(1582-1644):私の愛する女
クレマン・ジャヌカン(1480頃-1558):この五月に
オルランドゥス・ラッスス(1532頃-1594):私は拝む[Adoramus]
不詳(Krolmusuv kancional より):アレルヤ
ヴィタウタス・ミシュキニス(1954-):アヴェ・レジナ
ロルフ・ルコフスキー(1926-):音楽なくして人生なし
ヤナーチェク(1854-1928):まことの愛/あの人の気がしれない/沈んだ花環
ヨセフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951):9つの男声合唱曲 から
Velke, sire, rodne lany,Stav si, vlastovicko,Skrivankovi,
Me orne pudy kazdy hon
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):Stav'aju
エウゲン・スホニュ(1908-1993):Rano v horach
ミラン・ウヘレク(1925-2000):Tece voda, tece
オルドジフ・ハルマ(1907-1985):Verbunk,Od zahora
フラデツ・クラーロヴェー男声合唱団
ヤン・ミーシェク(指揮)
(C)1999
1996年、チェコ中部の都市フラデツ・クラーロヴェーで創設された男声合唱団の
無伴奏レパートリー集

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