<DHM>
82876587062 2枚組+ボーナスCD ¥3960
モーツァルト:初期交響曲集 Vol.1
1.交響曲 変ホ長調 K.16(旧ブライトコプフ版番号:第1番)(1764-65)
2.交響曲 ニ長調 K.19(第4番)(1765)
3.交響曲 ヘ長調 K.19a (1765)
4.交響曲 変ロ長調 K.22(第5番)(1765)
5.交響曲 ヘ長調 K.42a(第43番) (1767)
6.交響曲 ヘ長調 K.43(第6番)(1767)
7.交響曲 ニ長調 K.45(第7番)(1768)
8.交響曲 ト長調 K.45a (1768)
9.交響曲 変ロ長調 K.45b (1768)
10.交響曲 ニ長調 K.48(第8番)(1768)
11.交響曲 ハ長調 K.73(第9番)(1772)
ニコラウス・アーノンクール
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
モーツァルト最初の交響曲を含む初期作品でアーノンクールが聴かせる衝撃的
なサウンド。アーノンクール一家によるモーツァルト父子の手紙の朗読CD付き。
稀代のモーツァルト指揮者アーノンクールによるモーツァルト10歳代の交響曲
集。1980年にアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団とのモーツァルト:
交響曲第35番「ハフナー」を録音して以来、交響曲、セレナード、オペラ、
そして宗教声楽曲に渡るモーツァルトの作品の演奏・録音を手がけ、今や最も
重要なモーツァルト指揮者といえるアーノンクール。このアルバムは、交響曲
第1番を含むモーツァルト最初期の交響曲を11曲収録。若書きの作品だからと
いって手を抜くことのないアーノンクールの鮮烈なアプローチはここでも健在
である。
モーツァルト親子の間で交わされた手紙をアーノンクール一家が読み聞かせる
朗読ボーナスCD付き
ボーナスディスクは、ちょうどこれらの交響曲が作曲されていたころに父のレ
オポルトとの間で交わされた手紙を、アーノンクールと彼の孫とが読みついだ
朗読CDとなっている。演奏にも演劇的所作を求めるアーノンクールのオースト
リアなまりの入った語りは、レオポルトやヴォルフガングがしゃべっていたド
イツ語の再現ともいえるユニークなものである。
※Vol.2 は、2006年発売予定
[録音]1999年-2004年、ウィーン、カジノ・ツェーゲルニッツ
82876587972 2枚組 ¥3960
ヘンデル:歌劇「ロタリオ」(全曲)
アラン・カーティス(指揮)
イル・コンプレッソ・バロッコ
Adelaide:SIMONE KERMES、
Lotario:SARA MINGARDO
Matilda:SONJA PRINA,
Idelberto:HILARY SUMMERS
Berengario:STEVE DAVISLIM
Clodomiro: VITO PRINA
最近様々なヘンデルのオペラが続々と復刻上演されてきている。その中でも
アラン・カーティスは、ヘンデル等のバロック・オペラの楽譜校訂と再演を
多く手がけているアーティストである。ほとんど録音されてしまっているか
と思われたが、この「ロタリオ」があった。「ロタリオ」は1729年に作曲さ
れ、同年12月2日にロンドン・キングズ劇場にて初演されました。このあと
上演された「ジュリアス・シーザー」があまりにも好評だったため、残念な
がら7回の上演で終了となってしまった。しかしヘンデルのこの曲への思い
は強く、再演のためにローマへ新人歌手発掘の旅をしたそうです。この曲は
ヘンデルの中でも大成功したオペラでないが、様々なところに新しい手法を
取り入れており、その後のオペラの作曲の改革の元になったものです。
(世界初録音か?同月末にエームズからもこの曲が発売予定。)
<ARTE NOVA>
82876577402 ¥650
マルティヌー/管弦楽作品集
「交響曲第6番:幻想的交響曲」
「フランチェスカのフレスコ画」 「ジュリエッタ組曲」
イルジー・コウト(指揮)
ザンクト・ガレン交響楽団
あまり演奏されない、録音も意外と少ないマルティヌーの交響曲と管弦楽作品
の新録音です。マルティヌーと言えばチェコの名作曲家でありますが、アン
チェルの名盤などがありますが、ここではアンチェルに学んだコウトによる
演奏です。 N響定期などでも振る幅広いレパートリーを誇るチェコの名匠
イルジー・コウトは、1937年に生まれる。プラハの音楽院とアカデミーでオ
ルガンと指揮を学ぶ。指揮法をアンチェルに師事。オペラ指揮者として活動
を始め、65年ブザンソン指揮者コンクールでの優勝を初めとして、様々なコ
ンクールで賞を受賞。73年プラハの国民劇場の指揮者のポストを得たコウト
は、76年からライン・ドイツ・オペラの指揮者を経て、85年から91年までザ
ールラント管弦楽団首席指揮者も兼任。86年コウトは、ベルリン・ドイツ・
オペラにデビュー、これが成功して90年同オペラの首席指揮者に就任。93年
からライプチヒ歌劇場の音楽総監督、96年からザンクト・ガレン交響楽団
(スイス)の首席指揮者も兼任。同響がピットに入る歌劇場でも1シーズン
に1演目ないしは2演目の新演出上演を任されており、事実上の“音楽監督”。
コウトの着任でザンクト・ガレン株は急上昇中。
74321984942 ¥650
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13&26番
マティアス・キルシュネライト(P)
フランク・ベールマン(指揮) バンベルク交響楽団
ミスター・スタインウェイ、キルシュネライトの最新盤。
1962年、ドイツのドルトムンド/ヴェストファーレンに生まれ、クラウディ
オ・アラウ、マイセンベルグ、ゲルバー、ペライアらに師事。87年ボン、ド
イツ音楽コンクール優勝、91年チューリッヒ、ゲッツァ・アンダ国際コンク
ール入賞、1992年シドニー国際ピアノコンクール入賞。日本を含む世界中で
演奏活動。数々の名だたるヨーロッパのオーケストラと共演。 また、室内楽
でも非凡な才能を発揮しており、テツラフ等とのデュオやトリオの演奏を幅
広く行っている。2003年5月には、ロシアのサンクトペテルブルク建都300周
年記念祭において、サンクトペテルブルク・フィル(指揮:テミルカーノフ)
とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を共演し絶賛を浴びた。97年以来、ロス
トック音楽大学のピアノ科教授を務めている。5年連続の来日となる、キル
シュネライトによる マスタークラス&コンサート。熱のこもったマスターク
ラスは大変好評で、 来日を重ねるごとに日本全国にファンを増やしている。
今年も11月に来日予定。(スタインウェイ認定アーティスト:スタインウェイ
ピアノを愛し、世界各地のコンサートステージでスタインウェイピアノを自
らの意思で選んで弾くトップアーティストのことで、ピアノ演奏史に不滅の
名を残すピアニストたちのほとんどが名を連ねています。)
<OEHMS CLSSICS>
OC-504 ¥1400
「レヴァイン&ミュンヘン・フィル,ライヴ Vol.4」
ウェーバー:オベロン序曲
R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
モーツァルト:交響曲第39番
コープランド:クラリネット協奏曲
ジェームズ・レヴァイン(指揮) ミュンヘン・フィル
古典派から近代まで幅広い作曲家の作品を多彩な魅力をたたえたアルバム。
オペラティックな躍動感に溢れた「オベロン序曲」や「ティル-」に始まり、
コープランドの名曲。そして交響曲全集やオペラの録音・上演でモーツァル
ト指揮者としての名声を得ているレヴァインならではの交響曲第39番を収録。
モーツァルト以外はレヴァインにとって初録音。モーツァルトは1989年の
ウィーン・フィル以来の再録音となる。
(録音:2000年6月16-18日、2002年1月11-12日、2000年12月8日、
2002年2月1-3日)
OC-341 ¥950
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.30 (第6-8番)
ベンヤミン・シュミット(Vn),
アルフレッド・パール(p)
ウィーン奏法を身につけた彼のヴァイオリンは決して技巧だけに頼らず、音
楽を豊かに奏でることに主眼が置かれている。すべての作品からウィーンの
香りが漂ってくるのである。響きはまろやかで甘美でありながら、するどい
弓使いで、ハッとさせられる部分もあり、新しい今のウイーンの風が聞こえ
てくるようである。スケールの大きい正統派のピアニストとしては最近の逸
材、ArteNova⇒Oehms とB・シュミットと同じように移籍したA・パールと
は、今回初共演。落ち着いたテンポと真摯な表現に、強勢部の前に大きく引
きつけるアゴギーク等、指のメカニズムを遙かに越え、強い精神的エネルギ
ーが感じられます。2004年1月、スイスでの録音。
OC-335 ¥950
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
第25番K301, 第4番K9, 第42番 K.526, 第34番 K.378
ベンヤミン・シュミット(Vn),
アリアーネ・ヘーリング(p)
こちらもベンヤミン・シュミットの新録音盤。モーツァルトの幼少期作品も
含む、充実した作品ばかりを収録しました。美しき新鋭女流ピアニスト、A・
ヘーリングと息のあった演奏は絶品です。上記のベートーヴェンの大きな表
現ではなく、細かく繊細な演奏は、まさにモーツァルトの演奏にはぴったり
でしょう。(と思ったら、B・シュミットの奥さんだそうで・・・最近結婚
したばかり。 ベンヤミン・シュミットは、小澤征爾との共演で、「コルン
ゴールド/ヴァイオリン協奏曲」の演奏のため今月7月来日しており、来月
ザルツブルク音楽祭で、小澤征爾&ウィーン・フィルで同曲を演奏いたしま
す。B・シュミットもメジャーな一人となりました。
OC-353 ¥950
マックス・レーガー:ピアノ・デュオのための作品集
6つの小品Op.94,6つのブルレスケOp.58,
ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガOp.86
デュオ・ダコール
今ドイツでもっとも期待されているピアノ・デュオ「デュオ・ダコール」の
デビュー・アルバムです。Shao-Yin Huang と Sebastian Euler の若き男女
によるデュオで、すでにリンカーン・センター、ミュンヘン・ヘラクレス・
ホール、チューリヒ・トーンハレ、などメジャーなホールで絶賛を浴びてい
ます。ここでは、ほとんど演奏されなくまた録音も非常に少ないものですが、
レーガーのピアノ作品の定番になれればと思います。
<ARS MUSICI>
AM13452 ¥1400
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第2&14番
アルテミス・クァルテット
アルバン・ベルク四重奏団の薫陶を受けた精鋭カルテット
極めて高水準な演奏によって急速に注目を集めている弦楽四重奏団。
リューベック音楽大学在学中に結成したカルテットは、1996年ミュンヘン
・コンクール優勝に輝き、ヨーロッパやアメリカ各地で大成功を収めた後も、
現代最高のカルテット、アルバン・ベルク四重奏団に指導を仰いで演奏の向
上に努めている。曲に合わせて第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンを交替
するが、それも均質で透明度の高いヴィオラとチェロの土台があればこそで
ある。世界の主要都市を次々と制覇しつつある彼らから目が離せない。
AM13692 ¥1400
スクリャービン:マズルカ全集 (Op3, 25, 40)
クリスティアーナ・ブランドナー(p)
あまりこれだけまとまったCDは少ないマズルカ集。ショパンの影響からマズ
ルカという形を用いてはいるが繊細なイントネーションでつながり独創性に
満ちた曲。Op.25は1898年モスクワ音楽院の教授になった頃の作品。
C・ブランドナーは、まだ若い女流ピアニストで、今ヨーロッパで「もっとも
ユニークでありながら、深く感動的な解釈」と評価され、聴衆や評論家から
熱狂的に受けれられるピアニストの一人です。特に彼女はスクリャービンを
研究しており、その独特な強弱とテンポを揺らした演奏は美しく、絶賛を浴
びています。ここに収録されたマズルカ全曲は、ベルリン・ドイツ放送で録
音・放送されたもので、絶賛を浴びた演奏です。
AM13732 ¥1400
シューベルト:ピアノ・ソナタ D.960、
ハンガリー風のメロディーD.817
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126,
3つの小品WoO60,61,62
ミヒャエル・コルスティック(p)
ケルン生まれのコルスティックは、ドイツ・ロマン派を最も得意としている
ピアニストで、今までにARS MUSICI から4枚のCDを発売し、ベートーヴェン
のCDはドイツの音楽専門誌で賞をもらっている。たしかに聞いてみると非常
に独特なタッチをしているのがわかる。またシューベルトの第1楽章は、テン
ポを落として霧の中から現れるよう巨大な城といった風に進む。でも彼はド
イツの心は忘れてはいない。
AM13812 ¥1400
Jacobus Vaet:テ・デウム、ミサ、マニフィカト、
デュファイ・アンサンブル
パレストリーナ、ラッソスの影に隠れたフラマン人の作曲家(1529-1567)
J.Vaet。1564年マクシミリアン皇帝に仕え、ウィーンの宮廷音楽家長に兼務
した。フランドル・イタリア様式を中部ヨーロッパに伝えた歴史上重要な作
曲家。自由なテクスチャと大胆な不協和音を多く含み、ラッソスの影響も伺
える。中世の考えの表現が踏み出したあとの熱烈な衝動で、新しい感覚を結
び付けます。
ここで演奏するデュファイ・アンサンブルは、フライブルク大学出身の声楽
アンサンブル。ヨーロッパの古楽音楽祭等に出演し、完璧なアンサンブルと
刺激的な調和で話題を浴びています。通常これらの作品は、各パート同人数
で歌われますが、ここでは男声だけの演奏で(1CT、4T、1Br、 2Bs)、カウン
ターテナー1人とハイ・テナーの組み合わせで高域パートを受け持ちます。教
会での残響豊かな録音で、非常に美しいです。
AM13782 ¥1400
クラヴィコードで弾く、ルネッサンス鍵盤楽器のための作品集
ジル・バンショワ、スヴェーリンク、ガブリエリ、他
当時の鍵盤楽器用ダブラチュアによる作品。
パウル・シモンズ(クラヴィコード)
世界的クラヴィコードの研究家及び演奏家であるP・シモンズの最新録音。
この録音では、当時の名チェンバロ製作家 Domenicus Pisaurensis が1543年
に製作したクラヴィコードの忠実なるコピー(1896年にアーノルド・ドメルッ
チも復刻したタイプ)を使用している。クラヴィコードは、チェンバロとは違
い弦に触れて発音するため、非常に音が小さいのですが、単純な設計と、当
時としては若干の強弱のでる鍵盤楽器のため、様々な場所で使用されていたが、
残念ながらその後チェンバロやピアノに取って代わった。しかしその単純な
音は、心を現れるような心地にさせてくれる。
AM13882 ¥1400
オスカー・ゴットリープ・ブラー(1934-):オルガンのための作品集
Sonata”Schaalli schlom Jeruschalajim”、Missa Brevis、Hommage、
Dream Talk、Al har habajit
ヴォルフガング・アーベントロート(org)
ブラーは、現代ドイツを代表する教会音楽作曲家(なんと、カラヤンにも認
められている)。現代音楽にしてはメシアンとは違い、ドイツ的(バッハ的)
な壮大な作りの曲です。W・アーベントロートはまだ26歳の若手オルガニスト
であるが、ドイツでの様々な国際オルガン・コンクールで優勝し、現在では
主要ヨーロッパ都市の教会オルガン・コンサートやオルガン・フェスティヴァ
ルに出演している。既に彼はその実力により、デュッセルドルフ室内合唱団
と室内楽コンサートの音楽監督も務めている。
AM13912 ¥1400
「ドイツのシャンソン集」
「Mein mann will mich verlassen, Gott sei Dank.」
オクサナ・ソヴィアク(歌) フリッツ・ミュールヘルツァー(g)
久々のソヴィアクの新録音は、ドイツ語のシャンソン集です。なんとなく1
930年台のイメージが取り付いてしょうがないんですが、いい感じです。タイ
トルを直訳すると「私の夫は私が捨てられるのを望みます。」ということな
んですが、曲の意味がわかったらかなり意味深なんでしょうね。(ジャケット
の画も怪しいし)。でも歌詞カードは付いていませんでした。残念。
<EMI CLASSICS>
CDC-5578742 ¥2080
MAKSIM/VARIATIONS PART I, PART II
(収録予定曲目未定)
12Pブックレット
類まれなルックスと圧倒的なテクニックで日本を含む世界の音楽ファンを魅
了したマキシムの第2弾アルバムの登場です。
詳細は不明ですが、アルバムは大きく2つのコンセプトからなり第1部は前
作と同様にポップ・サイドに重点を置いた作品で、第2部はクラシカル・サ
イドのサウンドを追求した(パーカッション、リズム・セクションを除いた)
造りになる模様です。Tonji Huljic作のオリジナル曲も数曲録音され、公式
オリンピック・アルバム「ハーモニー」に収録された'Olympic Dream'の収録
も決まっています。現在マキシムは「ハーモニー」発売に関連する各種イヴェ
ントに参加、プロモーションヴィデオの制作もアルバム制作と平行して進行
中で、よりグレード・アップしたスケールで音楽ファンの期待に応えるアル
バムにご注目ください。
CDC-5578732 ¥2080
CHRIS COCO & SACHA PUTTNAM/リマスターピース
イントロ(Dead Composers)
眠っている子供(シューマン)
アダージェット(マーラー)
Resonance(Puttnam)
Lamentation(Tunde Yegede)
子守歌(サティ)
G2(Coco)
L'Ombre Della Luce(Franco Battiato)
Maresias(Dead Composers)
チューリップの王女様(サティ)
In Turtina(オルフ)
前奏曲 第15番(ショパン)
Ederlezi(feat. ナイジェル・ケネディ)(Goran Bregovic)
Minore(Dead Composers)
Chile Con Carne(「ベティ・ブルー」のテーマ)(ガブリエル・ヤレド)
夜想曲 第1番 変ホ長調(フィールド)
Syrinx(Dead Composers)
月の光-「ベルガマスク組曲」(ドビュッシー)
Spiegel im Spiegel(ペルト) 全19曲
「リマスターピース」はクリス・ココとサッシャ・パットナムの初めてのコ
ラボレーション、インターナショナル発売のプロジェクト。このアルバムに
はクラシックとコンテンポラリーの作曲家の作品を収録。彼らのアンビエント
・ミュージック制作の経験を基に、これらの作品をリミックス、再解釈、彼ら
が今日の聴衆のための「ターンテーブル・シンフォニー」と呼ぶものを創造
しました。クリス・ココのベースはダンス・ミュージックで有名なクラブ・
マガジン「DJ」の編集者を経て最近はBBC、Radio1の「The
Blue Room」のホスト。世界中のクラブででプレイしながらWarp
Recordsでプロデュースを続けている。サッシャ・パットナムはピアノや指揮
を学んだ後、ロックに転向、バンド「Bush」を結成した。ブリクストンのクラ
ブ「Mass」での二人の出会いからこのプロジェクトがスタートしました。イビ
サやロンドン他のUK各地での二人のライヴが予定されており話題となるで
しょう。
<VIRGIN CLASSICS>
VC-5456672 ¥2080
音楽的肖像画-モーリス・カンタン・ドゥ・ラ・トゥールのクラヴサンの本
オリヴィエ・ボーモン(ハープシコード)
この録音はフォルクレ、ラモー、バルバストレ、ルソーといった17&18
世紀のフランスの作曲家のハープシコード作品を収録。各作品は同時代の有
名人を称揚するため作曲された音楽的肖像画。モーリス・カンタン・ドゥ・
ラ・トゥールが描いたパステルの肖像画に対応している。このアルバムはフ
ランスの名ハープシコード奏者、ボーモンにより、2004年9月シャトー
・ドゥ・ヴェルサイユで開催されるカンタンの回顧展の(彼の生誕300年
に合わせた)イヴェント用に案出された。このアルバムはフランス古典派時
代のハープシコード作品の興味深い回顧と発見であり、ハープシコードファ
ンとこれから17、18世紀作品を聴こうとするファンの両方にお薦めでき
ます。録音はサン・カンタンのAntoine Lecuyer美術館で行はれ、そこには
パステル画が展示され、カンタン所有の楽器が用いられた。
VCT-5457112 3枚組 ¥6240
ヘンデル:「セルセ」全曲
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(セルセ-メゾ・ソプラノ)、
ローレンス・ザッゾ(アルサメネ-カウンターテナー)
シルビア・トロ・サンタフェ(アマストレ-メゾ・ソプラノ)
サンドリーヌ・ピオー(アタランタ-ソプラノ)他
レ・ザール・フロリサン、ウィリアム・クリスティ指揮
クリスティの、珍しいヘンデルの作品を取り上げるヴァージン・クラシック
スでの新録音、ヴァージンでは初のオペラ作品。「セルセ」はヘンデル最後
のオペラで1738年初演、わずか5回の公演後ほぼ2世紀にわたって消え、
アリア「オンブラ・マイ・フ」だけがヘンデルの名作として知られている。
国際的なキャストにより03年11&12月にパリ、リヨン.ロンドンでクリ
スティは上演、録音はパリのシャンゼリゼ劇場でのライヴで行われた。
82876587062 2枚組+ボーナスCD ¥3960
モーツァルト:初期交響曲集 Vol.1
1.交響曲 変ホ長調 K.16(旧ブライトコプフ版番号:第1番)(1764-65)
2.交響曲 ニ長調 K.19(第4番)(1765)
3.交響曲 ヘ長調 K.19a (1765)
4.交響曲 変ロ長調 K.22(第5番)(1765)
5.交響曲 ヘ長調 K.42a(第43番) (1767)
6.交響曲 ヘ長調 K.43(第6番)(1767)
7.交響曲 ニ長調 K.45(第7番)(1768)
8.交響曲 ト長調 K.45a (1768)
9.交響曲 変ロ長調 K.45b (1768)
10.交響曲 ニ長調 K.48(第8番)(1768)
11.交響曲 ハ長調 K.73(第9番)(1772)
ニコラウス・アーノンクール
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
モーツァルト最初の交響曲を含む初期作品でアーノンクールが聴かせる衝撃的
なサウンド。アーノンクール一家によるモーツァルト父子の手紙の朗読CD付き。
稀代のモーツァルト指揮者アーノンクールによるモーツァルト10歳代の交響曲
集。1980年にアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団とのモーツァルト:
交響曲第35番「ハフナー」を録音して以来、交響曲、セレナード、オペラ、
そして宗教声楽曲に渡るモーツァルトの作品の演奏・録音を手がけ、今や最も
重要なモーツァルト指揮者といえるアーノンクール。このアルバムは、交響曲
第1番を含むモーツァルト最初期の交響曲を11曲収録。若書きの作品だからと
いって手を抜くことのないアーノンクールの鮮烈なアプローチはここでも健在
である。
モーツァルト親子の間で交わされた手紙をアーノンクール一家が読み聞かせる
朗読ボーナスCD付き
ボーナスディスクは、ちょうどこれらの交響曲が作曲されていたころに父のレ
オポルトとの間で交わされた手紙を、アーノンクールと彼の孫とが読みついだ
朗読CDとなっている。演奏にも演劇的所作を求めるアーノンクールのオースト
リアなまりの入った語りは、レオポルトやヴォルフガングがしゃべっていたド
イツ語の再現ともいえるユニークなものである。
※Vol.2 は、2006年発売予定
[録音]1999年-2004年、ウィーン、カジノ・ツェーゲルニッツ
82876587972 2枚組 ¥3960
ヘンデル:歌劇「ロタリオ」(全曲)
アラン・カーティス(指揮)
イル・コンプレッソ・バロッコ
Adelaide:SIMONE KERMES、
Lotario:SARA MINGARDO
Matilda:SONJA PRINA,
Idelberto:HILARY SUMMERS
Berengario:STEVE DAVISLIM
Clodomiro: VITO PRINA
最近様々なヘンデルのオペラが続々と復刻上演されてきている。その中でも
アラン・カーティスは、ヘンデル等のバロック・オペラの楽譜校訂と再演を
多く手がけているアーティストである。ほとんど録音されてしまっているか
と思われたが、この「ロタリオ」があった。「ロタリオ」は1729年に作曲さ
れ、同年12月2日にロンドン・キングズ劇場にて初演されました。このあと
上演された「ジュリアス・シーザー」があまりにも好評だったため、残念な
がら7回の上演で終了となってしまった。しかしヘンデルのこの曲への思い
は強く、再演のためにローマへ新人歌手発掘の旅をしたそうです。この曲は
ヘンデルの中でも大成功したオペラでないが、様々なところに新しい手法を
取り入れており、その後のオペラの作曲の改革の元になったものです。
(世界初録音か?同月末にエームズからもこの曲が発売予定。)
<ARTE NOVA>
82876577402 ¥650
マルティヌー/管弦楽作品集
「交響曲第6番:幻想的交響曲」
「フランチェスカのフレスコ画」 「ジュリエッタ組曲」
イルジー・コウト(指揮)
ザンクト・ガレン交響楽団
あまり演奏されない、録音も意外と少ないマルティヌーの交響曲と管弦楽作品
の新録音です。マルティヌーと言えばチェコの名作曲家でありますが、アン
チェルの名盤などがありますが、ここではアンチェルに学んだコウトによる
演奏です。 N響定期などでも振る幅広いレパートリーを誇るチェコの名匠
イルジー・コウトは、1937年に生まれる。プラハの音楽院とアカデミーでオ
ルガンと指揮を学ぶ。指揮法をアンチェルに師事。オペラ指揮者として活動
を始め、65年ブザンソン指揮者コンクールでの優勝を初めとして、様々なコ
ンクールで賞を受賞。73年プラハの国民劇場の指揮者のポストを得たコウト
は、76年からライン・ドイツ・オペラの指揮者を経て、85年から91年までザ
ールラント管弦楽団首席指揮者も兼任。86年コウトは、ベルリン・ドイツ・
オペラにデビュー、これが成功して90年同オペラの首席指揮者に就任。93年
からライプチヒ歌劇場の音楽総監督、96年からザンクト・ガレン交響楽団
(スイス)の首席指揮者も兼任。同響がピットに入る歌劇場でも1シーズン
に1演目ないしは2演目の新演出上演を任されており、事実上の“音楽監督”。
コウトの着任でザンクト・ガレン株は急上昇中。
74321984942 ¥650
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13&26番
マティアス・キルシュネライト(P)
フランク・ベールマン(指揮) バンベルク交響楽団
ミスター・スタインウェイ、キルシュネライトの最新盤。
1962年、ドイツのドルトムンド/ヴェストファーレンに生まれ、クラウディ
オ・アラウ、マイセンベルグ、ゲルバー、ペライアらに師事。87年ボン、ド
イツ音楽コンクール優勝、91年チューリッヒ、ゲッツァ・アンダ国際コンク
ール入賞、1992年シドニー国際ピアノコンクール入賞。日本を含む世界中で
演奏活動。数々の名だたるヨーロッパのオーケストラと共演。 また、室内楽
でも非凡な才能を発揮しており、テツラフ等とのデュオやトリオの演奏を幅
広く行っている。2003年5月には、ロシアのサンクトペテルブルク建都300周
年記念祭において、サンクトペテルブルク・フィル(指揮:テミルカーノフ)
とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を共演し絶賛を浴びた。97年以来、ロス
トック音楽大学のピアノ科教授を務めている。5年連続の来日となる、キル
シュネライトによる マスタークラス&コンサート。熱のこもったマスターク
ラスは大変好評で、 来日を重ねるごとに日本全国にファンを増やしている。
今年も11月に来日予定。(スタインウェイ認定アーティスト:スタインウェイ
ピアノを愛し、世界各地のコンサートステージでスタインウェイピアノを自
らの意思で選んで弾くトップアーティストのことで、ピアノ演奏史に不滅の
名を残すピアニストたちのほとんどが名を連ねています。)
<OEHMS CLSSICS>
OC-504 ¥1400
「レヴァイン&ミュンヘン・フィル,ライヴ Vol.4」
ウェーバー:オベロン序曲
R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
モーツァルト:交響曲第39番
コープランド:クラリネット協奏曲
ジェームズ・レヴァイン(指揮) ミュンヘン・フィル
古典派から近代まで幅広い作曲家の作品を多彩な魅力をたたえたアルバム。
オペラティックな躍動感に溢れた「オベロン序曲」や「ティル-」に始まり、
コープランドの名曲。そして交響曲全集やオペラの録音・上演でモーツァル
ト指揮者としての名声を得ているレヴァインならではの交響曲第39番を収録。
モーツァルト以外はレヴァインにとって初録音。モーツァルトは1989年の
ウィーン・フィル以来の再録音となる。
(録音:2000年6月16-18日、2002年1月11-12日、2000年12月8日、
2002年2月1-3日)
OC-341 ¥950
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.30 (第6-8番)
ベンヤミン・シュミット(Vn),
アルフレッド・パール(p)
ウィーン奏法を身につけた彼のヴァイオリンは決して技巧だけに頼らず、音
楽を豊かに奏でることに主眼が置かれている。すべての作品からウィーンの
香りが漂ってくるのである。響きはまろやかで甘美でありながら、するどい
弓使いで、ハッとさせられる部分もあり、新しい今のウイーンの風が聞こえ
てくるようである。スケールの大きい正統派のピアニストとしては最近の逸
材、ArteNova⇒Oehms とB・シュミットと同じように移籍したA・パールと
は、今回初共演。落ち着いたテンポと真摯な表現に、強勢部の前に大きく引
きつけるアゴギーク等、指のメカニズムを遙かに越え、強い精神的エネルギ
ーが感じられます。2004年1月、スイスでの録音。
OC-335 ¥950
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
第25番K301, 第4番K9, 第42番 K.526, 第34番 K.378
ベンヤミン・シュミット(Vn),
アリアーネ・ヘーリング(p)
こちらもベンヤミン・シュミットの新録音盤。モーツァルトの幼少期作品も
含む、充実した作品ばかりを収録しました。美しき新鋭女流ピアニスト、A・
ヘーリングと息のあった演奏は絶品です。上記のベートーヴェンの大きな表
現ではなく、細かく繊細な演奏は、まさにモーツァルトの演奏にはぴったり
でしょう。(と思ったら、B・シュミットの奥さんだそうで・・・最近結婚
したばかり。 ベンヤミン・シュミットは、小澤征爾との共演で、「コルン
ゴールド/ヴァイオリン協奏曲」の演奏のため今月7月来日しており、来月
ザルツブルク音楽祭で、小澤征爾&ウィーン・フィルで同曲を演奏いたしま
す。B・シュミットもメジャーな一人となりました。
OC-353 ¥950
マックス・レーガー:ピアノ・デュオのための作品集
6つの小品Op.94,6つのブルレスケOp.58,
ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガOp.86
デュオ・ダコール
今ドイツでもっとも期待されているピアノ・デュオ「デュオ・ダコール」の
デビュー・アルバムです。Shao-Yin Huang と Sebastian Euler の若き男女
によるデュオで、すでにリンカーン・センター、ミュンヘン・ヘラクレス・
ホール、チューリヒ・トーンハレ、などメジャーなホールで絶賛を浴びてい
ます。ここでは、ほとんど演奏されなくまた録音も非常に少ないものですが、
レーガーのピアノ作品の定番になれればと思います。
<ARS MUSICI>
AM13452 ¥1400
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第2&14番
アルテミス・クァルテット
アルバン・ベルク四重奏団の薫陶を受けた精鋭カルテット
極めて高水準な演奏によって急速に注目を集めている弦楽四重奏団。
リューベック音楽大学在学中に結成したカルテットは、1996年ミュンヘン
・コンクール優勝に輝き、ヨーロッパやアメリカ各地で大成功を収めた後も、
現代最高のカルテット、アルバン・ベルク四重奏団に指導を仰いで演奏の向
上に努めている。曲に合わせて第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンを交替
するが、それも均質で透明度の高いヴィオラとチェロの土台があればこそで
ある。世界の主要都市を次々と制覇しつつある彼らから目が離せない。
AM13692 ¥1400
スクリャービン:マズルカ全集 (Op3, 25, 40)
クリスティアーナ・ブランドナー(p)
あまりこれだけまとまったCDは少ないマズルカ集。ショパンの影響からマズ
ルカという形を用いてはいるが繊細なイントネーションでつながり独創性に
満ちた曲。Op.25は1898年モスクワ音楽院の教授になった頃の作品。
C・ブランドナーは、まだ若い女流ピアニストで、今ヨーロッパで「もっとも
ユニークでありながら、深く感動的な解釈」と評価され、聴衆や評論家から
熱狂的に受けれられるピアニストの一人です。特に彼女はスクリャービンを
研究しており、その独特な強弱とテンポを揺らした演奏は美しく、絶賛を浴
びています。ここに収録されたマズルカ全曲は、ベルリン・ドイツ放送で録
音・放送されたもので、絶賛を浴びた演奏です。
AM13732 ¥1400
シューベルト:ピアノ・ソナタ D.960、
ハンガリー風のメロディーD.817
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126,
3つの小品WoO60,61,62
ミヒャエル・コルスティック(p)
ケルン生まれのコルスティックは、ドイツ・ロマン派を最も得意としている
ピアニストで、今までにARS MUSICI から4枚のCDを発売し、ベートーヴェン
のCDはドイツの音楽専門誌で賞をもらっている。たしかに聞いてみると非常
に独特なタッチをしているのがわかる。またシューベルトの第1楽章は、テン
ポを落として霧の中から現れるよう巨大な城といった風に進む。でも彼はド
イツの心は忘れてはいない。
AM13812 ¥1400
Jacobus Vaet:テ・デウム、ミサ、マニフィカト、
デュファイ・アンサンブル
パレストリーナ、ラッソスの影に隠れたフラマン人の作曲家(1529-1567)
J.Vaet。1564年マクシミリアン皇帝に仕え、ウィーンの宮廷音楽家長に兼務
した。フランドル・イタリア様式を中部ヨーロッパに伝えた歴史上重要な作
曲家。自由なテクスチャと大胆な不協和音を多く含み、ラッソスの影響も伺
える。中世の考えの表現が踏み出したあとの熱烈な衝動で、新しい感覚を結
び付けます。
ここで演奏するデュファイ・アンサンブルは、フライブルク大学出身の声楽
アンサンブル。ヨーロッパの古楽音楽祭等に出演し、完璧なアンサンブルと
刺激的な調和で話題を浴びています。通常これらの作品は、各パート同人数
で歌われますが、ここでは男声だけの演奏で(1CT、4T、1Br、 2Bs)、カウン
ターテナー1人とハイ・テナーの組み合わせで高域パートを受け持ちます。教
会での残響豊かな録音で、非常に美しいです。
AM13782 ¥1400
クラヴィコードで弾く、ルネッサンス鍵盤楽器のための作品集
ジル・バンショワ、スヴェーリンク、ガブリエリ、他
当時の鍵盤楽器用ダブラチュアによる作品。
パウル・シモンズ(クラヴィコード)
世界的クラヴィコードの研究家及び演奏家であるP・シモンズの最新録音。
この録音では、当時の名チェンバロ製作家 Domenicus Pisaurensis が1543年
に製作したクラヴィコードの忠実なるコピー(1896年にアーノルド・ドメルッ
チも復刻したタイプ)を使用している。クラヴィコードは、チェンバロとは違
い弦に触れて発音するため、非常に音が小さいのですが、単純な設計と、当
時としては若干の強弱のでる鍵盤楽器のため、様々な場所で使用されていたが、
残念ながらその後チェンバロやピアノに取って代わった。しかしその単純な
音は、心を現れるような心地にさせてくれる。
AM13882 ¥1400
オスカー・ゴットリープ・ブラー(1934-):オルガンのための作品集
Sonata”Schaalli schlom Jeruschalajim”、Missa Brevis、Hommage、
Dream Talk、Al har habajit
ヴォルフガング・アーベントロート(org)
ブラーは、現代ドイツを代表する教会音楽作曲家(なんと、カラヤンにも認
められている)。現代音楽にしてはメシアンとは違い、ドイツ的(バッハ的)
な壮大な作りの曲です。W・アーベントロートはまだ26歳の若手オルガニスト
であるが、ドイツでの様々な国際オルガン・コンクールで優勝し、現在では
主要ヨーロッパ都市の教会オルガン・コンサートやオルガン・フェスティヴァ
ルに出演している。既に彼はその実力により、デュッセルドルフ室内合唱団
と室内楽コンサートの音楽監督も務めている。
AM13912 ¥1400
「ドイツのシャンソン集」
「Mein mann will mich verlassen, Gott sei Dank.」
オクサナ・ソヴィアク(歌) フリッツ・ミュールヘルツァー(g)
久々のソヴィアクの新録音は、ドイツ語のシャンソン集です。なんとなく1
930年台のイメージが取り付いてしょうがないんですが、いい感じです。タイ
トルを直訳すると「私の夫は私が捨てられるのを望みます。」ということな
んですが、曲の意味がわかったらかなり意味深なんでしょうね。(ジャケット
の画も怪しいし)。でも歌詞カードは付いていませんでした。残念。
<EMI CLASSICS>
CDC-5578742 ¥2080
MAKSIM/VARIATIONS PART I, PART II
(収録予定曲目未定)
12Pブックレット
類まれなルックスと圧倒的なテクニックで日本を含む世界の音楽ファンを魅
了したマキシムの第2弾アルバムの登場です。
詳細は不明ですが、アルバムは大きく2つのコンセプトからなり第1部は前
作と同様にポップ・サイドに重点を置いた作品で、第2部はクラシカル・サ
イドのサウンドを追求した(パーカッション、リズム・セクションを除いた)
造りになる模様です。Tonji Huljic作のオリジナル曲も数曲録音され、公式
オリンピック・アルバム「ハーモニー」に収録された'Olympic Dream'の収録
も決まっています。現在マキシムは「ハーモニー」発売に関連する各種イヴェ
ントに参加、プロモーションヴィデオの制作もアルバム制作と平行して進行
中で、よりグレード・アップしたスケールで音楽ファンの期待に応えるアル
バムにご注目ください。
CDC-5578732 ¥2080
CHRIS COCO & SACHA PUTTNAM/リマスターピース
イントロ(Dead Composers)
眠っている子供(シューマン)
アダージェット(マーラー)
Resonance(Puttnam)
Lamentation(Tunde Yegede)
子守歌(サティ)
G2(Coco)
L'Ombre Della Luce(Franco Battiato)
Maresias(Dead Composers)
チューリップの王女様(サティ)
In Turtina(オルフ)
前奏曲 第15番(ショパン)
Ederlezi(feat. ナイジェル・ケネディ)(Goran Bregovic)
Minore(Dead Composers)
Chile Con Carne(「ベティ・ブルー」のテーマ)(ガブリエル・ヤレド)
夜想曲 第1番 変ホ長調(フィールド)
Syrinx(Dead Composers)
月の光-「ベルガマスク組曲」(ドビュッシー)
Spiegel im Spiegel(ペルト) 全19曲
「リマスターピース」はクリス・ココとサッシャ・パットナムの初めてのコ
ラボレーション、インターナショナル発売のプロジェクト。このアルバムに
はクラシックとコンテンポラリーの作曲家の作品を収録。彼らのアンビエント
・ミュージック制作の経験を基に、これらの作品をリミックス、再解釈、彼ら
が今日の聴衆のための「ターンテーブル・シンフォニー」と呼ぶものを創造
しました。クリス・ココのベースはダンス・ミュージックで有名なクラブ・
マガジン「DJ」の編集者を経て最近はBBC、Radio1の「The
Blue Room」のホスト。世界中のクラブででプレイしながらWarp
Recordsでプロデュースを続けている。サッシャ・パットナムはピアノや指揮
を学んだ後、ロックに転向、バンド「Bush」を結成した。ブリクストンのクラ
ブ「Mass」での二人の出会いからこのプロジェクトがスタートしました。イビ
サやロンドン他のUK各地での二人のライヴが予定されており話題となるで
しょう。
<VIRGIN CLASSICS>
VC-5456672 ¥2080
音楽的肖像画-モーリス・カンタン・ドゥ・ラ・トゥールのクラヴサンの本
オリヴィエ・ボーモン(ハープシコード)
この録音はフォルクレ、ラモー、バルバストレ、ルソーといった17&18
世紀のフランスの作曲家のハープシコード作品を収録。各作品は同時代の有
名人を称揚するため作曲された音楽的肖像画。モーリス・カンタン・ドゥ・
ラ・トゥールが描いたパステルの肖像画に対応している。このアルバムはフ
ランスの名ハープシコード奏者、ボーモンにより、2004年9月シャトー
・ドゥ・ヴェルサイユで開催されるカンタンの回顧展の(彼の生誕300年
に合わせた)イヴェント用に案出された。このアルバムはフランス古典派時
代のハープシコード作品の興味深い回顧と発見であり、ハープシコードファ
ンとこれから17、18世紀作品を聴こうとするファンの両方にお薦めでき
ます。録音はサン・カンタンのAntoine Lecuyer美術館で行はれ、そこには
パステル画が展示され、カンタン所有の楽器が用いられた。
VCT-5457112 3枚組 ¥6240
ヘンデル:「セルセ」全曲
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(セルセ-メゾ・ソプラノ)、
ローレンス・ザッゾ(アルサメネ-カウンターテナー)
シルビア・トロ・サンタフェ(アマストレ-メゾ・ソプラノ)
サンドリーヌ・ピオー(アタランタ-ソプラノ)他
レ・ザール・フロリサン、ウィリアム・クリスティ指揮
クリスティの、珍しいヘンデルの作品を取り上げるヴァージン・クラシック
スでの新録音、ヴァージンでは初のオペラ作品。「セルセ」はヘンデル最後
のオペラで1738年初演、わずか5回の公演後ほぼ2世紀にわたって消え、
アリア「オンブラ・マイ・フ」だけがヘンデルの名作として知られている。
国際的なキャストにより03年11&12月にパリ、リヨン.ロンドンでクリ
スティは上演、録音はパリのシャンゼリゼ劇場でのライヴで行われた。