★ダイレクト・トランスファー CD-R 2016年12月新譜 5点発売★
発売予定:2016年12月下旬 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。
33CDR-3649
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
ロジーナ・レヴィーン(ピアノ)
ジョン・バーネット指揮
ナショナル・オーケストラ・アソシエーション同窓会のメンバー達
英 WING WL1064(Mono)(米MERCURY 録音)
(1961年11月20&22日ニューヨーク、マンハッタン・センター録音)
(使用原盤に起因するノイズがあります)
ジュリアード音楽院のピアノ科の名教師ロジーナ・レヴィーン(1880-1976)の
81歳の録音。キエフの宝石商の娘として生まれた彼女はモスクワ音楽院に学び
1898年に大金メダルを得て卒業。その後まもなく5歳年長のピアニスト、ヨー
ゼフ・レヴィーン(1874-1944)と結婚した。夫妻は1919年にアメリカに亡命し
た。1944年に夫のヨーゼフが死去すると、ジュリアードの経営陣は満場一致で
夫人のロジーナを夫の後任教授に推薦し、その後32年に渡って数々の俊英を育
成した。中でも1958年に冷戦時代のソ連で開催されたチャイコフスキー・コン
クールにアメリカ人として初めて優勝したヴァン・クライバーン(1934-2013)
や日本人ピアニストの中村紘子(1944-2016)、作曲家のジョン・ウィリアムズ
(1932-)、指揮者のジェイムズ・レヴァイン(1942-)等は門下生だった。指揮者
のジョン・バーネットは1917年ニューヨーク生まれ。1937-41年にナショナル
・オーケストラ・アソシエーションの指揮者を務めたことがある。81歳になっ
たロジーナ・レヴィーンをソリストに指揮者も含めて元ナショナル・オーケス
トラ・アソシエーションのメンバーだった人達が集まっての記念録音。格調高
く威厳のあるピアノが素晴らしい。
33CDR-3650
シベリウス:交響曲第2番ニ長調作品43
トール・マン指揮
ストックホルム・コンサート協会管弦楽団
米 CAPITOL P8107(Mono)(独TELEFUNKEN SK3322/6 の復刻)
(1942年10月17日録音)
(使用原盤に起因するノイズが多くあります)
スウェーデンの指揮者トール・マン(1894-1974)が残した数少ない名演奏の一
つ。マンはエーテボリ交響楽団の首席指揮者を1925年から39年まで務め、その
後スウェーデン放送交響楽団の首席指揮者を1959年まで務めた。この録音は
第2次世界大戦中にドイツのテレフンケン社に録音されたもの。戦後LP時代
になってテレフンケンと契約があった米CAPITOLから歴史的名演奏として復刻
された。交響曲愛好家には必聴の演奏。
78CDR-3651
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調作品26
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
ラファエル・クーベリック指揮
フィルハーモニア管弦楽団
英 HMV C3802/4
(1948年4月4&12日ロンドン、アビー・ロード EMI第1スタジオ録音)
今年92歳の現役ヴァイオリニスト、イダ・ヘンデル(1924年生まれ)は1935年ワ
ルシャワで開催されたヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクールでジネッ
ト・ヌヴー(18歳)、ダヴィド・オイストラフ(27歳)についで第3位に入賞、そ
のとき11歳だった。ヘンデル一家は1939年に祖国ポーランドからイギリスに移
住1940年に市民権を得た。その年に英DECCA と契約し契約期間中に約50枚の録
音を残した。これはDECCAとの契約を終了してEMIに移籍後の録音。ラファエル
・クーベリック(1914-1996)は世界的ヴァイオリニスト、ヤン・クーベリック
(1880-1940)の長男として生まれたチェコ出身の指揮者。1937年にチェコ・フィ
ルを指揮してスメタナ「わが祖国」抜粋(HMV C1979/81)でEMIにデビューした。
78CDR-3652
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調K.378 より第2楽章
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ジョルジュ・エネスコ指揮
コロンヌ管弦楽団
ヤルタ・メニューイン(ピアノ)(モーツァルト)
英 HMV DB8586/10
(録音:1938年5月2日パリ=メンデルスゾーン&1938年ロンドン=モーツァルト)
ユーディ・メニューイン(1916-1999)はニューヨーク生まれ。サンフランシスコ
に移り3歳からヴァイオリンを始めた。ジグムンド・アンカー、ルイ・パーシン
ガー(1872-1966)に師事し、1926年10歳の時アルフレッド・ヘルツ(1872-1942)
指揮のサンフランシスコ交響楽団とラロのスペイン交響曲でデビューした。そ
の後パリでジョルジュ・エネスコ(1881-1955)、ベルリンでアドルフ・ブッシュ
(1891-1952)に手ほどきを受けた。1928年12歳の時初レコード録音を行った。
指揮のジョルジュ・エネスコはルーマニア出身。ヴァイオリニスト、ピアニス
ト、作曲家、指揮者、教育者として活躍した全能音楽家。この録音では弟子の
メニューインを全面的にサポートしている。ピアニストのヤルタ・メニューイ
ン(1922-)はユーディの義妹。パリ音楽院でマルセル・シャンピ(1891-1980)に、
ジュリアード音楽院ではカール・フリードバーグに師事した。
78CDR-3653
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ短調 D.821
ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)
エリー・ナイ(ピアノ)
日VICTOR JH22/3 (独ELECTROLA EH920/1 と同一録音)
(1935年5月2日録音)
アルペジョーネは1823年にウィーンのシュタウファーが開発した6弦のフレッ
トをもった弦楽器。この曲は今日ではチェロで弾かれる。ルートヴィヒ・ヘル
シャー(1907-1996)はドイツのチェリスト。 6歳でチェロを始め、ライプツィヒ
でユリウス・クレンゲル(1859-1933)、ベルリンでフーゴ・ベッカーに師事し
1930年にメンデルスゾーン賞を受賞し、1936年フルトヴェングラー指揮ベルリ
ン・フィルの演奏会でソリストとしてデビュー。その後ピアノのエリー・ナイ
(1882-1968)とヴァイオリンのマックス・シュトループ(1900-1966)とピアノ三
重奏団を組んだ。エリー・ナイはウィーンでレシェティツキやエミール・フォ
ン・ザウアーの薫陶得て、第2次世界大戦中もドイツで活躍した。
発売予定:2016年12月下旬 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。
33CDR-3649
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
ロジーナ・レヴィーン(ピアノ)
ジョン・バーネット指揮
ナショナル・オーケストラ・アソシエーション同窓会のメンバー達
英 WING WL1064(Mono)(米MERCURY 録音)
(1961年11月20&22日ニューヨーク、マンハッタン・センター録音)
(使用原盤に起因するノイズがあります)
ジュリアード音楽院のピアノ科の名教師ロジーナ・レヴィーン(1880-1976)の
81歳の録音。キエフの宝石商の娘として生まれた彼女はモスクワ音楽院に学び
1898年に大金メダルを得て卒業。その後まもなく5歳年長のピアニスト、ヨー
ゼフ・レヴィーン(1874-1944)と結婚した。夫妻は1919年にアメリカに亡命し
た。1944年に夫のヨーゼフが死去すると、ジュリアードの経営陣は満場一致で
夫人のロジーナを夫の後任教授に推薦し、その後32年に渡って数々の俊英を育
成した。中でも1958年に冷戦時代のソ連で開催されたチャイコフスキー・コン
クールにアメリカ人として初めて優勝したヴァン・クライバーン(1934-2013)
や日本人ピアニストの中村紘子(1944-2016)、作曲家のジョン・ウィリアムズ
(1932-)、指揮者のジェイムズ・レヴァイン(1942-)等は門下生だった。指揮者
のジョン・バーネットは1917年ニューヨーク生まれ。1937-41年にナショナル
・オーケストラ・アソシエーションの指揮者を務めたことがある。81歳になっ
たロジーナ・レヴィーンをソリストに指揮者も含めて元ナショナル・オーケス
トラ・アソシエーションのメンバーだった人達が集まっての記念録音。格調高
く威厳のあるピアノが素晴らしい。
33CDR-3650
シベリウス:交響曲第2番ニ長調作品43
トール・マン指揮
ストックホルム・コンサート協会管弦楽団
米 CAPITOL P8107(Mono)(独TELEFUNKEN SK3322/6 の復刻)
(1942年10月17日録音)
(使用原盤に起因するノイズが多くあります)
スウェーデンの指揮者トール・マン(1894-1974)が残した数少ない名演奏の一
つ。マンはエーテボリ交響楽団の首席指揮者を1925年から39年まで務め、その
後スウェーデン放送交響楽団の首席指揮者を1959年まで務めた。この録音は
第2次世界大戦中にドイツのテレフンケン社に録音されたもの。戦後LP時代
になってテレフンケンと契約があった米CAPITOLから歴史的名演奏として復刻
された。交響曲愛好家には必聴の演奏。
78CDR-3651
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調作品26
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
ラファエル・クーベリック指揮
フィルハーモニア管弦楽団
英 HMV C3802/4
(1948年4月4&12日ロンドン、アビー・ロード EMI第1スタジオ録音)
今年92歳の現役ヴァイオリニスト、イダ・ヘンデル(1924年生まれ)は1935年ワ
ルシャワで開催されたヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクールでジネッ
ト・ヌヴー(18歳)、ダヴィド・オイストラフ(27歳)についで第3位に入賞、そ
のとき11歳だった。ヘンデル一家は1939年に祖国ポーランドからイギリスに移
住1940年に市民権を得た。その年に英DECCA と契約し契約期間中に約50枚の録
音を残した。これはDECCAとの契約を終了してEMIに移籍後の録音。ラファエル
・クーベリック(1914-1996)は世界的ヴァイオリニスト、ヤン・クーベリック
(1880-1940)の長男として生まれたチェコ出身の指揮者。1937年にチェコ・フィ
ルを指揮してスメタナ「わが祖国」抜粋(HMV C1979/81)でEMIにデビューした。
78CDR-3652
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調K.378 より第2楽章
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ジョルジュ・エネスコ指揮
コロンヌ管弦楽団
ヤルタ・メニューイン(ピアノ)(モーツァルト)
英 HMV DB8586/10
(録音:1938年5月2日パリ=メンデルスゾーン&1938年ロンドン=モーツァルト)
ユーディ・メニューイン(1916-1999)はニューヨーク生まれ。サンフランシスコ
に移り3歳からヴァイオリンを始めた。ジグムンド・アンカー、ルイ・パーシン
ガー(1872-1966)に師事し、1926年10歳の時アルフレッド・ヘルツ(1872-1942)
指揮のサンフランシスコ交響楽団とラロのスペイン交響曲でデビューした。そ
の後パリでジョルジュ・エネスコ(1881-1955)、ベルリンでアドルフ・ブッシュ
(1891-1952)に手ほどきを受けた。1928年12歳の時初レコード録音を行った。
指揮のジョルジュ・エネスコはルーマニア出身。ヴァイオリニスト、ピアニス
ト、作曲家、指揮者、教育者として活躍した全能音楽家。この録音では弟子の
メニューインを全面的にサポートしている。ピアニストのヤルタ・メニューイ
ン(1922-)はユーディの義妹。パリ音楽院でマルセル・シャンピ(1891-1980)に、
ジュリアード音楽院ではカール・フリードバーグに師事した。
78CDR-3653
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ短調 D.821
ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)
エリー・ナイ(ピアノ)
日VICTOR JH22/3 (独ELECTROLA EH920/1 と同一録音)
(1935年5月2日録音)
アルペジョーネは1823年にウィーンのシュタウファーが開発した6弦のフレッ
トをもった弦楽器。この曲は今日ではチェロで弾かれる。ルートヴィヒ・ヘル
シャー(1907-1996)はドイツのチェリスト。 6歳でチェロを始め、ライプツィヒ
でユリウス・クレンゲル(1859-1933)、ベルリンでフーゴ・ベッカーに師事し
1930年にメンデルスゾーン賞を受賞し、1936年フルトヴェングラー指揮ベルリ
ン・フィルの演奏会でソリストとしてデビュー。その後ピアノのエリー・ナイ
(1882-1968)とヴァイオリンのマックス・シュトループ(1900-1966)とピアノ三
重奏団を組んだ。エリー・ナイはウィーンでレシェティツキやエミール・フォ
ン・ザウアーの薫陶得て、第2次世界大戦中もドイツで活躍した。