宍粟市千町の山々を縦走しました。(宍粟50名山)
GPS軌跡(クリックで2度拡大されます。)
2020.5.24(日)
△千町ヶ峰ー△段ヶ峰ー△杉山ー△笠杉山ー△大段山 縦走
行程:(往復)神戸三田IC=中国自動車道=山崎IC=R29=(県道6号線)=千町段ヶ峰林道=下千町(しもせんちょう)こぶしの村キャンプ場前P
ー△千町ヶ峰ー△段ヶ峰ー△杉山ー△笠杉山ー△大段山ー駐車場P
宍粟50名山 ルートマップ『千町ヶ峰』『段ヶ峰』『杉山』『笠杉山』『大段山』
1/25000地形図:『神子畑』
メンバー:夫・自分
△千町ヶ峰 登山口/駐車地
こぶしの里キャンプ場の電燈はいつ見ても良い感じですね・・・
山頂が近付くと、右手の斜面に柱状節理の岩が見えます。
今日は近寄ってゆっくりと観察しました。
大きなばらばらになった石柱は、昔、麓の神社の柵にも使われたそうで、
感慨深いです。
弘法の池にも寄りました。
モリアオガエルの卵には早い様ですが、池は水を湛えていました。
△千町ヶ峰 1141m
△三等三角点
点名:千町(せんちょう)
標高:1141.3m
☆この山を訪れるのも、多数回になりましたが、
季節、天気によって雰囲気が違うことを感じます。
今日はガスで展望は残念ながら・・
無線小屋の前を通過・・
△千町ヶ峰登山口(林道側)
広域基幹林道千町段ヶ峰線を歩いて、
段ヶ峰の登山口へ向かいます。
台風で崩壊した道路がすっかりきれいになっていました。
手術の痕がまったく判らない感じです。
△段ヶ峰登山口(悠々山荘側)
☆ここから登るのは昨春の例会山行以来です。
頂上の2代松はだいぶ大きくなっていました。
△段ヶ峰 1103m
☆立ち込めていたガスも晴れ、どんどん良い景色が広がりました。
風も爽やかで、ゆっくり休憩を取りました。
エネルギー補給をした後は、杉山へ向かいます。
△二等三角点
点名:段ヶ峰
標高:1103.43m
新緑の縦走路は気持ち良い限りです。
△杉山 1088m
☆昨春のお別れ例会山行では杉山山頂でお昼ご飯でした・・
懐かしい方々のお顔を思い出しました。
段ヶ峰がもうあんなに遠くに。
眺望を楽しみながらゆっくり休憩。山頂ごとに休憩を取らないともったいない!
贅沢です。
分岐まで戻り、方向は△笠杉山へ。
斜面を白いお尻が走って行きました・・
山上庭園
植林と自然林の境界尾根
大乢のお地蔵さんに挨拶をして通過します。
分岐も通過して笠杉山へ
足元にはオトシブミからの手紙がたくさん届いていました。
地図上では遠く感じる笠杉山も、素晴らしい尾根コースでは快適に辿れます。
△笠杉山 1032m
☆久しぶりの笠杉山でした。
またまたゆっくり座って、眺望タイムです。
△三等三角点
点名:藤尾峠
標高:1032.11m
☆柱状節理と標石
△氷ノ山は雲の中・・・
山頂の周りはコハクウンボク(エゴノキ科)の新緑に囲まれていました。
ずっと居たい山頂ですが、下山に向かいます。
千町小屋へ・・
沢の渡渉もあり、涼しいコースです。
△笠杉山登山口(千町小屋側)
千町小屋(千町やけの小屋)
☆ここから林道(舗装道)を歩いて、△大段山登山口へ向かいます。
林道の途中、古い石碑を拝見しました。
「遺族の山」?と読むのでしょうか、
裏には多くの方の名前が刻まれており、故事来歴があることを感じました。
△大段山登山口(上千町側)
☆ここから入山します。
△大段山 966m
☆昨年10月の登山会以来の登頂です。
△二等三角点
点名:繁盛(はんせ)
標高:966.00m
☆本日最後のピークであり、登った山々を眺めながら、ゆっくり大休止。
持って来た食料を全部食べ切りました。
△千町ヶ峰と△段ヶ峰
ガスの千町ヶ峰に始まり、お天気の大段山に終わる、でした。
終わり良ければ全て良しです。
クチバシに別れを告げ、
△大段山登山口(下千町側)に無事下山。
(植物)
アスヒカズラ(ヒカゲノカズラ科):杉山
ヒメハギ(ヒメハギ科):笠杉山
ハクウンボク(エゴノキ科):笠杉山
ギンリョウソウ(ツツジ科):笠杉山
サラサドウダン(ツツジ科):上千町
タニギキョウ(キキョウ科) :大段山
チゴユリ(イヌサフラン科) :大段山
☆好天の下、爽やかな縦走路を巡りながら、千町の山々を登りました。
さすがはなかやまさん、着眼点が素晴らしいです。昔はあのような笠の付いた灯具に白熱球の街灯が一般的でしたよね。
黄色い温かみのある、そして哀愁感の漂う光景が思い出されます。
でもこれ、天然木に直接取付けてあるのが凄い。木もいい迷惑でしょう。
それでは。
こんな裸電球と傘だけの電燈は
めったにありませんので、
見つけると何だか懐かしくなります。
木に直接、設置しているのも
愛嬌があって面白いです。
古いキャンプ場ですが、
趣きがある所なのですよ。