野へ山へ

2004年~

△加茂金毘羅山

2019年01月08日 | 山行記

△加茂金毘羅山(かもこんぴらさん)に登りました。
『 』カッコ内は、「北摂の山」慶佐次 盛一著 に紹介された「加茂金毘羅山」の紀行文を抜粋し、
記しました。


取り付き(登山口)
『・・・左に曲がるとすぐ左に物置小屋があり、小屋の前の草むす坂を上ると丘陵の上に乗り…』


『・・・ちょっとした登りを続けて山頂が近付く頃、右の林の中に柄杓まで備えた小さな水場があった。』
手水場?
錆びたトタン板の下には小さな流れがあり、水が溜まっています。

すぐ近くの木には新年のしめ縄飾りが下がり、きれいな柄杓(ひしゃく)まで添えられ、
地元の方々が今もなお、この山をきちんと管理されておられることが伺え、恐縮します。


『・・・自然石を積み上げた石垣の上に金毘羅宮が祀られている。社の背後には磐座があるから、
本当のご神体はその磐座なのかもしれない。』


△三等三角点
点名:加茂
標高:356.4m
『境内の右端に踏み跡があり、雑木の中を巡ると三等三角点が笹の中に埋まっていた。』


東側
『・・・あいにくの曇り空だったが、東南側が開け展望がいい。・・・』


南側
『・・・三田市街を望む彼方には、長い尾を引く六甲山や大峰山、中山連峰、五月山連山が霞んで見える。目の前には城ケ岡・・・
正直言って、四百㍍にも満たない山頂からこれだけの広闊な展望が得られるとは思わなかった。・・』



復路は往路とは打って変わってヤブヤブを藪漕ぎしながら下山しました。

2018.1.5(土)
 △加茂金毘羅山
行程:自宅ーR176-(自転車)-登山口/P-△加茂金毘羅山ーヤブ尾根ルートー登山口/P-自宅
1/25000地形図:『藍本』
☆久しぶりに「北摂の山」を読み、家からほど近い
△加茂金毘羅山を訪れました。
掲載されている写真と比べると、建物や木々の繁りに経年による変化を感じましたが、
展望岩からの眺めは今も変わらず、気持ちの良いものでした。


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(内容記載順)
・猪名川町周辺の山
・川西市・宝塚市・西宮市周辺の山
・三田市周辺の山
☆三田市周辺の山、その中で一番最後に紹介されているのが
加茂金毘羅山です。
今から10年ほど前、自分の家から目前に見える小さな山が、
本に載っていると知った時は、驚いたものでした。
慶佐次さんの書かれる素直な文章には、山を愛する人の温かさを感じます。

GPS軌跡 クリックで拡大されます。

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