マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

引き続き 神戸ェ~

2009-03-09 00:29:12 | 

写真だけアップして、またしてもこと切れておりました・・・

二宮のFから歩いて、東南へ。提灯に日韓中とある。そそるね。
日替り定食やってます、みたいに見えます。



繁華街から離れたところにポツンとあるアジアンな店。



中はこの場所で、この時節にしてはすごい活気あり。
右の三人の女性はコリアンか中国の延辺辺りの朝鮮族の皆さんと
みた。勝手に想像。原語が飛び交っています。




すじのこごり  
こんなんよろしいな。アッサリしててコクあり。
肉は神戸牛、鶏は淡路島の赤鶏といふ。



これを食べさせたかった・・・と引き連れて来てもらった。

コブクロの辛子味噌 
大阪人はコブクロと聞くと、こっちを思い出すわけよ。 
こちらさん、ほんまモンの子袋。豚の子宮ですな。
なに、クセなどござんせんよ、歯応えのあるマカロニのようです。
このソースが秀逸!辛味の強い唐辛子、豆板醤、胡椒、醤油などが
ブレンドされているような。酔ってるから曖昧。
麺を絡めてもめちゃくちゃ美味いよ、と言われた・・・ような。



チャプチェ(春雨の炒めもの) 
よくだしを吸って美味。

主人は若いがなかなか押しの強い人物、彼のススメに従って・・・




ふぐサラダ  
なるほど、ふぐの歯応えにはシャキッとした白菜だなぁ。
ぶつ切りのような感じですな。なんと贅沢、むちゃくちゃ美味い!



穴子白焼き 
海苔と一緒に。むっ、こたえられぬ(池波正太郎風)。
神戸か?神戸だ!



チャンジャ巻き  うんめぇ!

テレ朝「タモリ倶楽部」のお題が「チャンジャ」のつまみ料理大会・・・
『チャンジャ祭り』は、よくできたダジャレタイトルだった。

元巨人の清原が友人らしく、この店で酔い潰れ、カウンターに横になり、床に落ちても眠り続けたという。猛者である。

仕上げはバーだ。




街頭が着いている。 暗い建物の影から引き戸を開けると・・・

中はバー。



斜めってて気持ちが悪い?

そやろ。撮り方が悪い!



小さなおつまみが出てくるのが愉しい・・・

また、これを食っちゃうのだ。食わなくてもいいのに。



仕上げは、京都のお酒。
カルバドス。
銀座のバーテンにはウケました。(愛想笑いだったか…?)
京都では口が裂けても言いませぬ。




いや~神戸、深いです。闇も深い。

わたしゃ、まだなんにも見ちゃいません!



        季節一品・鍋物  「雄」     神戸の東の方 失念

        バー「さくらデザイン事務所」   二宮と三宮の間あたり



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かうべ 二宮の料亭

2009-03-04 19:09:35 | 

写真をアップしたところで、こと切れてしまった。

ず~っと気になっていた通称、二宮の料亭へ。壁の品書きを見れば
あくまで料亭がシャレなのはわかるね?
連れてってくれた地元常連衆に配慮して、ここはFとしておく。



丸まっちい字がどうにもそそられる。



まずは喉をうるおす。関西ではなかなか珍し赤星うれし。



きずしは鯖と鯛。
漬け具合はぴたり。あしらいの生姜までが自家製。
主人は長年、森井本店におられて地震を機に独立なすった。
ひっそりと地元密着の店を営んでいたところ、ファンが探し回ってようやく見つけたという。



おから
ウエットタイプとドライタイプがあるが、丁度いい頃合い。



煮物盛り合わせ 
こういうもので一杯呑める店が少なくなった。
もちろんいちいち違うだしで煮たものを盛り込む。
鶏肝うまし、蕗また結構。田舎の法事で出てくるものを少し洗練された感じといえば伝わるだろうか。



親爺さんおすすめの小芋



これは珍しい、ミミイカ。
長田区の前の海、かるも島辺りであがっているという。
さっと茹でてあるので、半生のわたの味が広がる。
ミッキーマウスの後姿みたい。



うにくらげ
辛子が添えられる。なるほどな~、酒呑みのありようがよく判ってらっしゃる。

何をたのんでもレベルが高い。実に端倪すべからざる店だ。
さぁ、次へ行こうっと。


            神戸市中央区二宮  山側


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地元でがっつく

2009-03-04 14:00:08 | 



阪急の線路からすぐ、住宅地にポツンとあるささやかなカフェレストラン。
オレンジ色のテントが目印。うちからも下駄履きで行ける距離。
すっかりM三郎さんたち食いしんぼうブロガーによって有名になった。

洋食のいい匂いが漂う中、お茶だけしている女性カップルがいたり。
若い夫婦が黙々と働く。



最初は、ジャガイモのポタージュスープであったまろ・・・



鹿児島産もち豚のカツレツ  でかい!



かつて東京日本橋のとんかつ屋で小僧をしていた時代がある。
オヤジさんは、とんかつ食うなら絶対ロースを主張していた。
それ以来、ずっとロース派で来た。

噛みしめると、ジュッと肉汁があふれる。
脂が良質だけに、これだけ付いていても軽いのだ。



和牛ハンバーグ これもド~ン・・・という存在感あり。
300gはゆうにある。
メニューに「30分かかります」とある。 付け合わせも丁寧。



中はこんな感じ。もう少しジューシーでもいいかな。



ふわっ・・・向井ベーコンのケチャップオムライス

玉子に破れや焦げは見当たりません。ケチャップライスも
しっかりウエットなまでにまぶさっている。
向井さんという江坂方面の方が作るベーコンがケチャップライスに
ゴロゴロ入っている。

子供グチと言われようが、オッサンはオムライスがお好き。
ツレ(♂)とペロリとやっつけてしまう。


その足で、JR高槻に近い焼き鳥屋へ。
店頭の提灯が消えていたら、満席の証拠。
消えてたけど、覗いてみたら入れた。



手羽先のお造り  作業がめんどくさいのか、余り見かけない。  



地鶏むねタタキ 本日サービス価格 390円  香りがいい。



せせり



皮  子供の頃は苦手だったが、いつの間にか皮、美味いなぁ。  



竜田揚げの盛り合わせ  いろんなパーツ、骨付きがワイルド!

おなかいっぱいで、ほぼギブに近くなり、バーへ避難す。

スペイサイドのシングルモルトなんぞを舐め始める。



続いて、タリスカー、ラガブーリン、カリラなど・・・
ピートの燻臭の強いアイラ島のモルトでも、個性が異なる。
大西洋の潮風に吹かれる蔵ならば、潮の香りが強い。
水源によってもずいぶん影響されるらしい。
シングルモルトの聖地に敬意を表して・・・どうもアイラとう!

グレンモーレンジ旨いなぁ。品がある、花がある。
生まれた場所は北ハイランドというから、ネス湖のまだ北ですぞ。
荒涼とした、鉄砲撃ちにしか行かなかった土地でこんな酒が
生まれたんや。


こちら日本のシングルモルト。郡山の笹の川酒造が出す
イチローズ・モルト。ラベルがトランプカードになっている。
マジシャン、博打打ち御用達!

         カフェレストラン GinGemBre  高槻市松原町7

            焼き鳥 丹波路     高槻市高槻町4
   
          モルトバー カスク      高槻市高槻町

          

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お座敷でパ~ッとまいりましょう!

2009-03-02 18:41:08 | 


これからお座敷だってのに、なんで俺はこんなとこに立ってんだぁ。

シラフでなんて行けやしねえ。ということで裏寺町で一杯。



木屋町松原の某所でメシを食い(写真一枚も撮ってなかった)、
異業種交流会の面々と、川渡って宮川町へ。 久々だぁ。

このお茶屋には二度目。見事に掃き清められた座敷。
日本人はこれでなきゃいけない。



おにいさん、おひとつ・・・



ひとしきりたち、さぁ、舞いなどを見せてもらいまひょ・・・

よろしいなぁ。かにかくに祇園は恋し寝るときも枕の下を水の流るる
吉井勇の境地が分かりますなぁ。祇園ちゃうけど。




舞妓さんたちはまだ十代です。京おどりのポスターにもなってる方。
「祇園小唄」はいいけれども、ここは宮川町、ちがう歌もひとつ
お願いしたいところ。


さぁ、ほなわたいもお座興に、一丁、歌わせてもらいまひょか。


折角なので「どんどん節」か「東雲節」でも、というと地方の姐さん、
「すんまへん、知りませんねん」という。レレレ・・・レレレのおじさんに
なってしもた。ホウキを持ち出すぞ。


そうか・・・そういう時代になってしもたか。

お座敷遊びとは、虎虎や金毘羅舟々で立ち方とちょっと遊ぶのが関の山で、習って来た長唄だの小唄だの都々逸を歌わせろなんて言う人が
もうそんなにはいないのだろう。


だから姐さん方も弾く必要もなければ覚える必要もない。芸妓の芸はやはり客が育てるものだろう。だから踊りの良し悪し、三味線の良し悪しもある程度、客側が勉強してから行かねば、ただただ外国人が遊びに来たみたいになってしまう。これは西陣があかんようになったとか、接待がなくなったとか嘆く以前に、文化として由々しき問題かもわからん。


なんてことを考えながら帰って来た。
というか、酩酊して帰って来てから、憤慨して考えた。

地方の姐さんに勉強を促したとて、こっちは常連でもなんでもないから言うことなど聞いてくれるはずはない。安いもんでもなし、そうそうお座敷に足を運べるほどのお大尽でも、食い潰すだけの実家があるわけでもない。



次いつ行けるかわからんが、そのために隠れて稽古しておくか。
三亀松の都々逸、ああはいかない。当たり前や。


         宮川町  某店


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カラホリヒレハレ

2009-03-02 00:59:40 | 

クレージーマニアとしては、こんなギャグもはさんどこう。




♪  帰りに買った福神漬で  一人寂しく冷めし食えば
   古い虫歯がまたまた疼く  愚痴は言うまいこぼすまい
    これが~男の~生~きる~道~

100年に一度の不況に派遣切り、首筋の辺りに冷たいもの感じても
なあに、気にしない気にしない。

♪  人生で大事なものはタイミングにC調に無責任~とかくこの世は
    無責任、コツコツやる奴ぁ、ゴクロ~サン!」

とりあえずは、腹ごしらえだあ。
昼飯グワッと食って、午後から頑張りましょうって、ね、ご同輩!




お昼どき、一仕事終えて近くにいたので、ハンバーグで有名な洋食屋へ行こうということに。ここは山田まりあ御用達。おっと、呼び捨てにできるほどの付き合いはござんせんが。

さすがランチどきの最後だけあって盛況である。少し待ってカウンターに。ハンバーグと海老フライのセットにしよう。ここのハンバーグは定評があり、かなりでかい。

調子に乗ってダブルというのを注文。なんだい2枚のことかいな。
しまった、芸がなかった・・・。

海老の姿がすっかり影に隠れて見えない。

ハンバーグは几帳面にこねて、空気を抜くように両手でキャッチボールするような・・・というのではない、ミンチをべちゃっと鉄板に乗せて広げ、割あい無造作に焼いて行く。ごはんに合う醤油系のソース。マスターは昼の混雑が続いているせいか、怖い顔をしている。何か悪いものでも溜まっているのではあるまいか。スマイルですぞ。

2枚ペロリとたいらげて、う~い、空堀商店街へ。ここは大阪城のお濠があり、水がなかったので空堀と呼ばれた場所。古いアーケード商店街なのに、中の方が坂道になってたりする。

ここに昆布屋の「土居」がある。だしは一般に鰹と昆布だが、大阪は何処まで行っても昆布が中心。あのまったりとした大阪の味付けは昆布こそが決め手といえるだろう。
店内では主人と息子がグツグツと昆布だし教室を開いていた。

とろろ昆布も何種類もある。何に使うのかイメージが湧かず、買うのを躊躇。これぢゃいけません。



ということで、これを買った。天然昆布十倍だし。
十倍に薄めると、それだけで立派な吸い物になる。
鍋のベースとしても力を発揮することこの上なし。

昆布のことを語らせたら、止まらないと言われる店主。
この十倍だしと共に、漫画「美味しんぼ」に登場している。





         洋食 もなみ    中央区谷町6
         
         こんぶ土居     中央区谷町7


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