写真をアップしたところで、こと切れてしまった。
ず~っと気になっていた通称、二宮の料亭へ。壁の品書きを見れば
あくまで料亭がシャレなのはわかるね?
連れてってくれた地元常連衆に配慮して、ここはFとしておく。
丸まっちい字がどうにもそそられる。
まずは喉をうるおす。関西ではなかなか珍し赤星うれし。
きずしは鯖と鯛。
漬け具合はぴたり。あしらいの生姜までが自家製。
主人は長年、森井本店におられて地震を機に独立なすった。
ひっそりと地元密着の店を営んでいたところ、ファンが探し回ってようやく見つけたという。
おから
ウエットタイプとドライタイプがあるが、丁度いい頃合い。
煮物盛り合わせ
こういうもので一杯呑める店が少なくなった。
もちろんいちいち違うだしで煮たものを盛り込む。
鶏肝うまし、蕗また結構。田舎の法事で出てくるものを少し洗練された感じといえば伝わるだろうか。
親爺さんおすすめの小芋
これは珍しい、ミミイカ。
長田区の前の海、かるも島辺りであがっているという。
さっと茹でてあるので、半生のわたの味が広がる。
ミッキーマウスの後姿みたい。
うにくらげ
辛子が添えられる。なるほどな~、酒呑みのありようがよく判ってらっしゃる。
何をたのんでもレベルが高い。実に端倪すべからざる店だ。
さぁ、次へ行こうっと。
神戸市中央区二宮 山側
阪急の線路からすぐ、住宅地にポツンとあるささやかなカフェレストラン。
オレンジ色のテントが目印。うちからも下駄履きで行ける距離。
すっかりM三郎さんたち食いしんぼうブロガーによって有名になった。
洋食のいい匂いが漂う中、お茶だけしている女性カップルがいたり。
若い夫婦が黙々と働く。
最初は、ジャガイモのポタージュスープであったまろ・・・
鹿児島産もち豚のカツレツ でかい!
かつて東京日本橋のとんかつ屋で小僧をしていた時代がある。
オヤジさんは、とんかつ食うなら絶対ロースを主張していた。
それ以来、ずっとロース派で来た。
噛みしめると、ジュッと肉汁があふれる。
脂が良質だけに、これだけ付いていても軽いのだ。
和牛ハンバーグ これもド~ン・・・という存在感あり。
300gはゆうにある。
メニューに「30分かかります」とある。 付け合わせも丁寧。
中はこんな感じ。もう少しジューシーでもいいかな。
ふわっ・・・向井ベーコンのケチャップオムライス
玉子に破れや焦げは見当たりません。ケチャップライスも
しっかりウエットなまでにまぶさっている。
向井さんという江坂方面の方が作るベーコンがケチャップライスに
ゴロゴロ入っている。
子供グチと言われようが、オッサンはオムライスがお好き。
ツレ(♂)とペロリとやっつけてしまう。
その足で、JR高槻に近い焼き鳥屋へ。
店頭の提灯が消えていたら、満席の証拠。
消えてたけど、覗いてみたら入れた。
手羽先のお造り 作業がめんどくさいのか、余り見かけない。
地鶏むねタタキ 本日サービス価格 390円 香りがいい。
せせり
皮 子供の頃は苦手だったが、いつの間にか皮、美味いなぁ。
竜田揚げの盛り合わせ いろんなパーツ、骨付きがワイルド!
おなかいっぱいで、ほぼギブに近くなり、バーへ避難す。
スペイサイドのシングルモルトなんぞを舐め始める。
続いて、タリスカー、ラガブーリン、カリラなど・・・
ピートの燻臭の強いアイラ島のモルトでも、個性が異なる。
大西洋の潮風に吹かれる蔵ならば、潮の香りが強い。
水源によってもずいぶん影響されるらしい。
シングルモルトの聖地に敬意を表して・・・どうもアイラとう!
グレンモーレンジ旨いなぁ。品がある、花がある。
生まれた場所は北ハイランドというから、ネス湖のまだ北ですぞ。
荒涼とした、鉄砲撃ちにしか行かなかった土地でこんな酒が
生まれたんや。
こちら日本のシングルモルト。郡山の笹の川酒造が出す
イチローズ・モルト。ラベルがトランプカードになっている。
マジシャン、博打打ち御用達!
カフェレストラン GinGemBre 高槻市松原町7
焼き鳥 丹波路 高槻市高槻町4
モルトバー カスク 高槻市高槻町