マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

市場にて放蕩気分

2008-12-04 11:08:20 | 

前の晩、宴会があり、最終間に合わずなんばで泊まることに。
朝、のそのそ起き出して、木津市場へ行く。
こういうチャンスを逃すと、なかなか朝飯食いに来れない。
昆布屋のねぇちゃんに挨拶されて、市場内の食堂へ。
もう一仕事終わった皆様の手前、一寸うしろ暗い気持ちで歩く。



中めし、貝汁をすっと注文。
冷蔵庫から造りとつけもんを取り出す。
豚と白菜の煮物がひょいと出てくる。
このアルミのテーブルというのが、厨房で食ってるようでよろし。
ご飯が旨い!やはり大衆食堂はめしが旨くなければ。



忘れちゃいけない、オムレツも。
中には牛ミンチとシイタケの具がたっぷり。
朝からお大尽だぁ~。



キハダマグロの中落ち。ばかうま!

昔から関西ではキハダ、関東はメバチがウケるようだ。
(ホンマグロ、インド以外ではね)アッサリしてるからだろう。
朝酒と行きたいところだが、前の晩の酒がどんよりと醒め切っていないので断念。



茹でたばかりの車海老。
ここんちの人は、どないしても呑ませたいようである。

朝っぱらから腹いっぱい!
昆布屋のねえちゃんに挨拶されて、場内を出る。
オレ、顔覚えられるほど来てないんだけどさ…。
放蕩おじさん、出発しやす!


      食堂 「当志郎」   浪速区敷津東2 木津市場内


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朋遠方より来りて酒となり

2008-12-02 23:18:12 | 

紅葉を観るため、肥後からやってきた友あり。
東福寺の余りの人出に嫌気がさし、比叡山に登って来たという、
なかなかの健脚である。



三条下がった、小料理屋で待ち合わせ。
高瀬川畔だが周辺は情緒も何もなし。この店だけがぽつんと。

辛子れんこん 肥後の人に勧めるのもおかしな話だが、まぁ…。



あまがれい(若狭がれい) 
片身は造りで、片身は焼き魚で出してくれる。
さっと昆布〆にしてあるのだろうか。



こっぺがに
子供の頃、いくらでも子供のおやつで食べられた。



いも棒   
棒だらが芋を柔らかくし、芋が鱈の何かにいいという出会い物。



あまガレイの片身。
これはのちほど又も変化して登場。



菜っ葉のたいたん
ころと水菜のはりはり仕立て



鶏肝のたいたん
50年からなる店内は、松竹の美術部だった人が設計したとか。
ちまちまと小さくまとまっている感じが、いかにも京都っぽい。燗酒。
酒はごく普通のナショナルブランド。たぶん月桂冠。



肉じゃが
カウンターに座ったのは、脇役で注目の役者だ。
う~ん名前はわからないから、声もかけられぬ。



あまがれいの骨に醤油と熱湯を注ぐと、立派な吸い物に。
ああ、おばあちゃんがこんなことやってたような・・・
木屋町を行きすぎる若い衆たちに、この店のよさを知らせたいような、
知らせたくないような。



高瀬川を上がって、バーへ。
スコッチのハイボールざんす。


ドライフルーツの付きだし


カマンベールのスモーク


大原の有精卵の玉子サンドイッチ

めちゃうまッ!




         れんこんや   京都市中京区西木屋町

         BAR  K6             木屋町二条東入ル

 

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