マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

南巽まで祝い肉!

2007-12-19 11:22:52 | 

「遊山」の15周年感謝の会に参加させていただく。
本店は生野区南巽。ワイン好きなことからワインと焼肉の店を出し、高じてワインの輸入業を始めたり、カレーが好きなのでカレーの店を出したり、今では7店舗にもなった遊山グループ。
安田さん、あの人なつっこい笑顔でパワフルである。

一応、電話で確認してカジュアルな会だからと家人を伴って行ったら、
ありゃ、こらまったど~ぢゃろかい…席次がちゃんと決まっていて、
料理界のお歴々が。まぢ~ね、こりゃ…。
某編集部員、ライター諸先輩、え~い、なるようになれ!食うべし。

泡は歓迎のしるし。Rene Jollyは安田さんのワイン屋が入れている。
ボトルがカッコいい。

前菜盛り合わせから・・・

黒毛和牛タンのたたき

ハネシタ肉でブルスケッタ

アカセン、ハートのスモーク 下仁田葱添え
初めて食べたアカセンのスモークが絶妙。
スコッチを一杯飲みたくなる。

牛スジ、旬のきのこの味噌煮込み 
シチューですな、こりゃ。

テーブルに登場するや、思わず女性客は声を上げるのがコレ。
遊山の名物、「近江牛イチボのカルパッチョ・韓国風」。
ケチャップのように見えるのはコチュジャンをベースとしたソース。
薄切り肉に玉ネギなど野菜をクルリと巻いていただく。

酒も安田さんのセレクト。彼は若き日、親族の病院の厨房を手伝い、
入院患者たちのリアクションを通して、食べてもらう喜びを知ったという。それが料理の道へ入るきっかけとなった。

豪州 Nookamka 05  シャドネーの白
肉も重たくないので、白でサクサクいける。

近江牛リブロースの冷しゃぶ ごまだれ

すごい肉のサシ 惚れ惚れするピンク色!
手帖に挟んで持ち逃げしたい・・・

近江牛リブロースの焼きしゃぶ 近江牛のオンパレード!

ボルドーの白 Chateau Terrasson 03

安田さん大好物、ポテトサラダ&トマト 牛山豚ベーコン入り
ポテサラは場を選ばない優れものだなぁ・・・。

カハラ・カタシモワイナリー 06 メルロー赤
赤を欲したのは次のお肉があるから。

運ばれてきた近江牛のハラミ。いい具合に熟成。

安田さん、自身の手で焼かれる

近江牛ハラミ・ステーキ  ハラミとは思えないすごい肉!

「磯自慢」純米吟醸94年、97年の2本

すごいのが出てきた。
86年、蔵元に眠っていた「義侠」純米吟醸(愛知)
決してひねた印象なく、サラリとしたきいれいな酒だった。

ホホ肉・ミノ 塩焼き

等牛山豚・肩ロース(静岡)、 アカセン・小腸タレ焼き

自家製牛タン・ジャーキー

最後に、こだわりビーフカレーを一口だけ。

パワフルかつフレンドリーな安田さんのおもてなし。
大拍手で終わった。
12時半に始まった食事会、終わればもう暗くなっていた。

  焼肉酒亭「遊山」Yuzan 生野本店   大阪市生野区巽南2

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楽屋見舞いに10円を

2007-12-13 15:41:38 | 

       

楽屋見舞いに10円饅頭を頂きました。

1個10円にしたら、なかなか上出来。

まわりは温泉饅頭のようなふかっとしてて黒糖風味。

中は甘すぎない漉し餡。

あたしゃ、そもそも漉し餡の方が好きなのだ。

つぶ餡は田舎といわれるように、もっさりしたものなのだ。

というわけで、パクパク食ってしまった。

小さくて2段に詰まっていて、これで300円はやられた。

これに一番合うのは、渋茶に決まってます。

コメント (4)
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袖にされた店で歓喜の涙w…

2007-12-03 17:19:48 | 


予約がとれぬ中華の店「一碗水」。予約受付日に必死こいて電話してるのに電話がつながらず、この二ヶ月袖にされ続けた。

え~い、もうええわい!と思ってたら、知人から空席案内が舞い込む、しかも季節限定上海蟹を味わい尽くす会という。なにをか言わんや。
くくく…(泣く)
あんなに冷たくされたのに、いそいそと出かけるワシに矜持というものはないんか。はい。

遅れて到着すると、福島の鉄板焼き屋・京都のフレンチ・神戸の割烹・TV制作者と写真家のヨメ・京都の摘み草料理の主人夫妻・編集者・ソムリエ・ミナミのうどん屋・ミナミの串焼き主人…その末席に私。


まず歯ざわりから。加賀れんこん、海老の卵がまぶしてある。


三陸の牡蠣湯引きオイスターソース。 プニュプニュと太った牡蠣。
香草が見事にマッチ

看板料理の一つ酢豚。 黒酢が濃厚でチョコレートのよう。
指で掬って舐め回した。

上海蟹の紹興酒漬。日本酒なども入り、複雑な旨み。
10日もつけると身にまで味が沁みこんで、華やかかつ玄妙な味わい。
さすがは美味珍味の上海蟹。
黄色いのが内子、黒く見えるのが外子。
居並ぶ料理人も無言でチューチューしゃぶる。
蟹が忙しくて、紹興酒を持つ手も停まりがち。菊も食用菊。

手鎖の格好で囚われではるばる海を渡ってくる上海ガニ。
日本でいうモクズガニと同じ種類の淡水にいるカニ。
あるじ南さん、紹興酒をふりかけて、こいつを今から蒸すという。

手前の毛深いのがオス、上の小ぶりなのがメス。
パキッ…ポキッ…ムシャッ…ガリッ…チューチュー…
う~~む!火の通り具合が絶妙。


戦場、兵尾どもが夢のあと。
猫もまたぐ残骸のみが残った。成仏してくれぇ…。


蟹味噌と豚肉の白玉、金華ハムの上湯スープ 雪菜
ツルンとした見事な食感に質問が飛ぶ。
豚のラードが練り込まれているという。細かい芸。

赤ボタン海老  卵白、海老卵、海老みそ、銀杏、百合根

豚肉、カニ、蟹味噌も入った肉団子と春雨の土鍋煮込み。
アツアツ…

百合根となんかのスープ ちょい、しょっぱい


今日も孤軍奮闘。料理からサービス、洗い物まで。
ストイックに料理と向き合う南氏。
これを見ると袖にされていた悔しさもぐっと飲み込んでしまう。
ちょっとだけ顔見てボヤいてもうたが。

上海蟹の炒飯。味噌も卵も鶏卵も入って、圧巻!

中国クレープ、バナナ、小豆、南瓜の種。
相変わらず隙がないというか、一種凄みを感じた、
あるじの上海カニ料理オンパレード。
シメに生姜茶。カニは陰陽五行では体を冷すといわれている。

いやぁ~当分上海蟹いらん。ごちそうさまでした!

月曜休みの料理人たちなので、マンデーホリデイ会にしようということになり、にわかに会ができてしまう。ワシみたいにエブリデーホリデー会の奴もいるというに・・・。


    一碗水(イーワンスイ)   大阪市中央区安土町

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