マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

立石のもつ焼きで梅割り、ク~ッ・・・

2019-02-16 18:26:30 | 東京

 

  茫日、日暮里から京成線で青砥で京成押上線に乗り換え、立石へ。

  京成線もほぼ初めてなら、立石も初めて。



   

 

   間違っても下町なんてもんぢゃないね。

  場末、在というとこだろう。千葉の手前の葛飾だもの。

  近年、ここが酒飲み天国となっているそうで。

  上方の飲み助としては、知らぬ訳にも行かず、無理してノコノコやってきた。



   


 
  ひゃあ~!土曜午前、11時になったとこなのに、もう行列が出来ていた・・・

  というか、行列があったから店が分かった。

  こんなくずし文字読めねぇやい。「宇ち多”」、小洒落たもんだ。



  



  30人ほどもいたか、相当待たされそうだが、ここまで来て諦める訳にゃいかない。

  けど絶望には及ばない。意外に回転が速そうなのだ。

  ネットではさまざまな掟があるように書かれ、ビビらされるけど、

  田舎者はすぐそんなこと言いたがる。バカバカしい。

  ふつうに酒場の常識さえ知っていて、混み合う店をシェアする気持ちさえあれば

  なんにも恐れることなどない。



    

 
   ビールから梅割りへ。

  宝焼酎を満たし、そこへ甘い梅エキスをチョロリと入れたもの。

   店員のおっさんたちは愛想は良くないが、分からない一見にだって差別しない。



    

  
  
  ナンコツ塩をクッと歯でしごきながら、梅割りをクイッ… こたえられんな、しかし。

  これだな、この男っぽいハードボイルドな酒場こそ、東京という街に似つかわしい。

  間違っても女性社会である関西にはない。 



    



  タン生(といえど茹でてある)、お酢多め。

  自分の歯茎を喰ってるような歯触り。 

  一人には少々持て余すサイズ感。 東京にあって安いのも人気の大要因。



    


  
  シロのよく焼き。 タレうまし!

   しっかりと食べでがある

  で、使い込まれた店内にうれしくなってくる。

  べらべらと喋っている客がいないが、みなにこやかである。



    


  
  さて、梅からブドウ割りに。

   煮込み。誰がいったか東京5大とか3大煮込みのひとつ。

   この汁気のない煮込みは初めてかもしれん。


    

 

  一皿にいろんな食感があって、楽しいことまちがいなし。

  常連の中には、白いの赤いのばかりという頼み方もするそうだが。 



    

 

  「宇ち多”」を出た連中が、向いの「栄寿司」の行列に並んでる。


  ここらの奴の胃袋はどうなってんだ。 一人客ではそうはいかない。

 

  



   駅前すぐから商店街が伸びていて、こんな対面の魚屋さんが健在。

  のんびりした在の風情があるんだよなぁ。 



    



   腹ごなしに歩かなけりゃなあ~。 

  再び、京成で荒川越えて。

  八広から歩いて、向島の方へ行ってみっかな。

  気が付いたら東京弁になってやがら・・・この大阪人めが!


    



  東京ぢゃないね、この景色は。

  いいや、こっちが東京の元々の姿なのかもしれないぞ。

 

  



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