過日、大阪天王寺区の清風学園を会場に行われた、チャリティイベント。
70を超える飲食店が集結。各店が本業を離れ、カレーメニューオンリーという縛りのもと、
熱い一日が始まったのだった。
朝10時、オープン。客は前もって10ええどという通貨を3000円で購入。
この前売り通貨を持っていない者は入場できない。 私は危うくゲットし損なうところだった。
清風学園の全面協力を得られたのはでかかったね。
ぐんぐん気温は上昇。この夏一番の暑さを記録。
エアコンをきかした教室を開放してもらい、客はそこへと逃げ込む。
我等、まず日陰を見つけて、どっこいさと腰を下ろした。
まずはイカスミカレー(by 竹中酒販店)。
ハタと気がついた。ご飯は別売りなのだ。
トュールモンドの高山さんが一所懸命、ジャーのご飯を注いでおられた。
それから三軒のカレーをゲットしに。
左から 黒豚軟骨激辛カレー(by コアラ食堂)、 野菜シーフードカレー(by 草喰なかひがし)
ステーキカレー(by やまがた屋×堂島精肉店)
まだまだ始まったばかり、元気なコアラ食堂。
辛みの中にコクと甘みがあって、今回の中では一番性に合っていた。
なんつってもメシに合わずんば、カレーにあらず。
さすが中東さんのカレーには鱧が入る。うれしやの。
中東さんと、広報担当H氏のパートナーえっちゃん。
一番右はTKOの木下ではなく、主催者の一人、やまがた屋さん。
堂島精肉店と、やまがた屋の強力肉食コラボ。
カレーだからこの色なんだろうが、どことなく24時間テレビを思い出す。
チャリティーだからいいのかな。 もっとオシャレにして、買いたくなるようなTシャツだと尚いい。
鶏肉のパリパリ揚げ、ココナッツフレークがけ (by 酒中花 空心)
空心は、新町で予約のとれない中華料理店。若き主人大澤さん。
こちらは野心作。 ミナミのフレンチ「リュミエール」の
“卵黄入りクロケット・カレーソース・赤ピーマンのエスプーマを添えて”
レツゴー三匹なら、遠に両側から「長いわ!」と張り倒されている。
この色遣いはさすがですな~。
次はこういう野外もんではおなじみ、うずら屋の行列に並ぶ。
けっこう並んでたら、ABCの報道カメラが来て、逃げたりするのも無様なので
インタビューに答えたら、夕方のニュースに流れたそうで。悪いことはできない。
宮本っちゃんは、比内地鶏の手羽先からあげカレー風味 (by うずら屋)
今から、夜這いでもかけそうないでたちの二人。
堂島精肉店の東さん、 たゆたゆ・大阪焼きトンセンターの川端さん。
酷暑を一層熱くするムードメーカー二人だ。
日陰はみるみる狭くなり、これはやばいと一旦教室へ避難。
生徒の机で食事。こんなチャンスでもないと来ないよ。
きょうび、教室にエアコンついていることに、驚愕。
午後からはまたガラリと顔ぶれが変わる。
左から時計回りに 牛すじ入り焼きカレー (by 情熱うどん讃州)、
赤ピーマンカレー (by 川添) 豆腐入り。
車海老カレー (by 黒杉×広川×美奈月)
おとなりを見ると、ナンタルチャ!
そんなでかいザリガニ、校庭の池にいたか!!
オマール海老のロースト カレーソース (by ワッシーズ・ダイニング・スープル)
目のきく人はちゃっかり、こういうのをゲットしている。
食事中、お願いして撮らせてもらった。
上から見ると、行列の込み方が一目瞭然。
たぶん左端がオマール海老、真ん中は「一碗水」の焼き小籠包。
中身がカレースープだったりして。
右の行列が午後の部で、最大の行列となった・・・
鉄板カレーナポリタン (by トラットリア・パッパ)
主宰者の、パッパ松本さんが焼きそばよろしく、カレースパを炒める。
その炒める時間があるので、行列は動かないのだ。
惜しむらくは、カレー味ばかりなので、そうはたくさん食べられなかったこと。
これだけのメンツが揃うんだから、他の味付けが食べたかった。
カレーだと、一番合うのは水なので、せっかくのワインや日本酒も来てたけど、
きっと売り上げはそう伸びなかったのではあるまいか。
午後のジョバノットなんて13時スタートで、13時20分にはSold Outなんて声があがってた。
何食分お持ちだったのか知らないが、どう考えても早すぎ。
そこはもっとみんなに長~く楽しんでもらわなきゃね。
売り上げはすべて被災者の皆さんのために募金されるとのこと。
関西の料理人も、惰眠をむさぼっているばかりではないぞ。
その心根がうれしいぢゃないか。まだまだ捨てたもんぢゃないぞ、ひったくり件数No1の大阪も。
関係者のみなさんに、一同礼!
うちだって負けられない。頑張って、支援物資のPAN2集めと、ひんやりタオルを作らなきゃあ。
ヨメよ、踏むのぢゃ、ミシンを~!(どんなミシン使ってんねん)
OSAKAID 2011 立ち上カ~レ~東北 天王寺区石ヶ辻町 清風学園