マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

ぶとり会つづく~

2007-08-29 22:00:18 | 

ぶとり会 千本場所はまだ始まったばかり・・・。
神戸の師匠、おっちゃん巨匠、私総長、巨匠は東京がへりで
駆けつけた。おっつけ角山隊長もお東からかへる。

西陣京極にある中華料理店「龍鳳」。
主人はただのラーメン屋というが、なんのなんの。
こういう佳店が潜んでいるのだから、色街のあった街というのは
実にもう味わい深いものがある。

ここは千中に住むカメラマン夫婦の行きつけ。奥さんピヨラーの
常連力を借りて、ここの裏技を堪能しようというわけ。

まずぁ叉焼を前菜に。ローストポークだね、こりゃ、うめぇ。


鶏ハツ炒めはコショーが効かせてある。
カジカジしてビールをグイッ!

手作り感たっぷり、モッチモチの皮の焼き餃子。
これ見てもタダ者ではないのが判る。麺は人を表す。

鶏唐揚げ サクッとした衣 中身はプリプリ・・・たまらん!

黒板にはコロッケもあり、これは特別バージョンの海老クリーム
コロッケ。とろとろベシャメルソースがまことに結構。

メインはこれ!カツサンド。
肉を見せてやたら「これは高いですけど…」としきりに強調していた。
ジューシーでたまらん旨さ。火の通し方が見事。
私見だがカツサンドの旨さは、脂とソースの染みたカツとパンとの
接着面にある!(いや、肉もさることながら)
これ、祇園のゆたかなんぞで食べるとエライ値段になるぞよ。
いやはや、スゴイ店があるもんだ。ピヨラーおおきに。

一軒でじっくりトグロを巻こうなんてのは、ぶとり会に非ず。この会は
わりかしケツが軽く、せっせとハシゴして回るので、街の匂いを嗅ぎまわるのが好きなアタシにはもってこいと来る。
で、お好み焼きの「らんど」へ。


豚平焼き
この辺でかなり酔っ払っていたはずだ。

おっちゃん絶賛・・・てっちゃん焼き

塩やきそば

やっぱしソース味がほっとする。

本当はこのあと、「ヘルメス」という五番町にそっと残る昭和な
スナックへ行く予定が、定休日と判明ガッカリ。捲土重来を期す!
バーへ行く数人と別れ、河原町最終へと向かう。
今回もよく食いました。酒はまだいけた。千本おもろい街だね。
余力を残して、次回ぶとり会は角山隊長仕切り、大阪京橋の
ココロだぁ~(小沢昭一風)


    中華料理「龍鳳」   千本中立売 界隈
    お好み焼き「らんど」


長さんからぶとり会

2007-08-29 15:48:16 | 


京都大丸であった「長新太展ナノヨ」最終日に間に合った。
長さんの作品に会ったのは平岡小学校の図書室だった。「海賊の歌が聞こえる」か「山の向こうは青い海だった」かのどちらか。ほよんとした長さんのイラストの線がいい感じに思った。
今回は、天衣無縫な色彩にシビれた。
どんな色を使っても自由なのだ。そんな気がした。


四条大宮の立ち飲みで前飲み。
冷奴はよかったものの、弾みで頼んだウニクラゲが添加物だらけで、
あと口中、火傷をしたみたいにチリチリした。ありゃいけませんや。

その後、千本中立売の老舗酒場「神馬」で始まる第7回ぶとり会へ。

太った男たちが集まり、ただむしゃむしゃと鯨飲馬食する会。
今回は京都千本場所。古い昭和なスナックも待っているという。
ホスト役は名カメラマン(メンバーに名カメラマンが二人いる)である
おっちゃん。

衣かつぎ、枝豆、ばい貝で一杯。
ここはなんといっても燗酒がいい。甕にブレンドした日本酒を正一合ずつ尺で注ぐ。ぬる燗にするとまろやかな伏見酒だろうか、すいすいと入ってゆく。京都屈指の名居酒屋にまちがいない。


絶品きずしに、だし巻き、白海老の掻き揚げなどをいただく。
使い込まれたカウンター、店内には色町を彷彿とさせる水の流れに
太鼓橋などがかかっている。このレジスターも年代物。

10月になってからの鯖寿司は持ち帰りとしても人気。
いつまでも続いて欲しい、往時の千本の匂いを残す店だ。

   神馬 しんめ  上京区千本中立売