趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

一粒の水①

2012年07月22日 11時38分01秒 | シリーズ物
今日から一粒の水というシリーズを書きます。何故こんな事を書く気になったかと申しますと、
あるビジョンがどうしても離れなくて・・・。

それは、地球の水が宇宙へ吸い上げられるイメージです。

このシリーズは完全な妄想ですから(毎度そうですが)、スルーして下さい。

一粒の水①・・・故郷を懐かしむ

人はどんな時に故郷に帰りたいと思うのでしょう? すべてが旨く行き順調な時?絶好調の時?

それとも、何もかも旨く行かず苦しい時?絶望のどん底にある時?

さまざまな状況があると思いますが、もっとも可能性が高いのが故郷の姿をありありと目にした時ではないでしょうか。

TVでたまたま故郷の映像が映し出された時、あるいは写真でその姿を見た時。 懐かしい気持ちと共に、あーそういえば帰っていないな~と思うものですよね。

ましてや、電車や飛行機などの手段があればいいのですが、その手段も無く、しかも故郷がとんでもない距離の場所だったら?

今回の話は、超妄想?SF?なんでもいいけど、かなりすっとんだ話になるので(毎回ではあるが)一応その点を踏まえて読んでください。

感情移入ってのはありますが、あなたは一粒の水になってください。水の気持ちになってこの妄想を読んでみてください。

はるかはるか大昔です。一粒の水のあなたはこの星に連れてこられました。その頃は、新しい仕事があるからみんなで行こうと大元から誘われて、旅に出かけたのです。

長い長い旅の末に、とても暑い星へ連れてこられました。でも、色んな星から同じような仲間がたくさん連れてこられました。皆、話を聞いて進んで旅にでた仲間たちでした。
そして、皆で力を合わせて熱い星を住みよい星に変えたのです。

作業を終えると、仲間たちは段々と記憶を無くして行きました。元々、一粒の水です。役割としての意識はあっても、一つの役割が終われば記憶はどこか別の場所に蓄えられるようです。

そして月日が流れました。とてもとても長い時間です。美しい水の星が汚れてきました。

あなたは一粒の水です。あまり気にもしませんでしたが(機能として働いているので)、ある時、気が付き始めたのです。何か違和感のある塊が増えてきたぞと。

一粒の水は単体では何も思い出すことはできませんが、塊になると気づくのです。そして思い出すのです。

この事は過去に何度も行われてきました。必要な時に、蓄積した記憶が蘇るのです。それと同時に、自分たちが何故この星に連れてこられたかも・・・。

水たちは、今ほとんどの記憶を思い出しています。 そして、どうするかも・・・その指令(誘い)を待っているのです。

水たちの多くは、故郷へ帰りたがっています。  かつて楽園だった星が・・・今はどうでしょうか。
                                   続く
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする