勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

虚空蔵菩薩のご縁日に

2010-06-13 16:31:21 | Weblog
梅雨らしい1日になった。久々の雨粒に畑や田んぼの作物、庭木の植物たちが活き活きしているように映った。気温も過ごしやすく、Gikoohも雨ながら快適に過ごしている。

午前中はBlue record(フリーペーパー)の編集長である米田さんと奥様が来山された。数ヶ月ぶりにお会いする米田さんはとてもお元気そうで、奥様は内面から美しさと慈愛が満ち溢れており、静と動で表現すれば今日は穏やかさのなかに「動」を感じた。

米田さんは現在、倉敷市在住で難病と闘う幼い少女を救うため、倉敷市内3会場において地元で活躍するミュージシャン達と共にチャリティ・ライヴ「ライヴ615ハート」の緊急開催(6月15日)に向けて動いておられる。詳細は米田さんのブログにてご確認頂きたい。心臓移植については、あまりにテーマが深いのでGikoohの立場からは何も語れないが、少女のご両親や血縁者、周囲の心配を我がことのように身に受けて、協力する米田さんの姿はまさに菩薩道の実践であり感銘を受けている。
虚空蔵菩薩のご縁日に米田さんと偶然に再会し、少女の話を直接お聞きしたこと。6月15日は弘法大師の生誕日であること、弘法大師と虚空蔵菩薩は非常に仏縁が深いこと、その6月15日が偶然ライヴの開催日であることなど、多くの眼に見えない力が少女に注がれていることは確かだと感じるので、神仏の御加護があることを願っている。同時に、少女の両親や血縁者に深い信仰心が加われば、さらに強い光となって少女を護ることになろう。

Gikoohはライヴに参加することは叶わないが、少女の病気平癒をしようと思う。
コメント (2)
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