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勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

日記

2016-11-30 22:45:11 | Weblog
3日ぶりの日替わりになった。この間、檀務が続いており多用だったが、木曜、金曜は平素の生活に戻れる予定。体調管理に万全を期さねば。
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在りし日の思い出

2016-11-27 21:56:43 | Weblog
午前中は法事があり、午後からは如常の1日。午前中の法事は満中陰だったが、「淑女」という表現がよく似合う、淑やかで艶やかで気品高い温かい御夫人だった。住職という職に就いて17年、檀信徒の方々お一人お一人が本当に大切であり、その大切な人がおられなくなるという現実は何度経験しても寂しく思う。この度も、お亡くなりになられる間際まで、ご自身の体調が辛い中でも、笑顔でGikoohを迎えて頂いた8月のお盆参りの在りし日の出来事が、頭を過っている。

菩提寺の住職としての責務を全うしていこうと改めて思った。
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時間の満ち欠け

2016-11-26 20:13:14 | Weblog
如常の1日。ここ近々のGiikoohは、檀務や会合、来客、そして畑仕事や雑務も集中してとても多用になっている。でもその合間を縫って、境内の花を摘んで花入れに挿し、香を焚いて寺務所で煎茶を楽しむ時間は相変わらずだ。

今月も間もなく過ぎ去ろうとしている。時間の満ち欠けは思っているよりも速く、丁寧に時間を読みながらの生活を心掛けようと思う。
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提灯台を設置

2016-11-24 22:17:48 | Weblog
如常の1日。さて、Gikoohは以前から勝福寺の山門に提灯を常設したいと思っていたが、ようやく機が熟して設置することになった。提灯台について、高価な物は手が届かないので、質素でも雰囲気を味わうことが出来ればと思った。その製作の依頼先はとある手先の器用な大工さん。Gikoohは簡易的でも十分だと思っていたら、大工さんのご厚意でご覧のような気品に満ちた仕上がりになっていた。有難い。

提灯本体はこれから製作に取り掛かる予定で、年内の完成を目指している。
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日記

2016-11-23 22:35:46 | Weblog
午前中はGikoohの生家である倉敷・安楽院で開催された「秋の大祭・千手祭り」に出仕、護摩の行法師として一座務めさせて頂いた。火焔と対峙し、参拝された皆様の御祈願がお不動様に届けられるように、念珠に力を込めた。

さて、昨晩から娘の友人が泊まりにきていた。メンバーこそ違うものの、前回に続いて2度目。迎え入れもスムーズになり、一晩の滞在ながら子供達から力を分けてもらったような気がした。
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多くの戴き物に感謝

2016-11-22 22:43:34 | Weblog
午前中は茶道の稽古があり、午後からは如常の1日。今日は先生から干し柿を頂戴したり、共にお稽古を共にさせて頂いているご婦人から獅子柚子のお菓子を頂戴したり、珍味尽くしの一会になった。

午後からはまた別人のご婦人から金時人参を頂戴したりと本当に有難い。Gikoohが前住地の和歌山から久代へ移住して17年になるが、久代という場所は自然豊かで人情深い人が多い。だからこそGikooh自身が培ってきたものは、この土地に還元し、微力を尽くしたい。自身の職業を顧みるとき、Gikoohは日々、地域の安寧を祈りたいと改めて思う。
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毎月21日はお大師様への報恩日

2016-11-21 20:01:39 | Weblog
毎月21日は弘法大師(お大師様)御影供で、宗徒報恩日。

早朝、お大師様ご宝前で追善の法要を執り行い、お大師様の御教えに思いを馳せた。

「日に一日を慎み、時に一時を競い、孜々(しし)として鑽迎(さんごう)し、切切として斟酌(しんしゃく)せん」

これはお大師様の書かれた『三教指帰』(さんごうしいき)にある言葉だが、大意は毎日を慎み、時間を大切にして研鑽し、善悪を弁えよ。という深い意味がある。流れの速い時代だけれども、例えばせめてお大師様の日には、自分自身の心を見つめる時間を持たれたい。

さて、写真は本堂内陣。本当に有難いことに、先週末より続いて和歌山の種なし富有柿や、山形の林檎が届けられ、今、大切にお供えさせて頂いている。柿は、Gikoohが高校時代に大変お世話になった恩師の先生から、そして林檎は大学時代の友人からで、今なお深いご縁を頂いている。

今日のGikoohは午前中は近隣寺院様の伴僧へ、午後からは勝福寺檀信徒様の墓参など、多用な1日になった。

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久代地区のお大師講

2016-11-20 23:04:20 | Weblog
午前中は法事があった。近年、お斎(食事)は外食をされる御宅が多いが、今日はお斎をご自宅でなされ、故人様の仏前で繰り広げられる光景には何とも言えない温かさを感じた。株内や親族・家族のご婦人方が台所でお寿司や吸物を配膳される様子に触れながら、日本人が忘れかけている大切な心の在り様を垣間見たような気がした。

さて、久代地区には「お大師講」という弘法大師を拝み、寄り合いを兼ねた伝統行事が伝わっている。時代の変遷と共に失われつつある行事ではあるけれども、それでも久代にはまだ色濃く残る貴重な慣習だ。勝福寺が加入させて頂いている講組合は23世帯から構成されており、毎月輪番制で巡ってくる。勝福寺は今月が当番で、今夜がそのお大師講だった。

お大師様の前で拝むこともさることながら、そこは講の寄り合いの場でもある。お大師様(掛け軸)が中心から我々をご覧になられていると思うと、たとえ難しい議題でも空気は自然と円満となる。

日本には本当に素晴らしい伝統がたくさんある。無くすことは一瞬だけれど、新たに興したり復興させることは難しい。大切なものは後世に伝えていかなければならない。
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名勝・鬼ケ嶽へ

2016-11-18 22:34:00 | Weblog
ここ数日間、檀務の合間に進めてきた総社市仏教会の事務仕事がひと段落し、朝、郵便局より書類を発送。午前中は予定が空いたので、Gikoohはそのまま20分ほど車を山中に走らせ、美星へ向かった。今年は秋以降、美星を度々訪ねており、つい最近ではよく小豆の買い出しに出掛けていた。

先日の「ふれあいウォーク」でお接待させて頂いたぜんざいの小豆が美味しかったので、再び求めてきた。その道中に、鬼ガ嶽という紅葉の綺麗な名所があり、この写真がそうだ。もう既に少し散りかけていたけれど、緑、赤、黄色、橙が織りなす景色は見事だった。

都会も良いけれど、今は四季の紅葉が見事だから、自然を満喫したい。
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日記

2016-11-16 22:07:34 | Weblog
午前中はGikoohの故郷・倉敷安楽院へ行った。同寺では今月23日(水・勤労感謝の日)に恒例行事である秋の大祭「千手観音祭り」が盛大に行われ、法要に加え、コンサートや御室流の華道展も併設される予定だ。Gikoohも1組、生花を生けてきた。

午後からは、島根の大根島から牡丹屋さんが来山。勝福寺には牡丹が10株ほどあって、すべて大根島産。毎年4月中旬以降に綺麗な花が寺を訪れる人にお楽しみ頂いている。このお店の方とは10年来の長いお付き合いになるが、年に2度ほど手入れの為に立ち寄られている。

夕方は苺の苗を6株だけ植えた。少々植える時期が遅いから順調に生育してくれるかどうか分からないけれど、何個かでも収穫出来たら良いな。
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