勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

日記

2010-02-27 21:57:53 | Weblog
日替わりを書こうと思いPCを開いたものの、今日は行事続きだったからか舟を漕いでしまうのでこの辺で。
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27日は仏教講話

2010-02-26 21:21:19 | Weblog
午前中は来客と雑務、午後からは華道の稽古に出掛けた。

ガソリンスタンドへ給油に行くと、顔馴染みの店員さんに「これから浅田真央ちゃん出るよ。見て行かれ~」と誘われた。平素なら迷わず同席するのだが、今日は時間に追われていたため急ぎ足で店を後にした。世間はオリンピックで賑わっている。こんな雰囲気は活気があって楽しい。

明日は午前中に法事、夜は仏教講話がある。現在「十三仏」を学んでいるが、次は文殊菩薩の予定だ。
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地蔵堂建立が再開

2010-02-25 22:00:48 | Weblog
午前中は檀家さんの墓参へ、午後からは来客の続く1日となった。多くの方々にお寺へ足を運んで頂けることは有難い。

そして今日は、山門におられるお地蔵様の御堂建立工事が再開された。この様子は見聞記でupしているのでPCからご覧を。

先日、林鶴山さんに制作をお願いしていた香合が完成している。近いうちに画面上で見て頂ければと思う。仏様に薫香する沈香を入れる小さいけれど大切な容器「香合」。昨年運命の出会いを果たした沈香に続き、香合も遂にGikoohの頭に思い描く究極の姿が具現化した。林鶴山さんの美的感覚と高度な技術はあまりに凄い。
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紅梅が見ごろ

2010-02-24 21:29:19 | Weblog
ここ最近のGikoohは伝授、法要、葬儀、山掃除、連日の来客続きと多用だったのだが、明日からは今のところ平素の生活に戻ることが出来そうだ。

写真は庫裡(怡然庵)の庭に植えてある紅梅。ちょうど見頃を迎えている。梅の花言葉は澄んだ心、高潔、堅忍不抜。その清潔な花は万葉集でも多くの和歌が詠まれている。

今夜はこの辺で。
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お休み

2010-02-23 23:40:52 | Weblog
急な檀務のため日替わりをお休みします。
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寶燈展

2010-02-21 22:38:35 | Weblog
毎月21日は弘法大師のご縁日。朝、お大師さまの御前で蝋燭の灯や香の煙、静かな堂内をそっと彩る菊の生花を眺めながら、現世を生きる僧侶としての仕事を自問自答した。

人間が生まれてくるのには、何かしら必ず意味があると思っている。今は大変な世になりつつあるから、分厚い雲に生きる意味が覆われて見い出せない人も多いかも知れない。Gikoohは他に幸せを求めるよりも、自分の生活のなかで探さなければならないと思っている。例えば出掛けてレジャーを楽しんでも、買い物をしても、一時凌ぎの快楽である場合が多く、結果不安定になりかねない。

Gikoohはいつも言う。煎茶、抹茶など日本が護り伝えてきた伝統文化を生活に取り入れられてはどうかと。

実は来る4月に、勝福寺寶燈展~林鶴山さん木工芸の美~という、展覧会を開催しようと思っている。そこではお茶席も併設する予定で、更にGikoohがいつも飲んでいる煎茶や抹茶、御香を体験して頂こうと思っている。

Gikoohは近年、各種の展覧会等に参加して感じることがある。お茶会、華道展、美術館、博物館、個展…、巷では沢山の文化交流会が催されているものの、それぞれが一部分のみに特化して融合ということに欠けている場合が多い。その場限りで終わることが殆どで、生活に反映することもない。だから心底楽しめないし、事実愛好者も減少傾向にあるのではと。

今春、勝福寺が初めて試みる寶燈展では、伝統文化の融合を体験して頂ける空間にしようと思っている。お道具、抹茶、煎茶、生花、御香、庭園、更に季節がら鯉のぼりや五月人形まで、日本人ならではの風情を楽しんで頂こうと思っている。その会場で、Gikoohが何故煎茶など伝統文化を生活に取り入れることを勧めるのかがお分かり頂けるだろう。人生は様々な喜びや苦境に接した時、上手に応用をきかさなければならないが、その1つの方法を提案したいと思っている。

現世を生きる僧侶として、Gikoohは仏教の再生と興隆、檀務、Super Live等に加え、伝統文化の融合を試みたいと思っている。

ところで、今日は朝8時頃から寺の役員さん達が来られ、正午頃まで裏山の掃除をして下さった。毎年この時期に行うのだが、本当に有難い。
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掛け花入れ

2010-02-20 22:41:37 | Weblog
如常の1日。一昨日、昨日と2日間お寺を留守にしていたので今日は片付けや雑用をして過ごした。

Gikoohは京都へ行くと、今回もいつものように書道具店や香木店、蝋燭店などを訪ねた。伝授のお陰で、上京するたびに伝授以外の楽しみも多くあった。

この花入れは、今回入手した香木の掛け花入れだ。花器が素朴だと、花は一層綺麗に映るが、ご覧のようにたった一輪の花で空間が彩り、和やかになる。

明日は、早朝より勝福寺の役員さん達が来られて裏山の掃除をすることになっている。頑張らねば。
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仁和寺へ

2010-02-19 22:41:34 | Weblog
18日-19日と勝福寺の本山、仁和寺で開催された一流伝授の第十二會(最終回)に参加してきた。真言宗御室派に伝わる「西の院流」の法燈をすべて授かってきた。

平成19年夏から平成22年2月までの間に全12回が開催され、檀家寺である勝福寺は檀務と集えば檀務を優先させないといけないため、常に伝授と重ならないことを念じていた。Gikoohは年々多用になっているが、お陰なことに全部参加させて頂く縁に恵まれた。

伝授阿闍梨の上田霊城僧正様、このたびの伝授をお世話頂いた仁和寺様と関係者の皆様、勝福寺のご本尊様、お祖師様、そして檀信徒一同に深謝申し上げたい。

この度授かった法燈の数々を旨に、地方寺院の一住職として檀信徒を始め、世間広くのために様々な手法で役立たせたいと思っている。

今夜はこの辺で。
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檀務多き頃

2010-02-17 21:23:24 | Weblog
Gikoohは先週の金曜日から連日檀務続きだったのだが、今日は平素の日常に戻った。

昨日は葬儀があった。故人となられた奥様は上品で優しく、常々周囲に心配りをされる情感深いお方だった。毎夏の盆参りで桃を戴きながらの世間話がとても思い出になっている。よく知ったお方が亡くなられることはとても寂しいが、Gikoohは菩提寺住職の責務として懇ろに引導の作法を修させて頂いた。

今日は来客も多く、庭師による植木の肥料の打ち込みや、建設部材の補強工事など職人の出入りの多い1日になった。

写真は先日のvalentineで頂いたappleクーヘン。とても美味しく戴いている。

明日はまた多用になるため、日替わりをお休みします。今週末くらいから落ち着ければと思っている。
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紅梅

2010-02-16 22:07:53 | Weblog
勝福寺の紅梅が咲いた。自然が作り出す美は、清楚で、静かでとても気品がある。
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