勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

御朱印girl

2020-09-30 22:26:38 | Weblog
最近、AMラジオで「近年、神社や寺院を巡って御朱印を集める(御朱印girl)が急増している」旨の話をしていた。確かに、勝福寺にもつい先日、自転車の御朱印girlが来寺されていたが、ブームって凄いと思う。でも、これは御朱印girlに限ったことではなく、コロナ禍において、心の安堵を求めている人も多くなっており、勝福寺のような小さな寺でも御朱印帳に記帳させて頂く機会は増加傾向にある。

御朱印は、本尊様の分身を授与することと同等の意味があり、本来は参拝者が写経を納経(奉納)して、その証として印を授かることをいう。現在は、本尊様を拝み、納経代を納めれば御朱印を受けることが出来るようになり簡略化している。いずれにしてもこの印は、御守でもあるから自身を護る何らかの霊験はきっとあると思う。

Gikoohはご覧のように字を書くことが少々苦手なので、見せられるようなものではないのだけれど、この御朱印は、Gikoohが不在の時、或いは手が空いていない時に、各自でお持ち頂いている御朱印だ。

Gikooh自身もmy納経帳を持っていて、出掛けた際に気に入った神社や寺院があれば、御朱印を頂くのが楽しみ。
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雨水桝の取替工事

2020-09-29 22:01:36 | Weblog
午前中は茶道の稽古があった。日常生活から少し離れて、一服の茶に心を専心させる長閑な時間。多用ながらも、こんな機会が持てることは有難く、また、和文化の精神性は凄いと思う。

今日は雨水桝の取替工事を施工頂いた。以前から気掛かりだったことが改善されたので快適になるだろう。
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ゴージャスな焼き菓子

2020-09-28 22:12:49 | Weblog
9時。護摩供を勤修。堂内の気温が20℃少々と清々しい空気になった。

今日は昨日の続きを。娘が学校から戻るのを待って、Patisserie Coa さんの玉手箱のような焼き菓子をそっと開封した。中身を見るのは初めてで、その密度の濃さに感激した。更に1つ1つのお菓子の名称と説明書きも添えられていて、かなり楽しい。

風味が豊かで食感もそれぞれに楽しい。Coa さん御夫妻が修行されたお店もきっとグローバルで凄いんだろうなと思った。まさに、食は文化なり。
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Patisserie Coa さんの焼き菓子

2020-09-27 21:58:11 | Weblog
今日は法事がなく、朝から日没まで独り黙々と作務の1日。Gikoohはお蔭様で毎日元気ながら、9月以降は夏場の疲れか出たのか、僅かに低空飛行した日もあったけれど、ここ数日の爽やかな好季が追い風となり、今は体力も気力も本調子になってきた。

さて、写真の話題を。Gikoohの居住地である総社市は全人口69,428人(令和2年8月末)の町。中心街へ出掛ければ生活必需品はほとんど何でも揃うばかりか、美味しい食べ物も沢山ある魅力に溢れたTownだと思う。

洋菓子屋さんは約10店舗ほどあり、Gikoohは全店舗のケーキや焼き菓子を買ったり戴いたことがあるけれども、それぞれに特徴が輝いて楽しい。その中でも特にGikoohのBest3店が3件あり、その一つが総社市中央にあるPatisserie Coa (パティスリーコア )さん。2018年6月にOpenして以来、次第に地域に定着して人気店になってきた感がある。Gikoohは「ザハトルテ」という焼き菓子が好きで、ここのそれはもう舌鼓もの。素材の品質とか調合とか、繊細な味がたまらない。またコアさんは、パンも大変good。

因みに和菓子屋さんも、特にお気に入りのお店が1件あるけれど、それはまたの機会に。洋菓子も和菓子も、職人さんの感覚で素材や砂糖の匙加減で随分違うので、美味しいものを作れるって凄いと思う。

平素は、清貧の生活を心掛けているGikooh Familyにとって、ケーキや焼き菓子はおいそれとは買えないプチ贅沢品。たまに頂戴したり御供え頂いたりすると特に家内や娘がちょっとした騒ぎになる。今回頂戴したのは我が家お気に入り洋菓子店Best3内にランクインのPatisserie Coaさんの焼き菓子。まだ開封していないけれど、粋なブリキの容器を見るだけでワクワクする。これを戴いて、また頑張れる。

御本尊様に御供えして、ご恵贈頂いたお方様とご家族のご健康と、Coaさんの益々のご繁栄をお祈り致します。娘が学校から帰ってくるまでに開封してしまうかも…。
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姫河骨

2020-09-26 21:29:03 | Weblog
午前中は寺で上げ法事があり、午後からは如常の1日。

先日、画像の睡蓮鉢(直径約100cm)を古道具の愛好家から譲り受けた。名が睡蓮鉢なので睡蓮を育てるのが良いのかも知れないだけれど、姫河骨(コウホネ)を育ててみようと思い、京都の園芸店から苗を取り寄せてた植えてみた。この後、水を張って作業終了。順調に育ちますように…。
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彼岸明け

2020-09-25 22:13:50 | Weblog
25日。彼岸明け。午前中は大人茶道の稽古があり、子ども茶道と同様に換気等に気を付けながら行っている。新型コロナウィルス感染症はいつまで続くのか不安だけれども、大切な事柄まで萎縮しないように周囲の状況を垣間見ながら前へ進もうと思う。

写真は、21日に作った「おはぎ」。お店のおはぎも美味しいけれど、自家製のおはぎも美味しい。
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お彼岸の1週間

2020-09-24 16:19:05 | Weblog
3日ぶりの日替わり。檀務も所用も少し落ち着いた間にGikooh自身も充電出来たので、また頑張ろう。

さて、彼岸も25日に明ける。「彼岸」とは向こう岸の意味で、覚り、涅槃など静寂な世界をいう。彼岸に対して迷いの此方の世界を「此岸」という。貪・瞋・痴の三毒や煩悩に喘ぐ娑婆の世界だ。お釈迦さまは、この世に生を受けたすべての人々が此岸から彼岸に到ることが理想とされて、「六波羅蜜」という6つの修行方法をお説きになられている。

般若心経のなかに「波羅蜜」という言葉が何度も出てくるが、波羅蜜は梵語でパーラミターといい、これを訳せば「到彼岸」や「波羅蜜多」となる。今日は、波羅蜜、到彼岸する為に6つの修行方法を書きたい。既にご存知の方も初めての方も、知識として知ることよりも、実践出来ることのほうが大切だから、ご参考頂ければ有難い。

◎六波羅蜜
1、布施(ふ せ)… 施しをする。
2、持戒(じかい)… 戒律を持すること。十善戒なども。
3、忍辱(にんにく)… 堪え忍ぶ。
4、精進(しょうじん)… 努力を続けること。 
5、禅定(ぜんじょう)… 身心を、精神を統一させること、
6、智慧(ちえ)… 真実を観ること。

どれも、表面的には簡単に感じられるかも知れない。けれども、1つ1つの内容は容易ではなくて、日頃の考え方や思いの高低で行動がまったく異なってくる。

彼岸の1週間は、ご先祖供養はもちろんのこと、仏道の実践週間として、現世・未来に福徳を齎す善根功徳の修行を積む機縁になる期間であって欲しいと願う。
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お大師様の日

2020-09-21 22:09:37 | Weblog
毎月21日はお大師様(弘法大師)の御影供。お大師様の掛軸やご尊像の御宝前で、供養の法会を行う日。そして「敬老の日」。勝福寺でも午前7時より、御影供養を勤修して、世の実情を案じながら、安寧を祈った。

写真は、勝福寺のお大師様のご尊像。新たな御供物も御供え頂いて有難い。

その後は、勝福寺の歴代住職の墓参、そして身内の墓参など出掛けることが多かった。

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彼岸2日目

2020-09-20 22:09:43 | Weblog
午前中は寺での上げ法事があり、日中は墓地の清掃、夜は地域のお大師講(寄り合い)があった。お大師講は、先人から代々伝わる伝統行事。素晴らしいと思う。

画像は今日の祭壇。奥側は遠方の檀家様より頂戴した供物と、上げ法事の際に御供え頂いた生花と供物、手前側は地元の檀家様より御供え頂いた高野山の高野槇。特に高野槇は年間を通して何度も御供え頂いており、本当に有難い。本場、高野山の高野槇が常々本堂にあることで、お大師様をより身近に感じられることが出来る。

平素は、すっきりした祭壇も、今回は御供えが重なってゴージャスになった。
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彼岸入り

2020-09-19 22:52:28 | Weblog
本日19日(土)は「彼岸入り」。「彼岸明け」は25日(金)。彼岸の1週間は仏道実践習慣として、善根功徳の修行を積むことを心掛けられたい。1948年に制定された「国民の祝日に関する法律」による彼岸の考え方は、春分の日は自然をたたえ、生物を慈しむ日。そして秋分の日(9月22日)は、先祖を敬い、亡くなった人々を偲ぶ日とされる。

彼岸の期間中に、改めてもう少し彼岸について話を出来ればと思う。

今日は、子ども茶道があり、午前中は小学生、夜は中学生と賑やかな1日になった。密にならないように計5グループ分けして、今日は15名に参加頂いたが、有難い。何事も止まれば止まってしまうので、一歩でも先へ進みたい。

明日は、法事があり、夜は地域のお大師講があるなど、多用になりそうだ。体調を調えて頑張らねば。
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