写真は「石斛の花」。2,3日前から咲いて、奥ゆかしく薫っている。自然界って暦も温度計も時計もないのに、その季節になると花を咲かせるなんて不思議でしょうがない。「五葉一花開結果自然成」という禅語があるけれど、諸々の恩恵がないと花は開かない…。それは自然の姿。人間も諸々の恩恵に支えられてこそ実を結ぶことが出来るのだということを知っていても、Gikoohは時々再確認するようにしている。
今日はお花の稽古があった他は、如常の1日。休憩中に庫裡に戻ると、一昨日納入した仏壇や仏像が視界に映るのだけど、それを眺めて喜んでいるGikoohは、まだ開眼(魂入)されていない仏像の写真を何枚か撮った。掲載は6月中旬以降になるかも知れないけれど、upしようと思っている。
高校の時、宗教科の先生から「仏事に金を惜しまず」という言葉を教わった。神仏や祭りごとの際には「可能な範囲で誠意を尽くす」という考えに共感し、今でも仏様や神様のことには出来る限りのことをしている。そして、同じ先生からこんな付加も教わった。(見返りを求めないという前提で)仏事で多額を一時的に使っても、巡り廻って自身の元に返ってくるものだと。
仏壇については、今のGikoohの段階にしては「思いきった決断」をしたなと自分でも感心する。けれども、お寺や家族を護って下さるご本尊を迎え入れる以上は出来る範囲で最高のことをしておきたかったから、良かったと思う。お寺の住職として、僧侶として、家族の父親として「心の拠り所」「心穏やかに過ごせる場所」である念持仏を祭ることは大事なことだと思っている。
と、大げさに書いているけれど、あくまで家庭用の仏壇だ。でも自分が仏壇を買ってみて、檀家さんの仏壇に対する思いも垣間見れ、良い勉強にもなっている。
今日はお花の稽古があった他は、如常の1日。休憩中に庫裡に戻ると、一昨日納入した仏壇や仏像が視界に映るのだけど、それを眺めて喜んでいるGikoohは、まだ開眼(魂入)されていない仏像の写真を何枚か撮った。掲載は6月中旬以降になるかも知れないけれど、upしようと思っている。
高校の時、宗教科の先生から「仏事に金を惜しまず」という言葉を教わった。神仏や祭りごとの際には「可能な範囲で誠意を尽くす」という考えに共感し、今でも仏様や神様のことには出来る限りのことをしている。そして、同じ先生からこんな付加も教わった。(見返りを求めないという前提で)仏事で多額を一時的に使っても、巡り廻って自身の元に返ってくるものだと。
仏壇については、今のGikoohの段階にしては「思いきった決断」をしたなと自分でも感心する。けれども、お寺や家族を護って下さるご本尊を迎え入れる以上は出来る範囲で最高のことをしておきたかったから、良かったと思う。お寺の住職として、僧侶として、家族の父親として「心の拠り所」「心穏やかに過ごせる場所」である念持仏を祭ることは大事なことだと思っている。
と、大げさに書いているけれど、あくまで家庭用の仏壇だ。でも自分が仏壇を買ってみて、檀家さんの仏壇に対する思いも垣間見れ、良い勉強にもなっている。