勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

今日は

2022-08-25 22:00:44 | Weblog

午前中は寺で法事があった。写真は荘厳が整い、この後施主さま達が来寺され、位牌を祀ってお茶陶を御供えすれば法要の鐘が鳴る。因みに、御供物は勝福寺ならではの大筋の内容はあるけれど、ゆるい感じが塩梅でいい。Gikooh自身、肩に力が入るような環境は得意でないので、拝んでいる時以外はゆるい感じがいい。

午後からは、郵便局で家電のリサイクル券を求めて、25年以上使用していたナショナルの洗濯機を廃棄してきた。今の電化製品は耐久年数が短くなったように感じるけれど、昔の物づくりは耐久性に優れた物が多いような気がする。気がするだけかな。

そして今日8月25日は義父の祥月命日(17回忌)なので、お花屋さんとお菓子屋さんへよって家内の実家でお経をあげてきた。17年前のこと、生前中の誠実な人柄、一緒に鯉のぼりを買いに出掛けたことなど…、色々な想い出が浮かんできた。

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地蔵盆

2022-08-24 23:07:33 | Weblog

本日24日は地蔵盆。檀務で多用になって夜になってしまったけれど、お地蔵さまをお祀りすることが出来た。お地蔵さまは山門横におられるので、工事の関係で申し訳ないけれど、もう少しすれば足場もとれるので、それまでご辛抱頂いている。

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山門の修繕工事(15)鬼飾り瓦

2022-08-21 21:53:19 | Weblog

今日のNHK「のど自慢」は、石垣島からの生放送で、最後に夏川りみさんがBEGINの生演奏で「芭蕉布」を歌い、BEGINは「島人ぬ宝」を熱唱し、Gikoohは車を運転中だったのだけれど、思わず車を停めて2曲聴き入った。そして夜には、NHK-FM「反田恭平のピアノ・ジャム!」第6弾のゲストに小曽根真さんが迎えられて、こちらも聴き入った。どちらも素晴らしく、音楽に感化された1日だった。

さて、毎月21日は弘法大師(お大師さま)の日。勝福寺では常の如く、朝7時より御影供を勤修し世の安寧を念じた。日々生活出来る事に感謝しつつ、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の事、新型コロナの感染状況の事、8月に入って立て続く豪雨被害の復旧など、心配事が少しでも早く解消することを念じた。みんなが平和であって欲しい。

お盆が過ぎてはや1週間、朝7時前後の本堂内は24℃位になる時もあれば、今朝は27℃とまだ蒸し暑い。それでも、夕方になれば松虫たちの音が清らかに響き、自然界は次第に秋の気配を醸し始めている。

久々に山門の修繕工事の続きを。現在も引き続き瓦葺作業が行われている。瓦は9割方まで新瓦になるが、主棟鬼飾り(所謂鬼瓦)を始め、降り棟鬼飾り、稚児棟鬼飾りなどは既存材を焼き直して再利用している。

まず1枚目の写真。これは5月に撮影したもので、飾り瓦の焼き直し前の状態。屋根上で100年近く鎮座していただけに、さすがに見た目に老朽化が目立つようになっていた。よく見ると割れや欠けもあり、コンクリートで大きく補修された箇所も確認された。本来はすべて新瓦にするのが理想なのだけど、第一に費用面の都合と、このデザインに愛着があったので、そのまま再利用することにしていた。それに飾り瓦は、雨漏り等の影響はないとも聞いた。

しかし、今後100年先を考えて、Gikoohは生き続けたいけれど、それは叶わないので、焼き直し試みることにした。そして、戻ってきたのがこの瓦たち。想像以上に見事だった。

 

写真は19日の様子。鬼瓦を東側に阿形、西側に吽形で設置。主棟に鬼飾りがくれば、凄く全体が締まった感じがした。

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色々なことを書いているけれど、拝む気持ちは常に真剣勝負

2022-08-17 21:51:17 | Weblog

お盆の一連行事がひと段落した昨日16日は、少し気が緩んでしまったのか1日ぼーっとしてしまったけれど、今日は心身ともに持ち直して元気に過ごせた。

世の中は今夏も豪雨による被害が頻発しており、今後は台風シーズンになるので岡山とていつどうなるか分からない。だからこそ、せめてGikoohは無力かも知れないけれど平素多大にお世話になっている全檀信徒の無事安全を祈り、拝む時間は特に大切にしている。菩提寺(旦那寺)の役目は葬儀や法要は要だけれど、地域の人々の無事を祈り、護ることも大切な責務だと常に感じている。

さて、Gikooh家では2か月ほど前にガスコンロが老朽化により一部壊れて、若干不自由な生活をしていたのだけれど、今日、檀家さんの設備屋さんがガスコンロの取替工事に来てくださった。約15年ぶりにコンロを更新したが、デザインも機能も相当進化していて、ちむどんどん!?した。

明朝、御供えの御仏飯とお茶湯の給仕の際から初運転するけれど、明日画像をupしたい。

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勝福寺の萬燈会無事に終わる

2022-08-15 23:02:34 | Weblog

今夜15日、勝福寺では5年ぶりの萬燈会を開催させて頂いた。以前には、萬燈会に加えて輪投げやスーパーボールすくい、そして紙芝居などのレクレーションもあったので結構賑わっていたけれど、この度は行事の内容を簡素化したこととコロナ禍も影響もあってか、参加人数は控えめだった。けれども、多くの明かりで燈された境内はとても幻想的だった。

蒸し暑いなか、また足元の悪いなかをご参拝頂いた皆さまには心より感謝申し上げたい。

  

今日の萬燈会がひと段落すれば、ようやくGikoohの夏も終わる。

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15日は萬燈会(まんどうへ)へ

2022-08-14 22:24:50 | Weblog

15日の萬燈会(まんどうえ)の準備をしつつ、今日はGikoohと家内の実家とその墓参、そしてGikoohの父方の家(在家)にお参りに出掛けた。仏壇やお墓に手を合わせると、とても気持ちが和んだ。

明日の萬燈会はコロナ禍ということと、5年ぶりの再開ということと、スーパーボールすくいや輪投げ等の出し物がないので、恐らく参拝者も少ないと思う。肝心の行燈は約三百燈用意しているので、明かりに照らされた境内はきっと幻想空間になることを期待している。そして、勝福寺の十界図を公開しようと思う。今は説明を割愛するが、十界図のなかに地獄図が含まれており、蒸し暑いお盆の夜は、少し涼しくなって頂こう。

人の物をとったり、悪口をいったり、親や兄弟や子供を大事にしなかったり、人を困らせたり悲しませたりしていると、死後にとんでのない世界が待っているので、気づいた地点からでも懺悔し、戒めておかねばならない。

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8月15日は勝福寺の萬燈会

2022-08-13 21:27:34 | Weblog

午前中は初盆をお迎えになられた御宅へ棚経に行かせて頂いた。故人様もご先祖になられて家に帰る初めてのお盆。きっと、住み慣れた家でお盆の期間を過ごされることを楽しみにしておられることだろう。

さて、勝福寺では15日の夜に、5年ぶりとなる萬燈会(まんどうえ)を開催する予定だ。コロナ禍ということもあり、小さいお子さん達に楽しんで貰っていたスーパーボールすくい等はやめて、蝋燭祭りのみ行わせて頂こうと思う。写真は随分何年も前のものだ。

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迎盆の準備ととのう

2022-08-12 21:45:09 | Weblog

今日も草刈りと仏具磨きの1日。夕方、ようやく迎盆の準備が出来た。一昨日、篤信家の檀家さまより御供え頂いた「高野槇」、そしてまた別の篤信家の檀家さまより御供え頂いた「白桃」、更に昨日は高校時代からの友人より恵贈戴いた「和歌山の桃」を御宝前に御供えさせて頂いた。

お盆休みは皆さま、いかがお過ごしだろうか?コロナ禍に加えて、豪雨や地震、様々な影響を受けて不自由な生活を強いられている方も大勢いらっしゃることを承知しているので心苦しく思う。Gikoohは御仏に、一日も早く平穏な世の中に戻ることを祈っている・

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山の日

2022-08-11 22:25:44 | Weblog

山の日の8月11日、朝起きて、今日は草刈りか仏具磨きかと考えつつ、結局は朝と夕に草刈り、日中は仏具を磨いた。

今年のお盆は5年ぶりに「萬燈会」(まんどうえ)を再開する予定にしている。コロナ禍以前は雨天で2年間中止になっていたので、今年は何とか晴れて欲しいと願う。

そして、今秋には勝福寺でお茶会も計画している。本年令和4年は、「茶の湯」の世界を確立した千利休さまの御誕生500年をお迎えになられているが、Gikoohも茶道に携わさせて頂いていることもあり、心ばかりのお茶会を開きたいと思う。詳細はもう少し未定だ。

更に来年令和5年は、真言宗の御宗祖である弘法大師さまが御誕生1250年をお迎えになられる。こちらも、心ばかりの記念の法会を計画している。

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山門の修繕工事(14)

2022-08-10 21:51:37 | Weblog

連日の厳しい残暑続きで、今日の総社市は最高気温が34℃あったそうだ。

さて、お盆の棚経のひと段落した今日10日から明後日12日までは、迎盆の準備をすべく、まずは境内のお地蔵さま達や当山の先住を祀る墓所の花筒を取り換えた。山へ入って竹を伐り、花筒約30本、線香筒約30本をこしらえた。手鋸なので滝のように汗が流れて肉体的に少しキツイ作務だけど、頑張れるうちは続けたいと思う。

そして、山門の修繕工事は、瓦ぶきが行われている。1日に少しずつしか進まないけれど、改めて日本瓦って美しいなと思う。

それから、鐘楼堂の部分修繕と、吊り金物の点検を行って貰った。最近、世界では鐘を吊る金物が老朽化して鐘が落ちるという事例報告もあるそうなので、この度の点検は有難かった。昨日、鐘を一旦下ろして金物を現代の量産品に取り換えていたのだけれど、今朝になって親方が現状の金物でも耐久性に問題なければ量産品の金物よりも既存の物の方が良いということで、表面の錆を掃除して再び吊り上げた。

明日は草刈りか、仏具磨きか、やるべきことは多い。

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