勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

Gikoohの意見はストライク?考えすぎ?

2016-06-30 22:02:49 | Weblog
昨朝、NHKで放送された参議院比例代表選出政見放送で、民進党代表の岡田氏の話や自由民主党の安倍総理、小泉氏等々の演説を偶然聞いた。

選挙権が18歳に引き下げられたことに関して、小泉氏が「政治に若い世代の意見を反映したい」との意気込みに、根底にその考えは恐らくないのに何故そのようなことが言えてしまうのか、と不安に思った。

「意見の反映…」。昨年、安全保障関連法案が多数の国民の意見に反して一方的に可決されたことが蘇った。法案の可否について、ここではGikoohの意見は差し控えたい。けれども今後、自民党が政権を握り続ければ国民の意見など反映されることはなく、何かしら時代の変遷を迎えることになると思う。「民」という漢字の語源は、安堵の意味はないから諦めるしかないのかも知れない。

さらに18歳選挙権と聞くと、若い世代が早くから政治に興味を持つという説も一理ある。しかし、現況から世界情勢と日本国内の様子を垣間見て、今後益々、高齢社会と少子化は加速し、それに伴い国力の低下も否めなくなってくる。そんな中で万が一有事が起こった時に誰が日本を自衛するのか。若い世代の減少と共に、自衛隊員の減少も避けられないだろう。70年前と同じ手法はナンセンスだし、となれば選挙権を持った18歳が大人と見なされ、何らかの形で自衛に関わることになるのではというのがGikoohの避けたい予想だ。

そうならないように、どうか平和であって欲しいし、首相は常に中立の立場で何事も清い心で慎まれ、国家のために勤められたいと切に願っている。

話題を変える。さて、今日は地元の総社西小学校から2年生の児童さん達13名が「町探検」という校外学習のため、訪ねて来てくれた。5班?に分かれ、学区内の様々な施設を訪ね、町で暮らす方々と仲良くなり、自分の町に誇りを持つことが出来るようになればとの指標があるらしい。

勝福寺には2グループの子供達がやってきて、お寺のことを色々学んでもらった。子供達から沢山の質問があったけれど、「お茶はどうやって淹れるんですか?」という質問があったので、Gikoohは目の前で煎茶の淹れ方を実演したり、茶葉の味わい体験などをしてもらった。厳粛な本堂で仏様と真剣に対峙したり、顔はめ看板で写真を撮ったり、楽しんでもらえれば有難い。
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境内の大賀ハス開花

2016-06-24 21:51:12 | Weblog
早朝、境内の大賀ハスが開花した。何とも美しい。

予想を上回る梅雨前線は総社にも大雨をもたらし、県下の各地において土砂災害等が起きているようだ。自然の力は凄まじいが、もとの穏やかな気候に早く戻って欲しい。

如常の1日。
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勝福寺の紫陽花も見ごろ

2016-06-23 09:17:39 | Weblog
写真は境内に咲く早朝の紫陽花。何とも美しい。

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日に1日を慎む

2016-06-19 22:16:59 | Weblog
昨日は子供茶道の稽古日だった。小3~小6まで13人の児童さんがおり、とても賑やかだが有難い。日本の伝統文化なので、将来は次世代へ繋げていければと願う。

今日は如常の1日。午前中はに小雨の舞う中で石塔開眼供養があり、午後からはfamilyの買い物に付き合ったり、高2の姪が修学旅行の東京土産を持ってきてくれたり、夜には智辯学園在任中に何かとお世話になった同期の先生からお電話を頂いたり、久々にゆったりした1日を過ごせた。

さて、皆様がお住まいの地域は集中豪雨など影響なかっただろうか。近年は梅雨といっても以前のように「しとしと」という感覚よりも「ザーザー」と激しく降ることが増えており、Gikoohも雨が降るたび敏感になるようになった。本州の梅雨はまだ当分続くようだから気を付けねば。
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蛍袋

2016-06-16 22:01:16 | Weblog
3日ぶりの日替わりになった。総社は梅雨らしい1日になったが、雨の上がった時間には草刈りや、その他もほぼ掃除に費やした。

一昨々日、自転車で近所へ蛍を見に行ってきた。Gikoohファミリー一同夜行タスキを掛けて、勝福寺から西部に約2キロ離れた総社寺山田という地区を流れる小川へ向かった。ペダルを漕いでいると、アマガエルやウシガエルの大合唱が周辺一帯から聞こえてくる。自然は何と美しいんだろうと感動した。

1匹持ち帰り蛍袋に入れてみた。次男にとっては不思議な光景だったようで、しばらく見入っていた。生活のなかにささやかな「風情」があると心は豊かになる。
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梅肉エキス出来上がり

2016-06-13 22:44:14 | Weblog
6月13日。毎月13日は虚空蔵菩薩の御縁日。虚空蔵菩薩は智慧と福徳が宇宙のように広大であることから、この名が付けられている。

さて、第3週目の月曜を迎えた。Gikoohの用事は雪だるま?のように大きくなっているけれど、日に1日を慎むことを心掛けて過ごしている。

先週末は仏教講話があり、大勢の方にご来山頂き満員となった。今年度は在家勤行次第「おかんき」の内容だが、人間社会の人として生活を営む上について大切な教えが盛り込まれている。

写真は先週金曜日に作った梅肉エキス。擂った青梅の汁を土鍋に移し、焦げ付かさないように弱火でひたすら詰めていく。何時間かすると煮汁が漆黒に変わり、竹へら等で鍋底にすじが引けるようになれば完成だ。梅肉エキス、先人の智慧に感謝。それにしても奥ゆかしい風味。
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Gikoohの梅肉エキス作り

2016-06-10 22:42:23 | Weblog
如常の1日。午前中は草刈りや畑作業をした。少し前の出来事だが、今年はじゃが芋の生育が順調で豊作を予想していたところ、収穫直前になって猪に殆どを掘られてしまい収穫が激減した。今は、夏野菜やトウモロコシなど約10種類ほど植えているので今年は四方と上方をネットで覆ってみた。無事にいけば良いのだが…。

それよりも、昨日、平素お世話になっている檀家さんのご婦人から青梅を戴いた。大きくて鮮度の高い立派な青梅だったので、久々に梅肉エキスを作ることにした。

梅肉エキスは胃腸の調子がすぐれない時や、疲労回復など、滋養強壮にとても効能があるといわれている。ところが、作る過程に手間を要するのと、約5キロの青梅から200gほどの僅かしか生産出来ないため、なかなか作る機会は少ない。

写真は青梅を1つづつ、おろし器ですっているところ。次回は、完成したものをご覧頂こう。
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梅雨を迎えて

2016-06-09 22:21:27 | Weblog
勝福寺のある総社市西部の久代地区は、6月に入り田地のそこここで田植えが始まっている。Gikoohはその光景を見るのが好きで、今の時期は日課の如く1歳10か月の次男を自転車に乗せて周辺をサイクリングしている。小さな苗が生育して実りの秋を迎えるまでの過程をなるべく多く見させてやりたいと思っている。時間帯が夕方だと、田に水が入る前は小鳥達のさえずりが、水が張られると蛙の鳴き声が一面に響き渡るが、とても心地良い。

さて5日ぶりの日替わりになるが、相変わらず来客多く、岡山県仏教会の総会に出席したり多用にになっている。
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如常の1日

2016-06-04 22:11:35 | Weblog
午前中は子供茶道の稽古があり、午後からは如常の1日。今年度は男子6名/女子7名の子供さんと共に、茶の文化を学びたいと思っている。
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夏を迎える準備

2016-06-03 22:32:09 | Weblog
如常の1日。朝勤のあと、Gikooh自ら杉の蒸籠で赤飯を蒸した。誰かの祝いということではないけれど、Gikoohは餅米も好きなので、月に何度か赤飯や黒豆ご飯を蒸している。最初の頃は蒸籠が使いこなせなかったけれど、何年も同じことを繰り返しているうちに我ながら上手になったと自画自賛。

昨日から、建具を障子から夏の簀戸への入れ替えを進めていたが、今朝ようやく終わった。勝福寺ではあまりエアコンを使わない分、見た目の涼は大切にしていて、簾、風鈴、うちわや蚊取り線香など、夏本番を迎える準備をしている。

その後は、草刈りや畑作業などをして過ごした。

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