勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

星供の準備、着々と

2017-01-30 20:35:29 | Weblog
節分の星供に向けて、今日も朝から御札や御守の書き物をしたり、来客や電話など何かと慌ただしくなっている。

ではまた、これからDeskから文机に戻ろうと思う。Gikoohは寺務の内容によって椅子と座布団を使い分けるが、集中しなければならない時は、正座して背筋を伸ばし、香を焚いて心を調えてから、本や筆を持つようにしている。
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日記

2017-01-26 23:06:54 | Weblog
如常の1日。2月3日の星供の準備が多用になってきたため、日替わりは立春以降になるかも知れない。悪しからずご了承を。
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そろそろ茶葉を買いに行かねば…

2017-01-25 22:36:57 | Weblog
先週20日が二十四節気の「大寒」。ここしばらくは総社においても寒いが続いている。20年程前に亡くなったGikoohの祖母は明治生まれだが、よく「寒の水は滋養に良い」と聞かされた。寒の水は、寒入り(小寒から大寒の間)、1年間のうちで水質が最も良く、味も柔らかいとされる。特に午前3時頃から5時頃の水は空気も澄んでいるので、水道水であっても実際に美味しいと感じられ、五郎六腑に沁み渡る。

現代は文明が進んでいるお蔭で、インフルエンザやノロに感染してもすぐ病院に掛かれる恵まれた時代になった。昔は自然の治癒力に大きく頼る部分があったであろうから、Gikoohも先人の智慧を素直に受け入れて、健康維持に努めている。

ところで今日の写真は、愛用の茶缶と茶合(匙)。茶葉は湿気が加わると風味が早く変化するので、密閉度の高い容器は欠かせない。

Gikoohは煎茶のことをよく書くが、栄西禅師は「茶は養生の仙薬なり」(喫茶養生記)と言われた。趣向品としての煎茶や抹茶を長年飲んでいて実感するのは、「身体への滋養は勿論の事、様々な風邪菌やノロウィルス菌が蔓延する今の時期においては、体内の殺菌にも一役かっているような」感じがする。

お金の掛からない健康方法として、是非、今の時期ならではの寒の水を生活に取り入れてみられてはいかがだろうか?人間が健康に生きて行く上において、水はとても大事だから意味はあると思う。「灯台下暗し…」、幸せは遠くに求めなくても、あなたの生活空間にも沢山存在すると思う。
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今日は初地蔵

2017-01-24 21:41:53 | Weblog
8日ぶりの日替わりになった。Gikoohは丑歳生ということもあってか、マイペースな生活が性に合っているのだけれど、現実は甘くはなく、多用な毎日となっている。来客も多く寺務も捗っていないが、いったん精神をニュートラルにして明日から星供、そして第8回寳燈展モードに入って頑張ろうと思う。本年の星供は既に申込を終了しているが、年々沢山の申込を頂いて有難い。

そして今春の寳燈展は備前焼にスポットを当てて、その魅力をご紹介出来ればと思う。さぁ、今夜はこれから煎茶を飲んで休んで明日に備えよう。
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とと、おちゃのもぉ

2017-01-16 19:05:55 | Weblog
午前中は寺務、午後からは総社仏教会の役員会などあるものの、比較的穏やかな1日になったが、松の内が明けると共に檀務も多く、多用な日々を過ごしている。でも、寺務仕事をしている時に2歳7か月の息子が「とと、おちゃのもぉ」と時々やって来るのを見ると、ついつい手を止めてしまい、一緒に煎茶を飲んでいる、これが今のGikoohの癒しなのかも知れない。

1月の後半は、勝福寺の役員会、2月3日の星供に向けての準備など、かなり予定が詰んでいるけれど一つ一つを着実に進めて行こうと思う。
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智慧の象徴、虚空蔵菩薩の縁日に想う

2017-01-13 22:13:17 | Weblog
大晦日の除夜の鐘、年始参り、来客、年末年始からの一連行事がひと段落し、やがて松の内が明けると法事や役員会、仏教講話、そして節分の星供など、次の行事が立て続けに控えている。

ここ数日はお蔭で風邪などは引かないが、少し疲労気味で本調子でなかったGikoohも今は持ち直し、如常に過ごしている。皆様も体調管理にはくれぐれもご用心を。

さて、写真は総社市内にある老舗の茶舗「月仙堂」さんにて。(昨年12月29日撮影)。店の大旦那は大正5年生まれの御年100歳。長年の経験で培ってこられた技と智慧の結晶は、名実共に茶界の最高峰で、店を訪れる多くの人の心を捉え続けている。

総社市内にはお茶屋さんが3~4件ほどあり、それぞれに特徴があって、茶通を唸らせる職人技が光る。それぞれのお店にはファンがおられる。今は総社のことを書いているが、エリアを広げれば、幼少期にGikoohが茶好きになる縁を頂いた茶店が倉敷の水島にもある。

ともあれ月仙堂さんはGikoohが平成11年に着任した時から通っており、今年で18年になる。茶葉は買い置きするのではなくて、少量を都度求めるのが理想だから、住まいからお店が近いと何かと有難い。

勝福寺は来客が多いが、月仙堂さんの茶葉は接待に欠かせない重要な役目を担っている。

先月12月29日、100歳のお誕生日を目前にされた大旦那さんを訪ね、写真を一緒に撮って頂いた。とても有難いひと時だった。
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花びら餅とお抹茶

2017-01-10 23:08:06 | Weblog
正月以来ずっと多用だったけれど、今日は少し落ち着いた1日になった。境内で椿などの花を摘んだり、寺務所の掃除をしたり、こんなことが心を和ませてくれる。

さて、写真は一昨日頂戴した正月銘菓「花びら餅」。昨日はお抹茶を点てて、家族皆で戴いた。味噌餡と牛蒡の風味が何とも上品で、明るく静かな気持ちになれた。有難い。
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おせち

2017-01-08 22:19:00 | Weblog
4日からの年始参りは本日、全行程を無事に終えることが出来た。今年は年末から年始にかけて気温が比較的過ごしやすく、交通手段は主に原付だったが手が悴むということがなかった。どこの御宅へ伺っても、勝福寺の檀信徒の方々は温かく出迎えて下さり、本当に有難いことだと思う。

さて、今日は御節の話題を少々。画像は勝福寺というよりもGikoohファミリーの御節。その年によって五段の時もあれば二段の時もあるが、この度は三段。殆どが手作りながら、特筆したいのは高野山の老舗「麩善」さんの「笹巻きあんぷ」を添えていることだ。精進料理最高峰の1つもである生麩が加わることによって重箱全体の雰囲気が格別になるから不思議だと思う。

Gikoohの手引きによれば、本来は節句の日に供える料理を御節といい、供物という意味がある。節句には、1月7日の人日(じんじつ)、3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽で、五節句という。その中でも正月の節句は特に重要なことから、御節といえば正月料理をいうようになった。

重箱を重ねるのは、めでたさを重ねるという意味で縁起をかついだことによる。日本人は何かと縁起をかつぐことを好む民族だが、節句や季節の行事を大事にすることが情緒を深めることにも繋がるから、関心を持たれたい。
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七草

2017-01-07 21:57:36 | Weblog
1月7日は七草。元旦から雑煮を毎朝戴いていたので、久々のお粥、それも春の七草という独特な風味が五臓六腑に沁み渡ったような感じがした。お節、お屠蘇、七草など、祖先はかけがえのない素晴らしい文化を伝えられていると思う。1年の中には節句などの行事が沢山あるが、それらを生活空間に取り入れてみると季節感が豊かになるだろう。

さて、お正月が明けて早1週間が過ぎた。Gikoohは年始参りの1日となった。
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正月三箇日

2017-01-03 23:08:12 | Weblog
正月三箇日も終わり、明日から仕事始めの人も多いのではなかろうか。Gikoohの正月は来客と、私的には地元の氏神様への初詣、身内の両家訪問、或いは子供達と凧揚げをしたり充実した日々を過ごせたように思う。

明日からは年始参りが始まる。体調管理に留意せねば。
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