勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

初護摩奉修

2024-01-28 18:44:25 | Weblog

今日28日は今年になって初のお不動さまの御縁日。朝9時より初護摩奉修。それぞれの「願」を添え護摩木に乗せて、ご参拝方々と拝ませていただいた。

 

 

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手水のつらら

2024-01-25 18:47:45 | Weblog

この2日間ほど凍てつくほど寒かったけれど、今日はお昼頃から若干穏やかになった。写真は手水を今朝撮影したもの。

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御札書き

2024-01-23 23:08:01 | Weblog

午前中は茶道(大人)のお稽古があり、午後からは如常の1日。

一方で星供(厄除け祈願祭)の準備を進めている。御札と御守の内札は一枚一枚が手書きなので手間はかかるけれど、清らかな作業をしていると心は充実する。(写真は御札)

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鐘楼堂の瓦を補修

2024-01-23 08:57:58 | Weblog

22日の総社は日中の最高気温が12℃と過ごしやすい1日だった。

さて、今日は鐘楼堂に瓦屋さんがご来寺。隅棟瓦4か所の先端にある下り鬼瓦(名称を聞いておけばよかった)のうち2か所を補修した。この鐘楼堂はGikoohが勝福寺へ入山した当初から建屋の老朽化がかなり進んでおり、全体的に修繕が待たれるところだけど時勢柄なかなか。

屋根の「下り鬼」は以前から欠損しており、恐らく頭上にある大木の枝が落ちたことが要因していると思われる。ところが先日、腕利きの瓦職人さんと出会ったことが機縁となり、欠損部分を補修して直してもらえることになった。

こちらの「下り鬼」は落下の衝撃で割れていたみたいだけど、Gikoohは廃棄せずに一応取っておいた。それを見た職人さんが「繋いでみよう」とまさかの提案。近くで見ると補修跡が分かるけれど、下から見上げると殆ど目立たない。神業ってこんな時に使うのかな。

こちらは、欠損部分その物が既になかったのだけど、別の古瓦で補修いただいた。デザインは他の3か所と違いつつも、なかなか味があって気に入っている。

古い物を直してくださる職人さん、本当に有難い。

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初大師

2024-01-21 19:19:39 | Weblog

本日1月21日は本年最初の御影供。初大師。近年は特に災害が多いので、お大師さまのご宝前において世相の安全、檀信徒の先祖菩提、そして勝福寺に有縁の方々の無病息災をご祈念申し上げた。

勝福寺では新春の世話員会(役員会)に向けて、会議資料の作成や印刷と仕分け、寺だより「徹林」が発行できるように作業を進めている。そして平素の檀務はむろん、子ども茶道教室や仏教講話に加えて、今の時期は「星供」の準備で多用になっている。とある先生に九星気学の基礎を学び、とある先生より星供の伝授を受け、平成19年より始まった勝福寺の星供も今年で18年目になる。お陰で毎年多くのお申し込みを頂き有難い。

さて、先日京都よりご来寺された方より、京都で創業明治32年という老舗の「出町ふたば」さんの豆餅を頂戴した。中にたくさん黒豆が詰まっており、火鉢で焼いてみたら本当に香ばしくて何事も頑張ろうと元気になった。有難い。

今日は夜の7時過ぎに総社市でも震度1という微震だけど地震が発生。天地は繋がっているので、これが何かの予兆になるのかも知れないから油断はできない。境内は石垣も本堂も客殿もかなり老朽化しているから心配だ。心配だけどどうすることも出来ないこともある。だからGikoohは、大難は小難に、小難は無難になることを神仏に祈る。

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火鉢用の炭をカット

2024-01-17 18:21:28 | Weblog

いやはや、少し間が空いてしまった。年始参りも終わり、お蔭で元気に過ごしているが、今は2月3日の厄除けの星供を控えその準備を進めている。お申し込みを頂いた方々の当年星を調べ、それによって御札や御守も書き様が違うのでそれなりに時間は要する。それが何かしら心の支えになれば有難い。

さて、Gikoohは日々煎茶をよく飲むのだけれど、冬の寒い時期は火鉢を愛用している。炭を使いやすい大きさにカットしたり手間はかかるけれど、これもまた大切なひとときだったりする。(写真)

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三碧木星中宮年(1)

2024-01-07 21:52:57 | Weblog

テレビや新聞を通して能登半島地震の爪痕を知るにつれ、何とも痛ましく悲しい気持ちになる。Gikoohは朝の行法で突如犠牲になられた方々の菩提を祈り、不自由な生活を余儀なくされている方々のご心労は計り知れないけれど、気持ちが少しでも癒えるように願っている。何とか辛抱されて一日一日を乗り越えていただきたい。しかし、自然災害については「明日は我が身」でもある。備えの心構えを再確認したいと思う。

本年、令和六年は甲辰(きのえ・たつ)歳の三碧木星中宮年だ。暦上では節分の翌日、立春を一年の起点とするので、今はまだ令和五年、癸卯(みずのと・う)歳の四緑木星中宮年の影響を受けていることになる。

Gikoohは昨年令和5年発行の寺だより「徹林」(正月号)で、天地共にエネルギーが旺盛故に自然災害への心構えが大切と書いたけれど、来月令和6年の立春から一年間は甲辰歳・三碧木星中宮年の影響を受けることになる。この間は、世相が驚くような出来事が起こり得るかも知れない。吉凶のどちらに出るか分からない。既に予兆が出始めているような感もするけれど、何があっても気持ちは明るく保ち、寺の住職として檀務と地域の為に励みたいと思う。

ところで、Gikoohは4日より年始参りに出掛けている。今朝は霜の降りる冷たい朝だった。総社市街地を走行していると、市民会館付近の駐車場には車がぎっしり。そうか、今日は成人式(二十歳の集い)か。新成人の皆様に祝福のエールを送りつつ、何をしていても、今、世相で起こっている出来事に関心を持ち、心寄り添う温かい人、そして生まれ故郷を大切にする人であって欲しいと願う。無関心なのは寂しいから。

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謹賀新年

2024-01-01 22:41:57 | Weblog

Gikoohの日替わりブログをご覧の方々に新年のご挨拶を申し上げたい一方で、元旦の午後4時過ぎに石川県能登地方を震源地とする最大震度7の強い揺れの地震が発生した。詳細はまだ見えていないけれど、大変な出来事が起こっている。どうかご無事を祈りたい。

今日は午前10時より、本堂において修正会(しゅしょうえ)を勤修した。(写真)修正会では前年の出来事を正し、新年を迎えて世相の安寧と五穀豊穣を修めることを御祈願させて頂いた。本年令和6年は甲辰(三碧木星中宮年)で、国民が驚くような出来事が起こると鑑られ、平穏を願いたいけれど、世相の動向をよく観察して行動したいと思う。

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