勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

寶燈展無事終了

2011-04-26 22:29:48 | Weblog
5日ぶりの日替わりになった。先週23日開催の第2回寶燈展は、雨模様ながら総社市長を始め約200名様にご来山頂き賑わった。

寶燈展の前後は準備や片付けで多用だったが、今日あたりから心身共に平素の日常に戻りつつある。東日本大震災の復興に僅かでも役立ちたいと思い、当日併設したお茶席の茶券代全額と募金箱に集まった合計50,145円を山陽新聞社会事業団へ届けてきた。今後も何らかの形で支援を続けていければと思っている。

また、時間に余裕のある時に寶燈展の写真などをupしたい。
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毎月21日はお大師様のご縁日

2011-04-21 22:21:08 | Weblog
毎月21日は弘法大師のご縁日。お大師様は今の世の状況をどのようにご覧になられているのだろう。Gikoohは相変わらず、様々なことが沈静することを願って拝むことに多くの時間を費やしている。

勝福寺では今週23日(土)に第2回寶燈展を予定している。明朝22日(金)の山陽新聞(地方版?)でご紹介して頂けることになった。他に読売新聞でも紹介して頂けることとなり有難い。

勝福寺の寶燈展に込める意味は深い。秀逸の作品やお茶席に触れて心身の浄化に繋がれば有難い。
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最近のGikoohの様子

2011-04-14 21:51:30 | Weblog
この1ヵ月、最近のGikoohは拝む時間が増えている上に檀務や雑務も多く、なかなか日替わりも書くことが出来ないでいるが、今は祈りの生活を過ごす毎日になっている。

さて、花祭りの続きを少々…。お釈迦様はお生まれになるとすぐに立ち上がり東の方角へ7歩歩み、右手で高く天を指し、左手で大地を指し、天にも地にも人間として生を授かることの尊さを宣言されたという伝説がある。

7歩歩まれたのは、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)の迷いの世界を1歩超えた悟りの世界へ渡るということを意味している。

花祭りは当時の情景を再現したもので、仏教徒にとっては聖者の生誕に触れることの出来る貴重なお祭りだ。まだまだ詳しく書きたいが、明日も早いのでこの辺で。
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灌仏会

2011-04-08 22:14:02 | Weblog
4月8日はお釈迦さまのご生誕日。この日の行事を「灌仏」とか「花祭り」という。今日は雨模様となったが、次々とお参りを頂けて有難かった。お釈迦さまがお生まれになった時、天が甘露の雨を降らせたという伝説があり、甘茶を甘露に見立てて誕生物のお釈迦さまの頭上から柄杓でお掛けする。花御堂には花を飾ってあるからか、何かしら気分が温かくなった。

次回、花祭りのことをもう少し詳しく書ければと思っている。
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Gikoohは被災地の復興を願い祈り続けます。

2011-04-07 22:11:54 | Weblog
4月8日は仏教を開かれた仏陀・釈尊(お釈迦様)の生誕日。この行事を灌仏会とか、花祭りという。花御堂に誕生姿のお釈迦様を安置して、たらいに入れた甘茶を柄杓ですくって頭上から掛けてお祝いをする。この所作は、お釈迦様がお生まれになられた時に天が喜んで甘露の雨が降り注いだという伝説に由来している。甘露の雨が甘茶というのは、当時の情景を再現したものだ。

4月8日の朝8時半~午前中、勝福寺でも花祭りを行っているので是非。

Gikoohはこの度の大地震以来、相変わらず朝・夕と欠くことなく拝むことを続けている。様々な事象が良くなることを祈り続けている。苦難を何としても乗り越えたい。
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太陽光発電システムから感じること

2011-04-01 22:38:17 | Weblog
午前中は総社市仏教会で開催された「花祭り」の法要に出仕、毎年、総社市内にある当番寺院が会場となり、地元の方達や子供達が集まって法要が営まれる。臨済、曹洞、日蓮、真言など宗門を問わずの法要はとても意義深く、有難さを感じた。

近頃のGikoohは(日中は来客や所用で多用だが)、朝夕は可能な範囲で拝むことに多くの時間を費やしている。ご本尊様を拝み、修法中に直感した諸仏を拝み、勝福寺の本堂や境内からその加持力が関東東北地方に届くように念じている。1回の修法では微力でも、継続して続け重ねていくことによって必ずご本尊様のお導きがあることを願っている。浅才非学のGikoohが今出来ることといえば、祈りの毎日と、わずかな支援金を送ることくらいだ。これも継続していこうと考えている。

そして、今回の震災から感じさせられたことは、毎朝目が覚めて、夕方布団に入れるという生活がいかに有難いことか、今まで以上に深く色々なことを考えている。

さて、今日はホームページで勝福寺の太陽光発電の3月分発電データをupした。3月は天候も良く474kwhも発電していた。おそらく勝福寺で使う1か月分の7割ほどを賄えたのではなかろうか。毎月10日頃に検針があるから、この件についてはもう少し詳しく書きたいと思っている。太陽光発電システムは環境にも優れているからお勧めだ。
電気の使用もなるべくなら、自給自足が望ましい。しかし、多くの人がエアコン、冷蔵庫、大型テレビ、パソコン、IH調理器、給湯等あれもこれも電気に頼ると、原子力発電に頼らざるを得ないだろう。しかし、この度のようなことが起こると恐怖を感じる。

太陽光発電システムは決して安くはないけれど、何とか工面をして設置されることをお勧めしたい。1件でも多くのお宅に設置されることで、少しでも火力発電や原子力発電の負担を軽減させることが出来るから。Gikoohも2005年に設置した当時は、かなり頑張って決断したけれど、今は本当に良かったと思っている。お寺や公共施設は屋根も大きい所が多いから特に良いと思う。名刹や古刹でない限り、景観を気にするような時代でもなかろう。それよりも将来のことを考えることの方が大切だと思うから。
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