勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

毎月28日は不動明王のご縁日

2008-04-28 13:29:05 | Weblog
如常の1日。午前中は書き物や寺務仕事をし、午後は掃除などをしながら過ごす。地味な日常だが、住職には忙しく飛び回る生活よりもこちらの方が宜し。
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Gikoohの言いたい放題

2008-04-27 22:34:53 | Weblog
午前中に法事があった他は如常の1日。今日ふと、巷の噂で勝福寺の比較的近所に中規模な医療関係施設の建設計画があることを聞いた。ディケアなのか介護施設などの詳細は分からない。でも、噂が本当ならば「久代の宝」ともいえるのどかな田園風景がまた失われることになる。背景にあるものが、時代の流れに左右していることもあろうから、軽くコメントは出来ないけれど何百年も続いている先祖伝来の田の歴史が、現代の世代の人によってあっさりと金銭で片付けられることは簡単なことではないはずである。施設などの経営者も、一般市民を言葉巧みにたぶらかせるのは勘弁して欲しい。

今後少子高齢化が益々進んでいくだろうから、それに伴い建設される福祉関係の施設は増えていくと思う。人口が減っていくのに新たな大型建造物や道路が作り続けられる現状…、これは未来の国の姿をまったく無視したものだと思う。あと、葬祭場の多いこと。日本の美しい歴史の景観や人情が壊れつつあることは悲しくてならない。政府や行政は一体何をしているのだろう…。核家族が増えて親子の絆が薄くなるから、やがて施設も必要になってくるのだろうがGikoohは良いこととは思わない。「育てたように子は育つ」という言葉が重い。

現代文明の発達と並行して、時代を昔に戻すという根本的な考えがないと解決にはならない、というのがGikoohの結論だ。特に田んぼはこれ以上少なくならないで欲しい。一度アスファルトで固めてしまうと、復元することはまず予算面でほぼ無理だろう。何でも作ることよりも元に戻すことの方が大変だと思うから。

今夜は妙な内容になってしまった。
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法話もLiveが理想!?

2008-04-26 22:57:17 | Weblog
午前6時半、昨日珈琲通の恩人夫妻から頂戴した「珈琲豆」を挽き、メーカーで淹れてみた。「マンデリン」という豆は、とてもまったりとしていて苦味と酸味のバランスが絶妙、本当に美味しかった。店によって仕入先や焙煎方法が様々なので、同じマンデリンでも随分と風味が違う。珈琲も奥が深い。明朝はサイフォンで淹れてみようと思う。

今朝はお墓の開眼供養に出掛けた。開眼とは、(通常)新たに作られた仏像や仏壇、石塔などに魂を入れることで、その儀式には香華・灯明、供物を伴うので開眼供養という。その後法事へ。その際、約10分少々の法話をさせて頂き、その家その家の雰囲気に合わせ微妙に内容を変えている。近頃では、何種類かの話を持ちまわすのではなくて、その場の空気が自然に内容を構成していく感を受けていて、自分でも不思議だなと思う。法話もLive、生きているのが本当だと思う。法事が終わった後で、ご当家の方から「良かった」と言わたので有難い。

夜は、仏教講話があった。内容は「般若心経」。今日は休憩時間に「煎茶」をお出しした。ブルレコで「いっぷくの煎茶」連載中ということもあり、お茶の魅力を少しだけご紹介させて頂いた。近頃急須でお茶を淹れるという所作は少なくなってきているけれど、面倒でも急須を使うということに意味があって本来のお茶の味が分かるので、是非お勧めだ。
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日記

2008-04-24 22:24:06 | Weblog
昨日から降り出した雨は朝9時前には上がり、午後からは晴れ間が広がった。勝福寺ではツツジが見頃を迎えている。少し前までは桜や水仙だったのに、今はツツジ。芍薬も小さな蕾がついたので来週には咲きそうだ。季節ごとに色々な花が楽しめる勝福寺の庭はGikoohのお気に入りでもあり、煎茶の供にも欠かせない。

午前中はお寺で法事があった。午後からは外出する用事もあったけれど、充実した良い1日だった。
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外作業の1日

2008-04-23 22:13:57 | Weblog
如常の1日。先日注文した野菜の苗が間もなく届く予定なので、苗植えに向けて畑作業をした。草を取って、耕して、うねを作って…準備万端である。

午前中の畑作業に続き、午後からは筍堀りをした。こちらは、見聞記でup予定なので、またご覧を。夕方は本堂掃除と、よく身体を動かした1日だった。
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自分の資質

2008-04-21 22:58:49 | Weblog
今日はお大師さまのご縁日。早朝、本堂でお大師さまの遺徳を偲んでお勤めをしながら、自身の僧侶としての資質を見つめた。毎月21日は、Gikoohにとって意味深い1日となる。

その後は如常。煎茶を飲みながら花や山や庭の緑を見ていると、不思議なほどに心が落ち着く。
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夜の大繁華街、大阪

2008-04-20 22:54:57 | Weblog
先週金曜日は学生時代の先輩達や友人との集まりがあって、大阪(梅田)へ日帰りで出掛けてきた。Gikoohは滅多に夜の繁華街へは行かないのだけれど、この日はアメリカのシカゴにある真言宗のお寺で住職として活躍されている方が数年ぶりに一時帰国されていて、その会だったので是非再会したいと思っていた。食事をしながら約2時間ほど語り合ったけれど、とても楽しいひと時だった。
Gikoohは翌朝から法事などがあったので、夜8時半には大阪をあとにした。夜の大繁華街・大阪中心部の半端でない人の波を見ながら、ふと思った。(勿論大阪だけではない)この人達のなかに、自然と触れ合って生活している人はどれほどいるのだろうか。人間のつくった人間社会のみで生活している人がどれほどいるのだろうか。一時の快楽はあっても、ストレスの根本は解消されているんだろうか、人生のかけがえのない時間をどう感じているんだろうか…等々。Gikoohも繁華街を歩くその中の1人に過ぎなったけれど、現代の世の情勢を考えると、複雑な気持にならざるをえなかった。
ブルレコで連載させて頂いているコラムの5月号では、そんな心のあり方について少し触れている。

土曜日は午前中法事があり、午後からは勝福寺で気学の研修会があった。
今日は午前中に法事があり、午後からは子供と遊んだりしながらゆっくり出来た。先週は毎日何かと用事が続いたけれど、今週はいつもの日常に戻れそうなので、掃除を頑張るかな。
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日記

2008-04-17 21:43:27 | Weblog
平成になって20年、仮に昭和が続いていたら昭和83年、更に大正が続いていたら大正97年になる。部屋に掛けてあるカレンダーにあったので、ふと書いてみた。

午前中は、仏具磨きをした。午後からはお花の稽古があった。
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日記

2008-04-16 23:16:35 | Weblog
今朝は朝11時頃から雨になったのだけれど、それまで外掃除に精を出した。午後からは客殿の掃除をしたり、掛軸や香炉や飾り道具を替えた。Gikoohは床の間を「万年床」にするのはもったいないと思っているので、月ごと、或いは季節ごとに道具類を替えるようにしている。こうすることによってメリハリがついて、生活が楽しくなる。

明日17日は「土用」の入りだ。土用の期間は5月4日まであって、この間は気候の変化が著しくなったりするので体調管理には十分ご注意を。
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日記

2008-04-15 22:27:49 | Weblog
5日ぶりになった。ここ数日、檀務の合間に連載コラムの原稿を書いていた。思った以上になかなか良い文章が思いつかなくて時間を費やしたけれど、何とか形になって投稿することが出来た。

写真は、50回忌の法事の際に使用する角塔婆。久代地方では、50回忌法事の全体の約8割の家はまだ角塔婆が主流で、Gikoohも年に幾度か、この角塔婆に書かせて頂いている。

明日は午後から雨になるらしいので、朝のうちに外掃除をしなければ。
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