勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

日記

2011-09-29 21:09:05 | Weblog
今日は寺務中心の1日になった。それにしても、もう9月が終わる。毎日が早い。
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久保田利伸さんと同じページに勝福寺Liveが掲載

2011-09-27 22:20:02 | Weblog
午前中に茶道の稽古があった他は如常の1日。

早速、一昨日の続きを。お寺を巡っていると様々な出来事がある。今回特に印象深かったのは、あるお寺の参拝が終わり駐車場の車に戻ろうとした時に、ちょうど隣の畑で芋ほりをしていた家族の姿があった。良い光景だなと思っていたら、小学3年生くらいの男の子が歩み寄り「お接待をどうぞ」とサツマ芋を戴いた。知らない土地で人の温かさに触れることはこんなにも有難いものかと感動した。四国遍路で感じることは多く、また書きたい。

ところで、勝福寺Liveのことを少々。岡山には「タウン情報おかやま」という月刊誌がある。そのミュージックコーナーに小枠ではあるけれど、勝福寺Liveの記事がトピックスで久保田利伸さんと同じページに掲載されていた。トピックスになるのは久々なので有難かった。

チケットは勝福寺、中国楽器(総社駅前)、岡山シンフォニーホール・チケットセンター、ローソンチケット(Lコード 66579)でお求めになれるのでご希望のお方はお早めにどうぞ。
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四国遍路へ

2011-09-25 22:21:19 | Weblog
Gikoohは23日~24日と家族と共に四国遍路に出掛けて来た。今回は第29番札所「国分寺」~第42番「仏木寺」の14ヶ寺を巡ることが出来た。

四国遍路はスケールが大きく、1ヶ寺、また1ヶ寺と旅を進めていく道中で弘法大師の並々ならぬ遺徳を実感し、自然界への崇拝や諸々の恩恵を感じずにはおれないが、現時点ではお大師様のことを軽々しく論じるのは控えておこうと思う。今日は一参拝者としての視線で印象に残ったことを少々…。

と書きだしながら、今夜は遅くなってしまったので続きはまた次回に。
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四国遍路へ

2011-09-25 22:21:19 | Weblog
Gikoohは23日~24日と家族と共に四国遍路に出掛けて来た。今回は第29番札所「国分寺」~第42番「仏木寺」の14ヶ寺を巡ることが出来た。

四国遍路はスケールが大きく、1ヶ寺、また1ヶ寺と旅を進めていく道中で弘法大師の並々ならぬ遺徳を実感し、自然界への崇拝や諸々の恩恵を感じずにはおれないが、現時点ではお大師様のことを軽々しく論じるのは控えておこうと思う。今日は一参拝者としての視線で印象に残ったことを少々…。

と書きだしながら、今夜は遅くなってしまったので続きはまた次回に。
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秋の彼岸

2011-09-22 22:24:18 | Weblog
早朝、小豆を焚き、蒸篭で餅米を蒸してお萩を作った。今年も秋のお彼岸(9月20日から26日)を迎えている。境内では彼岸花が徐々に咲き始めている。

彼岸とは「かの岸」という意味で、平安で静寂な境地を言う。それは極楽浄土の世界であると共に、この世の安寧の世界のことでもある。彼岸に対して、苦悩に満ちた迷いの世界のことを此岸(しがん)と言う。この彼岸と此岸の間に大きな川があると譬え、仏教では日々の修行を積んで此岸から彼岸に渡ることを勧めている。その方法は六波羅蜜(ろくはらみつ)を実践することだ。彼岸のたびにお話をしているが、仏教の大切な教えで深い内容なので日々の生活のなかで繰り返し思い出し、実践されることを心掛けられたい。

①布施(ふせ)…施しをすること。言い換えれば世の為に尽くすということだろう。
②持戒(じかい)…戒を保つこと。十善戒などを想像して欲しい。1つ1つは簡単でも内容は深い。
③忍辱(にんにく)…辛抱すること。
④精進(しょうじん)…たゆまずに目標に向かって努力すること。
⑤禅定(ぜんじょう)…身と心を静寂に保つこと。(心が落ちつてなければ、行動にも影響があろう。
⑥智慧(ちえ)…正しい智慧を持つこと。

彼岸の1週間は六波羅蜜を実践し、心を見つめ直す仏道実践週間でもある。磨かれた心でお墓参りをされるとご先祖様もお喜びになられるだろう。

Gikoohは週末多用となるので、次回の法話は日曜日以降にしたいと思う。

ところで、勝福寺Liveのチケットが24日(土)からローソンでも取り扱って頂けることになった。全国のローソンからどうぞ。「ローソンチケットのLコードは66579」
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毎月21日はお大師様のご縁日

2011-09-21 21:49:34 | Weblog
急な檀務があり、昨日から多用となっていた。今夜は早く休んで、明日に備えよう。
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新米

2011-09-18 22:26:17 | Weblog
勝福寺では、毎様ご本尊様や諸々の仏様達にお供えするお仏飯と家族で戴くお米は年間で約五俵(300kg)を消費する。昔はおかずが貧しい分、1人が年間に消費するおおよその米は約1俵と言われていたらしいが、今はパン食・外食・弁当・給食が加わっているので少なくなっている。

Gikooh Familyは毎朝ご飯と味噌で、昼も夜も主食はお米だから沢山食べる。そのお米は檀家さんからお世話になっているが、今朝新米を届けて頂いた。久代地方の稲刈りは通常10月に入ってから行われるが、檀家さんの田んぼは山中にあって日照や温度の関係から9月初旬に稲変わりが行われている。銘柄は「あきたこまち」だ。あきたこまちは米粒は若干小さいがコシヒカリのようなねばりがある。更に焚いて冷めると甘みが増すので、お櫃やおにぎりには最高の銘柄でもある。

そのお米を勝福寺ではガス釜で一気に炊きあげるから、お米は道楽をしている。おかずは世間の話を聞くからにとても質素かも知れないが、主食がしっかりしていると野菜の煮物と僅かな漬物だけでご馳走になる。

スーパーの広告を見ていると、品質よりもとにかく安いもの、量の多いものが人気を集めているように感じるが、毎日口から入るものだから例え勝福寺のように粗食になっても素材を大切にしたいと思っている。

1粒の米にも天地の恵みと仏様の慈悲、そして万人の労苦が加わっていることを感じながら。また子供達に教えながら大切に戴きたいと思っている。
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満中陰

2011-09-17 22:19:32 | Weblog
午前中は満中陰(七七日忌)の法事があった。葬儀の後、初七日忌(不動)・二七日忌(釈迦)・三七日忌(文殊)・四七日忌(普賢)・五七日忌(地蔵)・六七日忌(弥勒)・七七日忌(薬師)まで七日ごとに主本尊が故人を護り、満中陰という節目に菩提寺の住職は頓生菩提を祈る。これによって故人は弥勒菩薩の都率浄土(真言宗の場合)へ生まれ変わり、先祖の仲間入りをなされる。この橋渡しともいえる職責は大きいから、修法の時には真剣になる。

Gikoohは身内を亡くした際に、1週間ごとのお勤めをしながら寂しさが深くもなり、段々と現実に戻る感覚もあり、主本尊に護られているという安堵感も芽生え、49日という期間は複雑な心境ながら、故人は多くの仏様に護られて救われているのだという実感もあった。心を支える仏教の世界は素晴らしいと思う。

午後からは寺務をしたり、掃除をしたりの如常。
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親鸞上人750回忌記念企画『親鸞展』(岡山・天満屋)を観覧

2011-09-15 22:07:49 | Weblog
毎月15日は勝福寺ご本尊「阿弥陀如来」のご縁日。

今日は岡山天満屋で開催(9月2日→19日)されている浄土真宗のお祖師、親鸞上人750回忌記念企画『親鸞展』を観覧させて頂いた。偶然にもご本尊のご縁日に本展を観覧出来たことは本当に有難いと思った。

Gikoohは真言宗の僧侶だが、古来から伝わる他宗のことも大切に思っているので、今回のような企画展は興味深く、また勉強にもなった。親鸞上人が出生された時代背景は、世の飢饉や天災、そして政治が混乱している時だった。これはいつの時代もそうだが、国が混沌としている時に高僧と称される人は世に誕生している。

親鸞展では、東本願寺所蔵の阿弥陀如来立像や、上人が愛用されていた香合、笈(背に背負う旅箪笥のようなもの)など足跡を辿る上において貴重な資料が数多く展示されている。今月19日までの開催。

さて、勝福寺ザ・スーパーライヴ「森田真奈美(Manami Morita)さんピアノトリオ」のlive情報を少々。本日9月15日からチケットのお申込みを行っている。取扱い先は、中国楽器(総社駅前)、岡山シンフォニーホール・チケットセンター、勝福寺の3か所だ。今月末か来月早々にはローソンからでもチケットをお求めになれるように準備を進めているので、遠方の方はご利用下されば有難い。
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日記

2011-09-14 21:14:26 | Weblog
急な檀務の為、昨日から多用になっていたが無事にひと段落した。今夜は早く休んで明日に備えよう。
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