勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

家内の気流の安定に気を配ってみよう

2014-10-30 22:27:58 | Weblog
午前中は総社市仏教会の所用で出掛け、午後からは来客や如常の1日。寺の住職は字の如く寺に住む職だが、来客様の要件はとても多岐にわたりGikooh自身も共に喜び、或いは共に悲しむなど学ばせて頂く機会は多い。
Gikoohがもし外出の機会が多くなれば、自身の気も境内の気流も不安定になるから不思議と来客も遠ざかるのだが、Gikoohの場合は気の波動が落ち着くように在寺を心掛けている。先にも書いた「気」は、Gikoohに限らず、各家庭においても常に家人の誰かがいる家と、家人の出入りが多くて、尚且つ生活リズムが不規則な家とでは家内の気の波動はまるで違うものだ。気流の安定に気を配る生活も、人生を豊かにする処世術の1つだと思う。

昨日は関西方面から、とある会社の社長様が約9年ぶりにご来山になられ、両界曼荼羅についてお話を伺う貴重なひと時になった。

今夜はこの辺で。
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煎茶の喫茶から学ぶもの

2014-10-28 22:50:24 | Weblog
写真は、一昨日訪れた玉野市にある深山公園内の「Miyama English Garden」。秋は花の色彩が深くなることも手伝って、とても優雅な気持ちで1日を過ごすことが出来た。勝福寺WebのGikoohの見聞記ではその時の様子をupしたので是非ご覧を。

最近は、各方面の様々な行事が絡み合ってチャンネルの切り替えが大変なこともあるけれど、多用になればなるほど「煎茶の喫茶から培った所作」がGikoohの精神を臨機応変に支えてくれていると実感し有難い。

さて、午前中は護摩供があり、午後からは本堂掃除や如常の1日。
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やましたの地穴子

2014-10-23 22:26:17 | Weblog
10月23日。今日は二十四節気の「霜降」。陰の気が増して、露が霜に化する頃とされる。

午前中は先日届けて求めていた「大山レンゲ」「萩」「ワレモコウ」などの苗を植えた。順調に根付いてくれれば、庭の彩が一層豊かになるから楽しみだ。

午後からは、掃除や来客の続いた1日となった。様々な方々にご来山頂いたが、いつもお見えになっている来客者様がまた別のお客様をお連れになり、身近い時間ながら何かしら今後が発展しそうな意味深い初会談となった。

写真は今日頂戴した「焼地穴子ちらし寿司」。Gikoohは今日初めて知ったのだけれど「地穴子やました」という穴子専門のこの老舗は、岡山では知る人ぞ知る穴子の有名店だと伺った。とても有難くて美味しく頂戴した。
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本堂に映える秋の色

2014-10-22 22:23:20 | Weblog
3日ぶりの日替わりになった。勝福寺では今週月曜日から庭木の剪定が始まっている。天候に左右されることなく、早朝から職人さんの「チョキン、チョキン」という鋏の音が境内に心地良く響いている。Gikoohは如常の毎日だが、檀務、来客に電話と相変わらず日々多用だ。

ところで今日は、高野山高校時代からの友人から和歌山県九度山の種なし柿が送られてきた。毎年毎年、ずっと恵贈頂いているこの柿は絶品で思わずウットリしてしまう。本堂にお供えしたら、柿の橙色が空間に映えで綺麗だった、夕飯で早速1つ食したら糖度も高く、食感も最高だった。本当に有難い。
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お大師様と共に

2014-10-19 23:07:34 | Weblog
午前中は満中陰の法要があった。故人様とGikoohが知り合った頃には既に定年退職をされており、寡黙ながら慈悲深い紳士であられた。時折「庭が趣味」と言われていたが、年中掃除が行き届いた庭は小京都を思わせるような清々しさがあった。ゆったりとした生活環境に導かれるように心もおおらかで、素晴らしい人だった。Gikoohが勝福寺の住職に就いて15年、菩提寺を大事にされてきた方々が亡くなられていくのは何とも寂しい気持ちになる。
真言宗の寺は檀家寺と信者寺の2つに大きく分かれるが、檀家寺の根幹は檀家の先祖の菩提を弔う役目と、宗祖弘法大師の御教えや仏陀の御教えを流布する役目があると思っている。だからこそ、Gikoohは檀務を第一とし、他の用事と天秤に量った場合は檀務を大事にすることを心得としている。

午後から来山された地元のお客様から、仏教講話の出張講話の案を頂いた。最近は人間同士のコミュニティーが昔とは随分変化しており、活性化とは逆の方向へ進むことが多い。地元の人の声が高まって、もしこれが具現化することになれば、Gikoohはお大師様の御影を背負って会場へ運び、お大師様と同じ空間で講話なり、触れ合いなど努めたいと思う。

1日には色々な出来事がある。
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日記

2014-10-17 22:52:39 | Weblog
約1週間ぶりの日替わりになった。この間随分と秋が深まり、久代の稲刈りも最盛期を迎えている。Gikoohは檀務や所用が多くてバタバタとしていたけれど、今日は久々にゆっくりと過ごすことが出来た。今日は1日かけて玄米甘酒を仕込んでいる。今、最後の仕上げに入っているので、この辺で。
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連休

2014-10-11 22:40:23 | Weblog
3連休の初日、皆さまいかがお過ごしだろうか。Gikoohは3日共に法事が入っており、今日は寺での法事があった。お参りになられた方々が、本堂の堂内へ一歩入堂された最初の感覚は大切なので、法事の前日か前々日にはほぼ掃除をする。「信は荘厳から」というように、勝福寺の場合は仏具は少ないから荘厳というわけにもいかないが、掃除の結果得られる凛とした空間には仕立てられる。平素からどれだけ拝んでいるかが伝わる堂内の雰囲気と香の薫り…、Gikoohは1でも多くの人に心の浄化をして信仰心を持して欲しいと願っている。

夕方、1時間ほど高梁川の河川敷でお茶をしてきた。機会を見て、車内をご覧頂こうと思う。

今夜はこの辺で。
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皆既月食を観察

2014-10-08 23:05:06 | Weblog
6日ぶりの日替わりになった。何かと所用が多くて、こうして落ち着いてDESKの前に座れるのも6日ぶりかも知れない。今日は午前中に総社市仏教会の役員会があり、様々な議案について話し合いが持たれた。例年、歳末に市内の商業施設で行われる托鉢の件、市庁舎の施設で行われる講演会の件、その他諸々、事務局1年生のGikoohは話題を理解するのにアップアップしているが、1歩ずつ前進したいと思う。

夜は、勝福寺から東方向へ5~6kmほど先にある高梁川の河川敷で、皆既月食の月見をしてきた。今夜はお月様も満月で、神秘的な夜空を贅沢に楽しめた。長男は天体観察よりも留守番を選択したが、Gikooh Familyで出掛けてきた。小さなコンロに鍋を掛けて、アツアツの味噌鍋とおにぎりを食べ、その後、抹茶とお菓子でお月様を愛でた。生後2か月の次男も車中に持ち運んだゆりかごから夜空をご機嫌に見上げていた。今夜はこの辺で。
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松茸

2014-10-02 22:22:11 | Weblog
秋たけなわの好季節、Gikoohは、杉の蒸籠で様々な「おこわ」を作ることが楽しみの1つになっている。黒豆おこわに、栗おこわ、そして一昨日、県北からよくお見えになるお客様から「松茸」を戴いた。今の時期、ご自身の山林で松茸引をされておられると伺った。Gikooh家は松茸なんて大変高級な代物で、お目にかかることすら滅多にないので感激した。

そこで、この1本を半分に割って、半分は「栗松茸おこわ」、もう半分は「おすまし」にした。奥深く芳しい秋の風物詩、何とも有難い。

今日は午前中に総社市仏教会の事務仕事で出掛けた他は、如常の1日。
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