勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

しっかりと立つ

2015-05-29 22:39:50 | Weblog
如常の1日。5月も、もう過ぎようとしている。刻々と移り変わる時の流れに、足元をとられなぬようにせねば。
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被災地へ行けなくとも、勝福寺にて参加出来るボランティアの募集

2015-05-28 21:55:38 | Weblog
毎月28日は不動明王のご縁日。お不動様は大日如来の化身だが、憤怒の相で、一切の悪魔を降伏させる功徳がある。勝福寺では毎月護摩を修し、依頼頂いた各種の祈願が成就することを祈念している。

この日替わりも1週間ぶりになった。毎日相変わらず多用だが、有難いことだと思う。前回、東日本大震災復興支援企画の一環として「わらべ地蔵を被災地へ」というプロジェクトのことを書いたが、本日、勝福寺WEBのほうで詳細をupしたので是非ご覧を。募集定員数は限られているが、1人でも多くの方にご参加頂ければと思う。本プロジェクト、並びに表紙写真等デザイン協力は岡山県立大学デザイン学部。
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毎月21日は弘法大師の報恩日

2015-05-21 22:06:55 | Weblog
毎月21日は弘法大師の報恩日。高野山では4月2日から5月21日までの50日間に及ぶ「高野山開創1200年記念大法会」が本日幕を閉じた。Gikoohは檀信徒の方々と共に去る4月7日~8日に参拝をし、貴重な体験をさせて頂いた。本当に有難かった。

弘法大師の性霊集巻八の一文に
 「心暗きときは即ち遇う所悉く禍なり
  眼明かなるときは即ち途に觸れて皆宝なり」

と書かれている。心が汚れていると、何かと物事の表面だけを捉えがちだが、心静かに、心眼で見てみると、見るもの觸れるものすべてが、かげがえのない宝だと感じることが出来る。限られた人生を歩んでいるわけだから、いつも心清らかになる生活を心掛けたい。

さて、午前中は総社市井山の寶福寺様がご来山なされた。近日中にこの日替わりでも内容の詳細をupしたいと思っているのだが、先般、東日本大震災復興支援企画の一環として「わらべ地蔵を被災地へ」というプロジェクトのお話を先日頂き、勝福寺も賛同させて頂くことになった。総社市では寶福寺様と勝福寺の2ヶ寺のみの開催となり、今日はその打ち合わせを行った。参加者全員が京仏師のご指導の下で「わらべ地蔵」を彫り、それを被災地へ届けるという意味深い内容になっている。

今週のGikoohは相変わらずバタバタしているのだが、なるべく早めにこのプロジェクトをご紹介したい。
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日記

2015-05-19 21:57:44 | Weblog
午前中は茶道の稽古があり、午後からは如常の1日。
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早起きは三文の徳

2015-05-18 22:19:29 | Weblog
如常の1日。古来から「早起きは三文の徳」というが、今の時候のGikoohは基本的に、毎朝5時に起床、身体を洗い清めて着衣、15分前後から本堂に坐して修法するのが常となっている。勝福寺のような檀家寺の住職は、葬儀や法事等、檀信徒の先祖を供養することは重要だが、しかし僧侶である以上は神仏に世界の平和を願い、人々の平穏を念ずる役目があると思っている。その勤行に、ほぼ毎朝お参りに見える檀家さんがおられる。修法中のGikoohは御本尊と対峙しているために言葉を交わすことはないけれども、独特で静寂な空気感は琴線に響くものがあるのだという。有難い。

朝の勤行の時間は、その時の都合や、また季節により時間帯が変動することを加筆しておきたい。

「三文の徳」の三文はわずかなことを指すが、わずかどころではなく、朝早く起きると仕事の効率も高くなるし、健康にも良いからお勧めしたい。
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日記

2015-05-17 07:12:03 | Weblog
1週間ぶりの日替わりになった。如常の毎日ながらも檀務、来客共に多くて多用になっている。今週も健康に気を付けて頑張ろう。
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京都で催された「三尾茶旅」(さんびちゃたび)に参加

2015-05-11 21:52:32 | Weblog
如常の1日。早朝、本堂で修法していると、外陣に人の気配を感じたので振り返ってみると檀家さんがおられた。その後、香煙くゆる堂内で静寂なひと時を共に過ごして頂いた。修法中のGikoohは気が高揚して仏様と対峙していることが多いから、あまりこのようなことはないけれど、これも何かしらの導き…、良い機縁を持されたら有難い思う。

さて、2015年5月9日(日)~5月24日(日)まで京都市右京区の高尾地域で、初の試みとなる「三尾茶旅」という歴史と文化を巡る行事が開催されている。三尾とは神護寺、西明寺、高山寺の3寺院とその周辺を指し、茶の普及に努めた明恵上人や、弘法大師との縁がとにかく深い聖地だ。このたび、様々な所縁が重なって、Gikoohファミリーは昨日出掛けてきた。

風薫る5月の高尾は、モミジの新緑が美しく、それだけでも贅沢な空間なのだが、Gikoohはその一部の景色に溶け込んだ。お大師さまが京都「東寺」を下賜される前の十数年を過ごされた神護寺、智泉大徳が神護寺の別院として建立した西明寺、日本最古の茶園が残る高山寺に茶の歴史を感じ、お菓子とお抹茶を戴いた。また、お運びは本物の舞妓さん達だったので、貴重な体験をさせて頂けた。この企画に協力された各寺院様、そして主催された京都市に感謝申し上げたい。

日が変わって週明けの月曜は、朝から掃除三昧の1日にした。
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草刈りも少しずつ

2015-05-07 22:26:48 | Weblog
来客の多い1日となったが、如常の1日。夕方に草刈りを1時間半ほど行った。今の時期は、草が柔らかいので作業効率も良い。
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立夏

2015-05-06 22:52:15 | Weblog
約10日ぶりの日替わりになった。長期連休最終日の5月6日、暦の上では「立夏」を迎えた。朝夕の肌寒さに名残りを感じつつも、日中の陽気が心地良くなった。初夏から小暑、大暑に備えて、健康に留意せねばと思う。

さて、皆様は連休をいかがお過ごしだっただろうか。Gikoohは檀務の合間に、来客、畑仕事に草刈りと小刻みによく動いたが、3日に香川県の栗林公園、そして親戚のお宅と墓参のため、さぬき市津田町へ出掛けてきた。石塔の安藝家はGikoohの母方の先祖になるのだが、この一族はかつて海鮮問屋を営んでいた。その折に、高野山奥の院の「御廟」から「御廟橋」までの参道を敷き詰めてい石畳を寄付し、参道の中ほどにある「みろく石」に隣接しているお地蔵さんに一族の名が連なっている。

この事実を知った時には驚いたが、もともとは父方も母方も、先祖は在家の出身ながら、以来、僧侶関係者が7名も出たのは先祖の因縁が子孫に現れたのだと思う。もっと言えば、今、Gikoohが行っている行為は因果応報の摂理に従い、将来の子孫に影響を及ぼすことを示唆しているから精進せねばと再認識している。自分の人生は自分の力のみで成り立っているのではないのだから、決して狭い考えに陥らず、信仰心を持して生活されることを勧めたい。

栗林公園は初めて訪れたが、想像以上に気に入り、季節を変えて再訪したいと思う。ソフトクリームの「栗ソフト」も美味しかった。
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