勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

総社市民会館で開催された第九のコンサートを鑑賞

2022-12-25 23:13:18 | Weblog

今日は総社市民会館において開催された3年ぶりとなる第9回「第九」のコンサートを鑑賞してきた。

主催は、くらしき作陽大学・作陽短期大学、総社市包括協定第九コンサート実行委員会。共催は、総社市、総社市教育委員会、くらしき作陽大学・作陽短期大学、(公財)総社市文化振興財団、総社市文化協会。

Gikoohファミリーにとって「第九」は初体験だったけれど本当に感動した。今回は高校生の娘が合唱団の一員としてお世話になっていることもあり、観賞の機縁を得ることができた。有難い。

くらしき作陽大学・作陽短期大学の学生さん達の演奏は新鮮で、管弦楽器が会場の空気に馴染んでくるにつれ客席と団員が一体になると言うか、音の鳴り方がどんどん綺麗になっていくのが素人のGikoohにも伝わり、凄く良かった。総社市長さまが冒頭に挨拶されていたように、まさに世界平和を祈る素晴らしい第九になったと思う。

さて、もう1枚の画像は、正月花の「未生松」と「万年青」。Gikoohは生け花は得意でないけれど、今日、心を込めて生け込んだので、ご来寺の皆さまに楽しんで頂けばと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪化粧

2022-12-23 21:44:44 | Weblog

朝夕の勤行とも本堂内の気温は0℃。とても寒さ厳しい1日だった。今日は寒波の到来で全国のあちらこちらで大雪による影響が出ており、大変な思いをされておられる人も多いと思う。どうかご無事に乗り越えられたい。

勝福寺周辺においても、朝のうちは薄らと白銀世界が広がった。一方、県道へ出ると雪よりもアイスバーンの影響だろうか、何台か立往生している車も見かけた。Gikoohは既に冬用タイヤに履き替えているけれど、何事も早め早めの準備を心掛けたいと思う。

24日も25日も寒いらしい。巷では新型コロナもインフルエンザも流行している。身体の芯から温まるものを食べて、元気に年の瀬に臨みたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山門の修繕工事(25)掲示板を設置

2022-12-22 21:40:41 | Weblog

12月22日は「冬至」。一年で昼夜の最も短い日。いよいよ冬に至り、寒気が厳しくなってくる頃だ。Gikooh家は慣習に倣い、滋養豊富な「かぼちゃ」を食べたり、血行促進に良く身体を温めるという「ゆず風呂」に入って寒い季節を元気に過ごせられるように祈った。

さて、午前中は(大人)茶道の納め稽古があった。一年のお稽古を全員で無事に納められたことへの感謝、そして来年も元気に茶の湯の奥ゆかしい世界を深めたいと思う。

それからもう一つ、山門の修繕工事の続きを。山門の修繕工事はほぼ完工に近く、あとは敷居をつけたり、看板を掲げたりあと一歩といったところだ。20日には小さな掲示板を設置いただいた。メインの看板は、参道入り口の通行人の行き交う道路側にあるけれど、こちらも大いに活躍するだろう。親方が部材を組合せて作ってくださった。有難い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

納めの大師

2022-12-21 21:33:05 | Weblog

今日12月21日は納めの大師。不穏な世界の情勢が解決して、地球上に生きるすべての人々が平和に暮らせるように念じた。現実的に厳しいことは承知しているけれど、お大師さまに祈らずにはいられない。今年も様々な出来事があったけれども、1月の初大師から12月の納めの大師まで無事に過ごせたことは本当に有難いと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑誌「住宅建築」(極小空間の醍醐味)最新号に

2022-12-19 23:11:36 | Weblog

8日ぶりの日替わりになった。寒波の到来とともに、広い範囲で厳しい寒さになっている。お住まいの地域によっては交通への影響や、積雪に伴う雪下ろしなどで大変だと思うけれど、どうか十分にご注意を。

さて、今夜は勝福寺の茶室「正庵」の話題を。大山崎に現存する国宝の茶室「待庵」を手本にさせていただいて、「正庵」は2019年7月に完成した。設計・施工は大角雄三設計室。以来、千利休さまの利休忌を柱に、県内外からご来寺のお客さまに御茶を呈する場(新型コロナの状況を鑑みながら)として、或いは子ども茶道教室のお稽古の場など活用の機会もしばしば。

この茶室のことは本ブログで何度か紹介させていただいているけれど、このたび、全国的に著名な建築雑誌「住宅建築」(2023年2月号)に取り上げていただいた。

今日はその刷り上がった最新号を、大角雄三設計室の室長さまが直々にお持ちくださった。室長さまは住宅建築業界なカリスマで、対面での談話は少し緊張したけれどとても貴重なひと時になった。数か月前、雑誌のことをお聞きした時には、本誌の片隅に小さく紹介いただけるのかなと想像していたので、6頁にも及ぶ特集に驚いて感激した。そして、文章や写真も秀一で有り難かった。

時間のある時に、その文章も紹介できればと思う。皆さまも宜しければ是非、書店でお買い求めを。

最後に、正庵の建築に至っては構想の段階からご支援いただいた今は亡き恩人がいる。雑誌に掲載されたことを草葉の陰からきっと喜んでいただいていると思う。感謝。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山門の修繕工事(24)門扉

2022-12-13 22:31:13 | Weblog

10月24日以来、久々にの山門の修繕工事の続きを。

今日は待ちわびていた山門の建具、門扉が付いた。山門の門扉は既存の物を使うことにしていたので、工事の期間中は工務店に保管していただいていた。古い部材と新たな部材の混合建築だけど、なかなか味わい深くて良いのでは。

あとは制作中の看板が掲げられることと、細かい部分の微調整はあるけれども、完工に向かって大詰めを迎えている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1%のチャンスでも

2022-12-11 21:51:24 | Weblog

午前中は法事があった。ここ数日間の朝晩は時節柄寒いけれど、日中は穏やかな日光が降り注ぎ、何をするにも活動しやすくて有難い。

さて、午後からは寺として、或いはGikoohにとっても大事なお客さまがご来寺になられた。先週の土曜日以降、各分野で活躍されるプロフェッショナルな方々と出逢いの好縁をいただているけれど、本日のお客さまは大手企業のプロフェッショナルなお人で本当に貴重なひと時を過ごさせていただいた。

人生も同じだけど、何かを始めようとすれば、それを成功するのには大小のハードルを飛び越えていかなければならい。ただ100%難しい場合は諦めることも致し方ないけれども、もし1%でもチャンスへの道があるのならば、ハードルを一つずつ飛び越えて夢を叶えたいとGikoohは思う。

本日ご来寺いただいたお客さまとの出逢い、そしてGikoohの想いが進展した場合は、多くの方々に喜んでいただける一助になると思う。でも今は、この程度の内容に留めておきたい。素晴らしい出逢いに感謝。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穏やかな気候

2022-12-09 22:55:00 | Weblog

午前中は寺での上げ法事。施主さま御夫妻の温かな人柄、穏やかな天候、清らかな気持ちでお勤めをさせて頂くことができた。

さて、今夜は先日ご来寺の彩色師・篁千礼さんのSNSをご紹介させて頂きたい。本当に素晴らしい貴重な彩色を施して頂いた。

有難い。https://www.facebook.com/gokusaishiki1000/

写真は、本日の勝福寺境内のもみじ。もう少しで見頃を終えそうだけど、ご来寺の方々を楽しませてくれている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月8日は成道会

2022-12-08 22:30:25 | Weblog

12月8日はお釈迦さま(釈迦牟尼世尊)が仏陀となられたご聖日。仏陀と成られたのは時に御年35才、12月8日の早朝だったと伝えられている。この日、宗派を問わずお釈迦さまが仏陀に成なられたことを記念する「成道会」という法会が営まれた寺院も多いことだろう。

仏陀とはBuddhaの音訳で「目覚めたる人」「さとった人」という意味である。仏陀となられたお釈迦さまは真実の智慧と豊かな慈悲の心で、この後80歳でご入滅されるまでの45年間、広く世間の人々に教えを説かれる活動を続けられた。

勝福寺でも早朝に、畏敬の念を表すべく成道会を勤修し、平和への願いをお釈迦さまに込めた。いつ襲来するとも分からない天変地異もそうだが、世の情勢が不安定な昨今、武器ではなく智慧で問題を解決できるリーダーが現れて、人類を平和に導いて欲しい。

さて、今日は勝福寺にて青年僧侶による勉強会 / 法要があった。ほぼ同じ顔ぶれで毎月行っているけれど、皆で拝むことが一つの楽しみにもなっている。

明日9日から日曜までは檀務続きなので、頑張らねば。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏日の極上水を汲みに

2022-12-07 22:31:15 | Weblog

今日は、県北・新見市の自然公園「大佐山」山麓に位置する夏日地区に行き、「夏日の極上水」(平成の名水100選)の水を汲んできた。勝福寺からは約85km距離で、1年ぶりの再訪になった。ちなみに2013年の秋以来、1年間に1~2回ほど通わせて頂いている。

日替わりブログでは以前にも書いたことがあるけれど、この湧き水は平成9年に地滑りが発生した際に偶然発見されたらしく、カルシウムやミネラルが豊富で甘くて美味しい。

今回も無事に水を汲みに行くことができて有難かった。そしてもう一つの特徴は、いつ訪れても清潔さが保たれていること。管理されている方々に心から感謝申し上げたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする