勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

今春の初牡丹

2017-04-24 22:02:05 | Weblog
11日ぶりの日替わりになった。数か月を費やして準備を進めてきた第8回寳燈展も先日22日に無事閉幕した。寳燈展は日本伝統文化の継承と発展を願い、平成22年から毎年開催している。第1回目を開催したGikoohは36歳、体力も気力も衰えを知らなかった。しかし43歳を迎えたGikoohは、8年前よりも見聞も人脈も広がったものの、準備や片付けの俊敏さが遅くなり加齢を感じている。

時代が不況とて生活そのものに翻弄されていると、文化に関心が乏しくなり気味だが、文化を粗末にした民族に将来はなく、だからこそ微力ではあっても、その道に携わっている者はどんな職種の人であれ、微力を尽くさねばと考えている。

今回は備前焼を紹介させて頂き、多くの人にお楽しみ頂いた。展示品を作陶された物故作家の皆様、ご来山の皆様、お世話頂いた関係各位には深く感謝申し上げたい。また、時間のある時にReportを書きたいと思っている。

写真は、勝福寺の牡丹。今日の夕方、今春の一輪目が咲いた。何とも言えない高貴な香りだ。
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今春の初筍掘り

2017-04-13 22:21:09 | Weblog
如常の1日。寳燈展に向けて、本番前に模擬の会場を設営しようと下準備を開始。他には、竹の結界を作り替えるために寺山へ入った。数週間ぶりの山は春の訪れをそこここに感じることが出来、椎茸が鈴なりに、そして筍も出始めた。

明日は有志の僧侶が集っての研修や、仏教会の仕事など、多用になりそうだ。

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出逢い

2017-04-12 23:06:53 | Weblog
如常の1日。4月22日の寳燈展に向けて、少しずつ準備を進めているが、今日は駐車場に除草剤を散布した。勝福寺には砂利の駐車場が2か所あり、それぞれ車15台分程の広さだが、除草効果が出るのは約1週間から10日先なので何とか間に合いそうだ。明日は、大まかな会場設営を始めようと思う。

さて、先日、Gikoohは奈良・斑鳩の法隆寺を訪ね、その帰路に以前(平成11年頃)より気になっていた老舗の仏具店を訪ねてきた。突然だったにも関わらず、快く迎えて下さった。京仏具には幼少から慣れ親しんできたGikoohも、奈良の南都仏教の流れを汲んだ仏具にも関心があったので、とても良い刺激を得ることが出来た。その2日後には社長様が勝福寺にご来山になられるという有難いご縁に発展したのだが、実はGikoohが20年以上求めてきた、とある一本の法具とようやく縁を結ぶことが出来た。夏頃には完成予定だ。
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日記

2017-04-11 22:10:49 | Weblog
午前中は来客、午後は茶道の稽古があった。

さて、今日は勝福寺WEBの「Gikoohの見聞記」で勝福寺の花まつりと、奈良・法隆寺の仏生会をupしているので是非ご覧を。
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4月8日はお釈迦さまのご生誕日

2017-04-08 22:30:33 | Weblog
先月の23日以降、久々の日替わりになった。ここのところ連日多用になっている。1つ1つの行事がとても大切なので、丁寧な務めを心得としている。

さて、4月8日はお釈迦さまのご生誕日。この日に行われる法会(ほうえ)を「灌仏会」「仏生会」「誕生会」「龍華会」とも称し、全国寺院の津々浦々で俗にいう「花まつり」が行われる。その由来はお釈迦さまご生誕の際に天龍が現れて甘露を灌いだという故事に因んで始まったものだ。

今春、勝福寺の花まつりは、1日早く、昨日7日に総社市仏教会主催で執り行われ、総社市内の寺院様方がご来山、また参詣者の方達も多数お参りなされ、厳かな法会となった。

そして、本日8日のGikoohは奈良の法隆寺まで足を延ばし、「仏生会」に参加させて頂いてきた。時間があれば、両寺院の花まつりを見聞記で紹介したいと思う。
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